2011-03-31

生物と放射線

福島の原発事故以降、放射線に関するニュースが毎日のように流れています
確かに放射線は危険なのですが、放射線がなぜ危険なのか?そもそも放射能は生物にとってどんな存在なのか?ということが報道されることはありません 🙁 。
今回は生物と放射能という切り口で記事を書いていこうと思います。

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  投稿者 MASAMUNE | 2011-03-31 | Posted in ⑪福島原発問題1 Comment » 

「続・人類の拡散」シリーズ ~複数回成功した「出アフリカ」~

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 こんにちわ。arincoです。
 「続・人類の拡散」と銘打って始まった本シリーズ。
 前回までは
 アウストラロピテクス
ホモ・ハビルス
ホモ・エレクトス
ホモ・ハイデルベルゲンシス
ホモ・ネアンデルターレンシス
について、発見場所骨格的特徴気候を整理してきました。今後、それぞれの種の通点と異なる点を追求していく予定です。
 特にこの間明らかになった事は、各種を分けているものは、「骨格」という事です。従って、骨格については、今後特に注目していく必要があります。
 さて、今回は今後の考察に先立って、我々の主目的である「出アフリカ記は本当か」という視点に一度立ち返り、現状分かっている範囲での「出アフリカ記」についてまとめておく事を趣旨としています。
 今回のエントリーは「雑記帳」というサイトに拠る所が大きくなっています。雑記帳さんは、最近の人類学関連の研究成果を小まめに投稿されており、素人の追及にとって非常にありがたい存在です。興味のある方はぜひご覧下さい。
応援よろしくお願いします。
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  投稿者 arinco | 2011-03-29 | Posted in 5)人類の拡散3 Comments » 

「続・人類の拡散」シリーズ ~氷期に適応し高度に進化した、ホモ・ネアンデルターレンシス~

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今回はホモ・ネアンデルターレンシスを取り上げます。
 ホモ・ネアンデルターレンシスはホモ・ハイデルベルゲンシスを祖先とし、一時ホモ・サピエンスの一亜種として扱われ、学名をホモ・サピエンス・ネアンデルターレンシスとされていましたが、その後亜種でも祖先でもないとしてホモ・ネアンデルターレンシスに戻されています。
 しかし、2010年5月には現生人類にネアンデルターレンシスの遺伝子が1~4%混入しているとの研究結果が発表されています。ネアンデルターレンシスはホモ・サピエンスの直接の祖先ではなくとも、現生人類に影響を与えていることは間違いないでしょう。

ネアンデルターレンシスの特長に入る前にクリックお願いします。
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  投稿者 tsuji1 | 2011-03-25 | Posted in 5)人類の拡散No Comments » 

雌雄の役割分化19~これからの男女関係はどうなる?

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この画像はこちらからお借りしました

前回は、性の衰弱の原因を探求しました。その流れをおさらいすると、次のようになります。

1.略奪闘争が世界中に広がり、本源集団が失われ、人類集団は私権集団に変わり、男女の性が私権獲得の対象に変質

2.市場の拡大に伴い、個人の私権獲得が第一義となり、私権集団も解体され、自由な性市場が登場。男女関係が完全に個人の私権にゆだねられる。

3.豊かさの実現により、私権獲得の活力が衰弱。それに合わせて、個人的な私権の対象でしかない性も衰弱。

4.社会不全が高まり、性=遊んでいる場合ではなくなり、性を封鎖して男女とも課題収束。

人類の性が衰弱した根本的な原因は、生命原理に根ざした本源集団が解体され、進化の課程で人類が獲得してきた、男女の役割規範と男女共認充足が解体されてしまったことでした。

生物にとって人類にとって、男女共認充足は最大の活力源であり、これを失うことは種の存続を左右する大きな問題です。どうしたら、男女共認充足を、さらには人類本来の本源集団を再生し、人類がさらに進化していくことができるのでしょうか。

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  投稿者 nodayuji | 2011-03-24 | Posted in ③雌雄の役割分化No Comments » 

雌雄の役割分化18~現代人の性が衰弱しているのはなんで?

生物は数億年もの間、安定と変異という軸上で雌雄の性の差別化をより推進してゆく方向で進化してきたました 😀 。
我々現代人も、その塗り重ね構造の先にいるわけですが、そうした自然の摂理に適っていないと思われる事例を前回の記事で3つ挙げました。
1.性の個人化、市場化
2.男女の役割の曖昧化、中性化
3.男女の吸引力の低下、性の衰弱(いわゆる草食化)
今回は、その分析を試みます 8) 。

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  投稿者 MASAMUNE | 2011-03-17 | Posted in ③雌雄の役割分化No Comments » 

「続・人類の拡散」シリーズ ~現代人の原型、ハイデルベルゲンシス~


今回取り上げるのは、ホモ・ハイデルベルゲンシス
ホモ・エレクトスと、ネアンデルタール人や現代人の中間を結ぶ存在であり、原人というより「原サピエンス人(現代人の原型)」とも呼ぶべき種です。「ネアンデルタール人と現代人の最後の共通祖先」と言われる、このハイデルベルゲンシスの特徴について明らかにしていきます。
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ありがとうございます

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  投稿者 yaga | 2011-03-08 | Posted in 5)人類の拡散No Comments » 

雌雄の役割分化17 ~現代(人類)の男女は?

さて、『雌雄の役割分化』シリーズもそろそろ終盤です
これまで生物の数億年にわたる歴史を遡ってオスとメスの関係、その意義を考えてきました。
雌雄分化の原初ともいえる単細胞生物の「接合」から、多細胞生物における「殖産分化」「精卵分化」、そして脊椎動物における「雌雄躯体分化」を学び、さらに哺乳類→サル→初期人類に至る過程で、オスメスの役割はどのように分化していったのか見てきました。
一貫していえることは、生物は安定と変異という軸上で雌雄の性の差別化をより推進してゆく方向で進化してきたこと、オスメスの関係は種・集団の存続上不可欠の課題として調和してきたことです。

我々現代人も当然ながら、生物史数億年の塗り重ね構造の先にいるわけですが、、、現代における男女の役割は、こうした自然の摂理に適っているといえるのでしょうか?

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  投稿者 iwaiy | 2011-03-03 | Posted in ③雌雄の役割分化No Comments » 

「続・人類の拡散」シリーズ 初期ホモ属~人類初の出アフリカ ホモ・エレクトス②~

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さて、前回のエレクトス①の続き。今回はエレクトスの③生存環境 ④骨格的特長を記事にします。
③エレクトスの生存環境
「人類進化の700万年」著者:三井誠、の動物化石から類推した気候変動の考察によると、300万~250万年までの東アフリカでは、森林で生きる種が激減し、乾燥した草原を好む種が繁栄してきたことが示されています。また、1997年に米国で発表された論文では哺乳類に変化が起きたのは250万~180万年とされており、エレクトスが生まれた200万年前後の気候は、乾燥化が少しずつ進み、森林からサバンナへと環境を変えていったと思われます。これは、ちょうどヒーバー氷期へと突入する時期とも重なりますね。
るいネットに非常によくまとまった投稿があります。

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  投稿者 nannoki | 2011-03-01 | Posted in 5)人類の拡散2 Comments »