2009-08-31

新型インフルエンザ・鳥インフルエンザ・カンピロバクター症・ギラン・バレー症候群を結びつけるものはなにか?

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先日女優の大原麗子さんが死去されました。
死因はギラン・バレー症候群。あまり聞き慣れない病名ですが、案外多くの有名人がこの病気が原因で死亡されています。
このギランバレー症候群、その原因分析を調べていくと現代社会が抱える食品安全性の欠陥問題にたどりつきます。
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  投稿者 chai-nom | 2009-08-31 | Posted in ⑧科学ニュースより2 Comments » 

植物の謎:接木・挿木で育つのは、なんで?

医学会ではクローン細胞の研究や万能細胞を作り出す研究が花盛り です。
動物においては有性生殖が一般的で、いわゆるクローン(無性生殖による)を作り出すのは困難とされていますが、植物においては、むしろ無性生殖は一般的で、栽培においても、日常的に用いられている手法です
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いつも、読んでくださり、ありがとうございます 😀
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  投稿者 staff | 2009-08-29 | Posted in ⑨おもしろい生き物1 Comment » 

群の中で発現する遺伝子

この間微生物の世界について調べてきました。そこで感じる事は、『生命はその始原から群として適応していた』という視点です。
殆どの生物関連の書籍は、『生物は単細胞生物から始まり、その後多細胞化の道を歩んだ』と進化の過程を説明しますが、それは生命原理からみると、非常に誤解を招く表現ではないでしょうか。
『生命はその始原から群として適応している』という認識は、未だ未解明な生命活動・機能を解明していく上で、欠くことのできない認識となると考えます 😀
それは遺伝子についても同様です。

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  投稿者 andy | 2009-08-28 | Posted in ①進化・適応の原理4 Comments » 

DNAの修復

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昨日までの人体の恒常性の話題に続いて、今日も関連する(?)話題です。とはいっても、臓器や神経のことではありません。もっと小さな世界、DNAについてです。なかでも、今日はDNAの修復機構についてスポットを当ててみます。
・・・・・・私たちの体細胞を含めて、そのDNA分子が一日にどれくらい損傷しているのか知っていますか?このブログを読んでいる人は知っている人が多いと思いますが、そこから考えていきましょう・・・・・・。
本題に入る前に、まず、いつものヤツをお願いします。
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  投稿者 hayabusa | 2009-08-27 | Posted in ①進化・適応の原理No Comments » 

女性必見!ダイエットと恒常性の維持、どっちが大事?

昨日のエントリーにて、男と女の恒常性の違いを紹介しましたが、今日はその延長で女性の恒常性についてもう少し踏み込んでみたいと想います。
実は、今ネットでダイエットを検索すると、結構な頻度で「恒常性」の説明が出てきます。
これは、ダイエットを始めた初期段階では成果が出ない事の説明。
即ち、食事の質や量を変えると、身体の状態を維持しようと生体恒常性機能が働き、いつも以上に栄養分を積極的に吸収しようとしたり、体の消費エネルギーを抑制しようとする仕組みが機能するのです。
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なので、凡そ一ヶ月程度はダイエットに対する慣らし期間が必要であるとか、中途半端にやめるとリバウンドを起こしてしまうだとかが書かれています。酷い場合は、恒常性を極力働かせないようにする事が大事、なんて書かれ方まで。。。 🙁
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  投稿者 kawait | 2009-08-26 | Posted in ③雌雄の役割分化2 Comments » 

男女間における恒常性維持の仕組み

生物の外圧適応の仕組みとしての恒常性(ホメオスタシス)維持の仕組みには、明確な男女差がありそうです。 😉
人類の場合、この恒常性維持の仕組みとして代表的なものが、交感神経と副交感神経とによる体内バランス維持の仕組みです。
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大雑把に分類すると、
          交感神経    /  副交感神経
機能分類   :闘争、労働、運動/ 休眠、内臓活動(消化等)
         興奮、緊張感、  / リラックス
         恐怖、危機感、  / 安心感、修復
神経伝達物質:アドレナリン    / アセチルコリン
         ノルアドレナリン
というように、外圧の変化に応じて神経伝達物質を使い分け、身体の諸機能の働きを変化させる仕組みを持っています。
例えば、闘争状態・緊張状態になると、身体を即座に臨戦態勢に整える方向に伝達物質を経由して指令が送られ、運動中枢が活発化しやすくなります。それだけではなく、戦闘体制に入った時は、筋肉などに積極的にエネルギーを送り込む為に、その他の機能、例えば消化機能などは抑制され、排泄・分泌能などが低下します。
しかし、この緊張状態が長く続くとどうなるか?
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  投稿者 kawait | 2009-08-25 | Posted in ③雌雄の役割分化3 Comments » 

腸内細菌と健康の関係2

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前回は腸内細菌とは何かと、人との関わりについて追求していきましたが、今回は健康との関係について追求していきたいと思います 😀
5.「腸内細菌」の人体に及ぼす影響
腸内細菌なしでは人間は生きられません。 腸内細菌は人体にどんな影響を与えているのか?
6.「腸内細菌叢」のバランスが崩れると・・・
腸内細菌叢のバランスを保つことは、私達が健康に生きられるかどうかに関係しています。
7.乳酸菌とは・・・
最近良く耳にする「乳酸菌」。これって本当に体にいいの?
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  投稿者 mizuguti | 2009-08-24 | Posted in ①進化・適応の原理1 Comment » 

私たちの体に今も生きる単細胞生物の…

みなさん こんにちは
突然ですが、 の生き物、見覚えありますか?
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分かった方は、ぽちっ と押してから、続きへGO
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  投稿者 yukie | 2009-08-22 | Posted in ①進化・適応の原理6 Comments » 

微生物から学ぶ生命の摂理 ~生命はその始原から共同体として存在してきた?~

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カテーテルに生成した黄色ブドウ球菌のバイオフィルム
今週は、細菌、微生物関連のエントリーが続いていますね。
腸内細菌と健康の関係
抗生物質とプラスミド
プラスミドはどこからきたのか?1-プラスミドってなに?-
プラスミドはどこからきたのか?2-不完全な生命同士の遺伝子交換
真核生物でプラスミドがなくなったのは、なんで?

今日は、細菌の共同体「バイオフィルム」に着目してみます。
細菌=「単細胞生物」というと、その言葉のイメージから、一匹一匹が単独で生きているかのような印象があるかもしれませんが 🙄 ・・・・・、どうもそれは事実ではないようです
実は、自然界の細菌のほとんどは「バイオフィルム」に集まって生息しているらしいのです。
このバイオフィルムは、生命始原の存在様式、生命の摂理を考察する上で、極めて重要な示唆を与えてくれる現象だと思います。

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  投稿者 iwaiy | 2009-08-21 | Posted in ①進化・適応の原理2 Comments » 

真核生物でプラスミドがなくなったのは、なんで?

真核生物でプラスミドがなくなった理由はこれまでにも、このブログで扱われてきました。
■プラスミドってなに?

原核→真核の進化に伴い細胞としての統合情報は格段に上昇し、DNAの長さもそれに伴い長くなっていったことと、細胞分裂の際に正確にDNAを分割する必要性が高まったことにより、核膜の中に収納する進化が生まれたと考えられる。
この結果、核膜外に存在するDNAの破片は酵素などにより分解され、より安定的にDNA情報を遺伝させる機能を獲得している。

■核小体は、もとはプラスミドだった?

初期真核生物であるアメーバ鞭毛虫:Naegleria gruberiが、rRNAを核の情報ではなくプラスミドから作っているとのこと。
ちょっとまだ飛躍ですが、核小体とは、もしかしたら、もとはプラスミド?かも知れません

これらの認識に、前回の投稿で新たに提起された、プラスミド生命共同体説を加えると、生命進化の流れの中で、プラスミドがどのような変遷をたどったかが見えてきます。
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  投稿者 nodayuji | 2009-08-20 | Posted in ①進化・適応の原理4 Comments »