2015-06-25

なぜ食物繊維は必要なのか?~食物繊維は6番目の栄養素~

「食物繊維が豊富な野菜をしっかり食べなさい」と以前からよく言われてきましたが、最近の研究で食物繊維由来の何が身体に良いのか?どのような現象が消化器内で起きているのか?が次第に分かってきました。

例えば、アレルギー根本治療の“鍵”として注目を集める「制御性T細胞」(参照:リンク)。この制御性T細胞の分化誘導に必要なのが「酪酸」です。そして「酪酸」は 豊富な食物繊維をエサに腸内細菌が作り出します。

つまり、“食物繊維”の多い食事を摂ることで“腸内細菌”(クロストリジウム目)の活動が高まり、その結果多量の“酪酸”が作られ、この酪酸が炎症抑制作用のある“制御性T細胞”を増やし、大腸炎が抑制されるのです。
(参照:腸内細菌が作る酪酸が制御性T細胞への分化誘導のカギリンク

セルロース

セウロースの顕微鏡写真

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List    投稿者 seibutusi | 2015-06-25 | Posted in ⑧科学ニュースよりNo Comments » 
2015-06-18

“超有機体”としての、ヒトと腸内細菌叢の関係

私たちの腸管は「チクワの穴」。つまり、始まり(口)と終わり(虹門)で外界と通じている消化管で、その全表面積はテニスコート1面分に相当し、体表の100倍以上の広さを持つといわれます。

消化器官内は皮膚と同じく外側。なので、内壁を構成している腸管粘膜は常に、飲食物などを介して細菌・ウイルス・寄生虫・化学物質といった種々の異物に曝され続けています。これらの外来者から身を守りつつ、栄養物質という外来の異物を効率よく摂取する必要性から、腸管は身体の中でも特別な免疫機構を築き上げています。それゆえ、腸管は、食物を消化・吸収する器官であると同時に“巨大な免疫器官”だともいわれれます。

その腸管免疫の構築に大きな影響を与えているのが、腸管の中に棲みついている“腸内細菌”という存在です。腸内環境は嫌気性で、腸内細菌の99%以上が嫌気性生物です。彼らは身体の外へ出すと酸素に触れてしまい死んでしまうので正確な数は分かりませんが、その数およそ100兆~200兆個もいると推定されています。この多種多様な腸内細菌たちは、“腸内フローラ”ともいわれる安定な細菌叢を形成して腸管に生息しています。

腸内フローラ

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では、彼らは私たちの身体に「寄生」しているのでしょうか?

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List    投稿者 seibutusi | 2015-06-18 | Posted in ①進化・適応の原理, ⑩微生物の世界No Comments » 
2015-06-14

生命誕生時の痕跡 海底下生命圏に生息するハイパースライム

ハイパースライム:超高熱性地殻内独立栄養微生物生態系の英語の頭文字をとった略称(HyperSLiME:Hyperthermophilic Subsurface Lithoautotrophic Microbial Ecosystem)300度近い高熱で生息し、光合成生物などの栄養を摂取しなくても自力で栄養を作れる微生物の生態系。】

今まで生物は生存できないと思われていた数千メートルの海洋底から1Kmくらいのところを掘削して土砂を採集したところ、1立方cmあたり1万を超える細菌が発見された。

これは、従来海底の熱水噴出口生態系といわれる、地中から噴出す熱水とそれに含まれる硫黄などの成分を、『海にいた生物』が利用した生態系と異なり、海洋底から1kmも入った地中から、高熱菌が噴出口経由で海底に噴出しているというものだ。

そのため、海底火山が噴火すると、その周りに多数の高熱菌がばら撒かれる。また、メタンハイドレードやメタンそのものの生成もこれらの菌が担っている。

「ハイパースライム」説を支える微生物たち(1)

360℃以上の高温でも存在する超好熱メタン菌「メタノカルドコッカス」

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List    投稿者 seibutusi | 2015-06-14 | Posted in ①進化・適応の原理, ⑧科学ニュースよりNo Comments » 
2015-06-11

生命は、単なる化学反応だけでは生じず、秩序化エネルギーの受信から生まれる?

生物の誕生として確実なのは約35億年前で、原核単細胞生物微化石の証拠がある。それ以前の約40億年前頃に生物は誕生したと推定されているが、大きく捉 えるとほとんど推測の域を出ていない。その推定方法は、当時の地球生成期の大気、大陸、海の形成、大気や地中の温度、宇宙からの放射線の状態をもとに行っ ている。

その段階に、生命がいかに誕生したかの謎がある。しかし、現在の研究は、近代科学に基づいた因果関係のみの自然現象にその根拠を置いている。そのため、エ ントロピーの法則に代表される、エントロピーが増大する拡散のベクトルの中で、同じ原理を用いて生命のようなエントロピーの増大を防止し、秩序化や統合に 向かう反応を説明するという論理矛盾に陥っている。

宇宙とDNA画像はコチラからお借りました

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List    投稿者 seibutusi | 2015-06-11 | Posted in ①進化・適応の原理, ⑧科学ニュースよりNo Comments » 
2015-06-06

生物の痕跡と生命の痕跡

生命の誕生はいつか?については、発見された太古の生物の痕跡の含まれる地層の年代によって、推定されている。それは当然、生物としての物質の痕跡をもとにしている。よってこれは、生命という言葉がさすものとは多少ことなる。

たとえば、生物は物質が秩序化能力を持ったものであり、生命とは、その秩序化を促すエネルギー(生命エネルギー)という捉え方が出来る。よって、地球上での生物の誕生と、それ以前の生命の始動とは分けて考える必要があるのではないかと思う。

生命誕生

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List    投稿者 seibutusi | 2015-06-06 | Posted in ①進化・適応の原理, ⑧科学ニュースよりNo Comments » 
2015-05-30

「瞑想」の意外な効果~脳の大きさが変化する

最新の脳科学で「瞑想の効用やそのメカニズム」が次第に明らかになり、瞑想を重ねることによって脳の特定の部分の構造や大きさが変化することが分かってきたようだ。

静寂 モノクロ 画像はコチラからお借りしました。

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List    投稿者 seibutusi | 2015-05-30 | Posted in ④脳と適応, ⑧科学ニュースよりNo Comments » 
2015-05-22

動的平衡が作り出す波動の変化により、獲得形質は次世代に伝えられる?

渦巻き/貝

画像はこちらからお借りしました。

常に変化し続ける外圧に対して、生物は新たな適応システムを獲得し適応してきた。そのような新しい適応システムが、DNAに組み込まれるまでに、何百年もかかり、それをまっていては絶滅してしまう。しかし、生物は様々な外圧変化の中で進化してきたのだから、当然DNA以外にも、外圧変化や、その外圧に対して徐々に適応してきた過程を子孫に伝えていたはずである。そのようなDNAの配列変化によらない変化や次世代に伝える仕組みとはどんなものなのだろうか?

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List    投稿者 seibutusi | 2015-05-22 | Posted in ①進化・適応の原理No Comments » 
2015-05-07

動的平衡の中に組み込まれた、波動伝達が生命の証

生命の適応力には驚愕する。どんな仕組みで適応してるのだろうか?

その適応力を模倣して、金儲けをする研究が分子生物学を利用した医療分野だが、まったくといっていいほど成果が出ていない。それは、近代医療に関わる治療を何も行わなわず、生命の適応力にゆだね、自然治癒力を高める生活だけのほうが、よほど効果があることからも明らかだ。

この理由のひとつは、金儲けになる研究のみに研究費を集中的に投下する金貸しに支配されたマスコミや学者の世論ミスリードもある。しかし、もっと深いところでは、生命の適応力に対する同化の決定的不足から、近代科学の機械論的思考法のみで、対象をわかったつもりになるという思考法の問題もある。

そこで今回は、この思考法から脱却するための、生命の本質となる、より根源的な適応システムについて考えてみたい。

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List    投稿者 sinsin | 2015-05-07 | Posted in ①進化・適応の原理No Comments » 
2015-03-31

空腹感は「食べろ」ではなく「活動しろ」という合図

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「過食」は生活習慣病を始め、様々な心身の問題を引き起こす要因となります。
様々なダイエット方法を試すのも有りですが、野生動物の生態に重要なヒントが示されています。
野生動物は、空腹状態が続くこともありますが、やっと食糧にありついても、基本的に食べ過ぎることがありません。
血糖値の低下が空腹感をもたらしますが、活動のために体内脂肪から糖を作り出します。それにより、血糖値がある程度のレベルに戻って空腹感も緩和されるので、食べ過ぎないのです。

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List    投稿者 seibutusi | 2015-03-31 | Posted in ①進化・適応の原理No Comments » 
2015-02-15

がん(原)遺伝子・がん抑制遺伝子の“正常作動”=細胞のがん化

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がんは遺伝子を要因とする病気であり、「がん(原)遺伝子」の変異→無限増殖と「がん抑制遺伝子」の変異→機能喪失によって発症すると言われています。
しかし、がん細胞は体内に蓄積された毒物の排出・浄化機構であること、免疫システムの司令塔が免疫細胞によるがん細胞への攻撃を防いでいることなどを踏まえると、「細胞のがん化」は必要に迫られて起きているとも考えられます。

つまり、体内が危機的な汚染状況におかれた場合に、がん抑制遺伝子が機能停止し、がん(原)遺伝子が始動して、細胞のがん化による浄化措置を行っているということです。

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List    投稿者 seibutusi | 2015-02-15 | Posted in ⑥病気の起源、正体2 Comments »