2011-04-30
緊急テーマ:『放射能の内部被曝とは?』①
過日の東日本大震災に端を発した、人災である福島第一原発の放射能汚染問題について、政府・東電・マスコミ・学者からの汚染についての発表は一貫して「安全」一辺倒。
しかし、安全基準値の段階的な引き上げや、避難区域の拡大。そしてここに来て、政府の御用学者であった内閣官房参与の一人であった東大小佐古教授の突然の辞意表明など、これまでの政府発信とは裏腹な動きが数多く見られます
このような様々な不確定な発信は、間違いなくこの件に対して隠蔽圧力が働いていると感じている人も多いのではないでしょうか
事実はいったい何なのか?という探索層も増えてきている今、ネットの中の情報を見ても様々な情報が行き交っており、何が使える知識(判断材料)となるのかがわからないという状況でもあります。
このような状況の中、私達自身の身を守る為にも被曝の影響というものを、より現実に即して判断できるだけの材料を自らが構築していくしかない
そこで、今回から数回にわたり、緊急テーマとして放射能による被曝。特に内部被曝について追求をしていきます 🙄
(画像はコチラよりお借りしました)
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雌雄の役割分化20~雌雄分化の塗り重ね構造 総まとめ
約5ヶ月間追求してきた「雌雄の役割分化」シリーズもいよいよ総まとめに入ります
男女の中性化、少子化、草食化etc.現代は男女の引力の低下が深刻下している時代といえます。性の再生を考える上で手がかりとなるのが、40億年にも渡り塗り重ねてきた生物進化の歴史です。
これまでの生物進化の歴史を振り返ると、生物がオスとメスに分かれたのは、外圧に適応し、進化を促進するためだったことがわかります。生物は変化する外部環境に適応するために、「安定性を保持しながら他方で変異する」という根源的な課題を解決することが必要でした。
この難題を解決するために、オスとメスが誕生したのです。
□雌雄の役割分化 1 ~雌雄分化って何?~プロローグ
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「続・人類の拡散」シリーズ ~化石は語る【頭蓋骨の謎】~
「アウストラロピテクス・アファレンシスの頭蓋骨化石モデル」
画像は、ココからお借りしました。ありがとうございます。
人類の化石から何が分かるのでしょうか?
今回は、頭蓋骨(+下顎骨)の化石の変化と、その理由について考えてみたいと思います。
チンパンジー(類人猿)→アウストラロピテクス・アファレンシス(猿人)→ホモ・サピエンス(現代人)という進化に伴う頭蓋骨の変化は、次のようになっています。
「チンパンジー~猿人~現代人の頭蓋比較」
「チンパンジーと現代人の頭蓋・上顎比較」
すなわち、以下のような変化が見られます。
- 脳容量が大きくなる
- 下顎が縮小し、口が引っ込んで顔が短くなる
- 犬歯が小さくなる
脳容量の拡大は別として、口と歯については食べるための器官となので、これらの変化は食性の変化と関係があるのではないかと思われます。
さらに、細かな特徴を見ていくと、ホモ・エレクトス(原人)とホモ・サピエンスの違いには、こんなものがあります。
「ホモ・サピエンスとホモ・エレクトスの頭蓋骨の違い」
- 矢状稜(頭頂に沿った出っ張り)がある
- 顕著な眼窩上隆起(目の上のほぼ眉に沿った隆起)
- 強い眼窩後狭窄(こめかみの引っ込み)
では、どうして、このような変化が起きたのでしょうか?
生命進化と地球活動の関係(生命と地球の共進化)
図:地球生命・表層環境史
※出典:プルームテクトニクスと全地球史解読(熊澤峰夫・丸山茂徳)「初期生命の実像」p140
(丸山珪徳・磯崎行雄生命と地球の歴史1998を改変)
前回の記事:「生物と放射線」の前段で地球史と生物史の関係について触れ、生命は有害な放射線の届かないところで生まれ、危険がなくなったところに進出していった、つまり放射線は生命の秩序とは相容れないことを明らかにしました。
今日はより大きな視点で、生命進化と地球活動の関係について考えてみます。
※考察に当たっては、「生命と地球の共進化(川上紳一・大野照文)」(※「プルームテクトニクスと全地球史解読」(熊澤峰夫・丸山茂徳)所収)を参考にしています。
「生きとし生けるものは、全て外圧(外部世界)に対する適応態として存在している」(実現論第一部:前史)わけですから、生物の進化の背景には様々な外圧があり、その環境変動が生物の新たな機能の獲得=進化の原動力となっています。
数億年に及ぶ生物史の中でも極めて大きな進化(あるいは大絶滅)が起こった背後には、おそらく極めて大きな環境変動=地球規模の環境の激変があったと考えられます。
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