本能構造の解明 原核単細胞から原猿までの本能を紐解く
画像はコチラよりお借りしました。
これまでの脳構造追求は共認脳ならびに観念脳の形成過程や部位、機能などを解明するために行ってきたが、改めて本能と共認、本能と観念という区分で見るときに、何が違いどのように形成されているのかを知る必要がある。
共認機能が出来上がるまでの生物はどのような本能に可能性収束することによって外圧に適応してきたのだろうか?今回はそんな可能性収束先の本能郡に絞り、本能構造を解明していきたい。
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魚類の性闘争=メスの獲得を巡るオス同士の闘い=
魚類のオス同士がメスを巡って闘うって、なかなか想像できない方もいるかもしれません。
そもそも性闘争って、なんなのでしょう?端的にまとまっている文章があるので引用します。
生物において、メスの獲得を巡るオス同士の闘いをさす。オスはメスを手に入れる為には、メスが安全に出産し、子育てする為の縄張りを確保しなければならず、従ってオス同士は縄張り闘争も闘わなければならない。性闘争本能はすべての動物に備わっているが、とりわけ哺乳類は、淘汰適応の必要から、性闘争本能をとことん強化した動物である。C.ダーウィンの提唱する、「性淘汰」の現象を、オスの闘争とメスの選択に分解したもので、その内の前者を指す。
新概念定義集
そういわれれば、哺乳類ではおなじみです。人間も例外ではありません。
意外と多様な両生類の世界では、両生類の性闘争を扱いました。魚類でも性闘争は見られるんです。
魚類の性闘争の基本は、繁殖期における縄張り(繁殖場)を巡る争いとなっており、オス・メスの数によって3つのタイプに分けられるようです。けっこういろいろあります。
(上記以外に乱婚型や一妻多夫型があるが、例外的であり、性闘争の範疇外なので割愛)
では、それぞれどんな闘いが繰り広げられているのか。見ていきましょう。
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緊急テーマ:『放射能の内部被曝とは?』 2
今日は縁あって、福島県飯野町から来られた方と少しお話をする機会がありました。
お話を伺って、安心感と危機感の両方を同時に抱きました。
飯野村は、現在ギリギリ計画的避難地域から外れたエリア。つまり、福島原発から30kmの外側に位置するところです。現地ではインフラもほぼ復旧し、通常生活に戻りつつあるが、子ども達はしっかりマスクを付けて外出しているそうです。しかし、大人は徐々にマスクを付けずに外出している方も増えつつある。放射能の危険性についても、さほど気にされない方と、まだまだ危険だ、という方とに分かれ始めているとの事。
電気は通ったものの、まだネットには繋がらない状態という話も伺いました。テレビでは、曖昧な安全宣言を多く見掛ける状況ですから、全く目には見えない放射能への対応をどうすれば良いのか?ますます不安が募るばかりです、と仰っていました。
そこで、今回は私たち素人でも根拠に基づいた判断基準を持てるように、改めて内部被曝に関する様々な情報の整理を行ってみました。
地球上で最も強い毒を持つ生物(細菌以外)は何?
る読者の方から『地球上で最も強い毒を持つ生物(細菌以外)は何ですか?』という問い合わせを頂きました。
毒性の強さを相対比較する指標は、
①その毒素の致死量はいくらか
②1回当たりの攻撃でどれだけの毒素を相手に注入できるか・・・など
の複数の要素の“掛け算”となります。
また、その毒素の強さと実際の被害件数が実は比例していません。したがって、完璧に順位付けを行うのはなかなか困難なのですが、主に①を明らかにすることを目指して書いてみます。
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緊急テーマ:『放射能の内部被曝とは?』①
過日の東日本大震災に端を発した、人災である福島第一原発の放射能汚染問題について、政府・東電・マスコミ・学者からの汚染についての発表は一貫して「安全」一辺倒。
しかし、安全基準値の段階的な引き上げや、避難区域の拡大。そしてここに来て、政府の御用学者であった内閣官房参与の一人であった東大小佐古教授の突然の辞意表明など、これまでの政府発信とは裏腹な動きが数多く見られます
このような様々な不確定な発信は、間違いなくこの件に対して隠蔽圧力が働いていると感じている人も多いのではないでしょうか
事実はいったい何なのか?という探索層も増えてきている今、ネットの中の情報を見ても様々な情報が行き交っており、何が使える知識(判断材料)となるのかがわからないという状況でもあります。
このような状況の中、私達自身の身を守る為にも被曝の影響というものを、より現実に即して判断できるだけの材料を自らが構築していくしかない
そこで、今回から数回にわたり、緊急テーマとして放射能による被曝。特に内部被曝について追求をしていきます 🙄
(画像はコチラよりお借りしました)
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雌雄の役割分化20~雌雄分化の塗り重ね構造 総まとめ
約5ヶ月間追求してきた「雌雄の役割分化」シリーズもいよいよ総まとめに入ります
男女の中性化、少子化、草食化etc.現代は男女の引力の低下が深刻下している時代といえます。性の再生を考える上で手がかりとなるのが、40億年にも渡り塗り重ねてきた生物進化の歴史です。
これまでの生物進化の歴史を振り返ると、生物がオスとメスに分かれたのは、外圧に適応し、進化を促進するためだったことがわかります。生物は変化する外部環境に適応するために、「安定性を保持しながら他方で変異する」という根源的な課題を解決することが必要でした。
この難題を解決するために、オスとメスが誕生したのです。
□雌雄の役割分化 1 ~雌雄分化って何?~プロローグ
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「続・人類の拡散」シリーズ ~化石は語る【頭蓋骨の謎】~
「アウストラロピテクス・アファレンシスの頭蓋骨化石モデル」
画像は、ココからお借りしました。ありがとうございます。
人類の化石から何が分かるのでしょうか?
今回は、頭蓋骨(+下顎骨)の化石の変化と、その理由について考えてみたいと思います。
チンパンジー(類人猿)→アウストラロピテクス・アファレンシス(猿人)→ホモ・サピエンス(現代人)という進化に伴う頭蓋骨の変化は、次のようになっています。
「チンパンジー~猿人~現代人の頭蓋比較」
「チンパンジーと現代人の頭蓋・上顎比較」
すなわち、以下のような変化が見られます。
- 脳容量が大きくなる
- 下顎が縮小し、口が引っ込んで顔が短くなる
- 犬歯が小さくなる
脳容量の拡大は別として、口と歯については食べるための器官となので、これらの変化は食性の変化と関係があるのではないかと思われます。
さらに、細かな特徴を見ていくと、ホモ・エレクトス(原人)とホモ・サピエンスの違いには、こんなものがあります。
「ホモ・サピエンスとホモ・エレクトスの頭蓋骨の違い」
- 矢状稜(頭頂に沿った出っ張り)がある
- 顕著な眼窩上隆起(目の上のほぼ眉に沿った隆起)
- 強い眼窩後狭窄(こめかみの引っ込み)
では、どうして、このような変化が起きたのでしょうか?
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生命進化と地球活動の関係(生命と地球の共進化)
図:地球生命・表層環境史
※出典:プルームテクトニクスと全地球史解読(熊澤峰夫・丸山茂徳)「初期生命の実像」p140
(丸山珪徳・磯崎行雄生命と地球の歴史1998を改変)
前回の記事:「生物と放射線」の前段で地球史と生物史の関係について触れ、生命は有害な放射線の届かないところで生まれ、危険がなくなったところに進出していった、つまり放射線は生命の秩序とは相容れないことを明らかにしました。
今日はより大きな視点で、生命進化と地球活動の関係について考えてみます。
※考察に当たっては、「生命と地球の共進化(川上紳一・大野照文)」(※「プルームテクトニクスと全地球史解読」(熊澤峰夫・丸山茂徳)所収)を参考にしています。
「生きとし生けるものは、全て外圧(外部世界)に対する適応態として存在している」(実現論第一部:前史)わけですから、生物の進化の背景には様々な外圧があり、その環境変動が生物の新たな機能の獲得=進化の原動力となっています。
数億年に及ぶ生物史の中でも極めて大きな進化(あるいは大絶滅)が起こった背後には、おそらく極めて大きな環境変動=地球規模の環境の激変があったと考えられます。
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生物と放射線
福島の原発事故以降、放射線に関するニュースが毎日のように流れています 。
確かに放射線は危険なのですが、放射線がなぜ危険なのか?そもそも放射能は生物にとってどんな存在なのか?ということが報道されることはありません 🙁 。
今回は生物と放射能という切り口で記事を書いていこうと思います。
「続・人類の拡散」シリーズ ~複数回成功した「出アフリカ」~
こんにちわ。arincoです。
「続・人類の拡散」と銘打って始まった本シリーズ。
前回までは
アウストラロピテクス
→ホモ・ハビルス
→ホモ・エレクトス
→ホモ・ハイデルベルゲンシス
→ホモ・ネアンデルターレンシス
について、発見場所、骨格的特徴、気候を整理してきました。今後、それぞれの種の通点と異なる点を追求していく予定です。
特にこの間明らかになった事は、各種を分けているものは、「骨格」という事です。従って、骨格については、今後特に注目していく必要があります。
さて、今回は今後の考察に先立って、我々の主目的である「出アフリカ記は本当か」という視点に一度立ち返り、現状分かっている範囲での「出アフリカ記」についてまとめておく事を趣旨としています。
今回のエントリーは「雑記帳」というサイトに拠る所が大きくなっています。雑記帳さんは、最近の人類学関連の研究成果を小まめに投稿されており、素人の追及にとって非常にありがたい存在です。興味のある方はぜひご覧下さい。
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