2010-06-24
原猿から真猿へ3 ~真猿への進化を、現存する原猿の特徴から探る~
これまでは、一口に「原猿」といっても普段なじみがないことから、「原猿って何?」を探求し、現存する猿の分布図より「なんで?」が生まれ、追求の結果猿達の「壮大な外圧適応=進化のドラマ」が見えてきました 🙄
原猿の宝庫「マダガスカル島」(画像はこちらからお借りいたしました)
今回、改めて現存する原猿の特徴を追って、「原猿」→「真猿」への進化の糸口を探求し、「心」とはなにか?へ、歩みを進めます!
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原猿から真猿へ2~猿の拡散と進化過程~
前回の記事で、原猿の拡散について触れました。
猿の拡散は私たちが想像していた以上にドラマチックです。
前回の記事を復習すると、
1.北米で原猿が登場
2.地球の温暖化によって、ヨーロッパ、アジアに分布を広げる
3.地球の寒冷化によって、アフリカに逃げ込む
4.世界中から逃げてきた猿がアフリカに集中。激しい生存競争を経て、真猿が登場
5.アフリカで進化した真猿が島伝いに海を渡り南米に漂流。新世界ザルの登場。
今回は、この数奇な猿の拡散に迫っていきます
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機能局在論をぶった斬る?③ ~脳の基礎勉強:ラスト~
どうも、脳の基礎勉強編として過去2回に亘りお届けして来ましたシリーズのラストを飾るのは、大脳新皮質です 本当に複雑になってきます
例えば、頭頂葉側頭葉感覚野運動野連合野ε=ε=ε=┌(;*´Д`)┘イヤーーーッ!!・・・ハァハァ (´Д`*)ノ|壁|
聞いているだけで眠気が(´ρ`)..zZ
そんな人でも大丈夫 キッチリとまとめて見せましょう 😀
それでは続きをどうぞ
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免疫って何?(9)~リンパ球の組み換えの仕組み~
今回の記事では、リンパ球系の獲得免疫であるT細胞、B細胞の働きに着目します。
T・B細胞の働き ~連係プレーで身体を守る~
T細胞、B細胞の働きは、次のようにまとめられます。それぞれが単体で行動するのではなく、他の免疫細胞と連係して働いているところがポイントです。
『免疫プラザ』より引用させていただきました。
T細胞
T細胞は主に感染した細胞を見つけて排除する。T細胞は3種類あり、それぞれ司令塔、殺し屋、ストッパーの役目を担う。
- T/ヘルパー細胞は免疫の司令塔であり、助っ人。マクロファージから病原菌(抗原)の情報を受け取り、B細胞に抗体を作るよう指令を出し、抗体を作るのを助ける。マクロファージと共同で、サイトカインを放出、T/キラー細胞、NK細胞を活性化させる。
- T/キラー細胞は殺し屋。T/ヘルパー細胞から指令があると、感染した細胞にとりついて、その細胞を殺す。
- T/サプレッサー細胞はストッパー役。過剰に攻撃したり、武器を作ったりしないように抑制したり、免疫反応を終了に導く。
B細胞(抗体産生細胞、抗原提示細胞)
- T細胞の指令により、病原菌(抗原)に応じた抗体を産生し、抗原を攻撃する。B細胞はあらかじめ表面にレセプターをアンテナのように掲 げ、抗原と結合、同時に抗原を提示する(標識になる)。
その他、こちらも参考になります。
『獲得免疫の概要』
『獲得免疫の認識機能』
では、どうやって様々なウィルスに対応しているのでしょうか?
原猿から真猿へ ~原猿って何?~
画像はコチラから
先週までは「哺乳類の起源と歩み」というテーマで、我々の祖先である哺乳類の進化の歴史(歩み)を見つめなおしました。
哺乳類の進化の歴史は決して順風満帆ではなく、厳しい外圧に適応し続けるといったものでした。外圧に適応できず淘汰された者の方が多いという事実がその厳しさを物語っています。適応するために本能と矛盾する機能を獲得したこともあったようです。
『外圧⇒適応』を塗り重ね、積み重ねて獲得していった『機能群・本能群』は今も我々の中で作動しています。
「哺乳類」を学んだことにより、現在の我々の『機能群・本能群』を知ることができました。
今回のテーマは「猿」の進化の歴史です。猿の進化過程を学ぶことで、現在の我々の『心』について知ることができます。
本記事はまず猿の起源である原猿について切開していきます。興味がある方はぜひ読んでいってください。 😀