2019-07-25
注意力は呼吸法で高められる ― 認知心理学の手法で実証 ―
千葉大学の研究チームによる人の呼吸法と注意力の関係についての研究成果が発表されました。
これまで経験的に言われてきた息を吐くことの重要性が、認知心理学の観点からも正しいことが確認されたそうです。
千葉大学ニュースリリースより、以下に引用紹介します。
注意力は呼吸法で高められる ― 認知心理学の手法で実証 ―
千葉大学大学院人文科学研究院 一川誠 教授が率いる認知心理学の研究チームは、物体の動きの変化に対する人の呼吸が与える影響を調べ、動きの変化に早く反応できるのは息を吐いている時であることを初めて科学的に実証しました。これにより、武道などの指導でこれまで経験的に言われてきた息を吐くことの重要性が、認知心理学の観点からも正しいことが確認されました。今回の研究成果は、日本視覚学会の学術誌『Vision(ヴィジョン)』31号で発表されました。
●研究の背景
スポーツ科学において、呼吸法とパフォーマンスの関係は、研究者たちの注目を集めてきました。例えば、高い筋力を必要とするウェイトリフティングの場合、息を吐き切る瞬間にバーベルを持ち上げることが有効とされてきました。また、剣道の指導などでは、「吐くは実の息、吸うは嘘の息」と表現され、息を吸っている時には隙ができやすいことが経験的に共有されてきました。しかし、筋力のような身体能力ではなく、認知能力が関わる「注意力」に対して、呼吸法が果たす役割を調べた研究はこれまでほとんどありませんでした。
●研究手法
人の認知機能の解明を目指す認知心理学の分野では、視覚を介した注意には2種類あると言われています。バレーボールを例にとると、選手が予想外のフェイントによって思わず惹きつけられる注意(外発的注意)と、相手が打った球に自分で狙いを定める注意(内発的注意)があります。一川教授のチームは、これらの2種類の注意について呼吸の仕方が及ぼす影響を調べました。
実験では、16人の大学生を対象に、画面上の左右どちらかの四角の枠の中に提示される×印の位置をなるべく速く答えてもらう課題を用いました。
課題には、瞬間的に枠の明るさが変化する手がかりで強制的に注意を惹きつける外発的注意条件と、矢印による手がかりで意識的に注意を向けさせる内発的注意条件を設けました。また、これらの手がかりがターゲットに対して間違っている場合と正しい場合の2条件を設けました。呼吸については、呼吸の仕方(吸う時・吐く時)× タイミング(呼吸中・呼吸後)の4条件を設けました。
●研究の成果
実験の結果、矢印による手がかりで意識的に注意を向ける内発的注意条件では、手がかりが正しい場合の反応は、手がかりと×印の時間差が400ms の時、呼吸中か呼吸後かに関わらず、息を吐く時で反応がより早まり(①)、手がかりが間違っている場合の反応の遅れは、呼吸後のタイミングで、息を吸う時に大きくなることがわかりました(②)。一方で、明るさの変化による手がかりで強制的に注意が引きつける外発的注意条件では、手がかりが間違っている場合の反応の遅れが、呼吸中か呼吸後かに関わらず、吸う息より吐く息で大きくなることがわかりました(③)。
これにより、外発的注意と内発的注意では、反応を早める呼吸の仕方が異なるものの、自発的に相手の動きに注意を向ける場合には、息を吐いている時に反応がより早くなる傾向が認められました。剣道などの武道の指導では、「長呼気丹田呼吸法」という、下腹に意識を集中させ、吸う息を短く、吐く息を長くする呼吸法の重要性が強調されます。武道では、相手の動きに意識的に注意を向けることが求められる場面が多いため、こうした呼吸法は理にかなっていると考えられます。
●研究者のコメント
今回の実験の実施とデータ分析を担当した小池俊徳氏(2016年千葉大学文学部行動科学科卒)は、「認知心理学的なアプローチがスポーツパフォーマンスに貢献できる可能性を感じております。 本研究から派生する研究が駆け引きのあるすべてのスポーツに良い影響をもたらすことを願っています」と話しています。また、一川教授は、「呼吸の仕方が注意という一つの認知機能に影響を及ぼすことを見出したのは世界でも初めてのことです。今後は呼吸によって人間の認知的な能力をどこまで上げられるのか解明したいと考えています」と述べています。
(以上引用)
オオマサガス~佐野博士による見解 常温核融合(物質の統合過程)が発生している
数年前、近い将来エネルギー革命の一つとして、オオマサガス(http://www.ohmasa-gas.org/大田区にある日本テクノ株:ブラウンガスと同一)可能性を調べていたが、発生装置を購入した人の話を聞くと「電気代が高く、採算に合わないので使用してない。装置を譲っても良いですよ」との事で追求を中断しました。
そのオオマサガスについて佐野千遥博士の見解が有りましたので概要を紹介すると同時に新たな可能性(常温核融合:S 極磁気単極子により、エーテルから原子核、物質そして生物まで創出される。)を今後追求します。
【新エネルギーとしての概要と評価】
・オオマサガスは水を振動攪拌で電気分解を行い、水素と酸素の混合気体をつくる。
・一部にフリーエネルギーと言われていたが、燃焼させた場合は、(燃焼エネルギー)÷(電気分解に必要としたエネルギー)≒0.5 と効率が悪い。
・メリットは、空気中の酸素と 爆発的に化合する危険な水素を使用する燃料電池よりも安全で、排気ガスは水蒸気であるため環境汚染が無い、という点にある。
【オオマサガス製法の常温核融合に対するスミルノフ物理学での説明】
使用されている高周波振動モーターのモーター部は螺旋型の電磁コイルだが、ここに電流を流した場合、外側の空間は正の透磁率、内側の空間は負の透磁率の空間となる。つまり、振動攪拌によって負の透磁率である負の世界が出現する。
振動攪拌によって発生した負の世界の S 極磁気単極子が作用し、負の透磁率の水が触媒となって、より多くの陽子や中性子が結合して大きな原子核が形成される。すなわち、常温核融合である。
この際に供給される陽子や中性子は、真空エーテル由来である。原子核内は負の誘電率で極低温ではあるが、メビウスの帯構造故に、透磁率的には全面的に負とはならず、正の透磁率と負の透磁率とが混合している。その結果、N-S-N の磁気単極子結合体として陽子が、S-N-Sの磁気単極子の結合体として中性子が真空エーテルから形成され、供給される。
よって、“電解時にナノ・マイクロバブルが生成して破裂する際に発する強力なエネルギー”が原因ではない。ちなみに、バブルが破裂する際に発生するエネルギーは衝撃波や超音波であり、決して“フリーエネルギー”やそれに関わる類のものではない。
例えば、特開2009-28667に依れば、振動板を100Hz以上の周波数(135Hz)で振動させる攪拌機によって超純水を常温で 200時間連続攪拌すると、マグネシウム、アルミニウム、亜鉛などの元素が増える。(分析値は、平成18年12月20に当時東京工業大学原子炉工学研究所所長だった有富正憲氏が、東京工業大学のICP質量分析計を使用して測定した結果。)
特開2009-28667の実験結果(ppb)
Mg | Al | e | Cu | Zn | Na | Ca | K | ||
1回目 | 振動攪拌前 | 0.00 | 0.00 | 0.00 | 0.00 | 0.00 | 0.11 | 0.12 | 0.00 |
振動攪拌後 | 583.47 | 6.30 | 0.36 | 6.74 | 133.44 | 3.53 | 12.17 | 1.84 | |
2回目 | 振動攪拌前 | 0.00 | 0.00 | 0.00 | 0.00 | 0.00 | 0.14 | 0.00 | 0.02 |
振動攪拌後 | 621.29 | 7.48 | 0.97 | 7.33 | 147.35 | 4.36 | 8.85 | 1.94 |
また、特開2015-55527に依れば、160Hzにてセシウム137、セシウム134を含む放射能汚染水を電気分解すると無害化され、カルシウム水を電気分解すると鉄、銅、コバルト、ニッケル等が生成する、という現象が発生する。(以上の詳細な実験条件については、各特許を参照のこと。)
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生命の起源と原理~最新の統合物理学と古代人類の宇宙観
前回の実現塾で、「生命の起源と原理」を扱った。
《生命現象は逆拡散の統合過程》:生命は統合過程である為、常に拡散していくことを前提にしている科学理論で説明できない。そこを解明する手がかりは佐野博士の単極磁石理論などの、統合を促す電磁波の構造を扱ったもの(スミルノフ物理学)だけ。・・・・・
その中で、「太古人類が宇宙の構造を陰陽説(S極N極磁気単極子;陰と陽の二気が調和して初めて自然の秩序が保たれる)・輪廻転生(逆拡散と統合:死んで無に還った霊魂が何度も生まれ変わってくること)そして螺旋構造(DNA~星雲:螺旋構造の縄文土器等)と想定していた事は、まさに、最新の統合された物理学(スミルノフ物理学)で論証された内容であり、驚きを禁じ得ない」との話がでた。
同様な思いを持ったブログ記事「日本のルーツ研究と弥栄へのシフト http://iyasaka369.blog.fc2.com/blog-entry-30.html」が有りましたので一部分を紹介します。
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【スミルノフ物理学とDNAとヨーガ、北斗七星、祈り、死 】
DNAの非常に近接した右巻き二重螺旋構造はトロイダル・コイル=テスラ・コイル構造(コイルの導線自体が更に細かいコイルになっている)で、内部は互いの電磁誘導によりゼロ磁場となって電気抵抗がほぼゼロ(=常温トポロジカル超伝導回路)となり、発熱することなく、巨大な電流が流れる。 その電流エネルギーは、エーテルエネルギーを取り込んで得たエネルギーであり、故に、生命体は自己の周囲に常温プラズマ=オーラを発する。
むしろ、この構造があるため、宇宙空間に充満するエーテルエネルギーを取り込める。 電流は N 極系であるから、負の質量、負のエネルギーである S 極系エーテルエネルギー(磁気単極子)を強力に集めることとなる。それにより、負のエネルギーが生命体体内の隅々まで送り出されるが、負のエネルギーは反エントロピーの源泉故に、生命体は必然的に進化する。
すなわち DNA は、宇宙全体を貫いて起源意識に繋がる S 極系エーテルエネルギー(磁気単極子)=生命エネルギーを人体に取り入れ進化させる作用をしており、従って、人体は大宇宙に対する小宇宙と言える。人体が大宇宙に対する小宇宙であることは、チャクラの位置が北斗七星を形成することでも表されている。北斗七星は天帝=北極星の御車であり、諏訪の北斗神社では天御中主神 を祀るので、北斗七星は天御中主神=起源意識のシンボルである。
チャクラと言えばヨーガだが、ヨーガに於いて、大宇宙の絶対的エネルギーであるプラーナが人体に降りて7つのチャクラが活性化すると、3回転半のとぐろを巻く神蛇で象徴されるクンダリーニが覚醒し、大宇宙と一体化するために、脊椎を上昇して頭頂のサハスラーラに至るとされる。
負のエネルギーの左巻きS 極系エーテル繊維が、1ヶ所にとぐろを巻いて固まった、負の質量を有するのが S極磁気単極子であることからすれば、クンダリーニの活性化とは、体内に眠り、起源意識と繋がることができる S 極磁気単極子=生命エネルギーを S 極系エー テルエネルギーを取り入れて活性化する、ということに他ならない。
そして、これが祈りに繋がる。すなわち、人の意識の本質は S 極磁気単極子であり、宇宙全体を貫く S 極系エーテルエネルギーを通じて、祈りの波動が起源意識と共鳴する。先にも述べたように、宇宙はメビウスの帯構造であり、そこには波動的性質があるためである。
また、死に関して言うならば、死とは物質としての肉体から生命エネルギーの本質であるS極磁気単極子が抜け出し、起源意識のもとに戻る(一体化する)ことに他ならない。(従って、脳死となっても、生命エネルギーが抜け出していなければ生きているということであり、蘇る可能性が残されている。)
起源意識のもとに戻ることにより、生前の経験や記憶が起源意識にフィードバックされ、起源意識が進化する。しかし、死ぬと天国と地獄に分けられるとか、墓に入ってどうこう、などと生前に教えこまれる=洗脳されることにより、意識としてのエネルギー体が束縛されて(酷い場合は浮遊霊や地縛霊となり)、起源意識のもとに戻ることができなくなってしまうのである。これを戻すための手段として、特定の宗教に於ける祈り=供養が用いられる。この行為は、俗に「光の世界に送る」などとも言われている。
生命体とは、起源意識というエネルギー体では経験できない“感覚”というものを通じて感じ、様々なことを認識・経験し、自らが何なのかを知り、進化するために創られた創造物であり、すなわち、起源意識の分身であり、物質宇宙はその生命体の活動の場(器)として創造されたのである。
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核実験・原発事故による放射能汚染の現状
西欧科学の産物の一つ。核兵器・原子力発電。最近マスコミではあまり報じられませんが、核実験・原発事故による放射能汚染の現状はどうなっているのか。
1.太平洋核実験の汚染物質の現状(2019年)
画像はこちら より。
まずは、太平洋核実験の汚染物質の現状。
・世界的には、1945年に初めての核実験が行われて以降、冷戦期にはアメリカ合衆国・ソビエト連邦を中心に約2,000回の核実験が行われている。
・太平洋核実験場はアメリカ合衆国が使用していた核実験場。マーシャル諸島にあり、1946年から1962年にかけて100回を超える大気圏内核実験が行われた。
以上、(Wikipedia)
冷戦期にマーシャル諸島のエニウェトク環礁に建設された核実験の遺物(コンクリートのドーム)から汚染物漏出の恐れがある。その他、世界各地の実験場の汚染物質はどうなっているのか。予断を許さぬ状況です。
以下、「AFP BB NEWS」より。
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太平洋の「核のひつぎ」から汚染物漏出の恐れ、国連総長が懸念
【5月16日 AFP】
国連(UN)のアントニオ・グテレス(Antonio Guterres)事務総長は16日、核実験で生じた汚染物を投棄するため20世紀に建設されたコンクリートのドームから、放射性物質が太平洋へ漏出することへの懸念を表明した。
太平洋の島国フィジーを訪れ、学生らを前に演説したグテレス氏は、マーシャル諸島のエニウェトク(Enewetak)環礁に建設されたこのドームについて、冷戦(Cold War)期の太平洋における核実験の遺物であり、「一種のひつぎ」だと表現した。
さらにグテレス氏は、マーシャル諸島のヒルダ・ハイネ(Hilda Heine)大統領と同様に、このドームに封じ込められている放射性物質の漏出の恐れを非常に懸念していると述べた。
同環礁の一部を成すルニット(Runit)島に1970年代後半に建設されたドームは、核実験で生じた放射性汚染物質の投棄場となっている。
放射性物質を含んだ土や灰が、クレーターに運び込まれ、厚さ45センチのコンクリート板で覆われている。
当時は一時投棄との位置付けで、クレーター底面には何らの加工もされていないことから、汚染物の海洋流出の危険性が指摘されている。
何十年も経過したドームには複数のひびが入っており、サイクロンが直撃した場合には崩壊しかねないと危惧する声もある。
グテレス氏はドームへの対応策には直接言及しなかったものの、太平洋の核の歴史は過去のものではないという見方を示した。(c)AFP
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2.福島原発事故、その後の汚染状況(2019年)
次に、日本国内。福島原発事故から8年。地域住民と東京新聞による山菜の放射能汚染についての報告です。今だ深刻な汚染状況です。
以下、「東京新聞(原発のない国へ) 」より。
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福島・飯舘村 山菜のセシウム汚染は今(2019年)
2019年06月05日
東京電力福島第一原発事故で高濃度に汚染された福島県飯舘村。昨年に続き、住民の伊藤延由(のぶよし)さん(75)と、山菜に含まれる放射性セシウム濃度を調べた。前回報じた楢葉町と比べ、土の汚染度は格段に高い。山菜の濃度も格段に高かった。
飯舘村での定点観測は2回目。昨年に比べると、濃度が下がってきているようにも見えるが、6種の山菜のうち食品基準(1キログラム当たり100ベクレル)を大きく下回ったのはタラの芽とシドキだけ。コシアブラやコゴミなど4種は5分間ゆでても基準値を大きく超えたままだった。
後日、同じエリアで採取したワラビが簡易検査で542ベクレルと倍以上の値だったと伊藤さんから連絡を受けた。原因を探ると、測定した部位が微妙に異なる可能性が浮かんだ。本紙では根元付近から採取して全体を測定しているが、伊藤さんは柔らかい中間部から上を採っていた。部位別に濃度を調べると、穂先と根元では濃度に3倍近い開きがあった。(山川剛史)
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