2006-09-29

両生類から爬虫類へ

 様々な逆境に適応する中で、「肺魚から両生類へ」劇的に進化した過程が、シリーズ2で展開されています。
 今回は、その続きとなる両生類が爬虫類へと進化していく過程をトレースしていこうと思います。

   水溜りの両生類から、爬虫類が誕生した  

最初の爬虫類の一つヒロノムス

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  投稿者 take17 | 2006-09-29 | Posted in ②シリーズ“祖先の物語”No Comments » 

海水域を捨てるのは大きな賭けだった!

海水魚から淡水魚への進化は、ミネラルの貯蔵庫としての硬骨格の獲得、つまり本格的な脊椎動物への歩みの第一歩と言われる。
厚生労働省の定義に従うと、ミネラルとは、亜鉛・カリウム・カルシウム・クロム・セレン・鉄・銅・ナトリウム・マグネシウム・マンガン・ヨウ素・リンの12成分を指す。ミネラルは、糖質、脂質、蛋白質、ビタミンと並び生命維持に不可欠の五大栄養素のひとつに数えられている。

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  投稿者 yasu999 | 2006-09-28 | Posted in ②シリーズ“祖先の物語”No Comments » 

TV番組紹介『タイムスリップ! 前 恐竜時代』

076.jpg
今回は、進化史関連のTV番組を紹介します。
このブログでは、魚類の進化を追っているところですが、そのちょっと先。
海から陸へのプロセスを追ったBBC製作の番組の再放送です。
http://www.nhk.or.jp/dramatic/onair/index.html

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  投稿者 staff | 2006-09-27 | Posted in 未分類 | 1 Comment » 

淡水魚から肺魚へ

あたらしく「Biological Journal」に参加することになったさんぽ です。最近、進化の勉強をはじめました!
「逆境からの進化 」シリーズでは、
シリーズ1:海水魚から淡水魚へ
(オウムガイから逃れて淡水域へ)
シリーズ2:肺魚から両生類へ
(肉食肺魚から逃れて、水周辺の陸上へ)でした!
淡水魚から両生類へ進化する過程に、見逃してはならない重要な進化があります!それは、肺魚の登場です!
この肺魚の登場なくして、両生類の進化はありえませんでした
そこで今回は、シリーズ3:淡水魚から肺魚へを扱います。

シリーズ3:淡水魚から肺魚へ
0925-1.jpg

ひれに骨がある肺魚フレウランティア

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  投稿者 zakky | 2006-09-25 | Posted in ②シリーズ“祖先の物語”No Comments » 

肺魚から両生類へ

シリーズ2:肺魚から両生類へ
オウム貝から逃れ、決死航を遂げた魚類は肺魚へと進化を遂げました。彼らは淡水域という新しい生存場所を手に入れ、繁栄を始めました。
しかし、また新たな逆境が・・・

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  投稿者 yoshi23 | 2006-09-19 | Posted in ②シリーズ“祖先の物語”1 Comment » 

海水魚から淡水魚へ

今後、Biological Journal では会員同士のリレー形式にて、魚類から人類に至るまでの逆境の歴史を紐解いて行きたいと思います。
シリーズ1:海水魚から淡水魚へ
地球上での魚類の誕生は今から5億年ほど前。
当時の地球上では、まだ陸上に進出した生物はおらず、海中では様々な生物が進化をしました。

0924.jpg魚類の祖先アランダスピス
胸ビレ等がないので、自由に泳げない。海底のドロの中の微生物を口ですくって食べていた。(アゴがない)

しかし、当時の海の覇者は、体長5mにも及ぶ大型の頭足類、エンドセラスなど頭足類(オウムガイの仲間)で、当時まだヒレも発達せず泳ぎの下手な初期の魚類(アランダスピス)にとって、オウムガイの存在はまさに逆境であったと言えます。

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  投稿者 tnaito | 2006-09-16 | Posted in ②シリーズ“祖先の物語”No Comments » 

遺伝子と突然変異☆

こんにちはぁ
遺伝子って、ずーっと興味はあったけど、難しそぉー なイメージがあって深くつっこむことはなかったのです。。。が、注目サイトに紹介されていた、遺伝子の部屋でちょっと勉強してみましたぁ
するとすると、すっごぉ~~~く面白い というか、このサイト、ややこしいところには必ず画像とかを交えて紹介してくれるので、素人の私にも分かりやすかったです!!オススメなので是非とも見てみて下さい
では、前置きが長くなってしまいましたが、今回はその中で私がすご~く面白い!!と思った部分をご紹介します (文章だけでは分からないかもしれないので、リンク先に飛んでもらって、画像と一緒にご覧下さい
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  投稿者 tnaito | 2006-09-15 | Posted in ①進化・適応の原理, ②シリーズ“祖先の物語”5 Comments » 

ネアンデルタール人とホモ・サピエンスは混血していたかもしれない(BBCエイプマン第6回「現生人類の時代へ」より)

aka.jpg

どうもお久しぶりです。雅無乱です。
今日(9月14日)の読売の夕刊に興味深い記事が載ってました。
ネアンデルタール人、“現代人”と長く共存…遺跡発見http://www.yomiuri.co.jp/science/news/20060914i503.htm
どうやらネアンデルタール人は、ホモ・サピエンスとかなり長い期間、同時代に同じ地域に共存していたことや、混血していた可能性も出てきたようです。もっとも、より慎重な検証が必要だとは思いますが…
さて、お待たせしましたが、エイプマンの第6回「現生人類の時代へ(最終回)」のレポートをお送りします。
===========================================
15万年前に出現した我々の直接の祖先ホモ・サピエンスは、北に向かって移動していった。
ラガー・ベーリョの洞窟(ポルトガル)の2万年前の地層から幼い子供の2本の腕の骨の化石が発見された。
これは、アフリカから8000kmを旅してきた現生人類なのか?それとも…
2万年以上前の先行人類の化石なのか…?(導入部)
フランス南西部 スー渓谷(16番洞窟)には初期人類の住居跡が残されている。
J.シメック教授(テネシー大学)
>現生人類は15万年ほど前のアフリカ南部が起源と考えられる。
>約5万年前にアフリカから北へ向かって移動を開始し、3万5000年前にはヨーロッパ全土に広がった。

教授は、謎を解く手がかりを洞窟の中に見つけた。
最初に現生人類が暮らした跡の地層から、石でつくったナイフ、動物の骨を使った道具、装身具まで見つかった。
現生人類が見つかった地層の下から、さらに前の時代の他の人類の生活の跡が見つかったのである。
それがネアンデルタール人contents_ph_01.jpg
ドイツのヴァバータールにあるファールロット博物館にはネアンデルタール人として最初に認められた化石が保管されている。
骨太でがっしりした化石だ。
R.シュミッツ博士(ライン州考古学局)は語る。
>頭蓋骨の特徴。奥行きあり高さがあるが幅があまり無い。後ろが丸い。
現生人類がやってくる前にヨーロッパ全土に繁殖していたのはネアンデルタール人だった。
20万年前から7万年前までの地層で、ネアンデルタール人の痕跡が見つかっている。
その地層からは石器のハンドアックスなどが多数出土しているのだが、なぜか、ネアンデルタール人の痕跡は突如消えてしまう。
初めてネアンデルタール人の化石が発見されたのは150年前のこと。
20世紀初頭には、ネアンデルタール人は棍棒を振り回している猿人と考えられていた。
DNA解析の結果は…
ネアンデルタール人に特徴的な配列が、現生人類や現代人には見つからない。
ネアンデルタール人は我々の直接の祖先ではないと推測される。
彼らは、我々の祖先がアフリカを移動している時に、既にヨーロッパで繁栄を続けていた。
ラガー・ベーリョの洞窟(ポルトガル)で2万年前の地層から幼い子供の2本の腕の骨の化石が見つかった。
J・ジルヤオ教授(ポルトガル考古学協会)は語る。
>子供の死亡年齢は4歳なのだが、現生人類のものにしてはかなりがっしりしたものだった。
子供の骨は、一見ネアンデルタール人的特徴が目立ったが、顎の骨は尖っていた(これは現生人類の特徴)。
結局、この骨は、一旦は初期の現生人類のものとされた(後に、二種の混血の可能性が指摘される)。
ネアンデルタール人と現生人類がまったく別の種であるという事実は、それまでの既成概念を打ち砕いた。
おそらく、長期間ヨーロッパで暮らしていたネアンデルタール人は肌が白く、アフリカからやってきた現生人類は肌が黒かったと考えられる。

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  投稿者 nanbanandeya | 2006-09-14 | Posted in 4)サルから人類へ…, ②シリーズ“祖先の物語”2 Comments » 

脳が飽和する!?~記憶のメカニズムについて~

脳の重要な働きの一つに「記憶」があり、この「記憶」が人の思考や行動に大きく影響を与えています。「記憶」とは、「知らない状態」から「知っている状態」への脳の変化であり(これを脳の可塑化と呼ぶ)、そのメカニズムについての記事を、東京大学大学院・薬学系研究科・講師 池谷裕二氏のサイトより、一部紹介します。
◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇引用はじめ◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇
私達は覚えようとしなければ覚えられません。ただぼんやりものを眺めているだけでは記憶されません。もし、見たものや経験したことを全てもれなく記憶してしまうと、人の脳は数分で飽和してしまうといわれてします。したがって、覚えようとしたものしか覚えられないという私達に備わった能力は悲観すべきものではありません。これは、ある一定の以上の強い信号が来たときにのみシナプス可塑性が生じるというもので、「協力性」と呼ばれる性質です。記憶のするために閾値が設定されており、これは閾値を越えたもの、つまり記憶しなければならないことだけを選抜して記憶するために役立っています。私達がいつも試験前に苦労しなければならないのは、まさにこの閾値が存在するからです。
さて、もう1つ忘れてはならない記憶の性質があります。それは連合学習です。私達は物事を覚えるときに何かに関連付けて記憶します。例えば、ワシントンを覚えるときも、ただワシントンと覚えただけでは、何の役にも立ちません。初代のアメリカ大統領と覚えることではじめて意味があるのです。また梅干しを見てよだれが出てくるといった条件反射も連合学習です。このように私達は通常、物事をほかの物事に連合させて覚えます。さらに連合させることで覚えやすくもなるのです。語呂合わせなどはそのよい例です。連合させれば閾値以下のものでも覚えられるわけです。 (中略)この性質を「連合性」といい、連合学習の基礎になっていると考えられます。(中略)
私達は誰でも思い出というものを持っています。思い出も一種の記憶です。(中略)感情や思い入れが深かったからこそ、今でもこうして思い出という記憶となって人の脳の中に残っているのだともいえます。快楽、恐怖、驚愕なども含めた喜怒哀楽といった感情のことを、私達は「情動」と呼んでいます。つまり情動が絡んだ出来事はよく覚えていられるというわけです。これは、情動が記憶の形成を促進していると言い換えることもできるでしょう。
東京大学大学院・薬学系研究科・講師 池谷裕二氏のサイト「Gaya’s homepage!」
「脳が記憶するとき-LTPとは何か-」http://gaya.jp/research/no0.htm
より引用
◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆引用終わり◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
上記の内容で面白いのが、「見たものや経験したことを全てもれなく記憶してしまうと、人の脳は数分で飽和してしまう」という点。つまり、ある一定以上の強い信号が来たときにのみ、その情報が脳に記憶される、言い換えると記憶するために閾値が設定されているという点が、「記憶」のメカニズムの一つの大きな特徴ではないかと思います。
これは、必要なことを必要なだけ記憶するための重要なメカニズムであるとの同時に、そのメカニズムがうまく機能しなければ、必要なことでもなかなか覚えられない(すぐ忘れてしまう[:のぉ:][:雷:])といった状態に陥る危険性も孕んでいるのだと思います。
また、るいネットにも「記憶」に関する投稿がたくさんあります。以下にいくつか紹介します。
人類の記憶回路の仕組み サヴァン症候群の事例から①
人類の記憶回路の仕組み サヴァン症候群の事例から②
脳回路の2段階構造
記憶力を高めるメソッド、(感謝の気持ち)
共認充足が脳を活性化させる
子供の記憶回路の劣化
記憶力がよくなりたい!っていうのは誰もが思うところでしょうし、勉強するにも仕事をするにも「記憶」を使いこなすことは非常に重要です。どんなときに「記憶」が活性化するのか、また「連合性」「情動」と「記憶」との関係性等、「記憶」のメカニズムについての新しい研究成果、記事などを見つけたら、また随時紹介していきたいと思います。
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  投稿者 staff | 2006-09-12 | Posted in ④脳と適応No Comments » 

ミラーシステム上に言語遺伝子を発現

人類の言語獲得の時期や言語発生のルーツを特定するうえで注目されている『言語遺伝子(FOXP2)とミラーシステムの関係』について面白い研究内容がある。
この言語遺伝子の発現部位は、ブローカ野及びその右半球相同領域、そして両側の頭頂葉縁上回が主要部に占められているのですが、これらの領域のルーツを探ることで言語の起源を明らかにしようという研究内容があるのでそれを中心に紹介したい。
☆☆☆☆☆☆☆☆☆引用はじめ☆☆☆☆☆☆☆☆☆
>それでは、言語遺伝子が支配している脳の領野のルーツは何だったのか、ということになってくる。それこそまさに、言語の起源の問題の本質に絡んでくる問いのはずである。
これについては、ミラーシステムという認知神経科学的研究から提唱されている概念が、貴重な示唆を提供してくれている。ミラーシステムは、ブローカ野とその相同領域に存在するミラーニューロン、運動前野および縁上回を中心とする頭頂葉の部位から構成されている。他者の行為を認知する際に、それを自分自身の行う運動パターンをもとにして理解するためのネットワークである、「なぞる」という語によって、ほうふつとするような認識にコミットしている。
~中略~
つまり、相手が対象といかに関係しているかを観察し、その働きかけを自分自身の身体に引き移した上で、新奇なことばの意味を認識しようとする。それゆえ、もしミラーシステムが存在しなかったならば、人間はとても今日のような膨大な語彙を個々人で習得することはできなかっただろうし、運動性の言語中枢がシステムに組み込まれているのも、言語の進化を考える際、決して偶然の結果ではなかったと類推せざるを得ないのである。
京都大学霊長類研究所 認知学習分野より引用

★★★★★★★★★引用終わり★★★★★★★★★
ある対象や現象を視覚聴覚などの感覚器官によってそのまま捉えるのが本能機能ならば、ミラーシステムとは、ある対象に自らの意識を重ね合わし、それらを諸々の意識と照らし合わせる事で、その対象や現象の持つ意味や構造を認識できるシステム。そういう意味では、ミラーシステムとは本能機能を超えた共認機能そのものといって良いだろう。
例えて言えば、誰かのあくびを本能機能だけで捉えるとそれは口が大きく開いた現象としてしか捉えられないが、共認機能で捉えるとあくび=相手が眠い事が理解できる、といったような事だ。
詳しく共認機能を知りたい方は↓
るいネット実現論を参照。
そしてこのようなミラーシステム上に言語遺伝子を発現させたという事は、言語をはじめとした観念機能とは、自然などの対象に共認機能を向ける事で見出された成立構造を互いに共認する為に創られたものだという事がこのサイトから伺える。
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  投稿者 staff | 2006-09-10 | Posted in ④脳と適応No Comments »