2021-06-25

ハーバード大教授が警告「地球外生命体と平和条約を結ばなければ人類滅亡」

人類滅亡の危機温暖化や核など、人類には自滅の恐れがあるさまざまな問題に直面している。NASAジェット推進研究所とカリフォルニア工科大学の研究グループによると、どうもそれは人類だけの宿業ではなく知的生命体の宿業であるようだ。 これについて『arXiv』(12月14日投稿)に投稿された論文では、こう述べられている。 「知的生命が自滅する可能性が高いのだとすれば、その存在の証拠がほぼない、あるいは皆無だったとしても驚くには当たらない。」

=========================================================================

ハーバード大教授が警告「地球外生命体と平和条約を結ばなければ人類滅亡」リンク

より転載します。

 

長らくその存在の是非が議論され続けてきた地球外生命体ですが、先日、世界的権威である米大学教授が発表した「緊急声明」をご存知でしょうか。今回のメルマガ『浜田かずゆきの『ぶっちゃけ話はここだけで』』では国際政治経済学者の浜田和幸さんがその内容を紹介するとともに、アメリカの国防関係者が明かしたエイリアンに関する情報をリーク。さらに「宇宙に人類以外の知的生命体が存在しないとするのは傲慢すぎる」と記しています。

目撃や拉致情報が急増するUFOに関する分析:米中間の対立の火種にも

ぶっちゃけ、三島由紀夫が生きていれば、「俺の出番だ」と小躍りしたに違いない。

彼の小説『美しい星』は独特の感性で宇宙から飛来したエイリアン一家を描いていた。

多くの読者がその舞台となった能登半島を訪ね、UFOとの遭遇を期待したものだ。

残念ながら、「日本空飛ぶ円盤研究会」にも入会した三島本人も含め、日本人とエイリアンとの出会いは表向き実現しなかったようだ。

とはいえ、世界各地ではUFOの目撃情報や、エイリアンに拉致されたが無事帰還できたというアブダクション体験の報告事例が後を絶たない。

折しも、去る5月末、ハーバード大学で天体物理学を専門とするエイブラハム・ローブ教授は「地球外生命体との平和条約を結ばなければ、人類は6,600万年前に絶滅した恐竜と同じ運命をたどる」と緊急声明を発表。

同博士はハーバード大学の天文学部長を長年務める、この分野における世界的権威であるため、世界に衝撃が走った。

最近、『地球外生命体:宇宙には知的生命体が存在する』を出版したばかりのローブ教授のもとにはメディアが殺到している。

実は、NASAでも科学的見地からのUFO研究に本腰を入れて取り組み始めたという。

そうした影響もあってか、アメリカでも中国でもUFOに関する政府の機密情報が部分的ながら、公開されるようになってきた。

6月25日にはアメリカ議会でも国防総省や諜報機関がUFOに関する最新情報を報告する予定である。

アメリカ軍は「unidentified aerial phenomena(UAP:未確認飛行現象)」、中国の人民解放軍は「unidentified air conditions(?)UAC:未確認大気状態)」と、共に「未確認」という表現を使っているが、「人類の技術では理解できない部分がある」と危機感を強めている。

国防関係者によれば、「UAPはエイリアンの可能性が高い」との分析結果が出たらしい。

もちろん、それ以外の未確認飛行物体の動きは「相手国のスパイ行為」と断定しているようだ。

アメリカ議会での報告会でどこまで真相が明らかにされるのか、各国の専門家は熱い視線を注いでいる。

そうは言うものの、ローブ教授は「アンドロメダ銀河には間違いなく高度な文明が存在する」と断言し、「早く手を打たないと、彼らが開発したエネルギー兵器による攻撃を受ける恐れがある」との警告を発しているわけで、そちらの動きも気になる。

ローブ教授によれば、2017年に太陽系外から飛来した謎の飛行物体「オウムアムア」も地球外生命体の宇宙船の可能性があるとのこと。

_______________________

  投稿者 seibutusi | 2021-06-25 | Posted in ⑧科学ニュースよりNo Comments » 

宇宙人との会話に必要な言語とは? ~挨拶は自然言語から始まる?~

宇宙人(未知の知的生命体)と会話するとしたら、そのときに必要な言語とは何か?
 特別に作られた人工言語(宇宙語)が必要なのか?
そもそも「言語」でお互いの意思の疎通がはかれるのだろうか?

「エイリアンへの挨拶に最適なのは特製の『宇宙語』ではなく、わたしたちが普段使う自然言語なのかもしれない」という仮説を提起している記事を以下に紹介します。

この記事では、 「地球外生命体も地球人と似たような外圧に適応して進化しており、地球人と似たような言語を操る脳を持っている可能性が高い」 という説が挙げらています。

宇宙人(地球外生命体)も、地球人と似たような外圧に適応して進化しているとしたら、脳構造も右脳・左脳に分かれた構造をしており本能・共認・観念の機能を有しているのだろうか? だから挨拶は自然言語(話し言葉)なのか? さらなる追求ポイントです。

 

WIRED より以下引用。

エイリアンと会話するために、特別な「宇宙語」は本当に必要なのか?

これまで人類は、まだ見ぬ宇宙の隣人とのコミュニケーションに備えて、いくつかの人工言語をつくりだしてきた。しかし、神経言語学や宇宙生物学の研究を鑑みると、エイリアンへの挨拶に最適なのは特製の「宇宙語」ではなく、わたしたちが普段使う自然言語なのかもしれない。

Science_alienlanguages-163568502

ノルウェーのトロムソにあるレーダー施設のアンテナが2018年5月、系外惑星「GJ237b」に向けられた。この惑星は地球から12光年先にあり、居住可能と目されている。

このレーダー施設からは、3日間にわたって“メッセージ”が送られた。この惑星にいるかもしれない何か、あるいは「誰か」が受け取ることを期待して送られたのは、いくつかの短い歌とコンテンツ解読のための手引きである。

~中略~

自然言語の共通特性はニューロンにエンコードされている?

しばしば言語は、ヒトの脳というハードウェア上で動作するソフトウェアにたとえられる。しかし、最新の神経言語学研究によれば、言語や普遍文法は、むしろハードウェア自体が表出されたものだ。

複数の脳イメージング研究から、ヒト言語の深層構造は、わたしたちの神経活動を表すことがわかっている。実験参加者に対して、人工言語か本物の言語用の偽のルールを学習させると、脳は本物の言語を使うときと違う反応を示すのだ(これは参加者がその言語になじみがあるかどうかには関係ない)。

こうした知見から、自然言語の共通特性は、ニューロンの接続の仕方にエンコードされている可能性が示唆されている。ヒトの言語能力は、脳の構造と分かちがたく結びついているかもしれない。そして、もし地球外生命体の言語がわたしたちの言語と似ているとしたら、そこには機能的に同等な神経生物学的基盤があるのかもしれない。

「エイリアンがヒトと同じように思考して言語を操る」ならともかく、「エイリアンはヒトに似た脳をもつ」とまで主張するのは、信じがたく思われるかもしれない。だがこうした主張も、突飛なものではない可能性があるのだ。

地球に似た星に住む生物は、言語をもつ可能性が高い

そもそも生物は物理法則に縛られており、それが進化の道筋を制約する。宇宙生物学者のチャールズ・コケルは、近著『The Equations of Life(生命の等式)』でこうした主張を展開した。同書のなかで彼は、地球上の生物が細胞で構成され、同じ4種類のヌクレオチドを起源とする事実から、眼や翼といった構造に至るまで、種を問わず驚異的な類似性をもつと指摘する。

進化が決定論的だというわけではない(小惑星衝突や遺伝子の変異といったランダムなできごとも確かに起こりはするだろう)。しかし、「進化の最終産物」の多様性には限りがある、というのが彼の主張だ。別の言い方をすれば、「意識や知性をもつ氷の塊」が棲む惑星は見つかりそうにない、ということである。

地球外生命体がいる惑星の環境は、地球とはまったく違っている可能性が高く、そこにいる生物種はその環境に適応しているだろう。それでも、系外惑星における生物の進化も、同じ物理法則に縛られているはずだ。

つまり地球外生命体も、時間・エネルギー・資源という本質的制約に直面している。だから地球外生命体も進化を通じて、共通の問題に対して似たような解にたどり着いているかもしれない。階層的で再帰的な言語を操る脳は、その一例だ。

だとしたら、エイリアンに大量の情報を伝える最良の方法は、苦労してゼロから人工言語をつくることではなく、例えば百科事典のような、膨大な自然言語の資料文書を送りつけることなのかもしれない。

星間対話は「ハロー」から?

地球のわたしたちは、こうした方法で自然言語アルゴリズムに学習させ、大量の文書の統計分析によって、ヒトの言語の規則性を導出させている。もし地球外知的生命体が独自のAIを開発していたら、それを使って自然言語メッセージの構造を解読できる可能性はある。

もちろん、地球上の自然言語処理アルゴリズムは、分析した文書の意味を本当に理解しているわけではなく、盲目的に記号を操作しているだけだ。そしてエイリアンは、ヒト言語の記号を自身の意味体系と結びつけるために、ある種の地球外言語を必要とする可能性はある。

それでも星間対話を始めるいちばんの方法は、ただ「ハロー」と声をかけることなのかもしれない。地球上でそうであるように。

(引用終わり)

  投稿者 seibutusi | 2021-06-20 | Posted in ⑧科学ニュースよりNo Comments » 

宇宙人はよく陰謀論に登場する(副題:笹原シュンの「白いウサギ」と週間文集オンライン)

宇宙人はよく陰謀論に登場する

 事象の原因が解らない時、欧米では宇宙人が登場し、古代人(縄文人)では、全ての物に宿る精霊(神)が登場し、この世界(自然界)は物質も生物も全て目に見えない精霊(気・エネルギー・情報)で繋がっており一体のものである。と考えて居る。

笹原シュンの 白ウサギカテゴリーの記事一覧 – 笹原シュン☆これ今、旬!! (shunsasahara.com)

『白ウサギを追え!』でも宇宙人が登場します。

>日本における救出作戦話をわが日本国に移しましょう。実は我が国は、ディープステートの数、アドレノクロム生産量、行方不明の子供の数、ともに世界第3位の、ディープステート大国です。当然トランプ大統領&Qアノンの掃討対象になっています。しかし我が…

上記に関して

週刊文春オンラインで以下の記事が有りましたので転載します

 

「御社の地下秘密工場についてですが…」富士フイルムに“陰謀論”の真偽を直撃した | 文春オンライン (bunshun.jp)

_____________________________________

「御社の地下秘密工場についてですが…」富士フイルムに“陰謀論”の真偽を直撃した

“富士フイルム陰謀論”を検証する #1

陰謀論が世間を騒がせるようになって久しい。

アメリカでは国を揺るがす大問題になったことは記憶に新しいが、日本でも福井県の自民党ナンバー2である斉藤新緑県議が議会報告の中で、ワクチンを「殺人兵器」とし、コロナ騒動は世界を闇から操る勢力であるディープステイト(DS)が計画したものだと主張していたことが、「週刊文春」3月25日号で報じられ話題になった。(全2回の1回目)

「議会報告」のなかにQアノン陰謀論

(前略)

また、毎年、世界では百万人、日本では3万人もの子供が誘拐され、行方不明になっています。 悪魔崇拝者(カバール)の「儀式」に子どもたちが「生贄」として供され、性的・肉体的に虐待されています。「アドレナクロム」とは、まさに、その生き血を吸う「若返り」商品で、飲用しなければ一気に老化するので麻薬のように常習しなければならなくなります。 それが、教皇や女王や政治家やセレブやハリウッドスターなど、多くが愛用していたというから驚きです。 東京ディズニーランドの地下からも、昨年5月5日、二千名余りの子供が救出されています。 セントラルパークの地下からは1万人が救出されたようです。(中略) でも、トランプチームが、カバール掃討作戦で、悪人退治をしてくれており、既に、世界中で300万人ともいわれる大量逮捕、処刑が実施されているようです。

「福井県議会議員さいとう新緑 議会報告」より

斉藤県議の「議会報告」はネット上で流通するQアノン言説のまとめ的な内容だが、上記の記述は本稿の主題である最近のネットの陰謀論界隈で話題になった「事件」と密接に関連しているため、まずはこの言説について解説したい。

子供の脳から採取される若返り薬?

ここで出てくるアドレナクロム(注:「アドレノクロム」表記が一般的なため、以降はこちらを用いる)は実在する薬品だが、Qアノン信奉者の間では「若返り薬」とされており、その原料は誘拐された子供を虐待することで脳から分泌される成分を抽出したものであると主張されている。

しかし、アドレノクロムに若返り効果があるとする確かな論文等を筆者は確認することができなかった。美容業界ではどうかと確認すると、高須クリニック名古屋院院長で美容外科医の高須幹弥氏(高須クリニック創業者・高須克弥氏の子息)が、自身のYouTubeチャンネルでアドレノクロムの若返り効果についてよくSNSで質問されると明らかにした上で、ネットで言われる効果は「全部デタラメです」と断言していた。

「高須幹弥高須クリニック」チャンネルより

また、東京ディズニーランドの地下から子供を救出したという話も登場する。Qアノン世界観での悪役であるDSは児童性愛者・悪魔崇拝者の集団とされており、DSの悪行として子供へのさまざまな虐待が主張されている。そうしたDSに対し、光りの勢力であるトランプ大統領(すでに前大統領であるが、Qアノン信奉者の間ではバイデンは逮捕されており、実権は未だにトランプが握っているとされる)率いる米軍が、世界各地で逮捕作戦を実施しているというのだ。

昨年末に世界的に拡散された虚報に「ドイツにある選挙関連企業のサーバーを米軍特殊部隊が押収し、その際にCIAとの銃撃戦が生じて死者が出た」というものがあるが、ディズニーランドの話はその日本版と言っていい。なお、この他にも横浜にある「こどもの国」から囚われていた子供が救出されたという主張も存在する。Qアノン的世界観では、世界の至るところにDSの秘密施設があり、そこには誘拐された子供たちが囚われているのだ。

自衛隊演習場内の地下工場を米軍が攻撃?

さて、誘拐された子供たちの利用法の一つとされるアドレノクロムだが、斉藤県議がこの議会報告を発行する少し前の2月上旬頃、ネットの陰謀論者達の間で“新説”が話題になっていた。

自衛隊の北富士演習場の地下に存在する富士フイルムの秘密アドレノクロム工場を米軍のUFOが攻撃し、そこに囚われていた子供たちを救出、多数のDSを逮捕したという主張だ。あまりに荒唐無稽な話だが、次のような主張がTwitterやFacebook、ブログなどで拡散が行われていた。

北富士演習場陰謀論を伝えるFacebookの投稿

何故、富士フイルムなのか? 何故、北富士演習場なのか? 何故、UFOなのか? 理解が追いついていない方も多いと思われるので、最初に答えを明示する。要は、断片的にあった事実を、飛躍した論理で結びつけたものなのだ。

6

第一に、富士フイルムはアドレノクロムを日本で販売している企業の一つであること。

第二に、米海兵隊の公式Twitterアカウントが「Fuji Film」とツイートしたこと。

第三に、北富士演習場で2月上旬に火事(野火)が発生したこと。

上記3つの事実を飛躍した論理で結びつけた結果、「北富士演習場地下にある富士フイルムのアドレノクロム工場を米軍が攻撃した」という主張になっている。富士フイルムの関連会社である富士フイルム和光純薬は、取り扱っている薬品のデータや希望納入価格をネット上で公開しているので、それで目をつけられたと考えられる。

日本ローカルで出回っている信憑性のない主張

世界中で拡散される「トランプ率いる米軍大活躍」話と比べても大規模な作戦のはずだが、どういう訳か日本語でしかこの話題を見ない。そこで、政治的思想の左右を問わず過激なYouTubeチャンネルの発言を収集しているRadiTubeで関連する単語で検索してみたが、アドレノクロムに関する動画は多数あっても、富士フイルムと結びつけるものでは見つからなかった。日本語でYouTubeを検索するとたくさん出るのだが、横文字になった途端これである。どうも、日本ローカルで出回っている話らしい。

逆に、在任中のトランプ大統領が富士フイルムのグループ会社FUJIFILM Diosynth Biotechnologies Texasと契約を結び、新型コロナワクチン製造能力を強化したことを発表し、同社のCEOに謝意を表明する演説動画が出てきた。トランプ前大統領がDSと戦っているなら、なぜDS企業のはずの富士フイルムにワクチン製造で謝意を示すのだろうか。

また、ここで「米軍のUFO」として登場するのが、TR-3Bと呼ばれる謎の機体である。Qアノンが登場する以前から、陰謀論界隈で存在が主張されていた地球製のUFOとされる航空機であるが(そもそも正体がわかっているならUFO(未確認飛行物体)ではないのだが……)、記述によって反重力推進だったりプラズマ推進だったりと設定が安定せず、実機を撮影したとする動画や写真も明らかなコラージュだったり、形が違っていて怪しい。そもそも、米軍の機体なのに、練習(Trainer)を表すT、偵察(Reconnaissance)を表すRが付いているなど定められた命名規則に則ってないし、B型があるならA型はどこいったとかさまざまな疑問が湧くが、これらを深く考えても意味はないだろう。

ここまで挙げてきた情報だけでも、「北富士演習場地下にある富士フイルムのアドレノクロム工場を米軍が攻撃した」という主張の信憑性はないとみるべきだろう。だが、ここで名前を挙げられた当事者はどう考えているのだろうか。そこで、DSの悪徳企業とされた富士フイルム、そして、北富士演習場を管理する陸上自衛隊にネットで出回っている言説について取材を試みた。

まず、最初に富士フイルムに取材を申し入れた。電話で広報担当者に趣旨を説明したが、「自衛隊の北富士演習場にある御社の地下秘密工場」、「誘拐した子供たちからアドレノクロムを抽出」、「米軍のUFOが御社工場を攻撃して囚われていた子供達を救出」といった話をする間、相手の困惑が電話を介しても伝わってくるのが分かり、色々と辛かったのを覚えている。

しかし、なんとか趣旨を理解してもらい、グループ会社でアドレノクロムの販売を行っている富士フイルム和光純薬より、書面と電話にて回答を得られた。以下はその質問と回答である。

――御社でのアドレノクロムの販売の有無、実際の製法、用途について。

「当社は、アドレノクロム(本製品)を製造していません。海外メーカーにて製造された本製品を試薬として輸入・販売しています。なお、本製品は、生体由来ではなく、化学合成によって製造されています」

「試薬とは、企業や大学などでの研究開発に用いられる薬品を指します。従って、本製品はお客様の研究内容に応じて使用されています」

「当社は、試薬では幅広いラインアップを有していますが、本製品は販売量が僅少であるため、販売終了を検討しています」

ネット上の言説を完全に否定する回答となっている。また、サイトに掲載されたアドレノクロムの希望納入価格をして「富士フイルムは儲けている」という声も存在していたが、一般論として少量多品種で研究向けの試薬は高価である。そして、そもそもアドレノクロムは販売量が僅少であるため、販売終了を検討しているのだという。4月1日現在、サイト上でも1グラムといった大容量品の販売終了の告知が確認できる。

――アドレノクロムに若返り効果があるとの主張があるが、御社の見解は。

「当社は試薬の一つとして本製品を提供しているのみであり、当社の知り得る限りでは、若返り効果に言及した科学的な文献等はありません。また、当社としてもその効果を確認したことはありません」

――北富士演習場地下に地下工場を保有しているか。

「当社に、地下工場はありません。北富士演習場のある山梨県にも工場はありません。また、アドレノクロムの製造を行っていないため、アドレノクロムの工場もありません」

そもそも、地下工場どころか山梨県に自社工場は存在しないという。前記の通り、取り扱いのアドレノクロムは海外メーカーの輸入品のため、工場も存在しない。

――本取材以前に、御社とアドレノクロムについての陰謀論を認識されていましたか。また、この陰謀論について、御社としてどう思われますか。

「当社が取り扱うアドレノクロムに関して、SNSを中心に事実とは異なる記載により、問合せを受けたことはあります。当社としては、海外メーカーにて化学合成により製造された試薬である旨を伝えております」

多くの企業にとっても他人事ではない

富士フイルム和光純薬では、以前からアドレノクロム言説についての問い合わせがあり、ネットでの言説は認知していたという。YouTube上にはアドレノクロムの取り扱い会社にいわゆる「電凸」をかけるユーチューバーも確認でき、ネット上の陰謀論に実在企業が登場した場合、広報部門に負担がかかると思われる。では、陰謀論で企業が損害を受けた場合はどうなるのか。

――陰謀論が御社の業績等に悪影響を及ぼした場合、法的措置は検討されますか。

「今後も、当社は、取り扱うアドレノクロムに関して正しい情報をお伝えしていきます」

ここまでが富士フイルム和光純薬の回答である。一貫して、ネット上の陰謀論言説を否定する内容となっているが、過去にも対応してきたと回答があり、その苦労がしのばれる。

だが、これは多くの企業・団体にとっても他人事ではない。日本の陰謀論界隈においては、富士フイルムの他に元ソニー会長の平井一夫氏、サンリオ創業者の辻信太郎氏、ZOZO創業者の前澤友作氏といった財界人もDSの人間であるとされ、政治家の9割、芸能人の半分がDSという主張が平然となされている。少しでも名が知られればターゲットとなる恐れがあるのだ。

TwitterやFacebookといったSNSでは、Qアノン陰謀論アカウントに対してアカウント削除等の厳しい姿勢で臨んでいることが報じられているが、英語アカウントはそうでも日本語アカウントの大多数は対応が追いついていない。また、国内でブログ等のサービスを提供している事業者に至っては、ほぼ野放しになっているのが実情である。

陰謀論で名前を挙げられた富士フイルムは陰謀論を明確に否定した。しかし、これは富士フイルム側の主張でしかないという反論があるかもしれない。

小さな事実に大きなウソ

陰謀論の厄介なところは、部分的には事実を含んでいるものが多いことだ。しかし、それら小さな事実たちを飛躍した論理で結び付けることで、都合の良い、刺激的なストーリーを紡ぎだしていく。増山氏はこうも書いている。

小児性愛犯罪が存在すること自体は、事実なのだ。その事実の断片の集積が、陰謀論までもが事実なのだと私に思い込ませるようになっていった。

出典:アメリカ大統領選の「陰謀論」にハマってしまった私~やらかした当事者が振り返る~

陰謀論は人間の倫理観・正義感を刺激する

政治的思想の左右を問わず、児童への性的虐待、政治不正といった悪事を肯定する人は少ないだろう。陰謀論やフェイクは「悪者に支配されている」、「悪事が行われている」、「悪事が正された」といった、人間の倫理観・正義感を刺激するものが少なくなく、誰しも引っかかる可能性を秘めている。

本稿で取り上げた陰謀論もこの類型に過ぎず、新しい陰謀論は最新の事件や話題を取り入れ常に生み出されている。最近では、スエズ運河をコンテナ船が塞いだ事件に関連して、「このコンテナ船は人身売買された児童を輸送しており船会社は偽天皇家の……」といった陰謀論が流布されていたが、隠された悪事が露見し正義の鉄槌が下るという構図はまんま同じである。

増山氏のように陰謀論から抜け出して自省できるなら、それに越したことはない。しかし、それは難しいのが現実だろう。大量の情報が溢れている現在、フェイクや陰謀論に引っかからないでいるのは難しい。それでいて、ブログの時代なら拡散するにもコピペといった手間が必要だったのに対し、SNS時代は数秒で拡散可能だ。まさしく今は、陰謀論に有利な時代になっているのかもしれない。

_________________________________

  投稿者 seibutusi | 2021-06-18 | Posted in ⑧科学ニュースよりNo Comments » 

カタカムナ文献と「宇宙人の存在」

人類は、太古より超自然現象がなぜ起こるのか?を生き残る為に追求し続けて来た。古代人類は、万物(自然・生物・物質)の後ろに精霊が存在しており、全て繋がっていると考えていった。一方近代社会(欧米の知識人は、神は死んだと考えており)は神に替わる存在は?⇒人が認識できる物理法則(近代科学)であり、人知を超える現象は宇宙人を措定しているのではと考える。

その様な中で「カタカムナは日本の超古代に宇宙人によって作られた」との論考がありましたので紹介します

サイト「宇宙人に係る人類の起源と使命」 宇宙人に係る人類の起源と使命 – 宇宙人に係る人類の起源と使命 (plala.or.jp) より

カタカムナ文献の内容は解読が進むにつれ・・・人間の直観を大切にして理論が作られ、宇宙や人間、動物、自然界など全てのものを創造した元(カミ)が存在し、生命を与えている。ココロ(心)はカミと常に繋がっている。

生物脳(右脳:直観力)は、言い換えれば人間とカミとの通信を行うもので、これが宇宙人ユミットの言う宇宙の集合的魂と各生物等との魂のネットワークと考えられます。つまり、我々現代人はカミとの通信が絶たれ直観力が衰えているのです。直観力でしか悟ることの出来ない世界、潜象世界は理解できないのです。

「宇宙人の存在 」を転載します。

________________
このサイト「宇宙人に係る人類の起源と使命」は決して常識の世界や、定説ではありませんが、正しい世界の歴史、宗教に係る真実、人類の生きる目的、地球、宇宙規模の生命のあるべき姿について、私なりに、一番真実に近いと思うことをあなたに語ります。
確実に証明できることだけを語れと言われれば、何も語ることはできません。尤も科学の世界は一度確実な真実として理論づけられたことが、まったく覆されて新たな理論が生まれる。その繰り返しでもありますね。
(中略)

カタカムナは日本の超古代に作られた、物理、哲学の教えです  現代の物理学よりもさらに進んだ物理。こんなにも素晴らしい物理学、哲学なのに現在の学会では認められていない。そんな文献はカタカムナ文献の他にも沢山あるのです。

一番の欠陥は漢字が伝わるまで日本には文字は無かったという学会の考え方です。

漢字が伝わる以前に作られたという話だけで全ては偽書扱いにしています。

 カタカムナ文献が発見されたのは昭和24年のことです。楢崎皐月が古い神社の宮司の子孫であるという、平十字(ひらとうじ)という老人から、神社の御神体として伝えられているものだとして、記号のようなもので書かれた巻物を見せられた。楢崎は大変興味を抱き、ノートに写しを取らせてもらった。平十字の話から、カタカムナ最後の統領アシアトウアンは、居城が兵庫県芦屋の金鳥山の辺りにあり、天孫族の来襲にあって戦い敗れて、九州の地に流され死亡したという話が伝えられたとのことです。当時の民衆も天孫族も時代が経て直観力が弱っていた時に、これ幸いとアマテラス始めカタカムナの主要な言葉が天孫族の先祖の神の名にすり替えられて、古事記、日本書紀が作られたのです。そして、むしろ時の権力者からすればカタカムナの考え方は邪魔なものでもあったことでしょう。真の意味など知らずに、素直に天孫族を尊敬するように仕向けたのです。日本の歴史の中でこれほど残念な失敗はない。


  カタカムナ文献の内容は解読が進むにつれ、とてつもなく、時代を超えて、現代の科学より進んだ内容が記されていたことがわかった。人間の直観を大切にして理論が作られ、宇宙や人間、動物、自然界など全てのものを創造した元(カミ)が存在し、生命を与えている。ココロ(心)はカミと常に繋がっている。そんな科学に限ることなく哲学まで含む素晴らしい教えである。その時代は、1万年以上も前に作られたものであるというから、大変な驚きである。その時代にしては、超並外れた知識ということから、宇宙人が当時の人間に教えた内容ではないかと、私は思います。

[最近の科学はカタカムナの考えに近づいてきた]

  最近は量子論の進展などから、世界の学問の潮流は既に物質だけでなく、心を取り込んだもので考えるのが一般的となったとのこと、素晴らしいことと思います。これからは、心が物質に与える影響などがまじめに語られるようになると思います。まさにカタカムナの考え方に近づいてきたといえます。一説ではSTAP細胞(元理化学研究所の小保方晴子さんが作成し、世界的に騒がれた)は人間の心が細胞に作用してできるとも言われています。まさに、カタカムナの考え方です。私もSTAP細胞の再現が難しかったらしいことなどから見て、心の作用が重要なのではないかと思っています。


[カタカムナ文献のご紹介]
カタカムナ文献についての内容は「相似象学会誌」を読んでいただくとして、少しだけ例を示します。

・・・・

②神とは 神とはもともと、川上(カワカミ)というように物事の元を表す言葉なので、そのカミは全ての物理現象を作り出しているもの、宇宙も太陽も地球も人類も全てはこのカミから生み出されているという。

③神との係り (前略)

 人間には二種類の脳の働きがあり、生物本来の感受性に基づいて判断する直観ともいうべき生物脳と、生物脳とは独立に進化し、自ら本能や感情を作り出し、判断する人間脳と呼ぶべき能力がある。カタカムナの人々はこの二つのうちの前者、生物脳の強い人々であったようです。我々現代人は生物脳よりも人間脳が発達して、独立した判断で物事を考えている。私はこれを次のように考えています。

生物脳は、言い換えれば人間とカミとの通信を行うもので、これが宇宙人ユミットの言う宇宙の集合的魂と各生物等との魂のネットワークと考えられます。つまり、我々現代人はカミとの通信が絶たれ直観力が衰えているのです。直観力でしか悟ることの出来ない世界、潜象世界は理解できないのです。④日本人の心の原点としての神 これらを考えたとき、カタカムナの考え方は日本の古神道の元となったものだと考えられます。

そして日本人の心の中に無意識に存在するカミの考え方でもあります。カミという考え方などは竹内文書ホツマツタエ等の古文書に引き継がれ、結局は記紀にも神話として取り入れられたと思われます。そして、昭和の時代に降りたという日月神示の考えとも一致しています。しかし、記紀以外は全て偽書扱いにされているのですから、正しい日本の歴史の解明、正しい科学の発展に大きな弊害となっています。残念なことです。

(後略)

カタカムナ文献をぜひご一読ください
カタカムナ文献は楢崎皐月や宇野多美恵などの方々が解読、研究され相似象学会誌として出版されました。しかし、相似象学会誌は一般的な本屋さんでは販売していませんので、こちら、ナワ・プラサードhttp://www.nabra.co.jp/hobbit/nawaprasad/default.htm(東京都杉並区)で買うことが出来ます。メールなどで連絡して購入できます。

_______________________

 

  投稿者 seibutusi | 2021-06-11 | Posted in ⑧科学ニュースよりNo Comments » 

UFOの飛来目的は危険な地球文明への警鐘と、人類の転換への期待

ncl122-jlp00909293

☆☆☆UFO目撃情報の急増は、広島、長崎の原爆投下以降

『書籍 UFOテクノロジーの隠蔽工作』から要約すると、1945年の広島と長崎の原爆投下以降に、UFO目撃情報の急増、ETとの遭遇、宇宙テクノロジーの人類への一部移転が起きている。

まず、原爆はロス・アラモス研究所で開発され、長距離原子爆弾爆撃機はロズウェルに配備され、原爆第一号はアマゴルドで爆発し、その後の、核攻撃ミサイルはホワイトサンドで実験が行われた。これらは、すべてニューメキシコ州内の軍産複合体の施設である。

そして、日本への原爆投下の後、更に核武装を進めていた2年後の1947年に、ニューメキシコ州の軍産複合体の施設のあるロズウェルUFO墜落事件は起きた。

その後も、ニューメキシコ州内の軍事施設だけでなく、その他のアメリカ国内の核施設や軍事基地でも多数目撃されている。軍事以外でも目撃はされているが、かなりの比率で核施設や軍事基地に集中している。

この書籍の情報以外でも、アメリカだけではなくロシアの軍事施設やチェルノブイリ原発事故の際に目撃が相次いでいる。2011年の3.11の福島原発付近、2017年の北朝鮮の豊渓里核施設で行われていた、過去最大級の100t級の核実験で放射能が漏洩した時も、その場所を取り囲むようにUFOが飛来した。

最近のUFO飛来状況は、北朝鮮の事例以外にも、オープンに利用できる人工衛星からの画像であるWorldviewで確認できており、その画像も出版もさてれていものがある。

☆☆☆危険な文明への警鐘と、その先の人類の転換への協働の期待

ところで、UFOテクノロジー隠蔽工作がどのように進められてきたのか?で紹介したグリア博士の宇宙人との交信体験では、彼らは、地球に対して侵略に来ているのではなく、危険な核の使用で地球文明が絶滅するのを危惧しており、それを転換することを望んで地球人の協働者を探していることが書かれている。

その書籍から、更にその意味を読み解いていくと、生命エネルギーはすべての物質にも存在し、地球も生命体の一つとして彼らは捉えている。そして、その地球が、核爆弾でボロボロにされ、悲鳴をあげているのを救いたいと捉えているようだ。

これも、一見唐突な話ようにも聞こえるが、生物と岩石などは同じく進化しているのであり、その違いは時間の長さだけだと考えれば整合する。

そして、危険水準に達した地球人の行動は、宇宙先進技術を使用し、それを浄化したり阻止したりしているのだと。実際、核ミサイルの発射は何回も試みられたが、すべてが、制御機能が麻痺することで失敗に終わっている。その報告も表に出始めてきた。

もし反対に、地球を支配しようとしているなら、単純な半重力装置レベルの技術ではなく、瞬間に移動できる技術や、フリーエネルギー技術や、その反対のエネルギーのものを無効にする技術で、簡単に片が付いてしまう。これらのことから、なぜ『宇宙人の地球に来たか?』の問には、支配のためではないとしたほうが整合する。

この意見の対極にあるのが、地球を侵略する宇宙人説であるが、それらは、DSが膨大な資金を使い、CIA、NSA、軍産複合体企業の中に巣くう、正規指揮系統とは別の影のDSの組織のネットワークが創り出していることがUFOテクノロジー隠蔽工作がどのように進められてきたのか?により解る。

彼らは開発した宇宙技術(まだまだ宇宙人のレベルではないが、簡単な反重力装置付きの模造宇宙船はできている)を隠し、それらを使って地球人誘拐劇等を演出すことで、宇宙人に対する恐怖を植え付け、対宇宙戦争の危機を煽り、それにより法外な軍事費の永続的な獲得を実現し、お金による支配を盤石なものにしてきた。

まとめると、核利用の危険な施設や軍事基地にUFO目撃情報は集中していのは、危険な文明への警鐘と、その先の人類の転換への協働を期待しているからであり、宇宙人侵略説は、CIA、NSA、軍産複合体を蔭から支配するDSが、自らの私益と支配のために捏造したものに過ぎないと判断できる。

(さらに…)

  投稿者 sinsin | 2021-06-10 | Posted in ⑧科学ニュースよりNo Comments » 

私たちの体の中には380兆個のウイルスが共存している

最近の研究で、人の体内には380兆個ものウイルスが共存していることが明らかになっています。実は、私たちは細胞と細菌,菌類,そして最も多数派を占めるウイルスが同居する1つの生物集団,つまり「超個体」なのです。

ウイルスの中には有害なものいますが、多くは共存しているだけで、一部には私たちを助けてくれている可能性もあようです。通常私たちの免疫系はウイルスを制御していいますが、免疫が阻害されるとウイルスは容易に増加してしまいます。

だとすれば、ウイルスが増殖して病気になる時は、ウイルス自体が原因というよりも、むしろ免疫系が阻害される、機能しないことが主要な要因だと考えたほう良いようです。

 

細菌に取り付くファージ細菌に取り付くバクテリアファージのイメージ

 

以下、日経サイエンス 2021年7月号 「あなたの中にいる380兆個のウイルス」より抜粋
=====================================================

・実は多くのウイルスが肺や血液,神経の細胞内や,多数の腸内細菌の内部に隠れており,人の体内に静かに潜んでいることが明らかになってきている。現時点で生物学者たちは380兆個のウイルスがあなたの体の表面や内部で生息していると見積もっている。この数は体内の細菌数の10倍にのぼる。

・以前は,私たちの人体は“自分の”細胞でできていて,それがときどき微生物の侵入を受けるだけだと考えられていた。しかし科学的知識が急速に拡大したことで,実は私たちは細胞と細菌,菌類,そして最も多数派を占めるウイルスが同居する1つの生物集団,つまり「超個体」であることが明らかになっている。最新のデータによれば,あなたの体内の生体物質の半分ほどはヒト由来ではないことが示されている。

・ウイルスは人体の隅々にまで生息している。口腔、神経系、母乳、胃腸管、尿路、膣、血液、観閲液、気道、皮膚表面のほか、微生物のいない環境であるはずの中枢神経にも、そこそこ多様なウイルス集団が存在している。

・生後間もない乳児の腸にも多様なウイルスが存在することが明らかになっている。おそらくそれらは母親に由来し、一部はは母乳から摂取されると考えられる。

・私たちの体内にいるウイルスの多くは私たちの細胞を標的にしているのではない。代りに、私たちのマイクロバイオームを構成している細菌を標的にしている。これら細菌に感染するウイルスは「バクテリアファージ」(略して「ファージ」が多い)と呼ばれる。ファージは自然界のほぼ全ての場所に存在し、その場所に生息する細菌を獲物にしている。人間は狩りをする場所の一つにすぎない。

・私たちのバイローム中の多くのウイルスは、細菌に感染する。人体組織の細胞に直接感染するウイルスもわずかながらあるが、この手のウイルスは少数派だと考えらている。

・免疫系の働きが著しく弱っているとき、特定のウイルスが増加する。こうしたケースでは、病気を引き起こすことが知られるウイルスと、そうではないウイルスの両方の増加がみられる。この観察結果は、通常私たちの免疫系はバイオロームを制御していおるるが、免疫が粗以外されるとウイルスは容易に増加できることを示している。

・多くのファージは長期にわたって獲物の内部に共存しており、細胞を破って外に出ることはない。宿主の生存がファージの生存を決めるので、ファージは宿主が生き残ることで得をする。

  投稿者 seibutusi | 2021-06-10 | Posted in ⑧科学ニュースよりNo Comments » 

「知的生命体が自滅する可能性は圧倒的に高い」との説

 

前回投稿した記事「宇宙人が核戦争を阻止した」「米中露はエイリアン技術を渇望」のなかで、故スティーヴン・ホーキング博士の発言

>・・「人類はもうあと100年しか生きられない」と発言しました。一昨年までは「あと1000年」と言っていたのに。・・どうやら我々が暮らしている地球に対する敬意というか、それを大事にしようというマインドが人類からどんどん欠落してきているようです。

>アメリカはもちろん、ロシアや中国にしても、人工的に自然を改変しようと試みるなど、地球をズタズタにするようなことを平気でやってきているわけです。・・・・・ ホーキング博士は、すべての原因は人間の果てしない欲望にあるから、それをちゃんとコントロールできなければ人類も地球も100年もたないと警告していたんです。

 

上記内容を補完する説「銀河系には膨大な数の滅亡した知的生命体による文明があるかもしれない」がありましたので、転載します。

______________________________________________

【銀河系には多くの滅亡した文明がある説 】

温暖化や核など、人類には自滅の恐れがあるさまざまな問題に直面している。NASAジェット推進研究所とカリフォルニア工科大学の研究グループによると、どうもそれは人類だけの宿業ではなく知的生命体の宿業であるようだ。 これについて『arXiv』(12月14日投稿)に投稿された論文では、こう述べられている。 「知的生命が自滅する可能性が高いのだとすれば、その存在の証拠がほぼない、あるいは皆無だったとしても驚くには当たらない。」

ドレイクの方程式のアップデート

アメリカの天文学者フランク・ドレイクは、この宇宙に存在する地球外文明の数を求める方程式を考案した。これはカール・セーガンによって世に広く知られるようになり、今では「ドレイクの方程式」と知られているが、最新の研究はいわばそのアップデートだ。 地球型惑星をともなう太陽に似た恒星の数、危険な放射線を放つ超新星が起きる頻度、適切な条件の下で知的生命が誕生する確率とそれまでの時間、そして高度な文明が自滅する傾向――これらは、知的生命の発達に影響すると考えられる要因だ。 研究グループは、これらの要因を考慮しつつ、銀河系(天の川銀河)の進化をモデル化し、既知の要因に基づいて生命が誕生する確率を推測。そのピークは、銀河が形成されてから80億年後、中心から1万3000光年離れた宇宙であることが判明したという。

我々は遅れてやってきた

ちなみに地球は銀河の中心から2万5000光年離れたところにあり、私たち人類が地球上に文明を築き上げるようになったのは、天の川形成から135億年が経過してからのことだ。 つまり地球は銀河の辺境にあり、私たち人類は天の川に登場した宇宙人としてかなり遅れてやってきた存在ということだ。 それでも生命がそれなりに頻繁に誕生するもので、いずれは知的生命にまで進化するのだとすれば、太陽に似た恒星がたくさんある銀河中心から1万3000光年離れた宇宙には、おそらく今も文明があるだろうと考えられるという。

 

圧倒的多数の文明が自滅した可能性

そうした今日もなお存在する文明のほとんどは、歴史の浅いものである可能性が濃厚であるようだ。というのも長期的に見ると、知的生命には自滅する傾向にあるからだ。 この論文によるなら天の川における文明誕生のピークは50億年以上も前のことだが、この期間のうちに当時あっただろう文明の大半は自滅してしまっただろうと考えられるそうだ。 はたして文明はどのくらいの頻度で自滅するのか? この部分は一番不確実で、だが同時に文明の数を推定するにあたって一番重要な要素だ。 しかし仮にきわめて低いと想定したとしても、この天の川にかつて存在した圧倒的多数の文明はすでに消え去っている可能性が高いという。あなたが見上げる星空の輝きは、もしかしたら遠い昔に存在した高度文明の残光かもしれない。
地球に知的生命体が誕生したのは奇跡。異星にはどこにも存在しない可能性が高いとする研究者
宇宙人は確実に存在した。米天文学者が公式発表
意外なほど多かった!シンプルな公式で宇宙に存在する異星人の数を推定。
もし地球最初の文明を築き上げたのが人類ではなかったら?
_____________________________________________________________

  投稿者 seibutusi | 2021-06-04 | Posted in ⑧科学ニュースよりNo Comments » 

UFOと日本人~江戸時代に漂着した謎の美女と円盤型乗り物「うつろ舟」伝説~

 「米国でUFO伝説が生まれるはるか前、江戸時代の日本の文書に描かれた乗り物が、なぜか空飛ぶ円盤に似ている。これは面白いと思いました」リンク

UFOと日本人には、どんな関わりがあるのだろうか?

江戸時代、茨城県にUFOが漂着した(?)という「うつろ舟」伝説。その研究の第一人者である岐阜大学名誉教授 田中嘉津夫氏のコラム記事より、以下に紹介します。

nippon.com (2020/06/17) より。

UFOと日本人(1):江戸時代に漂着した謎の美女と円盤型乗り物―「うつろ舟」伝説の謎を追って

AS20171012002989_comm_1

米国防総省が「未確認飛行物体(UFO)」の映像を公開したことから、UFOの存在に再び関心が集まっている。日本では江戸時代、茨城県にUFOが漂着した? 不思議な乗り物が描かれた古文書を手掛かりに、当時の「うつろ舟」伝説の背景とUFOとの関連性を研究する田中嘉津夫さんに話を聞いた。
享和3年(1803年)、常陸(ひたち)国(茨城県)の海岸に円盤のような乗り物が漂着し、その中から見慣れぬ服装の美女が箱を抱えて現れた。言葉は通じず、舟の中には謎の文字が書かれていた―江戸時代のさまざまな文書に記された「常陸国うつろ舟奇談」の背景には、実際に不思議な漂着事件があったのか。岐阜大学の田中嘉津夫名誉教授は、長年「うつろ舟」研究に取り組んでいる。専門の光情報工学とはかけ離れた研究になぜ取り組むようになったのだろうか。

実態のあるミステリー

「もともとは1995年のオウム事件が発端です。教祖・麻原彰晃の予言や空中浮揚などで注目されたカルトの幹部メンバーは、理系のエリートたちでした。それで、大学で“超常現象”を科学的に考察させるための講義を始めることになり、教材としてアメリカのUFO情報や日本の伝承など、さまざまな資料を集め始めました。その過程で出会ったのが『うつろ舟』伝説です」と田中氏は言う。「米国でUFO伝説が生まれるはるか前、江戸時代の日本の文書に描かれた乗り物が、なぜか空飛ぶ円盤に似ている。これは面白いと思いました」

UFOが初めて注目されたのは、1947年6月24日、米国人実業家ケネス・アーノルドが「空飛ぶ円盤」を目撃したとメディアが報じた「アーノルド事件」だ。その後、世界各地で目撃情報が相次ぐ。中でも、47年7月、ニューメキシコ州ロズウェル近郊にUFOが墜落したとされる「ロズウェル事件」が有名だ。

「でも、結局回収されたといわれるUFOの残骸も、宇宙人の死体も見つかっていない。目撃者の曖昧な証言があるだけです。同様に、世界中のUFO情報は全て“実態のないミステリー”です。ところが、『うつろ舟』伝説は、いくつもの古文書を手掛かりに調査できるという意味で、研究者にとって“実態のあるミステリー”なんです」

甲賀忍者が記した具体的な漂着地

江戸時代には、全国各地に似たような「うつろ舟」(「うつぼ舟」とも呼ばれる)伝承があった。田中氏が研究対象としているのは、1803年 (日付は資料によって異なる)、常陸国の浜辺で起きたと記し、美女と奇妙な乗り物の絵図が描かれたいくつもの古文書だ。

中でも『南総里見八犬伝』の作者、曲亭馬琴が文人サークル「兎園(とえん)会」で集めた風変りなうわさ話を記録した『兎園小説』(1825年)や長橋亦次郎(またじろう)による『梅の塵(ちり)』(1844年)が早くから知られていた。その他『鶯宿(おうしゅく)雑記』『弘賢(ひろかた)随筆』、日本に漂着した異国船や国外へ漂流した日本人の記事などを記録した『漂流記集』などがある。

最初はロシアの捕鯨船の海難事故が脚色されて伝わったのではないかと仮説を立てていたが、該当しそうな海難事故を記録した公文書は見つからない一方で、次から次に新しい資料が見つかり、さまざまな背景を探ることにのめり込んでいった。これまでに常陸国うつろ舟伝説の関連文書は11種類見つかっているが、その中に特に興味深い仮説に結び付く二つの文書がある。ともに事件が起きた1803年の記録だとされている。

209686_2

松平定信の家臣だった駒井乗邨(のりむら)の『鶯宿雑記』(1815年ごろ)から(国会図書館蔵)

209689_3

幕臣で能書家でもあった屋代弘賢(やしろ・ひろかた)の『弘賢随筆』(1825年)から。弘賢は兎園会のメンバー(国立公文書館蔵)

一つは、茨城県水戸市在住の古文書収集家が所有する「水戸文書」だ。田中氏は絵図の女性の衣服が、茨城県神栖(かみす)市の養蚕信仰の寺、星福(しょうふく)寺の蚕霊(さんれい)尊の衣服に似ていることに気付いた。もともと茨城県には養蚕の誕生にまつわる「金色姫伝説」があり、星福寺の仏像も金色姫をモチーフにしている。

天竺(てんじく=インド)から繭の形をした丸木舟に乗った姫が常陸国に漂着し、面倒を見てくれた地元の夫婦への恩返しに、養蚕の技術を授けて昇天したという言い伝えだ。これまでに見つかっている11種の文書に描かれた女性の衣服には違いがあり、金色姫との関連を強くうかがわせる描写は「水戸文書」のみだという。鹿島灘でうつろ舟のうわさが出た時に、当時の星福寺の人たちが寺のプロモーションに利用した可能性があると、田中氏は考えている。

もう一つさらに重要なのは、甲賀流忍術を受け継ぐ忍術研究家・武術家、川上仁一氏が保有する「伴家(ばんけ)文書」だ。他の文書では漂着現場を「小笠原越中守(えっちゅうのかみ)の知行所」として、「はらやどり」浜など、特定できない地名を記しているが、同文書では「常陸原舎り濱(ひたちはら・しゃりはま)」という実在の地名が記されていた。

伊能忠敬が1801年に測量し作成した地図、「伊能図」に記載された地名で、現在の茨城県神栖(かみす)市波崎舎利浜(はさき・しゃりはま)にあたる。「他の文書には矛盾があって、そもそも小笠原越中守の領地は鹿島灘周辺にはありません。

ところが、『伴家文書』には小笠原の名前はない代わりに、実在の地名が載っている。川上先生に聞くと、伴家(甲賀忍者)が仕えた尾張藩主の参勤交代のために情報収集をしていたのではないか、という見立てでした。それならうそは書けませんから、文書の信ぴょう性は高いと言えます」

円盤型舟と謎の文字

かつて民俗学者の柳田国男は、うつろ舟伝説は全て根拠のない作り話だと断じた。「でも、常陸国のうつろ舟の話は、全国各地に伝わる話とは明らかに違います」と田中氏は言う。「まず、1803年に起きたと特定していること。そして、全ての文書で円盤に似た乗り物を具体的な絵図を描いて説明しているのが不思議です。何か実際の出来事に基づいている気がします。

ただ、鎖国中ですから、もし外国船の難破や外国人の上陸があったとしたら大事件で、役人が調べて公文書に残すでしょう。実際、1824年、大津浜(北茨城市)にイギリス人が上陸する事件が起きて、翌年の異国船打払令の一因になりました。ですから、ひょっとしたらほんの短時間、鹿島灘の海岸で何かの目撃情報があったのかもしれない。それが以前からのうつろ舟伝説と結びついた可能性もあります」

文書によって女性の衣服が違うように、円盤型乗り物の形状や大きさも違う。例えば『漂流記集』によれば、乗り物は高さ1丈1尺(約3.3メートル)、幅3間(約5.4メートル)、本体は紫檀(しだん)と鉄製で、ガラスや水晶の窓がついている。「『漂流記集』が公文書なのかどうかは分かりません。全部で2巻残っていますが、うつろ舟以外は、ほとんど実際に起きた事件です。少なくとも書いた人はうつろ舟の漂着が本当に起きた事件だと判断していたと思われます」と田中氏は言う。

うつろ舟を巡る謎は尽きない。特に、舟の中の謎の文字は何を意味するのだろうか。「江戸時代の浮世絵に見られる『蘭字枠』(絵の周りに描かれた文字の飾り枠)に似ているという説もあるので、単なる装飾の可能性はあります。もちろん、宇宙人が使っていた文字だという証拠が見つかる可能性もゼロではない」と言って、田中氏は笑う。

「今後も、それまで知られていなかったうつろ舟関連文書が見つかって、新発見があるでしょう。さまざまな仮説が立てられることが、この伝説の魅力です。UFO伝説が生まれる140年以上も前に、日本にこんなにも想像力を刺激する伝説があったとは。日本の歴史・文化の豊かさ、面白さを改めて感じます」

 

(以上)

  投稿者 seibutusi | 2021-06-03 | Posted in ⑧科学ニュースよりNo Comments »