2013-09-29

「作用・反作用の法則」+「重力レンズ効果」=「空間は未知のエネルギーで成り立っている」

◆作用反作用の法則
物体Aが物体Bに力を加えると、必ずBもAに同じ大きさで反対向きの力を返します。これが作用反作用の法則(運動の第3法則)です。(リンク参照)
例えば重力
地球は人間を引っ張っていますが、人間も地球を引っ張っています。

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  投稿者 ka-syun | 2013-09-29 | Posted in ⑫宇宙を探求するNo Comments » 

睡眠=休息ってホント?睡眠を科学する(その2)

みなさんこんばんは
「睡眠を科学するシリーズ」、少し間が空きましたが、本日は後半戦をお届けします。
前回の記事はコチラ
さて、今回の記事は「睡眠と記憶力の関係」について、最新の研究で得られた知見も交えて追求していきます
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  投稿者 andy | 2013-09-28 | Posted in ④脳と適応No Comments » 

アインシュタイン、その光と影 4

“波”の媒質~物質の世界と非物質の世界

          
アインシュタイン、その光と影3では、音、水の波、光の速度について、ソース(=波動の発信源)の運動(≒速度)、並びに観測者の運動(≒速度)が、各々の波動の速度にどのように影響しているかを明らかにしました。
          
あらためてまとめると以下のようになります。
●音・水・・・ソースの速度は波の速度に足されないが、観測者の速度は足される
●光・・・・・ソースの速度も観測者の速度も光の速度に足されない
          
音であれ水の波であれ光・電磁波であれ、波の速度にはソースの速度=運動状態は関係ないという共通性が見い出せますが、同じ波でも光だけは観測者の運動状態も影響せず、いつも光速度一定という性質が貫徹されます。これは、地球の自転(=500m/sec)や公転(=30km/sec)を利用した精密な計測でも実証されています。一見不思議or矛盾するような現象が計測されるのはなぜなのか?を今日は考えてみたいと思います。
          
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  投稿者 staff | 2013-09-24 | Posted in ⑬相対性理論・量子力学・素粒子No Comments » 

シリーズ 超極小『素粒子』の世界28 ~陽子と中性子は常に入れ替わっている?~

「原子核は陽子と中性子からできている」「原子核に陽子が2つ以上ある場合はそれと同数以上の中性子が必ずある」・・・現代では中学生でも知っているようなこの原子核のモデルの歴史を紐解きながら、できれば素粒子論や量子論の問題点も探って行きたいと思います。
          
現代の教科書に載っている原子モデルの基礎が確立したのは1911年のことです。このモデルは中心に正電荷を持つ原子核があり、その周りを負電荷を持つ電子が衛星のように回っているイメージで、「ラザフォードの原子模型」あるいは「長岡・ラザフォードモデル」と呼ばれています。
          
原子モデルの件は当ブログにも過去ログにあります
超極小『素粒子』の世界15 ~原子や電子ってどこまで観測されているの?~
          

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一方、化学の世界ではメンデレーフが1869年に提案した元素周期表をもとに、その後の実験で各元素の質量がほぼ周期表どおりになっていることもわかってきました。また19世紀末~20世紀初頭には、電子と陽子が存在して原子を形作っていること、ならびにその各々の性質や質量もだいたわかっていました。ところが、いろいろな元素の性質が明らかになるにつれて、原子核の質量と電荷がすっきり説明できないということで、科学者たちは頭を悩ませることになります。それは、原子番号2番のヘリウムの原子核は、電荷は水素の原子核の2倍、質量は4倍でなければならないという最初の段階で早くもつまずいてしまったのです。
          
応援よろしくお願いします

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  投稿者 staff | 2013-09-20 | Posted in ⑬相対性理論・量子力学・素粒子No Comments » 

すごい畑のすごい土(1) 植物-土壌フィードバック

奇跡のリンゴ」とは、木村秋則さんが世界で初めて、完全無農薬・無肥料で栽培に成功したリンゴのこと。1978年に無農薬栽培を始めてから11年が経っていた。
現在では、この栽培技術は「自然栽培」として、イネ、トウモロコシ、茶、ニンジン、トマト、ジャガイモなど多くの作物に広がり、いずれも成功を収めています。
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(写真はこちらよりお借りしました。)
しかし、「奇跡のリンゴ」の栽培法は、これまでのリンゴ栽培の常識とあまりにもかけ離れており、成功した科学的メカニズムの詳細はまだ解明されていません。
2003年から木村リンゴ園に通い観察を続けてきた植物生態学者・杉山修一さんは、ようやくリンゴ園で起きていることが矛盾なく説明できるようになってきた、という。
氏の著書『すごい畑のすごい土-無農薬・無肥料・自然栽培の生態学』(2013年)より、自然栽培の謎をひもときたいと思います。
応援、よろしくー

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  投稿者 okamoto | 2013-09-16 | Posted in ⑤免疫機能の不思議No Comments » 

言葉の不思議3:言葉とミラーニューロン・ミラーシステム

自ら行動するときと、他の個体が行動するのを見ているときと、その両方でまったく同じ活動電位を発生させる神経細胞が、1996年にマカクザルで発見されました。この細胞は後に「ミラーニューロン」と命名されました。最初に発見されたマカクザルのミラーニューロンは下図のF5と呼ばれる領域に分布しており、それがちょうどヒトのブローカー野(=運動性言語中枢)の位置にあったため、言語の習得や発達に大きく関わっている可能性も当時から予測されていました。

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その後、ミラーニューロンには脳神経系以外の分野(ex.発達科学や心理学)の研究者たちからも注目が集まり、ヒトの脳における実験・観察も急速に進んできました。ただ、ヒトの場合はマカクザルのように脳内に直接電極を差し込んで調べる訳にはいきません。したがってfMRIやPETなどの画像技術を駆使しての実験ですから、ミラーニューロンという“細胞”の存在が見つかっている訳ではありませんが、自他の区別なしに活性化する脳の状況は確認されています。その意味で、ヒトの場合は脳全体が『ミラーシステム』に基いて働いているという表現の方が適切かもしれません。
何れにしても、現在ミラーニューロンorミラーシステムの存在はほぼ認められており、仮説も含めて以下の4点がミラーニューロンの機能と言われています。
  1.他者の意図の理解
  2.自身の情動とつながって共感を形成
  3 それまでの体験や行動から他者の考えや欲求を推測
  4.言葉の発達への関与や自閉症との関連

その中で最も物証に乏しいということで、学者の間でも賛否両論となっている言葉とミラーニューロンの関係を今日は考えてみたいと思います。
応援よろしくお願いします

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  投稿者 staff | 2013-09-12 | Posted in ④脳と適応1 Comment »