2013-10-31

シリーズ 免疫とアレルギー2~基礎知識(1)胎児期の免疫~

皆さん、こんにちは 😀
前回は「母乳とアレルギー」を扱い、母乳に含まれる成分(母親の体質などの影響)が問題でアトピーを発症していることが見えてきました。

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一方で、アレルギー発症には免疫機構が関与しているとの見方が一般的となっています。
そこで、今回は「アレルギーに関する免疫機構の基礎知識」と赤ちゃんの側からの視点で「胎児から新生児の免疫の発達」の構造を見てみたいと思います。

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  投稿者 yoriya | 2013-10-31 | Posted in ⑤免疫機能の不思議No Comments » 

君もシャーマンになれるシリーズ26 ~脳は幻覚を見る~

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前回(こちら)までに、人類誕生の本質部分に「脳の進化」が位置付けられることを明らかにしてきましたが、進化史的には人類の脳はいまだ発展途上にあり、未完成で不完全な脳なのであろうと思います。特に人類は、環境変化に対する適応を脳の進化に可能性を求めた生物であるといえるほど脳の進化に特化しており、この先の進化の方向性も脳の進化にあることに疑いの余地はありません。
 
加えて、すでに人類は自然外圧を克服する段階に達したことにとどまらず、自らが引き起こす環境変化に適応しなければならないという運命を背負ってしまいました。この急速な環境変化に適応するには遺伝子の進化では不可能であり、「脳」を進化させることにしか人類進化の可能性は残されていません。言葉を変えると、今後は、「脳」が適応進化できなければ人類は滅亡する運命にあるといえるでしょう。
 
その人類の「脳」は、進化の段階で他のいかなる動物や生物が成し得なかった「観念」を生み出しました。人類は「観念」を生み出したことで、言葉を話し、道具を使い、文明を築き、芸術を生み出し、科学技術を発展させ、DNAでは2%未満の違いしか無いチンパンジーとは全く異なる存在にまで到達しました。
 
では、人類はなぜ? どのようにして? 「観念」を生み出したのでしょう? そして、観念の無い世界から観念を生み出した存在はどのような存在だったのでしょう・・・?
 
この様な問いを掲げると、「シャーマンの世界」と通じるなにかを感じます。集団の導き人であるシャーマンは、私たちには伺い知ることのできない超越的な世界を、『観念的』な意味付けをもって伝えてきているのですから、「観念の登場」とシャーマンには深い関係がありそうです。
 
それでは、これから数回にわたって「観念の登場」と「シャーマン誕生の起源」を解明していきたいと思います。今回は、シャーマンの見ている超越的な世界に通じる『脳が見る幻覚』についてまとめます。
 
人類の脳は、ある状況下において『幻覚』を見るように作られており、『脳は幻覚を見るもの』なのです。
 

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  投稿者 cosmos | 2013-10-29 | Posted in ④脳と適応, ⑬宇宙人・スピリチャルNo Comments » 

アインシュタイン、その光と影 5

量子力学派との論争~「神はサイコロを振らない」~

20世紀を“量子力学の時代”と呼ぶ物理関係者は多いのですが、量子力学の発展に先鞭を付けたのは他ならぬアインシュタイン自身です。アインシュタインは「光は波ではなく、プランク定数と振動数をかけたエネルギーを持つ粒と考えればいい」と主張して光電効果を説明しました。詳細は1905年に発表された論文「光量子仮説」の中に収められています。後にアインシュタインにノーベル賞が授与されたのもこの研究に対してであり、この論文を契機に量子力学ブームが到来します。この新領域には次々と優秀な若手科学者が集まり、後にこのグループは量子力学派と呼ばれるようになります。そして、その総帥と誰からも認められていたのがニールス・ボーアでした。
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  投稿者 staff | 2013-10-20 | Posted in ⑬相対性理論・量子力学・素粒子No Comments » 

【現代医学の「定説」を基盤から覆す!!千島学説】-1.プロローグ

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<千島学説を提唱した千島喜久男氏>
ガンは長いこと問題に上がっているが解決方法は未だ見つからず行き詰っています。これは、現在の医学では解決出来ない? そもそも現代医学が間違っているものなのでは?と思い、新しい可能性が無いか調べてみました。
 
調べていくと、とても可能性がありそうな『千島学説』を発見しました。
 
『千島学説』とは、生物学者千島喜久男が、1963年から提唱した学説です。それは、科学的、医学的に広く認められている説ではありません。しかし、現代医学のように一部分を切り取ってあたかも凡てそれが正しいと言っているものと違い、自然に学び、事実に忠実に作った学説体系です
  
今回はプロローグとして、その学説のエッセンスを紹介したいと思います。
 

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  投稿者 yhonda | 2013-10-17 | Posted in ⑤免疫機能の不思議No Comments » 

宇宙は分散系である―武田福隆氏の新宇宙理論

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今回は宇宙の成り立ちに関する新説を紹介します。
武田福隆氏の「宇宙は分散系である」(日本図書刊行会)からの紹介です。今年の1月に紹介した『太陽系の起源』と同じ著者です。いわゆる学識ではなく、経歴は教員、東京都水道局の技術職員、化学メーカー勤務という、宇宙に関しては素人という方です。
今回紹介する説は、著者が“化学”の分野の仕事に携わった経験から生み出されたもので、宇宙を溶質と溶媒の織り成す分散系の体系であるとの着想のもと、数々の宇宙の常識を覆していきます。
その追求の背後にある世界観について、次のように書かれています。
「自然は一人のスーパー大天才の作品であるから、森羅萬象はみなどこか似ている点がある筈である。この似ている点を探し出し、それをよく調べれば、全能の神の個性すなわち森羅萬象の背後にある自然の基本法則が見えてくるであろうと考えたのである。その結果、宇宙は分散系であるという結論に達したのである。」
それでは、まず、その理論の根幹となる視点から紹介します。

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  投稿者 kumana | 2013-10-13 | Posted in ⑫宇宙を探求するNo Comments » 

シリーズ 超極小『素粒子』の世界29~「色」の秘密vol3.0☆生き物が光るヒミツ~


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皆さんこんにちわ。
色の秘密第3弾(最終回)です。
過去2回にわたって追求した結果、
・私達は物質中の電子が太陽光を吸収し、再放出する際の電磁波を色という形で認識している事。リンク
・その中心機構は電子の励起状態⇔基底状態への移行におけるエネルギー吸収・放出現象である事。
・物質の炎色反応や照明等、発光体も電子のエネルギー吸収⇒再放出で説明できる事
リンクが分かりました。
最終回は、【物質】ではなく【生物】に着目します。
自ら発光する生物は、地球上に4,000~5,000種類もいると言われています。
予想以上に多種の発光生物が存在していますが、どの様な発光生物が存在するのでしょうか、また、そもそもなぜ発光生物が誕生したのでしょうか。この2点に照準を当てて読み解いて行きたいと思います。
応援よろしくお願いします。

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  投稿者 arinco | 2013-10-10 | Posted in ⑬相対性理論・量子力学・素粒子No Comments » 

すごい畑のすごい土(2) 害虫を防除する「生物間相互ネットワーク」

「奇跡のリンゴ」を生んだ自然栽培の謎をひも解くシリーズ、第2回。
自然栽培は、化学肥料と合成農薬を使わずに、生物の力を使って栽培する農業であり、利用する「生物の力」は少なくとも次の3種類ある。
(1)肥料の代わりになる地力を高める「植物-土壌フィードバック
(2)殺虫剤の代わりに害虫を防除する「生物間相互作用ネットワーク
(3)殺菌剤の代わりに病気を抑える「植物免疫
今日は、前回(1)に続いて、(2)殺虫剤の代わりに害虫を防除する「生物間相互作用ネットワーク」を紹介します。
杉山修一氏の著書『すごい畑のすごい土-無農薬・無肥料・自然栽培の生態学』(2013年)より。
(写真は木村リンゴ園。見える山は岩木山。こちらよりお借りしました。)
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  投稿者 okamoto | 2013-10-07 | Posted in ⑤免疫機能の不思議No Comments » 

なんでも通り抜けるニュートリノ~素粒子から見た世界観

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宇宙空間には無数のニュートリノが飛び交っています。発生源は、太陽の核融合や宇宙の彼方で起こった超新星爆発です。たとえば、太陽からは核融合で発生したニュートリノが1秒間に1㎡あたり数十兆個も地球に降り注いでおり、われわれの身体を貫通しています。
物質を透過するといわれて、みなさんはすぐに納得できますか?いくら小さいからといって、物質は原子レベルで詰まっているんだから、どこかにぶつかるはずだとは思いませんか。あるいは、何兆という数が素通り???って思いませんか?
それを理解するには、ニュートリノの身になって、彼らがどんな世界を見ているかを想像してみるのも一つの方法です。そのために、ニュートリノの見ている世界をわたしたちの世界まで拡大してみます。

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  投稿者 kumana | 2013-10-04 | Posted in ⑫宇宙を探求するNo Comments »