2021-11-11

サル社会の構造①~原モグラと原猿。違いと共通点~

今回から「サル社会の構造」に入っていきます。

サルの特徴は、
①オスメス集団が(初めて)形成されたこと
②共認機能を形成し、著しく知能を発達させたこと
③オス同士が集団を形成したこと

今回は下の図のモグラ・ツパイと原猿の違いと共通点から、まず原猿のおかれた状況を押さえていきたいと思います!(原猿とはモグラが樹上に逃避した種。)

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2021-11-08

哺乳類の知能進化(番外編)~・ドーパミンの基礎知識・~

ドーパミンは快感物質(解脱物質)と言われる。
この駆動物質は特にサル・人類に顕著な神経伝達物質であり、サル・人類史(つまり、共認回路あるいは観念回路)と深くかかわる物質です。

ドーパミンに関する基礎的な知識をまとめます。

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List    投稿者 m-yoriya | 2021-11-08 | Posted in 2)知られざる原始哺乳類, ①進化・適応の原理, ④脳と適応No Comments » 
2021-11-05

哺乳類の知能進化(番外編) ~アドレナリンとは何か?~

これまでのブログで「哺乳類の知能進化」について扱ってきました。その中で、脳の役割とは、

脳の役割は、外識機能(5感)で得たあらゆる外部情報を集約し、状況に応じた適切な判断を下して「行動」を起こすためにあります。つまり、脳は「情報を集約し行動する為」にあるのです。http://www.seibutsushi.net/blog/2021/10/7405.html#more

と定義しました。そして、行動を起こすためには「駆動物質(=情報伝達物質やホルモンのこと)」が必要で、知能進化との関連が深い脳の働き・役割を追求するために「駆動物質とはそもそも何なのか?」は知能進化を解明するための重要な追求テーマです。

※駆動物質について(http://bbs.kyoudoutai.net/blog/2021/10/9158.html http://bbs.kyoudoutai.net/blog/2021/10/9394.html

 

前回のブログでは、駆動物質のひとつで、快感物質で言われるエンドルフィンについて扱いました(http://www.seibutsushi.net/blog/2021/11/7432.html#more)。今回は、興奮・闘争系の駆動物質として知られる「アドレナリン」について扱っていきます。

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List    投稿者 t-kenta | 2021-11-05 | Posted in ④脳と適応No Comments » 
2021-11-02

哺乳類の知能進化(番外編) ~快感物質と呼ばれるエンドフィンの本来の役割とは?~

これまで、哺乳類の知能進化の謎を追求していますが、それには「皮膚感覚の発達」が関係していました。

 

皮膚感覚の快感回路(安心感)の発達は同時に不快感や、何かおかしいという違和感や、しっくりこないなどの不整合感の感覚も鋭敏にさせます。
実はこの不整合感の回路こそが、探索回路を発達させる駆動力になります。

したがって、快感回路=「充足への欠乏」が探索回路を発達させ、知能進化の駆動力になっているということなのです。

哺乳類の知能進化⑤ ~皮膚の発達が先か?脳の発達が先か?~

 

 

この皮膚感覚の快感回路。これは明らかに快感物質(つまり駆動物質)を皮膚が発生させているということだと思いますが、この快感物質をはじめとした、そもそも情報伝達物質(現在では”情報の伝達”というよりも、行動を起こす為の駆動力の根源とも言える為、駆動物質とも言っていますが)とは、そもそもどんなものなのかを整理する必要があります。

 

今回は、快感回路の最も根源的とも言えるであろう、エンドルフィンについて扱います。

 

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List    投稿者 tuti-nor | 2021-11-02 | Posted in 2)知られざる原始哺乳類, ①進化・適応の原理, ④脳と適応No Comments » 
2021-10-28

哺乳類の知能進化⑦~外敵闘争と同類(性)闘争は何が違う?~

前回までは哺乳類の連携行動を見てきました。
哺乳類は「外圧+同類の状況把握」を高めることで、連携行動を可能にし、脳を発達させてきました。

今回は「知能が発達すると、外敵闘争に比べて、同類同士の(性)闘争は何がどう違ってくるか?」を見ていきます。

〇外敵闘争
哺乳類以前の魚類や両生類までの本能にも、外敵の把握や、食対象の把握の機能が備わっています。
外敵からは「逃げる」すなわち「関わらない」(=遠ざかる)のが鉄則。
従って外敵闘争においては外敵が「どこにいるか」が最大の問題になってきます。

食対象(餌)も同様。まずは食べられるのか、「毒」なのか。毒や未知の生物にはかかわらないのが原則。
外敵や餌対象に対しては、「関わらない」「捕まえるか」と行動パターンが限定されているのです。

外敵闘争や食対象においては、比較的単純で、必要な情報も限られています。

では同類(性)闘争はどうでしょうか?

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List    投稿者 takayama | 2021-10-28 | Posted in ⑧科学ニュースよりNo Comments » 
2021-10-26

哺乳類の知能進化⑥ ~魚などの群れと哺乳類の連携行動の違い~

哺乳類とその他の動物の群れの行動は何かが違うように見えます。一体何が違っているのでしょうか?
例えば、魚の群れと哺乳類の群れの違いがどこにあり、知能進化とどのように関わってくるのでしょうか?

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List    投稿者 m-yoriya | 2021-10-26 | Posted in 2)知られざる原始哺乳類, ①進化・適応の原理, ④脳と適応No Comments » 
2021-10-22

哺乳類の知能進化⑤ ~皮膚の発達が先か?脳の発達が先か?~

■皮膚の発達が先か?脳の発達が先か?

「哺乳類の知能進化のカギは皮膚感覚にある」ということを以前投稿しましたが、脳が発達したから皮膚感覚が発達したのか?それとも皮膚感覚が発達したから脳が発達したの?今回はこの論点を整理したいと思います。

皮膚と脳は下記のように「共進化」の関係にありますが、実は「授乳期間(スキンシップ)の長期化」による皮膚感覚の上昇が、それを先行しています。

目や耳ができるまでは生物は皮膚によって外部情報をキャッチし(それを集約し)判断していました。つまり、皮膚はそれ自体がもともと判断機能を持っていたのです。
例えば触覚が生み出す「心地よさ」「気持ちの悪さ」「怖さ」等は皮膚自身がが感じ生み出す感情です。
ここで感覚器官としての皮膚の特殊性に注目する必要があります。目や耳は情報を脳に伝えるだけで、自ら判断機能を持っているわけではありません。
哺乳類は、この皮膚と脳の判断=駆動物質のやり取りを強化することで、皮膚の持つこの機能を脳に転移させ、脳と皮膚を「共進化」させたのです。(「哺乳類の知能進化のカギは皮膚感覚にある」

 

皮膚感覚の発達は、脳のやりとりを増大させ、その分だけ脳神経も増加します。しかも、皮膚はそれ自体が判断機能を持っています。(心地よさ、鳥肌など)
同じ判断機能である皮膚と脳のやり取りは、判断と判断の突き合せにより、情報→指令という一般神経と脳のやり取りよりも、より緊密な回路を形成することになります。

 

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List    投稿者 tuti-nor | 2021-10-22 | Posted in 2)知られざる原始哺乳類, ①進化・適応の原理No Comments » 
2021-10-19

哺乳類の知能進化④ ~脳は何のためにあるのか?~

これまでの投稿で哺乳類の知能進化を扱い「知能進化のカギは皮膚感覚にある」ことを追求してきました。今回は、改めて根本に立ち返り「そもそも脳は何のためにあるのか?≒知能進化とは何か?」を追求していきたいと思います。

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List    投稿者 t-kenta | 2021-10-19 | Posted in 2)知られざる原始哺乳類, ①進化・適応の原理, ④脳と適応No Comments » 
2021-10-14

哺乳類の知能進化③~哺乳類の遊びの役割とは?~

今回は「哺乳類の遊びの役割」についてみていきます。

ほぼすべての哺乳類は子どもも大人も遊び行為を盛んに行っています。
じゃれ合いをしたり、追いかけっこをしたりする姿は頻繁に見られます。
うさぎはボクシングをして遊んだり、ネズミはかくれんぼをして遊んでいるんです!
ゾウはなんとおしくらまんじゅうをしたりもします!
哺乳類の遊びは本当に多様です。哺乳類も無意味に遊んでいるとは思えません。
「哺乳類にとって遊びは知能の発達上、能力形成上どのような意味を持つ」のでしょうか?

哺乳類のほとんどは、可変性・組み換えが可能な状態、つまり未熟な状態で生まれてきます。
哺乳類は、生まれてから【後天的に】生き抜く力を身に着ける戦略をとったのです。
生き抜く力を身に着けるためには、生まれてくる外圧状況も変化します。
常に変化し続ける外圧に対応するには、【後天的に】生き抜く力を身に着けることが必要なのです。
それを哺乳類は【遊び】の中で行っているのです!

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List    投稿者 takayama | 2021-10-14 | Posted in 2)知られざる原始哺乳類, ④脳と適応No Comments » 
2021-10-12

哺乳類の知能進化② ~性闘争は知能進化を促進した~

原始哺乳類である原モグラは触覚⇒皮膚感覚を進化させます。哺乳類は、皮膚と脳の判断=駆動物質のやり取りを強化することで、皮膚の持つこの機能を脳に転移させ、脳と皮膚を「共進化」させたのです。

そして、哺乳類の特徴であるスキンシップがその進化を促進してきのです。つまり、判断機能を持った皮膚感覚の進化とともに、知能も進化させてきたのです。

それに加えて、哺乳類のもう一つの特徴である性闘争も知能進化を促進しているのです。
今回はその性闘争がどのように知能進化に関わっているのか追求します。

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List    投稿者 m-yoriya | 2021-10-12 | Posted in 2)知られざる原始哺乳類, ①進化・適応の原理, ④脳と適応No Comments »