2008-11-29

中心小体が細胞内小器官の配置を決定している

こんにちは、11月23日に開催されたなんでや劇場「生命の起源にせまる1~細胞分裂の司令塔は誰?~」に参加したドキドキが治まらないNISHIです。
なんでや劇場でも紹介されましたが、”細胞内”の様々な器官(細胞内小器官=オルガネラとも言います)の”配置”は、中心体によって決定されていることが明らかになりました。
今日はその詳細に迫ってみたいと思います。

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画像は、「細胞内小器官の配置実験」に仕様されたコナミドリムシの細胞模式図

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  投稿者 crz2316 | 2008-11-29 | Posted in 未分類 | No Comments » 

核小体は、もとはプラスミドだった?

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真核生物の核小体はrRNAを作り、このrRNAを基にタンパク質の合成に重要なリボゾームが出来上がります。
原核生物も同様に細胞内に多くのリボゾームが点在しています。今回ご紹介する記事では、初期真核生物であるアメーバ鞭毛虫:Naegleria gruberiが、rRNAを核の情報ではなくプラスミドから作っているとのこと。

と言うことは 、プラスミドからrRNA→リボゾームを作っている原核生物もいるのではないか?と考えています。プラスミドとはこのブログでも何度か紹介されました(こちら)が、原核生物のDNAとは別に遺伝情報を持ち環状の形をしています。

ちょっとまだ飛躍 🙄 ですが、核小体とは、もしかしたら、もとはプラスミド?かも知れません。

では、以下紹介記事「大量の RNA は大量の設計図から」の抜粋です。

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上の写真は、「こちら」からお借りしました。アメーバー鞭毛虫:ヘテロロボサ(Naegleria gruberiではありません。)

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  投稿者 yooten | 2008-11-28 | Posted in 未分類 | No Comments » 

11/23なんでや劇場レポート3

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画像は「細胞周期 細胞増殖の制御メカニズム」よりお借りしました。
本日は『生命の起源にせまる~細胞分裂の司令塔は誰?~』第三弾。最終回です。
中心体の役割について迫ります。
論点は3点★研究発表されている事実を元に追求しています(仮説)
原核細胞の中心体原基であった分子が、真核細胞では中心体に進化したのはなんで?
指令塔である中心体の役割とは?
指令塔が、単独のヌクレオチドやRNAではなりえなかったのはなんで?
=中心体という複合体(RNP)になったのはなんで?

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  投稿者 Hikaru | 2008-11-27 | Posted in ⑦なんでや劇場レポートNo Comments » 

11/23なんでや劇場レポート2 (補足)

生命原理の探究では、より原始生命に近い、原核の細胞分裂に踏み込む必要があります。しかし実は、分子生物学の世界でも、原核研究は真核ほど進んでいません。なんでや劇場で「仮説」とされたのは、このため。
 
本日は『生命の起源にせまる~細胞分裂の司令塔は誰?~』第二弾。研究発表されている事実を元に、原核と真核の各細胞分裂を比較しながら、分裂システムの原基構造に迫ります。
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  投稿者 tanizaki | 2008-11-26 | Posted in ⑦なんでや劇場レポートNo Comments » 

11/23なんでや劇場レポート1

『生命の起源にせまる1~細胞分裂の司令塔は誰?~』というテーマで11/23になんでや劇場が開催されました。そこで、今日から3回にわたってそのなんでや劇場で議論された内容を紹介したいと想います。今日はその第一弾です
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  投稿者 hadou | 2008-11-25 | Posted in 未分類 | 5 Comments » 

植物の細胞分裂

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画像は 「理科 生物の細胞と生殖 細胞」よりいただきました。
 
 
脂質2重膜構造という柔らかい動物細胞がこのように外→内方向にくびれを入れるのに対して、細胞壁という硬い壁をもった植物細胞では、内→外方向に隔膜刑成体がしきりを入れ細胞質分裂を完了させる。
植物の細胞分裂を調べていくと、動物とは違った構造に驚かされます。
今回は植物の細胞分裂の特徴をレポートします。
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  投稿者 chai-nom | 2008-11-23 | Posted in 未分類 | No Comments » 

深海魚、意外とよく動く

先月、深海7703mで動く魚の映像が撮影されたそうです
深海魚をわなにかけて捕まえることにも成功したそうです。
                 その写真がこれ
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この写真はかがくナビよりいただきました。
色は薄いピンク色だそうですが、透き通っててプルプルしてそう です。
カワイイですね
目は小さいけどちゃんとあるんですね
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  投稿者 fujino | 2008-11-23 | Posted in 未分類 | 7 Comments » 

エピジェネティクスって、何?

今日は、11/19のエントリー:外圧→自己遺伝子組み換えの仕組みで言及されている「エピジェネティクス」に注目してみたいと思います 😀
エピジェネティクスというのは・・・「DNA配列の変化によらずに、遺伝子発現を活性化させたり不活性化させたりする仕組み」の総称。

セントラルドグマ=「DNA→mRNA→タンパク質→形質発現」では、遺伝形質の発現はDNA配列に規定されることになるのですが、現実の生命現象はそうではなく、DNA配列によらない発現の変異、発現の制御機構が明らかになっています

エピジェネティクスは、生命現象を司る精妙な仕組みのひとつなのです。

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  投稿者 iwaiy | 2008-11-22 | Posted in ①進化・適応の原理1 Comment » 

レトロポゾンは哺乳類の脳進化を促した?!

11/17のエントリー:レトロポゾンこそ人類進化の鍵かもしれない! で紹介されている、いまからおよそ4,000万~5,000万年前の「レトロトランスポジションの大爆発」、興味深いですね
サル・人類の進化、共認機能の獲得に関わっているかもしれません

今日は、レトロポゾンと生物進化の観点から関連する情報を紹介します。

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  投稿者 iwaiy | 2008-11-21 | Posted in ④脳と適応1 Comment » 

レトロポジションとY染色体

変異転写の仕組みの解明はまだまだ続きますが、今日はレトロポジションがどのように他の遺伝子に転写されていくのか?について調べてみます。
ひょっとしたら、レトロポジションはY染色体が起源であり、Y染色体からX染色体へ転写される可能性があります。
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<ヒト(男性)の染色体:ウィキペディアより引用>
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  投稿者 fkmild | 2008-11-20 | Posted in ①進化・適応の原理No Comments »