- 生物史から、自然の摂理を読み解く - http://www.seibutsushi.net/blog -

TV番組紹介『タイムスリップ! 前 恐竜時代』

076.jpg
今回は、進化史関連のTV番組を紹介します。
このブログでは、魚類の進化を追っているところですが、そのちょっと先。
海から陸へのプロセスを追ったBBC製作の番組の再放送です。
http://www.nhk.or.jp/dramatic/onair/index.html [1]



=================================================
『前編 海から陸へ』(2006年9月27日アンコール放送)
5億3000万年前のカンブリア紀から2億8000万年前のペルム紀までを描きます。カンブリア紀の海にすむ主な生き物は、大型捕食動物アノマロカリス。節足動物に属し、やがてクモや昆虫に進化していきます。ハイコウイクチスという小さな魚ははじめて背骨をもち、人間をはじめとするせきつい動物の祖先となります。シルル紀になると節足動物はウミサソリに、せきつい動物は記憶力や感覚器官も発達した魚ケファラスピスに進化します。デボン紀、植物に続いて節足動物とせきつい動物も陸上に進出します。そしてせきつい動物は両生類へと進化します。巨大化した昆虫が地上の主役となる石炭紀、両生類の一部は水辺から離れて生活することができるは虫類に進化します。
『後編 は虫類の支配』(2006年10月4日アンコール放送)
2億8000年前のペルム紀から三畳紀を経て恐竜が誕生するまでを描きます。ペルム紀になると地上の王者は昆虫や節足動物から巨大は虫類へと移り変わっていきます。草食のエダフォサウルスと肉食のディメトロドン。どちらもほ乳類型は虫類と呼ばれ、のちに誕生するほ乳類に多くの特徴が受け継がれていきます。ペルム紀の後期になると、気温が非常に高くなり大陸は砂漠化が進み多くの生き物が絶滅するという事態になります。その後、三畳紀に入ると気候は穏やかになり針葉樹の森が陸地を覆い始めます。生き残った小さなは虫類は再び大型化し、草食のリストロサウルスは各地で繁栄します。
================================================

NHK教育で午後7時から7時45分まで。第一回は本日ですので、お見逃しなく。
例によって、想像の映像やちょっといかがわしい仮説なんかも出てくるとは思いますが、一つの参考にしつつ冷静に事実を探っていきましょう。
-雅無乱-
クリックよろしくおねがいしまーす!↓↓
ブログランキング・人気ブログランキングへ [2]にほんブログ村 科学ブログへ [3] [4]

[5] [6] [7]