- 生物史から、自然の摂理を読み解く - http://www.seibutsushi.net/blog -

なんでも通り抜けるニュートリノ~素粒子から見た世界観

Posted By kumana On 2013年10月4日 @ 3:23 AM In ⑫宇宙を探求する | No Comments

neutrino-earth.bmp
  
宇宙空間には無数のニュートリノが飛び交っています。発生源は、太陽の核融合や宇宙の彼方で起こった超新星爆発です。たとえば、太陽からは核融合で発生したニュートリノが1秒間に1㎡あたり数十兆個も地球に降り注いでおり、われわれの身体を貫通しています。
物質を透過するといわれて、みなさんはすぐに納得できますか?いくら小さいからといって、物質は原子レベルで詰まっているんだから、どこかにぶつかるはずだとは思いませんか。あるいは、何兆という数が素通り???って思いませんか?
それを理解するには、ニュートリノの身になって、彼らがどんな世界を見ているかを想像してみるのも一つの方法です。そのために、ニュートリノの見ている世界をわたしたちの世界まで拡大してみます。


 
ニュートリノから見たら人間は太陽系宇宙
 
ニュートリノをわたしたちの身体と同じ大きさにしようとしたら、10億倍の更に10億倍に拡大する必要があります。それでニュートリノが人間と同じくらいの大きさになります。
 
では、私たちの身体を10億倍の10億倍にするとどのくらいの大きさになるでしょうか。それは地球を遥かに超え、太陽系の外側まで到達してしまうのです。
 
つまり、ニュートリノから見たら私達の身体は、太陽系宇宙より大きいのです。
 
   
ニュートリノから見たら原子はスカスカ
  
ニュートリノが見た【原子】1つの大きさでさえ、わたしたちが見る地球よりもはるかに大きくなります。
 
原子の大きさといっても、その範囲を決めているのは原子の周囲を回っている電子が飛び回っている範囲です。すなわち、ニュートリノを人間の大きさとした場合、電子は地球より大きい範囲を飛び回り、その中心にある原子核は1000m級の山一つ分ぐらいになります。
  
だから、原子の結晶は、めちゃくちゃ密に詰まっているように考えますが、山ひとつ分の原子ともうひとつの山=原子の間は、地球の大きさの範囲まで何もなく、スカスカなのです。
 
そうすると、原子が連なった【分子】というのは、地球規模のスカスカの空間が連なっていることになります。その分子が、更に連なってくると【たんぱく質】になります。これでやっとわれわれの細胞の膜ぐらいの大きさです。この時点で、人間の大きさを基準にすると太陽系ほどの大きさになっています。つまり、ニュートリノにとって生物の細胞は、わたしたちにとっての太陽系に匹敵する大きさだということです。
 
  
このような素粒子から宇宙までのスケールの違いを表したのがこの図です。
 
image20.gif
画像を拡大して見る

 
 
わたしたちが見えない世界に何があってもおかしくない
  
素粒子という単位の世界では、細胞1つの大きさがまさに宇宙的な広がりをもっているのです~いうなればミクロ宇宙。われわれは、顕微鏡でDNAさえも見ることができませんが、その奥には無限の広がりがあるといっていいでしょう。
 
そう考えると、われわれが生活している空間も、素粒子レベルで見ると、見つかっていない素粒子があるでしょうし、それらが様々な構造をつくっているかもしれません。その構造には、なにかが記録(記憶)されているかもしれません。少なくとも、何らかの統合原理が構造をつくっていて、宇宙の外(遺伝子や細胞レベルの)世界と関係をもっているでしょう。
 
そこには、目に見えない(不思議な)世界が秘められているはずです。それはきっと、宇宙のはじまりともつながっています。
 
そこから眺めれば、超常現象といわれるものや超能力をいわれるものもすべて、説明がつくのかもしれません。
 


Article printed from 生物史から、自然の摂理を読み解く: http://www.seibutsushi.net/blog

URL to article: http://www.seibutsushi.net/blog/2013/10/1422.html

Copyright © 2014 生物史から、自然の摂理を読み解く. All rights reserved.