2021-02-26

フリーエネルギー技術開発の特徴と種々相

前回「コロナ後の世界はフリーエネルギーの追求が始まり、日本がトップランナーとなる可能性が高い」と投稿しましたが、

今回は「現状のフリーエネルギー開発の状況をまとめた記事」が有りましたので転載します。

事実現象として下記の事項が上げられるが、Chap.1~25に現在の研究内容が記されており、参考に出来ます。

・宇宙第5の力:反重力はやはり存在した

・ロシアの新エネルギー技術―セレクション集〈Vol.1 Nos.1-3〉

・地球が浮かぶエネルギーの海(The Sea of Energy in Which The Earth Floats)

・気の探究と応用・フリーエネルギー、UFO、第3起電力で世界は大激変する 永久機関の原理がすでに見つかっていた

・反重力の秘密:テスラ,UFO,および秘密にされた宇宙航空技術

・フィールド 響き合う生命、意識、宇宙、超能力と気の謎に挑む

 

例えば、Chap.19.  元素転換、核廃棄物の無放射能化

【日本における最近の新しい研究】の項目に日本経済新聞2014.4.8 の記事が記載されており下記に転載します。

______

最近、三菱重工業が原子炉や大がかりな加速器を使わずに、重水素を使い、少ないエネルギーで元素の種類を変える元素変換の基盤技術を確立したといわれている(2014年4月)。以下はその文献[1]の抜粋である。 厚さが数10nmの金属のパラジウムと酸化カルシウムの薄膜を交互に積層した多層膜に、変換したい金属を付ける。この膜に重水素を透過させると百数十時間で、元素番号がそれぞれ2から4、6多い元素に変わったという。

セシウムはプラセオジウムに、ストロンチウムはモリブデン、カルシウムはチタン、タングステンは白金に変わることを確認した。元素変換を示唆するガンマ線も微量ながら検出している。同社はセシウムの場合、パラジウム多層膜の内部で4個の重水素が1個のセシウムの原子核に十分近づき、陽子4個と中性子4個が加わりプラセオジウムになったとの仮説を立てている。 ただ、詳しいメカニズムや理論は分かっていない。これは1989年に提唱された常温核融合と同じ考え方である。常温で核融合が起こり、過剰熱が発生するという現象を再現しようと世界中で再現実験が研究されたが、あまりうまくはいっていない。 三菱重工業では「現在、決定的な解決策がない放射性廃棄物の無害化は価値が最も高い。当社は原発メーカーでもある。10年後には実用化したい」という。

____________

フリーエネルギー技術開発の特徴と種々相 リンク

Chap.1 この分野における基本的考え方など

Chap.2. イーサ(エーテル)のいろいろ

Chap.3a. イーサ応用: イーサ応用: イーサ・モータ、その他

Chap.3b. イーサ応用: オーゴン・エナジーとオーゴン集積器の諸特性

Chap.4. イーサ応用: 人工降雨装置クラウドバスター

Chap.5a. トーションフィールド(ねじれ場)とその関連

Chap.5b. トーションフィールド(ねじれ場)とその関連

Chap.6. ゼロポイントエナジーと悪魔(ディモン)

Chap.7. ゼロポイントエナジーとメカニカルな回転

Chap.8a. 電気エネルギー(主にテスラ)

Chap.8b. 電気エネルギー(主にテスラ)

Chap.9. ドン・スミス & カパナーツェ・インバータ再現実験

Chap.10.  テスラ技術とダラードその他

Chap.11. 電気エネルギー(主に管球)

Chap.12. 電気エネルギー(主にコイル&トランス)

Chap.13. 電気エネルギー(共振、薄膜、スイッチング回路、etc.)

Chap.14. グラジエント

Chap.15. パルス充電式バッテリーシステムと冷電気

Chap.16. 重量変化・重力・浮揚

Chap.17.  浮揚・電気・ソリトンなど

Chap.18a.  オーゴンエナジーと水を利用した装置&火花放電など

Chap.19.  元素転換、核廃棄物の無放射能化

Chap.20a.  回転体の物理(重力・放射線など)

Chap.20b.  回転体の物理(発電・浮揚・重量変化・冷却など―主にSEG)

Chap.21a. モータ/回転機/発電機、他

Chap.22. 新領域:意識工学の研究の可能性

Chap.23. 植物・微生物から直接発電、樹木発電、その他

Chap.25 テレポ-テション・その他,雑録

以上

  投稿者 seibutusi | 2021-02-26 | Posted in ⑧科学ニュースよりNo Comments » 

コロナ後の世界はフリーエネルギーの追求が始まり、日本がトップランナーとなる可能性が高い

■日本は世界から次世代のリーダと期待されている

★日本民族の特徴(自然との共生と集団第一の価値観)

「自然の恵(食糧・温暖)と脅威(地震・火山・台風)の中で育った民族」

・豊かな食糧に恵まれて生活に余裕を持ち、争いあう必要もなければ、余暇を生活の工夫や自然の摂理の追求してきた。

ベーシックインカム実施による生活の補償及びトランプ革命によって

・「中央から地域へ」≒食・エネルギー・情報の自単位での確立が必要(自主独立)

・「未知追求の時代」⇒同類闘争としてフリーエネルギーの開発は必須

 ★現代社会では既にフリーエネルギー(小規模で利用できる)は素人発明家が実現しているリンク

之まで、教科書に記載されている物理学に矛盾する内容であった為、イカサマ扱いをされていた。

しかし フリーエネルギーと言っても 入力<出力を創り出すシステムであり身近な例では空調用の空冷ヒートポンプパッケージがある。

電動機(電気入力Qe)で大気から熱(Qo)を取り出し室内に熱(Qe+Qo)放出する。入力Qe<出力Qe+Qoとなる。

同様に、ソレノイドコイルを使い少しの入力Qeで宇宙空間からエネルギー((Qo)を取り出し出力(Qe+Qo)する。

又、上記フリーエネルギーの科学証明を「スミルノフ物理学(佐野千遥)」で行っており、

そもそも 之まで現代物理学(西洋科学)はあらゆる処で破綻をきたしている(現象事実を論理的に説明できない)その理由は物理の基本原理が誤っていると考えられるからである。

コロナ後の世界(合体版)9

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

【驚嘆すべき変革が自然科学の分野(コロナ後の社会)で起こる予感がある。】

新たな物理学(ニュートン・スミルノフ・佐野千遥宇宙方程式)リンク

・「ニュートンの第3法則」=「動的作用反作用の法則」F1 ×v1 = -F2 × v2が成り立つかつ時間・空間は連続態でなく不連続態である。

・自然界は個体・液体・気体・プラズマ・エーテルの5相で成立しており、発散と統合を繰り返している。物質の発散統合(個体⇔液体⇔気体⇔プラズマ⇔エーテル)

・自然界(星から粒子まで)は対数螺旋構造の渦であると定義した。→左巻きhelix(螺旋)ネジ型のエーテル紐と電子及び右巻きhelixネジ型のエーテル紐と陽電子 のモデルを定義した

・宇宙はメビウスの帯のような複素空間で、エーテル繊維(のエネルギー)で満たされている。

・常温核融合、放射性元素は無害化、常温超伝導、反重力、テレポーテーション、フリーエネルギーなど、スミルノフ物理学から導かれる。

 

 

  投稿者 seibutusi | 2021-02-18 | Posted in ⑧科学ニュースよりNo Comments » 

細菌のべん毛運動 ~細胞内のモーター回転力をべん毛繊維に伝達して自在に運動する~

しかし、生物にとって回転は特殊な動きなのです。実際、生物における回転運動は、ATP合成酵素以外ではバクテリアの鞭毛くらいしか存在しません。リンク

生物にとって特殊な動きである回転」。その一つである細菌のべん毛運動」。

細菌は、どのようにべん毛を使って運動しているのか。その運動と「回転」はどのように連動しているのか。

今回は、「細菌のべん毛運動の仕組み」について追求した研究報告から見ていきます。

沖縄科学技術大学院大学(2019-10-01) より。

細菌の自由自在な運動性を解明

細菌べん毛は、自然がデザインした巧妙な発明品であると言われます。細菌はこの強力なナノマシンを利用して泳ぎ回り、食糧やすみかを探します。細菌べん毛については過去半世紀にわたり多くの研究が行われていますが、未だ精緻な機構は謎のままです。

0_20190827-flagellum-banner

この度、沖縄科学技術大学院大学(OIST)の研究者らは、フックとして知られる細菌べん毛の柔軟なジョイントを通して、菌体内部のモーターから外側のべん毛繊維に力を伝達する仕組みを発表しました。Nature Structural & Molecular Biology誌に掲載されたこの発見は、将来、命に関わる細菌感染症との闘いにおいて役立つ可能性があります。細菌がどのように運動するか を深く理解することにより、将来、疾病予防戦略を改善できるかもしれません。

研究チームは、細菌が移動するときに、べん毛フックがダイナミックに動くジョイントとして、どのように細胞内部から回転力を外側のべん毛繊維に伝えているかについて説明しました。また、クライオ電子顕微鏡を使用し、詳細な構造解析を元に、フックが単一のタンパク質からのみで構成されているにもかかわらず、柔軟性と剛性を兼ね備えている仕組みを説明しました。規則的に組み上がった単一のフックサブユニットタンパク質はフック構造内で少なくとも11もの立体構造を協調的にとることで、フック構造がダイナミックに変化します。

「外側のべん毛繊維構成タンパクは二つの状態で構造中に存在すると考えられていましたが、フック構造は異なるように見えます。このことはフック機能の説明に従来想定されていた『二状態モデル』は当てはまらず、その違いがフックの柔軟性を表しています。」と、責任著者であるマティアス・ウルフ准教授はコメントしています。

べん毛の複雑なシステムは、数百万年間にわたって最適化されてきた進化の証なのです。」

1_20190827-flagellum-diagram-japanese

べん毛フックはダイナミックに動くフレキシブルジョイントとして機能し、細胞の内側のモーターからの回転力を外側にあるべん毛繊維に伝達します。回転するべん毛繊維を用いて細菌は運動します。 提供: 柴田敏史博士
べん毛は驚くべき離れ業を持っています。ローター、ステーター、ドライブシャフト、ブッシング、ベアリング、そしてプロペラのようなフィラメントが同期し、粘性液体中を細菌が毎秒、自身の数倍の距離を移動できる推進力を生み出します。フックは、柔軟なジョイントを作製しようしている人間の試みを、多くの点において超えるものです。」と、本論文の筆頭筆者である柴田敏史博士は述べます。

「フックのモデルを構築している間、その素晴らしい組立て構造に驚きました」と、共同筆頭著者である松波秀行博士はコメントを加えます。

実はハイテクな単純生物

ウルフ准教授の率いる生体分子電子顕微鏡ユニットは、べん毛のフック構造に焦点を当て、クライオ電子顕微鏡を使用し、多数の2次元像から精巧な3次元像を再構築しました。同ユニットでは、これまでにエボラウイルスのコア構造や、がんと闘うセネカバレーウィルスの3次元再構築にも成功しています。

(中略)

べん毛フックは約130ものサブユニットからなるジョイントであり、各サブユニットは単一種類のたんぱく質でできています。各サブユニットは3つのドメインで構成され、剛健なドメインは各々柔軟なヒンジ(ちょうつがい)でつながっています。興味深いことに、これらサブユニットは、同一の化学構造にもかかわらず、重合体内で11もの異なる状態をとれることがわかりました。回転しているフック内ではサブユニットの構造は協調的に変化します。

らせんチューブ状のフックを介してモーターから回転力が外側にあるべん毛繊維に伝達されます。ヒンジを持ったサブユニットの特徴は、フックがどのようにして柔軟性と剛性を兼ね備えているのかを説明しています。チームはまた、異なる細菌のフックサブユニットにヒンジのモチーフ(基本的な形)が保持されていることを確認しました。このことは、今回観察されたフック構造が一般的な特徴であることを示唆しています。

べん毛がいかに機能するかを知ることは、その機能を活用するための初めの一歩です。この研究で使用されたモデル生物であるサルモネラ・エンテリカは、人間における病原体のひとつであり、開発途上国では主要な死因となっています。細菌の運動性は、細菌の感染に決定的な要素であり、べん毛フックはその運動性において不可欠なものです。将来的に、フックを介した運動を遮断することができれば、貴重な疾病予防戦略となる可能性があります。

 

(以上)

 

  投稿者 seibutusi | 2021-02-18 | Posted in ⑧科学ニュースよりNo Comments » 

豊かな食糧に恵まれて生活に余裕を持ち、争いあう必要もなければ、余暇を生活の工夫や自然の観察に使えます(古来の日本)

日本は、世界から次世代をリードする民族として注目を集めています。

豊かな食糧に恵まれて生活に余裕を持ち、争いあう必要もなければ、余暇を生活の工夫や自然の観察に使えます(皆の追求で充足)

【日本は「まわりじゅう食べものだらけ」】と言われるほど自然に恵まれた温暖の島国で自然の脅威(地震・火山噴火・台風等)もあり、自然と共生し1万年前から平和が続いた縄文時代には、世界最古の土器が出土している。(世界最古の文明)

西洋史観による4大文明(5千年前:エジプト文明、メソポタミア文明、インダス文系、黄河文明)は自然との共生が出来ず砂漠化している。

日本列島は、地質学的にも希な4つの奇跡が造りあげた美しき豊かな大地だった

4つの奇跡が造りあげた日本列島  (国際派日本人養成講座)より転載します。

_______________________________________

■1.日本列島が産んだ日本料理

日本列島は山が多く、水蒸気を含んだ風がぶつかって雨や雪を降らせます。年間降水量1700ミリは、温帯では世界トップクラス。水が豊かなため、動物や植物の種類も世界のほかの温帯地域と比べればダントツに多く、動植物の固有種は3000種類、淡水魚だけでも500種に及びます。 縄文時代には狩猟・採集中心で、農耕や牧畜をしないまま定住に入ったという、世界の他の古代文明とはまったく違った生活様式を生み出しましたが、それもこの豊かな自然があったからです。多くの種類の食材を、旬を考えて調理するという日本料理の特徴も、この自然の豊かさからきています。

また雨水が岩石の間を通る際にカルシウムやマグネシウムなどのミネラルが溶け込みますが、日本では山が急峻なため、ミネラルをあまり含まない「軟水」となります。 フランスのように平らな大地を水がゆっくり浸透すると、ミネラルの多い「硬水」となりますが、それでお吸い物を作ると、ミネラルが昆布の表面にくっついて、「うま味」が出ません。出汁(だし)をうまく使った日本料理は、軟水だからこそ発達したのです。 また急峻な山肌がそのまま海に入るので、海岸線のすぐ近くに深海があります。ホタルイカは200~300mの深さに住んでいますが、富山湾は深いところで水深1000mもあるので、岸のすぐ近くで獲れるのです。伊豆半島近海でとれる金目鯛も深海魚ですが、駿河湾や相模湾にも2000~4000mの深海がすぐそばにあるからです。急峻な山と深い海という特性が、日本料理の食材を豊かにしています。
■2.卵の殻が動いてぶつかり合う

この日本列島の地形は、数千万年の間に地質学的な奇跡が4回も重なってできたもの、という事が明らかになっています。「地球上でも例のない奇跡の大地」と呼ばれています。[NHK, p96]  この4回の奇跡は、いずれも日本列島の近くにある3つの巨大な岩盤(プレート)の動きから引き起こされています。プレートとは、地球を半熟卵に例えると、表面の殻のようなものです。ただしその殻はヒビ割れて14~15枚に分かれて、それぞれ独自に動いています。

(中略)

■3.第1の奇跡: ユーラシア大陸から引きちぎられた列島

約3千万年前、すでに恐竜は絶滅し、ユーラシア大陸では体長7メートル、肩高5メートルほどもある史上最大の哺乳類パラケラテリウムが闊歩(かっぽ)していました。のちに日本列島となる一帯はユーラシア大陸の東端にくっついていました。 そこに大地震を発生させながら、大陸の東端の大地が割れはじめ、激しい火山活動が始りました。東端部は数百万年かけてゆっくり、東へ東へと引き裂かれていきました。裂け目には、始めは水が溜まり湿地や湖ができましたが、2500万年前、太平洋の海水が入り込み、東端部は大陸から分かれた島になりました。

(中略)

■4.第2の奇跡: 伊豆諸島の日本列島への衝突

伊豆諸島は伊豆大島から南南東に向かってほぼ一直線、三宅島、八丈島など大小100余りの島が550kmに渡って並んでいます。これらの島々はフィリピン海プレートの北への移動に乗って、日本列島に接近してきました。 そして1500万年前に西日本の北側に衝突を始め、現在の甲府盆地の西の櫛形山地、次いで御坂山地、丹沢山地ができました。丹沢山地は富士山の東、神奈川県北西部にある南北20km、東西40kmの地帯で、標高1500メートルを超える山が9つあります。ここはかつては南の海の海底で、今でも山頂でサンゴやオウムガイの化石が見つかっています。

(中絡)

■5.第3の奇跡: 西日本の山岳を作った超巨大カルデラ噴火

1400万年前の日本列島には、まだほとんど山はなく、湿地が広がり、ゾウやワニの祖先が暮らしていました。しかし、現在の西日本では紀伊半島から、四国の南部、宮崎から鹿児島と、山地がベルト状に広がっています。 これらの地域では、1400万年前に超巨大噴火が集中して起こったのです。日本列島となる一帯がユーラシア大陸から引きちぎられて現在の場所に移動していた時に、今の沖縄付近にあったフィリピン海プレートも東に引っ張られ、裂けた部分に巨大な割れ目ができました。

(中略)

■6.第4の奇跡: 東日本の山々を作った東西圧縮 

一方、東日本の山々を作った第4の奇跡が、300万年前に起きました。この頃、南から北に移動していたフィリピン海プレートが太平洋プレートにぶつかり、それ以上北には進めなくなって、北西に沈み込む方向を変えました。これは地球史上でもめったに起きない現象だと言われています。 それに伴って、ユーラシア大陸プレートに押しつけられましたが、こちらでもこれ以上、動けません。すると縁の部分にある日本列島が東西に圧縮されて、隆起しました。この「東西圧縮」の力で、東日本は2千メートル以上、隆起したと考えられています。

(中略)

■7.豊かな日本列島で定住生活が可能になった

こうして世界にも希な奇跡が4つも重なって形成された日本列島に、我々の先祖は大陸から移ってきました。極寒のシベリアを超えて北海道へ、朝鮮半島や中国南部から海を渡って九州へ、さらには南から南西諸島をたどって。 そこは温暖な気候、豊かな雨量で繁茂する山林があり、小動物や木の実、キノコが豊富にとれました。急峻な山肌が作った複雑な海岸線は多くの入り江を作り、魚や貝をとるには好適でした。しかも豊かな森の落ち葉による腐葉土の栄養を河川が海に流し込み、たくさんの魚を育てています。

世界の古代文明は1万2千年前くらいから農耕と牧畜を始めて、ようやく定住生活に入れたというのが従来の文明観でしたが、我々の先祖たちは採集と狩猟だけで定住生活を始めたのです。それもこの豊かな日本列島のお陰でしょう。 しかも、縄文時代には大陸のような大規模な戦いの跡は見つかっていません。我々の先祖たちは多様な出身を問わず、仲良く暮らしていたのです。それも、豊かな日本列島のお陰で食糧を奪い合うような争いは不要だったからでしょう。

■8.4つの奇跡が作った日本列島への感謝と慎み

豊かな食糧に恵まれて生活に余裕を持ち、争いあう必要もなければ、余暇を生活の工夫や自然の観察に使えます。縄文時代の遺跡からは、獣60種類以上、魚70種類以上、貝350種類以上の残滓が見つかっています。 貝にしても、どこの入り江のどのあたりで、どんな貝がとれ、それはいつ頃に旬を迎え、食べる量をどれくらいに抑えていれば、翌年も豊かな恵みをいただけるか、考えて採集していたようです。シジミやハマグリは遣された貝の断面の成長線を調べると、全体の70%は4月から6月にかけて食べていたことがわかっています。現代の潮干狩りと同様、この時期が最も脂がのっているのです。 狩猟・採集といっても、麦だけを植える農耕や、羊だけを育てる牧畜などより、はるかに複雑な知識を発達させていたのです。このような知識集約型の生活から、世界でも最古級の土器が生まれたというのも、不思議ではありません。[JOG(1078)]  こうした日本列島の豊かな恵みに感謝すれば、そびえる山、巨石、高い木、清らかな川、豊かな海に、自分たちを護ってくれている神々を感じとるのは、人間の自然な心理でしょう。神々は時にはお怒りになって、暴風雨や山崩れ、地震などで人間を襲いますが、だからこそ人間は神々の恵みに感謝しながら、慎み深く生活しなければならない、とご先祖様たちは考えたのです。 こうして見ると、日本人の古来からの世界観と文明を生みだしたのは、日本列島だった事が分かります。そして、この列島は地質科学でも希な4つの奇跡が創りだしたものでした。現代の我々も、ご先祖様と同様、感謝と慎みの心をもって、この日本列島を大切にしたいものです。(文責 伊勢雅臣)

参考リンク

■ a. JOG(1078) なぜ世界最古の土器が日本列島から出土するのか? 1万年以上も自然と共生し、平和が続いた縄文時代は「文明先進国がどこも体験することのできなかった貴重な時間」だった。http://blog.jog-net.jp/201809/article_1.html_____________________________

  投稿者 seibutusi | 2021-02-12 | Posted in ⑧科学ニュースよりNo Comments » 

生き物のエネルギー供給源を生み出すナノモーター ~酵素の「回転運動」によるエネルギー創出~

人間を含めあらゆる生物のエネルギー供給源となるATP(アデノシン三リン酸)。

ATPを作り出すATP合成酵素は、なんと「回転運動」によりエネルギーを創り出しているという。

回転運動とはエネルギー創出の普遍的な原理なのか?

フリーエネルギーへの注目リンクが高まる中、エネルギーについて追求を進めて行きます。

今回は、世界で初めてATP合成酵素が回転していることを観察した研究報告を紹介します。

京都産業大学HP より。

生き物のエネルギー通貨を生み出すナノモーター
 —ATP合成酵素の回転運動を世界で初めて観察—

~前略~

全ての生物のエネルギー通貨

物を見る時、脳の中ではどのような情報処理が行われているのでしょうか。それを考えるために、錯視・錯覚を起こす図を用意しました。

ATP(アデノシン三リン酸)とは、生物に必要不可欠なエネルギーの供給源です。植物もバクテリアも、全ての生物はこのATPという小さな分子をADP(アデノシン二リン酸)とリン酸に加水分解することで生まれるエネルギーによって活動しています。運動はもちろん、細胞の中のいろいろな化学反応を進行させる、嗅いや味を感じる、あるいはDNA(遺伝子)の複製まで、あらゆることにATPは用いられます。いわばエネルギーと交換できるお金のようなもので、エネルギー通貨と呼ばれることもあります。

ATPが分解されて出来たADPとリン酸は、食べ物を燃焼して得られるエネルギーによって再びATPに合成されます。人間の体内にはわずか数10グラム、約3分間分のATPしか存在しませんが、常時使っては合成しているので、一日に作られるATPは体重に相当する量になります。

このATPはATP合成酵素※により作られますが、そのメカニズムについては大きな謎でした。これに対して画期的な仮説を立てたのがポール・ボイヤー(Paul Delos Boyer,1918-)です。彼は、ATP合成酵素は回転していると提唱しました。このアイデアはあまりに常識破りであったため、長い間、学界では相手にされませんでした。しかし、ボイヤーの考えは実際には正しいものだったのです。そして彼の説を裏付けたのが、世界で初めて回転するATP合成酵素を観察することに成功した私たちのグループだったのです。

ATP合成酵素に関する研究は大変重要なものであり、1997年秋にボイヤー、ウォーカー、スコウの3名はノーベル化学賞を受賞しました。私たちもノーベル賞に迫っていたと思いますが、ノーベル賞は3人までにしか与えられませんから、4人目の候補だったのかもしれません。

回転するATP合成酵素

人間の場合、ATP合成酵素はミトコンドリアの内膜にあり、水素イオンの流れによってATPを作っています(図1)。その仕組みを、水力発電を例にとって説明しましょう。

1_st1106_02

水力発電は、水の位置エネルギーを電気エネルギーに変換するものです。ダムの堤で高所に水を貯めておいて導水路の中に落とし、その勢いで発電機のタービンを回して、電気を生みます。

ATP合成の場合、水素イオンが水で、膜がダムの堤、ATP合成酵素が導水路と発電機にあたります。水素イオンの濃度差が、ダムにおける水位の高低差です。

ミトコンドリアの外側にある水素イオンは、膜によって内側に入るのを塞き止められています。この水素イオンは溜まってくると内側との濃度差によって膜に点在するATP合成酵素の中に流れこみます。すると、その流れの勢いで酵素中央のシャフトが回って、発電機の代わりにATPを合成するマシンが動き、ADPとリン酸からATPを合成するのです(図2)。

2_st1106_02

もちろん、これを続けるとミトコンドリア内部の水素イオン濃度が上がっていずれ内外の濃度差がなくなってしまいそうです。しかし、ミトコンドリアには食べ物を燃焼すること(細胞呼吸)によって水素イオンを外側へ汲み出す機構がいつも働いているので、水素イオンの濃度差は維持されて、ATP合成酵素はATPを作り続けることができるのです(図1)。

ところで、ATP合成酵素が回転しているということは、注目に値する事実です。

私たちの身の回りには、回転運動が至るところに見られます。モーターなどは顕著な例でしょう。ロボットも、モーターの回転を並進運動に変換して動いています。しかし、生物にとって回転は特殊な動きなのです。実際、生物における回転運動は、ATP合成酵素以外ではバクテリアの鞭毛くらいしか存在しません。

回転が生物にとって例外的な動きであることは、スクリューで進む魚やプロペラで飛ぶ鳥、車輪を持った動物がいないことからもわかります。回転してしまうと付随する血管や神経、あるいは骨などの器官が千切れてしまうからでしょうか。回転するためには、情報伝達系やエネルギー伝達系を切れないようにうまく組み合わせておかないといけないのです。ATP合成酵素が回転できるのは、回転軸が周囲のリング状の固定子の中で浮いていて、固定されていないからです。

ATP合成酵素を研究するということ

ATP合成酵素が回転する理由は、現在のところわかっていません。回転せずにATPを合成する機構はいくらでもありますし、ATP合成酵素の反対の仕組みも、私たちの体内の様々な場所で見いだせます。たとえば、胃袋の内部は常に強い酸性で保たれていますが、これはATP合成の逆で、ATPを利用して水素イオンを濃度の低いところから高いところへ汲み上げているのです。

ダムの例えでいえば、下流の水をポンプで上流に汲み上げているようなものです。ですから、この胃袋の酵素を逆に使えば、ATPを合成することはできるということです。その仕組みもずっと簡単ですが、実際これを用いてATP合成を行っている生物はいません。

ではなぜ、あらゆる生物が簡単な機構ではなく、複雑なナノモーターを使用しているのか、それには、何か重要な理由があるはずです。もし火星で生命が見つかったとして、その生命も回転によってATPを合成していたとすれば、回転には宇宙的な普遍性があるといえるでしょうが、現段階ではまだ謎のままです。

~以下略~

 

  投稿者 seibutusi | 2021-02-11 | Posted in ⑧科学ニュースよりNo Comments » 

絡合(絡み合う)のサイエンス(太古の人類の科学)その2

絡合(絡み合う)のサイエンス(太古の人類の科学)の続きです リンク

生物の世界は、外圧適応(生き残る)する為に物質と情報+霊魂?(精霊、気、エネルギー)で構成(集団として秩序化され方向性を持っている)されている。

その中で、「気」について科学的に研究された記事が有りましたので転載します

 電磁波によるがん治療は存在し理解できますが、古来の治療方法:手当て(患部などに手をあてること)や祈り、変性意識への誘導などで治療する方法は空言の様に考えていましたが、物質と気が絡み合う現象を実験室で再現出来たとの記事です。

この研究報告は、一旦エネルギーを無機物質(綿花)に貯めてそして病んだ細胞(エネルギーの授受をしている)に与えるのです。

 心と物質がお互いに作用しあうこと、さらに心と体がつながっていることを示す事は容易に理解できますが、ヒーリングの思いを物質に保存し、その物質に触れる事で治療する事。

>具体的には、(ヒーリングの)エネルギーをコットン(綿花)に保存(記録)させたものを用いて、乳がん細胞に与え、がん細胞を変化させる。

____________________________________________________________

世界の裏側ニュース リンク より

「治癒のエネルギー」は物質に保存して、その物質に触れることで治癒効果が発揮されることが研究で明らかに」:

試験管内の実験でがん細胞に変化が
【まとめ】

事実:ヒーリングの願いやエネルギーは、保存し、その後インビトロ(試験管内で取り出した細胞などを用いた実験)で乳がん細胞を治療するために用いることが可能であることが新しい研究から明らかになりました。心と物質がお互いに作用しあうこと、さらに心と体がつながっていることを示す実例の一つです。

考えてみよう:こういった研究結果は信じがたく、科学の主流派はそういった可能性を無視し続けていますが、それはどうしてでしょう。

現在の科学は、本当の意味で科学と呼べるのでしょうか。単なる独断的な考えになりさがってはいないでしょうか。

健康を専門とするプロの人には、「ヒーリング(癒し)のエネルギー」について依然として懐疑的な姿勢を取っている人が多くいます。しかしながら、健康を専門とするプロや科学者の多くの中で、この点に関して関心を寄せる人の数は増え続けています。これは単に、研究の結果や科学が事実を物語っているからにすぎません。

「心と体」のつながりや「遠隔ヒーリング」は、治療効果の点で見た場合、医薬品の認可に使われるほとんどの科学よりも、統計的に大きな効果を出していますが、このことはあまり多くの人には知られていません。

遠隔ヒーリングとは、簡単に言えば、治療を必要とする人に対して誰かが癒そうとする意識を送ることです。これは、科学によって繰り返し実証されている心と物質の相互作用の一つの形態です。

たとえば1999年、カリフォルニア大学アーバイン校の統計学のジェシカ・アッツ教授は、超心理学実験において、超心理学による心臓発作の予防を予防する効果が、アスピリンの1日分量以上を上回ったことを示す論文を発表しました(論文:PDFファイル)。

(訳注:超心理学とは、心と物あるいは心同士の相互作用を科学的な方法で研究する学問です)

アッツ教授はまた、その研究では抗血小板薬などの様々な医薬品に関する研究よりもはるかに良い結果が出たことも示しています。

超心理学と量子物理学の分野には多数の例があり、文字通り何千もの査読済みの発表論文が出されています。つまり、心と物質がお互いに影響を与え合っていることが、疑う余地もないほど実証されているということです。

心と物質がどのように相互作用するのか、さらにその相互作用の性質については現在も研究がなされています。非常に多くの著名な科学者らは何年にもの間会合を開き、物質だけが現実を作り出しているわけではないことを強調している理由の一つがこれなのです。

ある新しい研究結果がSAG Journalsに掲載されました。この研究では試験管内のコントロール下の状況でヒーリングの意志ががん細胞に与えうる影響が調査されましたのです。(「ヒーリング法に触れることで起きる癌細胞の転写の変化(原題:Transcriptional Changes In Cancer Cells Induced By Exposure To A Healing Method)」)

この研究の目的は、(ヒーリングの)エネルギーをコットン(綿花)に保存(記録)させたものを用いて、乳がん細胞に与える影響、またヒーリング法を実践しているヒーラーの電磁気の状態を記録したものを評価することでした。

古代からのならわし

歴史的に確認されている文明の実質上すべてにおいて、一部の人間には治癒する能力があると伝えられている。この治癒能力はしばしば、ある種の歴的な伝承制度に従うもので、治癒者自身はその文明の中で特別な地位が与えられている場合もある。

治癒のために様々な実践方法が用いられており、これには手当て(患部などに手をあてること)や祈り、変性意識への誘導などが含まれている。

ヒポクラテスはこの治癒方法について、「多くの人の手から流れ出る力」と呼んでいる。

人類の歴史を通じ、様々な文化においてこの種の治癒は実践されてきましたが、特に仏教文化圏において顕著でした。

この分野についての古代からの文書には、並外れた能力の人たちの話がたくさん含まれていますが、現在のリアルな世界を見るだけでも実際に、否定しようのない事例が存在しているということがさらにおもしろいところです。たとえば現代の研究においては、カナダのマギル大学のバーナード・グラッドという生物学者がこの分野の先駆者の1人です。

同氏はコントロール実験(対照実験)において、植物の種子の発芽に実際に影響を与え、また植物の成長を早める能力が一部の人にあり、さらには生理食塩水でショックを受けた種子の回復に影響を与えることができることを発見しました。

さらに、マウスの甲状腺腫を縮小させマウスの怪我の回復を促進させるヒーラーの能力の強さの計測に成功しています。(リンク)(リンク)(リンク

この研究で興味深いのは、これだけではありません。米国国立医学図書館の蔵書にある、アメリカでの中国医学に関するジャーナルで発表された研究では、ある一人の女性が特別な能力を持っていることが立証されていました。

 

この女性はより逞しいタイプの種子を開発する目的で、種子の発芽を促進させる能力を使っていたのです。

 

チュリン・サンという名前のこの女性は深いトランス状態に入ることで、通常は3~4日かかる種子を20分で発芽させることができます。彼女やこの研究については、こちらのリンクからさらに詳しく読むことができます。

 

■すでに存在している科学的な証明

上記のがん研究では、さらに多くの事例が引き続き引用されています。

グラッド氏の最初の研究以降、ヒーリングに関する前臨床研究が無数に行われており、意図的なヒーリングの対象によって分類されることもあります。

たとえばBenorは、コントロール研究で検査対象の酵素や実験室内での細胞、真菌・酵母、細菌、植物、単細胞生物、さらに動物に対する治癒作用について論じています。

ヒーリングに関する研究は近年、急増し続けています。

現在、急増している補完代替医療(CAM)の分野に特化した査読付きジャーナルがいくつかあり、さまざまな条件下での治癒に関する前臨床やコントロールされた臨床研究の両方が発表されています。

さらにCAMだけに焦点を絞っていないものの、この分野でのコントロール研究をオープンに発表している査読付きジャーナルの数も増えています。

科学者チームは、自らを「ヒーラー」と名乗る数名の者の治癒の意識をコットンに保存させてチャージしました。

そしてこの電磁気に触れた検査対象の細胞167のうち、37の遺伝子にはコントロール群(「治癒」の意識に触れていないグループ)と比較すると統計的に有意な変化が確認され、さらに68の遺伝子には統計的に有意な倍数変化が確認されました。

その後、この研究から、ヒーラーや記録された治癒エネルギーによって少なくとも生物学的な反応が起こるということが明らかに示唆されています。小さなことのように思われるかもしれませんが、この研究で確実に効果が確認されていることには大きな意味があります。

「このゲノミクス(ゲノムの構造の解析)の結果や、その原因となった複数の要素に対する注意深い評価は、今後さらなる研究が必要となります。

記録媒体がエネルギーに接触していた時間の長さや、記録媒体自体の成分ヒーラーのエネルギーを最も効率よく吸収できる媒体は何か、などの疑問に取り組む必要がありますが、このような疑問に対する答えを求める取り組みは進行中となっています。

この研究から導き出せる重要な点をまとめると次の通りです。

1.再現可能である生物学的な変化は、直接的な手当の治癒、または治癒活動を記録した媒体によって、生物学的な変化がされているが、これは再現可能なものです(訳注:「再現性」は科学的であるための条件の一つです)。

2.治癒の意識は保存し、その後解放することができるが、これによって治癒の現象をより幅広く広めることが可能になります。

3.治癒の意識を直接手を当てて行うヒーリング方法は、治癒の意識を保存した媒体を用いた場合よりも強力であることがこの研究からわかっています。つまり治癒意識を記録した媒介を用いた場合は、その可能性をすべて用いることができていないということです。

(後略)

________________________

  投稿者 seibutusi | 2021-02-05 | Posted in ⑧科学ニュースよりNo Comments »