2009-09-17

両生類からホ乳類へ-4-胎生(胎内保育)機能と胎盤の進化

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写真はコチラから
「両生類からホ乳類への進化過程」を追求するにあたって、
「胎生=胎内保育」機能に改めて注目 してみたいと思います。
「妊娠」という現象は、ヒトとして基本的な生命現象なわけですが、考えてみると・・・ 🙄
精子と卵子の合体(受精)から、わずか10ヶ月程度で約3kgの胎児、同時に約0.5kgの胎盤がつくられるという驚異的な生理現象です。
最近の進化学説によれば、最古の胎盤をもつ哺乳類(有胎盤類)の登場は、白亜紀前期の「エオマイア」(リンク)あたりのようです。

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List    投稿者 yukie | 2009-09-17 | Posted in 2)知られざる原始哺乳類4 Comments » 
2009-09-16

両生類からホ乳類へ-3-卵胎生とは

 両生類から哺乳類への進化をたどると、陸上へ適応する為の「羊膜化」→より広い温度域で生活できるよう「恒温性」といった機能を獲得していっている。
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 そして、これから哺乳類の特徴である「胎生」に繋がる部分を見ていきたい。
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List    投稿者 h100p | 2009-09-16 | Posted in 2)知られざる原始哺乳類No Comments » 
2009-09-15

両生類からホ乳類へ -2- ホ乳類の恒温性

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前回に引き続き、両生類からホ乳類への流れを紐解いていきます。
今回のテーマは恒温性について 😀 。
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List    投稿者 MASAMUNE | 2009-09-15 | Posted in 2)知られざる原始哺乳類1 Comment » 
2009-09-14

両生類からホ乳類へ -1-羊膜の獲得

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この画像はこちらからお借りしました

私たちのチームでは、これまで単細胞から多細胞から多細胞への進化、そして多細胞生物の躯体進化として、オスメス分化や免疫機能を扱ってきました。今回のテーマは少し人類に近づいて、両生類からホ乳類へです。哺乳類への進化をテーマにしたのは、実はグループのメンバーがあと数ヶ月であかちゃんを生むからです。新たな生命が育まれる神秘を、生物史をさかのぼって共有することにしました。

第1回目は羊膜の獲得です。両生類からホ乳類に進化するためには、胎生、恒温性、授乳機能など、様々な機能を獲得する必要があります。その第一歩目が羊膜の獲得です。

一般的には、両生類からハ虫類、ホ乳類が進化したといわれていますが、最近の学説では両生類から有羊膜類が進化し、有羊膜類からハ虫類、ホ乳類が進化したと考えられています。ウィキペディアの有羊膜類の記述を転載します。

石炭紀後期に四肢動物類の両生類から進化した。両生類の中からは陸上産卵する系統が何度も進化しているが、羊膜はこうした系統のひとつで、陸上に生みつけられた卵黄の多い大型卵の中で、胚の呼吸を容易にする呼吸器官として進化したと考えられている。

では、有羊膜類が獲得した羊膜について、さらに詳しく見て行きましょう。興味のある方は、応援もお願いします。
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List    投稿者 nodayuji | 2009-09-14 | Posted in 2)知られざる原始哺乳類3 Comments » 
2009-09-11

逆境こそ進化の源泉~圧力構造の進化過程~

前の記事に引き続き、これまで生物が歩んできた逆境について、基本認識となるるいネットの記事群を紹介したいと思います。逆境と聞いてギョッとしてしまう人いません?今日紹介する記事を読むと、逆境に感謝の念がわきますよ
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画像は月本事務所さまからお借りしました。

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List    投稿者 nannoki | 2009-09-11 | Posted in ①進化・適応の原理9 Comments » 
2009-09-10

植物上陸を促した『逆境』とは、なにか? (2)~外圧としての環境

間が開いてしまいましが、前回( リンク )の続きです。前回は、
—————————————-
植物上陸を促した『逆境』とは、なにか? (1)
■1:植物の上陸はいつごろか?

—————————————-
でした。今回は、
■2:外圧としての環境   です。
古生代における「生物にとっての環境」を端的に述べているような資料は、中々見つかりませんでした。不可逆的な地球環境史を単純化した法則でまとめることは、極めて困難だということでしょか? 「地球と生物の共進化」という捉え方からもわかるように、生物は一貫して受動的な存在であるわけではないので、とうぜんですね。めげずに、「『陸上植物の起源――緑藻から緑色植物へ』 ㈱内田老鶴圃 1996年発行」 から関連情報を抜粋してみます。

◆オルドビス紀のO2濃度は、現在と同じレベルになった◆
>有機炭素と黄鉄鉱の続成作用と風化作用の速度をもとに、大気中の02濃度の変化について新しいモデルが考案された。それによれば、O2量がほぼ現在のレベルに達したのはオルドビス紀であり、ごく最近はこのレベルの上下で変動していると推側される(Berner&Canfielld,1989)。
==========
◆古代の湖沼と海洋の化学成分◆
> Beerbower(1985)は、証拠はほとんどないけれども、デボン紀以前の時代には現在より貧栄善湖が多かっただろうと考えていた。
—————————————-
>不確かな点はあるが、蒸発残留岩の研究結果から海水の成分はこの9億年間ほぼ一定であったらしい(Holland,1986)。
—————————————-
>塩分濃度は現在の海水に似ていたようである。陸上植物はオルドビス紀以前には出現しなかったと考えられているので、この新しい証拠は、現生の植物の祖先が水中から陸上へと生息域を変える前に、現在の海水に似た化学組成の海洋がすでに何百万年にもわたって確立していたことを示している。

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List    投稿者 staff | 2009-09-10 | Posted in ①進化・適応の原理No Comments » 
2009-09-09

休眠は積極的な行動

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乾眠するネムリユスリカ
休眠とは、えさ不足や乾燥、気温の変化などの環境の変化に適応する機能です。
クマムシやカブトエビの卵など、ガラス化することで何十年も休眠を続ける生物もいます。
詳しくは最強生物クマムシ!?を参照してください。
wikipediaによると

休眠 (きゅうみん、dormancy)とは、生物の生活環における一時期で、生物の成長・発生過程や、動物の身体的な活動が一時的に休止するような時期のことである。この間、生物は代謝を最低限に抑えることで、エネルギーを節約する。

休眠は代謝を低下させることで劣悪な環境から時間的逃避を図っているとみることも出来ます。
休眠には乾眠、冬眠、受精卵の着床の猶予などの発生休止、植物では種子、発芽の停止など様々な手法があります。バクテリアも低温時などに休眠し、休眠システムは原始的な適応方法なのです。
 
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List    投稿者 tsuji1 | 2009-09-09 | Posted in 未分類 | No Comments » 
2009-09-08

人間は冬眠できるか?

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冬眠するシマリス

 カエルやヘビが冬眠することはよく知られていますが、外気温により体温が変化する変温動物の場合、気温が下がれば(生理活動を司る)酵素活性が下がり、活動しにくくなります。

一方、全種が恒温性を獲得し、行動能力の上昇や生活領域の拡大に成功した哺乳類も、餌が不足する時期は体温を維持することが困難となります。そこで、シマリスやコウモリなどの小型哺乳類の一部は、爬虫類のようにジッと春を待つ戦略(冬眠)を採ります。
http://www.rui.jp/ruinet.html?i=200&c=600&t=6&k=0&m=127680

ところで、

人間は冬眠できるのでしょうか?

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List    投稿者 blogger0 | 2009-09-08 | Posted in 3)地上へ進出した哺乳類(原猿から真猿へ)No Comments » 
2009-09-07

最強生物 クマムシ!?

こんにちわ。arincoです。
皆さん、突然ですがクマムシという生物、ご存知でしょうか?
クマムシは、知る人ぞ知る生物で最強生物とも称されており、注目されている生物です。その勢いは、クマムシゲノムプロジェクトというゲノム解析やNASAでも研究が進められている程です。
 
かわいらしい?形態でファンも多いようですが、本日は、このクマムシに焦点を当てて見たいと思います。
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クマムシ 
画像はこちらからお借りしました。
一体何が「最強」なのでしょうか?気になりますよね~。
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List    投稿者 arinco | 2009-09-07 | Posted in ⑨おもしろい生き物1 Comment » 
2009-09-05

ドーパミンプラス回路とオキシトシン親和回路の結びつきが、真猿闘争集団を生み出した

こんにちは、NISHIです:D
今日は、るいネットのネットサロンで「真猿の集団性」について調べる中で発見した、「ドーパミン回路」「オキシトシン回路」の繋がりについて紹介したいと思います。
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画像はこちらから頂きました。zukan.net
一体どんな繋がりが!?と気になるところですが、まずはポチっと宜しくお願いします。
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List    投稿者 crz2316 | 2009-09-05 | Posted in ①進化・適応の原理1 Comment »