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深海魚、意外とよく動く

先月、深海7703mで動く魚の映像が撮影されたそうです
深海魚をわなにかけて捕まえることにも成功したそうです。
                 その写真がこれ
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この写真はかがくナビ [1]よりいただきました。
色は薄いピンク色だそうですが、透き通っててプルプルしてそう です。
カワイイですね
目は小さいけどちゃんとあるんですね
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撮影された魚は、シンカイクサウオという魚だそうです。
これまでの採集記録では20cm程度が最大と思われてきたそうですが、今回撮影された中には体長30cmほどのものもあったそうです。
これにより、深海でもこれまで思われていたより魚が大きく育つことがわかりました。
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東京大学海洋研究所 [2]より頂きました

 研究グループによると、水深6000メートルを超す超深海は水圧が高く餌の生物もほとんどいないため、魚類はごく少数しか生息していないとされていた。1977年に、大西洋にあるプエルトリコ海溝の水深8370メートルで深海魚のヨミノアシロが採集された記録があるが、水深7000メートルを超す深海で生きた魚類をはっきりと観察したのは初めてという。
 乗船研究代表者の松本亜沙子特任研究員(海洋生態学)は「日本海溝は栄養が豊かな日本列島近くに位置し、上には黒潮も流れる環境に恵まれた海溝。超深海にも魚類がいると予想していた」と説明。一方で「まさかこんなに大量の魚がいるとは思わなかった。今後の深海研究の発展に、大きな影響を与えるのではないか」と話している。
産経ニュース [3]より

深海7000mにも、思ったよりたくさん魚がいるみたいですね。
しかも、これまで深海の魚は餌が少ないのであまり動かないとされていましたので、これほど活発に動いている映像が撮れたことは、これまでの深海生物学を覆す大発見なんだそうですよ 😀
ニョロニョロ泳いでいる動画も見れます かがくナビ [4]

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