2007-02-04

世界最古の人類化石(トゥーマイ)が意味するもの

世界最古の人類化石が2001年アフリカ中部のチャド共和国ジュラブ砂漠で発見された。700万年前と見られるその化石は愛称をトゥーマイと名づけらた。希望を意味し、現地で乾季の直前に生まれた子供に付けられる名前という。この化石は人類の歴史を200万年さかのぼらせ、人類発祥の地を東アフリカから中央アフリカに変更し、さらに、二足歩行の起源の仮説にも大きな影響を与えた。
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(愛地球博プレスリリースより)
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List    投稿者 nodayuji | 2007-02-04 | Posted in 4)サルから人類へ…No Comments » 
2007-02-03

チンパンジーは人類に進化するのか?

人類とチンパンジーのDNA構成の違いはたったの1~2%だそうです。
98~99%が同じDNA構成なら、チンパンジーが人類に進化する日はそう遠くないのか?などと思ってしまいます。幼児並の知能を持つチンパンジーが居ることを考えると、更に知能を高めるトレーニングを行えば小学生並みの知能、中学生並みの知能、高校生並みの知能と、どんどん進化させ人間に限りなく近い知能を持つチンパンジーがいずれ現れるのかな?と思ってしまいます。
生物の進化には2種類の進化があり、外的要因の進化(環境に適応する為の進化)と突然変異による変化(先祖返りなど、逆境状態からの進化)があるとされています。猿から人間への進化は、これまでに述べられたように、木に登れなくなった猿が過酷な逆境を乗り越えて生き残ったことをきっかけに人類へと進化を話したのであり、数百万年にわたる後者の進化過程の繰り返しによってなされた結果です。
トレーニングは外的要因の変化程度の進化過程でしかない為、チンパンジーを幾らトレーニングしても残念ながら人類へ進化させることは難しいようです。
一方で、「人類は進化するのか?」
そんな疑問が湧いてきます。
SF小説的な発想ですが、人類が宇宙へと進出したら新たな進化が始まるのでは?スペースチャイルドが進化した人類を生み出すのではと考えてしまいます。これまではSFの世界・空想の世界のことだった話が現在では現実の話になってきています。さすがにいきなり人間とはいかないので、まずはメダカで実験が行われているようです。

詳しくはこちら
http://www.justsap-me.org/stars/research/experiment.html

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List    投稿者 n1ce | 2007-02-03 | Posted in ①進化・適応の原理No Comments » 
2007-02-02

ヒト=カタワのサル~サルからヒトへは退化であり進化である

こんばんは。先週から「祖先の物語シリーズ」は「サルから人類へ」の秘密に迫るべくこのブログの運営メンバーで分担して、これまで掲示板「るいネット」で議論してきたことをまとめ、発展させてお送りしています。
そして、いろんな方からコメントも頂きました。なかでも
>いつも興味深く読ませていただいております。
直立歩行、謎ですよね。渚原人とか際物学説もありますが。
突然変異ありきで、確かに、おもしろい学説です。しかし、少数の突然変異の個体が生まれた場合、生存の危機になるような形質が受け継がれるような集団が形成可能でしょうか?弱者こそ生き残るという話もありますが。ご教示ください。

とのコメントをnemo さんから頂きました。
渚原人はアクア説のことだと思いますが、アクア説については31日のエントリーでtoya さんが紹介してくれています。
で、あの栗本慎一郎もアクア説を近著「パンツを脱いだサル」で協力にプッシュしています。栗本氏といえば「双極的世界観」や「市場社会以前の経済構造」について、有意義な理論を展開しており、最近は「小泉の同級生」として激しい小泉批判を展開するなど、理論家として、また政治評論家としても今改めて注目の存在かと思います。(やや論理の飛躍があるところには注意が必要ですが・・・。)
そこで、今日は栗本氏の「パンツを脱いだサル」を引用しつつ、人類進化のナゾに迫ってみたいと思います。

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List    投稿者 yama3 | 2007-02-02 | Posted in 4)サルから人類へ…No Comments » 
2007-01-31

人類誕生の諸説(サバンナ/ネオテニー/アクア)を“外圧”で斬る!

みなさん、こんにちわ~(こんばんわ~) 😮
シリーズ“祖先の物語”も最終章に入っていますが、このあたりで、最後の最後の最後の、“人類誕生のとき”について、その諸説を紹介したいと思います。
検索してみたら、主流説・主流批判説・異端説と3説に渡る紹介があって、『逆境進化(外圧進化)』 という視点による検証もある記事を見つけましたので、特に脚色することなく、そのまま掲載します。(たまには、そーゆーのもアリかなと

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List    投稿者 toya | 2007-01-31 | Posted in 6)“祖先の物語”番外編No Comments » 
2007-01-30

先祖返りという突然変異

サルから人への進化を考える時、「2本足で立って歩いた」とか、「知能が進化し言葉が話せるようになった」というように、人はサルより高等な動物だという偏った見地から、ついつい新たに獲得した機能にばかり目をむけがちです。
しかし、昨日のさんぽさんによると、
>人類は、進んで二足歩行へ移行したのではなく、突然変異によって、足の指で木を掴めなくなったということが根本要因。
なんと、人類の進化の起源は、サルが獲得した機能を、突然変異によって失ってしまった(=これが進化を促す逆境となった)ことにあるんです!
ところで、「突然変異」って、文字通り「突然 」起こると思っていませんか?
実はこれ、間違った認識。本当は、「突然変異」は日常茶飯事 で、簡単に起こるんです。
今日は突然変異の謎 にせまりながら、サルから人への進化を考えます。
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List    投稿者 zakky | 2007-01-30 | Posted in 4)サルから人類へ…1 Comment » 
2007-01-29

人類の起源:「直立二足歩行説」のウソ

こんにちは、さんぽ です。
人類の象徴である「直立二足歩行」
その二足歩行を始めた理由は、現在様々な説があります。
食物 ・幼児 ・道具などを運ぶのに有利だったから
威嚇 😡 や見張り のため
長距離移動 の運動効率が高かったからetc.
しかし、この「直立二足歩行説」には実は、矛盾が多いです!
どこが矛盾かというと・・・
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List    投稿者 miwa | 2007-01-29 | Posted in 4)サルから人類へ…1 Comment » 
2007-01-27

サルから人類への進化原因は?

 現存のチンパンジーと人類のDNA構成の違いはたった1~2%だそうです。では、そもそも、なぜ、サル(真猿)からヒトへと進化したのか?
『直立説と「カタワのサル」説を論理整合性で比較すると・・・』http://www.jinruisi.net/bbs/bbs.php?i=200&c=400&m=129079
>そもそも、直立二足歩行に移行する過程で、足の親指の関節が硬くなって曲がらなくなったのなら、ゴリラやヒヒなどの地上派のサルは、なぜ足の親指の関節が柔軟で枝を握れる形態のままなのか
>それに対して、足の指の先祖がえりによって、否も応もなく樹上生活ができなくなったという「カタワのサル」説には、地上生活に適応しなければならない必然性はもちろんのこと、その後の人類の生活状況などの歴史事実との整合性も充分です。
 つまり、唯一最大の違いは、足の指が対向していて木の枝をつかめるかどうかにつきるといえそうです。生物本能として、ホメオスタシス(恒常性維持)機能が生理的さらには行動様式にも働いているため、急激な環境の変化(生息域、食性がまったく違う環境)を自ら選択することはまずないといえます(現代人でも生命の危機に繋がる急激な変化にはブレーキがかかる⇒だから、無理なダイエットはリバウンドする)。
 とすれば、やはり、強制的な環境変化を余儀なくされることしか考えられない。なかでも、進化前段階(サル)での最強の武器(=足の指で木の枝をつかめる)を失うことが最大の進化必然性となることは納得できます。ところで、そもそも先祖がえりってそんな簡単に起きるものなの?、とか、足の指が先祖返りして地上に降りざるを得なかった「カタワのサル」に肉体変化が短期間で起きたのか?、などの疑問も出てきます。そこで、調べてみました。
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List    投稿者 center_axis | 2007-01-27 | Posted in 4)サルから人類へ…3 Comments » 
2007-01-24

五感の中で最も原始的で本能的な「嗅覚」

こんばんわ 😀
味覚「人類の味覚は共認回路!?」
色覚「人類は共認機能で生きるために色覚を維持した !」
と続いているので、嗅覚について書いてみたいと思います。
しかし、私はまだこのブログで勉強中の身なので
恥ずかしながら・・・・・・詳しいことは分からない・・・・・
ということで、日常生活の中で
なんとな~く疑問 に思っていたことを調べてみました!
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List    投稿者 minmin | 2007-01-24 | Posted in 6)“祖先の物語”番外編No Comments » 
2007-01-23

「清潔信仰」が自己免疫疾患を呼ぶ①

雅無乱です。またまた登場です。

路上で、“街行く人々の疑問になんでも答えちゃう”ってコンセプトの「なんで屋」をやってきて久しいが、よく出る人気お題に、「いい男って何?」とか「いい女って何?」なんてものがある。このお題の中で、街角アンケート的に「こういうのはダメ、って男はどうヤツ?」と聞くと、まず第一に「不潔な男」という答えが帰ってくることが多い。

「そんなの男にとって重要なことなのかよ!」なんて反論すると、「そりゃお前、自己正当化か?」なんて勘ぐられるので言わないが、正直「不潔がモテたっていいではないか」と思っている。…いや誤解しないでくれ^^;)私がそうだというわけでは決してない(苦しい…)。
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私が言いたいのは、近年の“除菌”だの“無菌”だのといった「清潔ブーム」は、度が過ぎてるんじゃないかということだ。っとちょっと飛躍したが、今回はこれを生物学的な観点から検証してみよう^^)

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List    投稿者 nanbanandeya | 2007-01-23 | Posted in ⑤免疫機能の不思議No Comments » 
2007-01-22

人類は共認機能で生きるために色覚を維持した !

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人類が今のような色覚を獲得した歴史ってどうなっているんだろう?と思いちょっと調べてみると、ミドリムシ細胞のような単細胞生物でも紫外線と青色光を感じる事ができるという事がわかった。
そして、何よりも魚類~爬虫類に進化する過程では、4色や紫外線まで感じ取れる昆虫なんってのもいたらしい。それが、なんと哺乳類では、襲ってくる爬虫類から逃げて夜行性になるうち2色に退化てしまった!そしてその、2色しか知覚できない状態から、サルでようやく緑が見えるようになり、それを継続しているために人類も同じく3色見えるようになったらしい。
それってどんな状況?と思って調べてみると、
るいネット「人類は共認機能で生きるために色覚を維持した」(リンク) に書いてありました!

大型爬虫類まで4つの色を持ち、その頃、大型爬虫類に隠れて夜行性として生きていた哺乳類は2色(R(赤)・B(青))。サルに進化して3色(RG(緑)B)。人類の場合も同じ3色です。洞窟で生活していた人類にとって、緑(G)は必要だったのでしょうか?哺乳類と同じ2色に戻っても不思議ではないですが。
サルの場合、樹上で木の実と葉の色を即座に区別するために色覚機能を、また3次元である樹上の生活をするために、視覚機能を中心として大脳新皮質を進化させています。また、この視覚機能の進化は、サルの共認機能獲得段階の、相手の表情を読み取ることへもつながります。その後、人類へ至ると観念機能を獲得して、より脳は大型化します。
人類は、暗い洞窟に住みながらも視覚機能を維持していたと考えると、想像を絶する過酷な生活の中で、周りや相手の表情を読みとる共認機能だけが全てであったはずです。人類は、共認機能で生きていくことを中心として色覚機能を維持したと考えられないでしょうか。サル時代に獲得した色覚機能を、共認機能のために維持したのだと思います。 

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List    投稿者 shijimi | 2007-01-22 | Posted in 4)サルから人類へ…1 Comment »