生物の痕跡と生命の痕跡
生命の誕生はいつか?については、発見された太古の生物の痕跡の含まれる地層の年代によって、推定されている。それは当然、生物としての物質の痕跡をもとにしている。よってこれは、生命という言葉がさすものとは多少ことなる。
たとえば、生物は物質が秩序化能力を持ったものであり、生命とは、その秩序化を促すエネルギー(生命エネルギー)という捉え方が出来る。よって、地球上での生物の誕生と、それ以前の生命の始動とは分けて考える必要があるのではないかと思う。
画像はコチラからお借りしました
「瞑想」の意外な効果~脳の大きさが変化する
最新の脳科学で「瞑想の効用やそのメカニズム」が次第に明らかになり、瞑想を重ねることによって脳の特定の部分の構造や大きさが変化することが分かってきたようだ。
画像はコチラからお借りしました。
動的平衡が作り出す波動の変化により、獲得形質は次世代に伝えられる?
画像はこちらからお借りしました。
常に変化し続ける外圧に対して、生物は新たな適応システムを獲得し適応してきた。そのような新しい適応システムが、DNAに組み込まれるまでに、何百年もかかり、それをまっていては絶滅してしまう。しかし、生物は様々な外圧変化の中で進化してきたのだから、当然DNA以外にも、外圧変化や、その外圧に対して徐々に適応してきた過程を子孫に伝えていたはずである。そのようなDNAの配列変化によらない変化や次世代に伝える仕組みとはどんなものなのだろうか?
続きを読む "動的平衡が作り出す波動の変化により、獲得形質は次世代に伝えられる?"
動的平衡の中に組み込まれた、波動伝達が生命の証
生命の適応力には驚愕する。どんな仕組みで適応してるのだろうか?
その適応力を模倣して、金儲けをする研究が分子生物学を利用した医療分野だが、まったくといっていいほど成果が出ていない。それは、近代医療に関わる治療を何も行わなわず、生命の適応力にゆだね、自然治癒力を高める生活だけのほうが、よほど効果があることからも明らかだ。
この理由のひとつは、金儲けになる研究のみに研究費を集中的に投下する金貸しに支配されたマスコミや学者の世論ミスリードもある。しかし、もっと深いところでは、生命の適応力に対する同化の決定的不足から、近代科学の機械論的思考法のみで、対象をわかったつもりになるという思考法の問題もある。
そこで今回は、この思考法から脱却するための、生命の本質となる、より根源的な適応システムについて考えてみたい。
続きを読む "動的平衡の中に組み込まれた、波動伝達が生命の証"
空腹感は「食べろ」ではなく「活動しろ」という合図
画像はこちらからお借りしました。
「過食」は生活習慣病を始め、様々な心身の問題を引き起こす要因となります。
様々なダイエット方法を試すのも有りですが、野生動物の生態に重要なヒントが示されています。
野生動物は、空腹状態が続くこともありますが、やっと食糧にありついても、基本的に食べ過ぎることがありません。
血糖値の低下が空腹感をもたらしますが、活動のために体内脂肪から糖を作り出します。それにより、血糖値がある程度のレベルに戻って空腹感も緩和されるので、食べ過ぎないのです。
続きを読む "空腹感は「食べろ」ではなく「活動しろ」という合図"
がん(原)遺伝子・がん抑制遺伝子の“正常作動”=細胞のがん化
画像はこちらからお借りしました。
がんは遺伝子を要因とする病気であり、「がん(原)遺伝子」の変異→無限増殖と「がん抑制遺伝子」の変異→機能喪失によって発症すると言われています。
しかし、がん細胞は体内に蓄積された毒物の排出・浄化機構であること、免疫システムの司令塔が免疫細胞によるがん細胞への攻撃を防いでいることなどを踏まえると、「細胞のがん化」は必要に迫られて起きているとも考えられます。
つまり、体内が危機的な汚染状況におかれた場合に、がん抑制遺伝子が機能停止し、がん(原)遺伝子が始動して、細胞のがん化による浄化措置を行っているということです。
続きを読む "がん(原)遺伝子・がん抑制遺伝子の“正常作動”=細胞のがん化"
輸血という毒薬注入
事故での大量出血、手術での出血。これらの不足した血液を輸血によってまかない、生命を維持していく。これが、輸血に関する常識だ。
だから、困っている人たちの力になろうと、たくさんの人が献血を行う。しかし、この常識が間違っていたとしたら・・・
今回は、輸血に関する、隠された事実を整理して、輸血が本当に必要なのかどうかを検証してみたい。
免疫系の司令塔が“がん細胞を守る”のはなぜか?
画像はこちらからお借りしました。
“細胞のがん化”が何を意味するのかを考える上で注目したいのが、「制御性T細胞」の働きです。
制御性T細胞とは、免疫システムの司令塔のひとつで、免疫の過剰反応(アレルギー症状)や自己攻撃を抑制する役割を担っています。
近年の研究によって、がん細胞の周囲には「制御性T細胞」が集まり、免疫細胞によるがん細胞への攻撃をさせないようにしていることが分かってきました。
この現象を踏まえ、制御性T細胞の働きを抑制し、免疫細胞によるがん細胞攻撃を促進する研究が進められています。
ただし、これはあくまでも“細胞のがん化が諸悪の根源”であるという前提での対応です。
細胞のがん化に伴い制御性T細胞が増殖し、免疫機構による攻撃を抑制しているのは確かですが、なぜそのような働きをするのか、そもそもこの現象が制御性T細胞の暴走なのかは分かっていません。
逆に制御性T細胞は、生命原理に則った働きをしている可能性も考えられるのではないでしょうか。
続きを読む "免疫系の司令塔が“がん細胞を守る”のはなぜか?"
細胞の“がん化”は過酷な環境下で生き延びるための手段
画像はこちらからお借りしました。
日本人の死因は、1980年代以降ずっとがん(悪性新生物)が一位となっており、現代では3人に1人ががんでなくなっています。
治療法も確立しておらず、恐ろしい病気として捉えられていますが、果たして本当にそうなのでしょうか。
実は、体内の細胞が汚染環境におかれ、生命の危機にさらされた際の適応装置と捉える方が、がん細胞のもつ特性と整合するのです。
続きを読む "細胞の“がん化”は過酷な環境下で生き延びるための手段"
同類認識機能でがんを治療する「BAK療法」
画像はこちらからお借りしました。
現在の日本では、がん治療法は、「手術療法」「放射線療法」「化学療法(抗がん剤)」が三大療法として主要な治療法とされています。
しかし、これらの療法は、あまり効果がなかったり、逆にこれらの療法が原因で本格的ながんが発症したりすることがわかってきました。