2021-04-23

UFOテクノロジー隠蔽工作がどのように進められてきたのか?

238741_photo1 今世界に広まっている宇宙人説や宇宙意識についての説を幅広くすべてを抑えたわけではないが、これらを概観すると、大きく2つの方向性が見とれる。

一つ目は、一神教や私権社会を下敷きにした宇宙人説であり、

二つ目は、スティーブングリア氏の、生命の本質である一体化の意識だけが宇宙人との交信を可能にするという、彼の体験を基にした宇宙人説である。

 

これらは、人類は今、遅れてかつ危険な文明である私権社会からの進化が問われており、それは、ただ祈るのではなく、実践的な運動によってのみ変革可能であるという理論(≒信念)でもある。そこで今後数回、スティーブングリア氏の著書『UFOテクノロジー隠蔽工作』を基に、彼の、宇宙人に関する運動や経歴や思考について深めてみたい。

その理由は、彼の調査したUFOテクノロジー隠蔽工作と、現在、世界を支配しているDSの常套手段の方法論は、まったく一致すること。また、彼の発信内容の基底にある信念は、このブログで発信している、自然の摂理や生命原理と極めて近い構造をもっているからである。

まず今回は、UFOテクノロジー隠蔽工作がどのように進められてきたのか?から入ってみよう。

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☆☆☆ 2方向性の宇宙人説の概要

☆☆1 一神教や私権社会を下敷きにした宇宙人説

殆どの宇宙人説はこの分類に入る。これらは、人類史のごく一部であり、自然の摂理や生命原理に反する私権社会を下敷きにして、宇宙人との戦争、神と悪魔との対立、善と悪の宇宙人の闘いなどの善悪二元論や、それに出てくる爬虫類型宇宙人などの一神教の悪魔をイメージした宇宙人の登場などを多用した宇宙人説である。

これらの説は更に、太陽系の惑星のすべて宇宙人がおり巨大文明都市を建設し、星間戦争も起きているというもの。それらの宇宙人は、人類の文明以前に地球に来て高度な文明を持っていたため、人類はすでに大きな力をもつ宇宙人に支配されており、それを助けてくれる良い宇宙人にすがるしかないという諦観を内在する理論。それに加えて、人類は宇宙人が作ったなど理論もある。

これらは、結果的に人類を恐怖感に陥れ、大衆支配を強化する理論になっており、世界革命の裏で起きている宇宙人介入説の多くがこれに該当する。

☆☆ 2 一体化欠乏こそ生命の本質的な意識であり、それは宇宙人とも共有できるとする、スティーブングリア氏の宇宙人説

詳細は次回に委ねるが、スティーブングリア氏と宇宙人との交信は、頻繁に行われており、接近も幾度となく達成している。ただしUFOが間近に着て意識の交歓により対話するだけで、生身の宇宙人と直接接触するわけではない。その接近に立ち会った、UFOオタクではない証言者も数多く存在する。

彼は、宇宙人と地球人の違いはあるが、その本質である意識は宇宙で一つに繋がる。そこまで意識状況を高めることで、不安や対立や恐怖がなく、時間や空間や物質を超越した世界で彼らと交信できるとしている。

その詳細は、シャーマンが宇宙と一体化する現象を、数十年かけた実践的鍛錬から再現したものに近い。それは、すべて一体化する欠乏に貫かれ、それが実現できたとき人類は深い充足に至るという、右脳を鍛錬した実践経験からの論理だ。これは、人間や宇宙人の基底にある共通するのは一体化欠乏であると言っているのに等しい。

そして、進化した生命体である宇宙人はそのような意識状態にあり、人類を攻撃したりはせず、私権社会の極めて異常で危険な現状から人類が抜け出すことを求め、私たちを見守っているというもの。

また、彼は現実の社会で、支配により仲間が散々な目にあっているのだから、一神教やニューエイジなどの、祈ったり許したりするだけの理論では役に立たず、仲間を守るために命を懸けて闘うことが重要だと説く。

それには一体化の意識状態が必要で、それが実現できれば強い信念が生起し、闘って死ぬ恐怖もなくなると説いている。つまり、単なる理想論を超えて、社会革命を実現しようとしているのである。

☆☆☆戦争や恐怖を煽る宇宙人説を広めたのはだれか?

宇宙人説はいつ頃から広まってきたのか?

確からしい事例としては、1947年にアメリカでロズウェル事件という、UFO墜落、機体と宇宙人の死体の確保し、生きた宇宙人も生け捕りにした(生け捕りの真偽は不明)というもの。その後、徐々に宇宙人やUFOの話題は出てくるが、爆発的に広まったのは1970年頃以降になり、現在も続いている。

この頃、市場は拡大を終え、先進国で貧困が消滅した時代で、普及し終えたTVを含むマスコミが、金貸し、軍産複合体やその上にたつDSなどの支配者の意に沿った大衆の染脳を強化し、大衆のまともな思考を奪い、お金での支配を強化する時代に入ったころだ。

そこには、1950年代から始まった、宇宙人による地球侵略の脅威という捏造された危機を世界中に発信し、人々を恐怖に落とし入れ大衆の思考を停止させる戦略があった。この宇宙人による恐怖に抵抗すべく、人類は一致団結し宇宙人と闘うために宇宙戦争に備えて軍事拡大すべきだという、おなじみの情報戦略が現在も進行中なのだ。

これにより、DSが支配していた軍産複合隊は潤沢な予算を確保でき、彼らのお金による支配を盤石なものにした。その背後で、隠蔽されたUFO技術は秘密裏に研究されているが、それらはアメリカ政府を支配するDSにより隠蔽され続けてきた。理由は、フリーエネルギーや反重力装置は、お金による支配システムの基盤となる石油産業に打撃を与えるからである。

その為の戦略として、彼らは、以下の引用のような、捏造宇宙人説を製作する団体へ膨大な資金提供を行ってきた。

 こうした知見は、この問題にかかわっている組織内部の、多数の軍事関係者をインタビューした結果得られたものである。このプログラムは少なくとも1950年代からいまだに進行中である、とはっきりと聞かされた。この作戦には、”模造宇宙船”とか呼ばれる装置が使われており、ロッキード・マーチン、ノースロップ、SAIC、Eシステム、EG&G、ミットル・コーポレーション、その他メンバーで構成された企業連合によって構成されている。これらは人造の反重力装置で、強力な電子武器システムや”プログラム生命形態(PLF)”と一緒に、少なくとも50年代から使用されてきた。PLFは生物学的な人工生命形態で、いわゆる“グレイ”に大変よく似せて作られている。彼らは遠い宇宙から来ているわけではない。これらは、二、三の施設で製造されており、その一つはニュー・メキシコ州ドゥルセに近い辺鄙な土地の片隅にある。

 これは偽りの“エイリアンの脅威”をでっち上げるための共同作業に他ならない。仮に誰かが筋の通った話を語り出すと、その人はブラック・リストに載せられ、それ以降公共の場で話すことも、出版することも、その他の主要なチャンネルを通してその話を伝えることも不可能になる。一方「映画インディペンデンスデイ」や、まことしやかな誘拐物語と同種の恐ろしい話をでっちあげる人たちには、出版や契約にともなう高額のアドヴァンスが支払われる。初めからそう仕組まれていることは疑いもない。

 パワーエリートの意図するところは、切迫した物語を大衆意識の中に植え付け、真実を埋めてしまうことにある。私はかつて、米国とヨーロッパにおける誘拐カルトに資金を提供している人に会った。疑似誘拐事件を行った軍関係者のインタビューとは別に、ヨーロッパの王族のほかならない直系から、こうした企てに資金援助していることを個人的に聞かされた。“邪悪なエイリアン”の存在を知らしめ、戦わねばならぬことを世界に知らしめるために、恐慌状態を引き起こすような話が出版される必要がある、というのが彼の理由づけであった。

 彼はこんなことまで語ってくれた――アダムとイヴ以来、地上のあらゆる大問題は、これら悪魔のようなETたちの陰謀のせいだと言っていい。彼は心からそう信じている!また彼は、オーパス・デイ[神々の仕事]の主な資金提供者でもある。オーパス・デイとは、ヴァチカンのきわどい右翼グループで、グループ内部の秘密の個室で彼らはこのプログラム工作にかかわっているのだ。加えて、この分野の一流作家(ここでは名前を伏せておく)への援助をやめたのは、彼のストーリーには切迫感が欠けていたためだという。この作家は、人間とETたちのやり取りを必要以上に肯定的に描写していたのだ。スポンサーが望むのは、高度に戦慄的な筋書きだけを一般社会に流布することである!

 『UFOテクノロジー隠蔽工作』より引用

  

これが、1970頃から、宇宙人説が急激に増えた、背景である。この中には、少しの事実も含まれているが、大衆を恐怖と不安に陥れる捏造で再構成されている。これらから、一神教や私権社会を下敷きにしたような宇宙人論の構成は、大衆支配に都合がよいから採用されたということになる。

また、この戦略の主体は終末論者で、メシアの再来を早めるために、環境の大変動とエイリアンの大襲来、核戦争などで、惨憺たる世界に陥ることをまじめに考えている。現在はこの集団と、グレートリセットで世界を支配しようとする勢力と、トランプの勢力の三つ巴状況であるとベンジャミン・フルフォード氏は分析している。

このような状況を踏まえて、論理整合性だけで、玉石混交の宇宙人説を読み解いていく必要がある。

また、スティーブングリア氏は、このような陰謀を暴き、事実から今後の社会を変えていくために『地球外文明センター』を設立し、アメリカ政府の隠していた宇宙人の本当の状況を開示させる運動を行っている。

そこでは、膨大な退役軍人等の証人を組織し、活動しており成果も徐々に出つつある。この開示情報も、様々な宇宙人説を読み解くための基礎情報として重要になるだろう。

List    投稿者 sinsin | 2021-04-23 | Posted in ⑧科学ニュースより, ⑬宇宙人・スピリチャルNo Comments » 

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