2013-05-26
太陽系を探検しよう-33.磁化率理論・検証編~惑星の姿は磁化率で集積する物質により説明できる~水星・金星
前回の記事では、太陽系にある惑星は、その組成の磁化率に応じて並んでいることを検証しました。惑星の生成と成長は、磁化率に従って特定の物質群の塊が形成されたと考えられます。今回は、そのように集積した惑星を構成する物質群から、現在の惑星の姿をどのように説明できるのか、検証します。福田武隆さんの著書『太陽系の起源』からの抜粋・編集です。
水星は金属が集中してできたので重くなった
水星
リングウッドが内惑星(水・金・地・火)と月の比重を同じ圧力(10Kb)にして比較したところ、水星が最大だった。水星が5.2、金星3.9、地球4.04、火星3.7、月3.4だった。(なお、惑星の比重は軌道周期で質量が分かり、観察により大きさが分かれば算出できます。)
水星の比重の大きさについて、ある学者は太陽の強い輻射のために珪酸塩が蒸発して金属鉄の割合が高くなったのだろうとか、他のある学者はもう1つの惑星と衝突してその星と核の部分だけが合体したのだろうなどとかいっている。
しかし、図-6によれば、水星の比重は必然的に大きくなることがわかる。すなわち、水星の位置とその少し内側の所に重い金属が集中しているので、これらが核や地殻に多量に含まれているはずであり、そのため水星の比重は惑星中随一なのであろう。
水星近くに集中したと考えられる金属の比重を鉄と比べてみると、鉄Fe=7.86、鉛Pb=11.34、亜鉛Zn=7.14、水銀Hg=13.546、銀Ag=10.5、金Au=19.3である。
睡眠=休息ってホント?もっと睡眠について知りたくなる(その1)
本日はみなさんが毎日行う『睡眠』について追求していきます。
寝るのが大好き という人、多いですよね。寝不足といわれる現代人にとって、睡眠は癒しそのものです。
私達人類は、人生の約1/3の時間を寝る時間に当てている…冷静に考えてみると、なんとも凄いことです。もっと寝ないでも大丈夫な体質だったら、もっと仕事がはかどり、余暇も豊かになるのではないか?と誰もが一度は思ったことがあるのではないでしょうか。
睡眠というのは、絶対的に欲しているものの、心のどこかでもっと短くならないか…となんとも悩ましいジレンマを私たちは抱えているようです 😡
その意識の奥底に、「睡眠=休息」という考えがあるのではないでしょうか。休息は大事だけれど、休んでばかりではもったいないという考え。そんな風に考えている人に、是非読んでもらいたい内容です
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君もシャーマンになれるシリーズ23~多彩な可能性を秘めた子どもの脳の成長過程とは~
画像はコチラ
みなさんこんにちは 🙂
これまでの追求により、シャーマンは脳の来歴-記憶を羅針盤としていることがわかってきました。
一方で、ユタの様な大人のシャーマンに限らず、子供にも驚くような能力・才能を発揮した事例が数多く報告されています。子供にはどんな世界が見えているのでしょうか?
そこで今回はまず、一般的な子供の「脳の成長過程」を下記の3本立てで調査してみました。
①誰もが生まれ持った記憶はあるの?
②子供の脳の成長過程は?
③子供にはどんな世界が見えている?
醗酵食品 その素晴らしい健康効果② ~究極の醗酵食品 みそ~
みなさんこんにちは 😀
5月5日の記事で醗酵食品の歴史とその素晴らしさを紹介しました。
このように優れた特性を持つ発酵食品の中でも、究極と言える―品があります。
それは、日本人なら誰もが知っている「みそ」です。
本日は「みそ」の素晴らしさを紹介したいと思います。
「生き物ってすごい!」第6回~天井を歩くヤモリの足
みなさん、こんにちは
画像はこちらよりお借りしました
「生き物ってすごい!」シリーズ、
今回ご紹介するのは「ヤモリの足」です。
壁や天井を自由自在に歩きまわるヤモリの足、いったいどんな秘密が隠されているのでしょうか
今回は、ヤモリの足の構造に学んだ技術をご紹介します
醗酵食品 その素晴らしい健康効果①
みなさんこんにちは 😀
当ブログでは、様々なテーマを扱っていますが、本日はレギュラーシリーズとは少し趣向を変えて、発酵食品について扱ってみたいと思います。
醗酵と言えば、この漫画・・・もやしもんHPより、A.オリゼー(麹菌の仲間)
君もシャーマンになれるシリーズ22~松果体がシャーマン能力を開花させる「鍵」か?~
みなさん、こんにちは。いつも「君もシャーマンになれるシリーズ」をお読み頂きありがとうございます
シャーマン誕生の秘密とその能力を解明する目的で扁桃体や海馬を追究してきた本ブログですが、今回は、「第三の眼」といわれ、「気功」「スピリチャル」「霊能」の世界ではその能力の核として位置付けられる『松果体』に焦点を当ててみます。生物史から自然の摂理を読み解く本ブログの骨子に沿って、松果体の進化過程や機能を解明しながらシャーマンとの関係に迫りたいと思います。
脳の中でも特異な存在である『松果体』ですが、特殊な能力を持つシャーマンとの接点は、脳内麻薬物質といわれる『ジメチルトリプタミン』にありました。ジメチルトリプタミンは、南米シャーマンが儀式に使う「アヤワスカ」に含まれる幻覚物質であり、人の松果体にこのジメチルトリプタミンが存在し、生死に関わる危機に陥った際に放出されると考えられているのです。
人の松果体は、脳の中心付近の脳幹や小脳の上部に位置し、2つの視床体が結合する溝にはさみ込まれたグリーンピースほど(約8mm)の赤灰色をした内分泌器官で、視床後部の一部を構成しています。
それでは、松果体の特徴をおさえるために、松果体の進化過程と機能について見てみましょう。