【現代医学の「定説」を基盤から覆す!!千島学説】-1.プロローグ
<千島学説を提唱した千島喜久男氏>
ガンは長いこと問題に上がっているが解決方法は未だ見つからず行き詰っています。これは、現在の医学では解決出来ない? そもそも現代医学が間違っているものなのでは?と思い、新しい可能性が無いか調べてみました。
調べていくと、とても可能性がありそうな『千島学説』を発見しました。
『千島学説』とは、生物学者千島喜久男が、1963年から提唱した学説です。それは、科学的、医学的に広く認められている説ではありません。しかし、現代医学のように一部分を切り取ってあたかも凡てそれが正しいと言っているものと違い、自然に学び、事実に忠実に作った学説体系です。
今回はプロローグとして、その学説のエッセンスを紹介したいと思います。
千島学説の中で、とくに可能性を感じたのは、生命や自然についての観方・考え方で、それは学説の第8原理の中で以下の様に展開されています。
<第8原理の10項目>
①広く永い目でものを観る
時間、空間の大きな拡がりを通じて判断を下す。
②万物流転
万物万象は時と所の変化に応じて変る。永久不変のものは自然界に何一つない。
③矛盾対立とその統一
凡ての事物は陰陽の矛盾対立を含む。その対立抗争が進歩や変化の原動力となる
④可逆性
凡て波動、周期的に繰り返し、螺旋的に発展する。
⑤限界領域の重要性
凡ては連続的であり、限界は人為的。
⑥AFD現象
A:集合,F:溶け合い,D:分化発展は生成発展の原則。逆ADF現象は退化、死への道
⑦共生
相互扶助、共存共栄は生命の進歩発展の根本原則である。
⑧心身一如の原則
精神と肉体、物質とエネルギーは不可分な一体。
⑨調和と和
自然界と生命との調和、真善美の一体。
⑩波動螺旋は自然と生命の本質的なパターン
縞模様、運動形態であり、シンボルである。
これらの項目を見ただけでも、生命やその活動を周辺の環境を含めた全体として捉え、かつ、根源的な地平から考えられたものであることがわかります。
更に、可能性を感じたのは、現代医学では忘れ去られがちな科学に対する誠実さ、真摯な姿勢です。それは次の千島氏自身の言葉の中に凝縮されています。
私のこれから述べる8大原理は事実に基き正しい理論で系統づけた積りであるが、細部的には誤りなきを保しない。ご叱正をお願いしておく。但し、私見の骨組みは如何に最新の科学技術を駆使して追試されても裏づけされることがあっても否定することはできないものと信じている。
千島学説は、これまで定説とされ、書物に書かれていることが事実と違っていることがわかるにつれ、書物をそのまま信ずることを止め、自然に学び、事実に忠実であることをモットーとし研究した結果である。
近代の医学医療は科学技術を駆使して驚異的な発展を遂げたと云われている反面、ガンを始め手に負えない難病、奇病、文明病が益々増加するという矛盾が起こっています。そんな行き詰った現状に対して、自然に学び、事実に忠実に作り上げた『千島学説』は突破口になるのではないか、と感じます。
『千島学説』は、次の8大原理から構成されており、現代医学の「定説」を基盤から覆す超革新的理論です。本シリーズでは、この8大原理を1つ1つ読み解き、わかりやすく紹介していきたいと思います。
第1原理 赤血球分化説
1932年発表 赤血球は凡ての体細胞の母体である
第2原理 組織の可逆的分化説
1954年発表 飢餓・断食時には体細胞から赤血球へ逆戻りする
第3原理 バクテリア・ウイルスの自然発生説
1954年発表 バクテリア・ウイルスは一定条件下で自然発生する
第4原理 細胞新生説
1950年発表 細胞は細胞分裂ではなく、細胞構造を持たない有機物から生ずる
第5原理 腸管造血説
1954年発表 赤血球は、骨髄で造られるのではなく、小腸の絨毛で造られる
第6原理 遺伝学の盲点
1932年発表 遺伝は環境を重視。生殖細胞は赤血球から生ずる
第7原理 進化論の盲点
1956年発表 進化の最重要な要因は共生である
第8原理 生命弁証法
1959年発表 生命現象を正しく観察するための科学方法論
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