脳は“ドレミ”を言語処理!?-脳波により絶対音感の仕組み解明へ-
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世の中には絶対音感を持つ人がいます。絶対音感の脳の仕組みはどうなっているのか?
最新の研究では、ドレミの音を言語のように処理することを示唆する結果が得られたようです。
新潟大学プレスリリースより、以下紹介します。
脳は“ドレミ”を言語処理!?-脳波により絶対音感の仕組み解明へ-
2019年08月08日 木曜日 研究成果
新潟大学脳研究所統合脳機能研究センターの伊藤浩介らの研究グループは、絶対音感の脳の仕組みを調べるため、“ド”の音に対する脳応答を、左右の聴覚野から脳波で記録しました。
絶対音感のない音楽家や、音楽経験のない者では、脳応答の大きさに左右差はありませんでしたが、絶対音感のある音楽家では、それが左優位でした。脳の左半球は言語の処理に関わります。
絶対音感では、ドレミなどの音を、言語のように処理することを示唆する結果です。
詳しくはこちら(PDF:459KB)より。
【本研究成果のポイン】
● 絶対音感の脳機能を脳波で測定
● 絶対音感では、ドの音高に対して左半球優位な脳応答
● 絶対音感では、音楽の音も、言語と類似な処理をしている可能性
Ⅰ.研究の背景
絶対音感とは、比較する音がなくとも、音の音名が早く正確に分かる能力です。音楽家が持つ能力であることから、音楽的な能力だと思われています。
しかし、脳機能の観点からは、違う見方もできます。絶対音感保持者の脳が行っているのは、連続的な音高を、半音単位で人為的に区切って、名前を付けるということです。これは、いわば音高の言語化です。つまり、絶対音感は、言語機能の一種とみなすことができます。実際、絶対音感を訓練で獲得しやすい時期は、子供が母国語を習得する時期と一致しています。
このように絶対音感を言語機能とみなす考え方が正しいか検証するため、新潟大学脳研究所統合脳機能研究センターの松田将門、五十嵐博中、伊藤浩介が研究を行いました。
Ⅱ.研究の概要と成果
ドの音高を聞いた時に生じる脳応答につき、左右の聴覚野(音を処理する大脳部位)から発生する脳波反応(聴覚誘発電位)である、N1cという成分を記録しました。N1cの大きさは、非言語音については左右半球で同等ですが、言語音については左半球優位であることが知られています。左の聴覚野が、言語処理に関わるからです。
実験の結果、絶対音感のない音楽家や、音楽経験のない者では、予想通り、ドの音高に対するN1c反応に左右差はありませんでした。しかし、絶対音感のある音楽家では、その応答が左優位でした(図1)。絶対音感保持者は、ドレミなどの音を、まるで言語のように処理しているかのようです。
さらに詳しく解析すると、絶対音感保持者で左優位なN1cが生じたのは、左のN1cが大きいのではなく、右のN1cが通常よりも小さいことが原因でした。右聴覚野の脳活動をあえて抑制することで、左聴覚野の言語機能が働きやすくなると推測されます。
Ⅲ.今後の展開
絶対音感で音高に音名が付くメカニズム、左右の聴覚野の役割、絶対音感を獲得するとき脳では何が起こっているのかなど、絶対音感の脳の仕組みについては、まだまだ分からないことばかりです。この解明には、絶対音感を、脳の言語機能との関連から調べていくことが重要だと考えられます。
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水素結合が作り出す『らせん構造』『やわらかさ』『螺旋電磁波共振性』が生命体の基本構造
ソマチッドも中心体もRNAもDNAも螺旋構造をしている。そしてそれらは、折り畳みが可能な柔らかさを持っている。この柔らかさは生命の特徴の一つであり、その外圧適応能力の源泉であるとも考えられる。また、生命材料は左右鏡像対の片側だけが選択されることも、もう一つの生命の特徴である。
この二つの生命の特徴をつなぐ可能性がたかいのが、円偏光と呼ばれる高品位の電磁波エネルギーであり、これ自体が螺旋構造をしている。この螺旋エネルギーを受信するための物質側の条件が、螺旋電磁力に対する共振性であり、水中のケイ素はその代表である。
そして、『らせん構造』『やわらかさ』『螺旋電磁波共振性』を実現するための生物内分子構造の秘密が、固く結ばれた共有結合ではなく、やわらかく可動範囲を残した、水素結合である。
つまり、水素結合が作り出す『らせん構造』『やわらかさ』『螺旋電磁波共振性』が生命体の基本構造なのである
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「笑顔」が与える心理的効果とは? ― 表情の脳科学 ー
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「笑顔」がもつ力や「笑顔」の様々な効果については、たくさんの報告がされています。
笑顔が話し相手や自身にどのような影響を与えるのか? その心理的効果とは?
脳科学メディア https://japan-brain-science.com/archives/2178 より、以下に紹介します。
笑顔が与える心理的効果とは?「美人」を生み出す表情の脳科学
笑顔には、人を惹きつける魅力がある。
近年では、笑顔がもつ様々な効果の検証結果が報告されている。例えば、平均的な魅力の女性の場合、笑顔でいると男性から声をかけられる可能性が5倍になる。また、「感じが良い人」という印象を形成する要素を調査すると、「丁寧な対応」が5.1%、「挨拶」が24.3%に対して、「笑顔」が35.3%となっている。
コミュニケーションにおける何気ない笑顔は、情報の受信・発信の速度や量、親和性に大きな影響を与える。人間関係を円滑している社会の成功者たちは、いち早く笑顔の効果について述べている。
元ミシガン大学の心理学教授であったJ・マッコネルは、「笑顔を見せる人は、見せない人よりも経営・販売・教育などの面で効果をあげるように思う。笑顔のなかには渋面よりも豊富な情報が詰まっている」と述べた。
本稿では、そんな笑顔が話し相手や自身にどのような影響を与えるのかについてみていく。
1.笑顔が相手に与える効果
2.笑顔の度合いで効果は異なる
3.容姿に自信がなくとも、笑顔による効果は発揮される
4.愛想笑いよりも心からの笑顔に高い効果
5.笑顔の「顔面フィードバック効果」
6.笑顔の可能性
笑顔が相手に与える効果
笑顔は、さまざまな研究によって信頼や協力獲得を実現する要素として機能することが知られている。「最期通牒ゲーム」を用いた実験は、それを知る一つの例となる。
最期通牒ゲームは、報酬を2人でどのように分配するかという心理ゲームである。プレイヤーAは報酬配分の提案権(※例:1,000円のうち、A(自分)に700円、B(相手)に300円を分配するという決定権)を持ち、プレイヤーBは提案された報酬配分への拒否権を持つ。Aが自由に配分報酬額を決定できるが、その報酬額をBに提示し、Bが拒否した場合は2人とも報酬を失う。「提案⇒拒否」は、AとBがそれぞれ交互に行う。
提案権を持つ者は自分の取り分を多くしたいが、拒否権を持つ者は不公平な配分を拒否する可能性がある。合理的に考えれば、提案権を持つAは報酬が0ではない限り得をするため、「少しでも(=1円でも)得をする」確率を少しでも高めるためには、Bの報酬を自分よりも多くすればよい(例:Aに400円、Bに600円)。しかし多くの研究では、提案者が自分の報酬よりも相手の報酬を多く設定するケースは極めて少なくなっている。
このゲームを通じて行われた実験では、笑顔によって報酬を提示されたプレイヤーは、真顔で提示された場合よりも多くの獲得金額を得た。すなわち、笑顔で提示するプレイヤーに対して信頼が生まれ、提案を拒否しづらくなったことを意味している。(Scharlemann、Eckel、Kacelnik、Wilson(2001))
上記は海外で行われた実験であり、日本で行われた実験ではやや異なる結果となっている。日本においては、笑顔の送り手が女性の場合にのみ、笑顔の方が真顔よりも相手に信頼され、男性ではそのような傾向は見られなかった。これは、日本では男性は女性に比べて笑顔の表出頻度が少ないため、男性の笑顔は女性の笑顔よりも不自然に見られやすく、信頼性の判断に結びつきにくいからだと考えられている。(大薗・森本・中嶋・小宮・渡部・吉川(2010))
笑顔の度合いで効果は異なる
他の研究で、笑顔を3段階(笑顔・微笑・真顔)に分けて効果を測定が行われている。笑顔の送り手が女性で、笑顔の受け手が男性の場合、笑顔の女性に提示した金額が最も多く、次に微笑の女性に提示した金額が多かった。最も少なかったのは、真顔の女性に対して提示した金額だった。このことから、女性が男性に対して笑顔でいると、男性は女性に対して信頼を感じ、協力的になることが分かる。なお、この実験においても笑顔の送り手が女性で受けても女性の場合には、笑顔の度合いが強くなっても提示額に変化はみられなかった。理由としては、女性は女性による笑顔を心からの笑顔ではなく、作り笑いや愛想笑いだと判断する傾向があるからと考えられる。(McKeown、et al(2015))
容姿に自信がなくとも、笑顔による効果は発揮される
笑顔の受け手がどれほど心を動かされるかについては、「笑顔or真顔」、「身体的魅力大or身体的魅力小」を組み合わせた4パターンの女性の写真を用いた実験で、日本人を対象として確認されている。
この実験では、笑顔のほうが真顔よりも依頼の受け手の協力への意欲が高まることが示されている。また、身体的魅力が小さい場合にも、笑顔のほうが真顔よりも意欲が高い結果となった。このことから、容姿に魅力がなくとも笑顔によって信頼や協力獲得が可能なことが分かる。
(身体的魅力が高い場合は、笑顔でも真顔でも受け手の意欲に変化がなかった。これは、身体的魅力の高さが対人評価に影響することで笑顔の効果が大きく現れなかったと考えられる。すなわち、美人であれば真顔でも笑顔と同様の効果が期待できることを意味している。)
愛想笑いよりも心からの笑顔に高い効果
笑顔には、2種類ある。「デュシェンヌスマイル」と「ノンデュシェンヌスマイル」である。(※「デュシェンヌ」は、19世紀のフランスの神経学者)
「デュシェンヌスマイル」は口や目の周りの筋肉活動が高く、目が笑っている心からの表情を指す。これに対して「ノンデュシェンヌスマイル」は、不自然な笑顔や社交辞令としての笑みを指す。成人男女のデュシェンヌスマイル(心からの笑顔)には、ヒトが美しさを感じる“黄金比”が現れることが確認されている。顔の比率に黄金比がある人は小顔で美しいとされ、美容整形などの目安ともなっている。心からの笑顔によって現れる黄金比が、笑顔の魅力を高める要因となっている。
笑顔の「顔面フィードバック効果」
笑顔は、それを見る者にだけ効果を与えるのではない。笑顔をつくった者にも効果をもたらす。最新の研究では、笑顔をつくる際の表情筋活動の生理的フィードバックが、主観的な感情の認知に反映されるという仮説の検証が進んでいる。笑顔をつくればそれがポジティブな感情を喚起し、眉間にシワをよせればそれがネガティブな気分を引き起こす。
笑顔の可能性
これまでにみてきたさまざまな実験結果をまとめると、以下のようになる。
・男性の笑顔は、女性・男性ともに効果があまりみられない。
・女性の笑顔は、女性に効果はみられないが男性に効果がみられる。
このことから、笑顔が相手に与える効果を期待できるのは、女性から男性に送られる場合に限られることが分かる。女性の笑顔とは、見る人(とりわけ男性)を幸せにするものであると同時に、判断力を奪うものであるといえる。
(以上)
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高校生にも解るスミルノフ電磁気学
宇宙から生命まで貫通している法則の一つ「スミルノフ電磁学」を解りやすく説明した記事です。
「S極磁気単極子、N極磁気単極子」と「負の誘電率・負の透磁率=負の質量」
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スミルノフ物理学の高校生教科書と“ニュートン・コード”!スミルノフ学派Dr佐野千遥
https://ameblo.jp/allahakbar231/entry-12148137429.html
第2章:スミルノフ電磁気学
円筒に巻き付けたソレノイド・コイルに電流を流した時、内側の円筒空間は負の透磁率である。
電流を流したソレノイド・コイルの内側円筒空間に方位磁石を持ち込むと、方位磁石のN極は磁化されている円筒空間の端のN極に引き付けられ、方位磁石のS極は磁化されている円筒空間のもう一端のS極に引き付けられる。
そもそも磁化された円筒空間の両端に離れ離れにN極とS極とが生じるのは、双極磁場で磁化された内側円筒空間では、N極とS極との間に互いに他を押しのける斥力が働くからである。
つまり双極磁場の内側円筒空間では、S極とS極同志が引き合って寄り集まり、N極とN極同志が引き合って寄り集まり、S極とN極とは互いに他を押しのけ合って斥力で離ればなれになる。
これにより、有ろう事か、双極磁場の内側円筒空間が負の透磁率である事が、お分かり頂けたと思う。
キューリー温度から焼き鈍しをして鉄やネオジムを磁化させて作った永久磁石は内側には入り込めないが、永久磁石の内側も負の透磁率である。双極棒磁石を幾ら小さく切断しても、切片が全て必ずN極S極を持った双極磁石に成り、切断する事によっては、決してS極はS極だけ、N極はN極だけ取り出す事ができないのは、磁石の内部は負の透磁率であるためである。
つまり幾ら切断しても、各切片の中でS極とN極とが斥力で離ればなれになるためである。そしてS極、N極への磁化自体が、細かいS極磁気単極子、N極磁気単極子が、それぞれS極とN極へと移動し集結していると見る事が出来る。
今、双極磁場の負の透磁率の内側円筒空間に、S極-、N極-磁気単極子を若し電磁気的方法で作って入れたなら、独立してそれぞれ別々に存在し得る事が分かる。
自転した物体には僅かに双極磁場が発生し、その物体のの自転軸の周りの円筒空間の内側は負の誘電率・負の透磁率=負の質量となる。自転した物体の内側は負の誘電率・負の透磁率=負の質量だから反重力でゆで卵は立ち上がる。その当初加速した時点のみならず、その後立ち上がったままに成るのは、反重力が働き続けるからである。コマが立っているのも反重力による。自転が加速→反重力発生。 m * (c – v) = m0 * c vがcを超えた瞬間、転がり速度に対してマイナス無限大の加速度が加わる。右巻きN極単極磁石の周りにN極系エーテル繊維が巻き付いたもの=陽電子 と 左巻きS極単極磁石の周りにN極系エーテル繊維が巻き付いたもの=電子 とが接近すると、右巻きと左巻きが逆向きの渦であるためにS単とN単の自転が極度に加速されて、加速されたS極磁気単極子は自分と繋がっている他のS極磁気単極子との間に猛烈な反重力が働く。→負の世界に於ける強力なビーフェルト・ブラウン効果焼き鈍(なま)しをすると永久磁石が出来る理由キューリー温度まで上げて置いて磁場を掛けると、温度が上がっているので c – v の転がり速度が大きくなり(自転が加速される)、直線速度vは小さくなり、cの速度で進む光の矢はvを大きく追い越していく。つまり時間が普通の状態より先に進む。この時間が先に進んだ状態は、S極とN極に生じた互いに他を加速して自転させる左巻きS極磁気単極子と右巻きN極磁気単極子の自転運動により維持される。この時間が先に進んだ状態をS極磁気単極子とN極磁気単極子の自転運動が維持するので、外から掛ける磁場を消滅させた後でも維持され続け、永久磁石が出来るのである。この永久磁石は長年の間に、重力場の影響で、その中に生じているS極磁気単極子の自転速度が徐々に減じて行き、時間の進みが徐々に減り遅れて行くので、永年の経過の後、磁気を消失する。
数字では表しきれない自然/近代科学により数学に置き換えられた自然
■数字では表しきれない自然
自然は、無限ともいえる多くの要素が相互に関係しながら成り立っています。その関係を全て数字で把握することは極めて困難だと思います。現在は、数量化できる自然に慣れきってしまい、自然を畏怖することを忘れてしまっているように思います。
■数字で自然を対象化する近代科学
では、「数字で自然を対象化する」とはどういったことなのでよう?何が問題なのでしょうか?
以下、重悟のブログさんの 「近代科学の特徴って何?それまでの科学とどうちがうの?」より、一部抜粋します。
近代科学の特徴は「現象を量ろう」とした点
近代科学がそれまでの科学とちがっていた点。それは「なぜこんな現象がおきるんだろう」という疑問をいったん置いといて、「とにかくこの現象をいろんな量で表そう」としたところにあります。
つまり、なぜ石は落ちるんだろうという究極の疑問には手をつけずに、石の重さとか、落ちる時間とか、距離とか、速さとかの「量」をとにかく量ったのです。
これがそれまでの科学とまったくちがう方法でした。
そしてこの方法を最初にはじめたのは、あのガリレオ・ガリレイです。
「なぜ」を棚上げして現象を量るメリットとは
ガリレイは「なぜ石が落ちるのか」という問題を棚上げしました。
それに代わって、石の落ちる時間や距離や速さを量りました。
すると最後に、1秒ごとの速さの変化がずっと16で一定であるという不思議にぶつかりました。
これがポイントなのです。つまりガリレイは、「なぜ石が落ちるのか」という問題を、「なぜ石の速さの変化はずっと16なのか」という問題に変えたのです。
そして、問題のなかに数字が入っていたら、わたしたちはそれを解決するための便利な道具をもっています。そう、数学です。
量れるところだけ量る、あとは知らんぷり。これが近代科学だ。
…とにかくガリレイは、あらゆる現象の量に注目して、いろんな量をはかることで、問題を数学におきかえたのです。
これはそれまでの、現象がなぜおこるのか、その目的を説明しようとしていた科学とはぜんぜんちがいました。
これがいろんなサイトでいわれるところの「現象の目的的な説明から、現象を定量的に数学で表現するようになった」という文の意味です。近代科学の特徴はこれに尽きます。
現象の量れる部分だけに注目して、量る。あとは知らんぷり。
この態度が近代科学なのです。
■ありのままの自然に向かい合う必要性
こうして、近代科学により数学に置き換えられた自然現象は、もはや眼の前の現実とはかけ離れた頭の中で構築された架空のモデルに過ぎません。近代科学では実験が重視されますが、その目的は頭の中のモデルの正しさを証明することなのです。そして、近代科学の発展とともに自然(=現実)との乖離は大きくなり、その結果、有用性以上に弊害が拡大していくことになったのではないでしょうか。
現在の問題を突破するには、科学がもたらした便利さの中で見捨てられてきた数値化出来ない自然を対象化し、自然との共生を尊ぶ東洋的な価値観に回帰する必要がありそうです。自然を感じ取とる、そこから生み出される昔の人の知恵のようなことが、今必要なのかも知れません。
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呼吸リズムの仕組み ― リズムの起源は、なんとグリア細胞だった! ―
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呼吸のリズムはどのように形成されているのか?
そのメカニズムを解明した研究がありました。リズムの起源は、ニューロンではなく、なんとグリア細胞だったようです。
画像はこちら より。
村山医療センターのプレスリリース https://kyodonewsprwire.jp/release/201209257177 より、以下に紹介します。
2012年10月1日
独立行政法人国立病院機構村山医療センター(院長 臼井宏)
呼吸リズムの仕組みを解明 ― リズムの起源は神経回路ではなく、なんとグリア細胞だった! ―
呼吸のリズムが形成されるメカニズムは、長年の研究にかかわらず未解明でした。本研究は、呼吸リズムを牽引するグリア細胞を脳幹で発見したのみならず、なぜこれまでの研究標的であった「神経細胞(ニューロン)の活動」だけでは呼吸のリズム形成を説明できなかったかを示す、脳科学最大の謎の一つに終止符を打つものです。
研究の背景
無意識下でも形成、維持がなされる自律的な呼吸運動は、生命維持に必須で、その停止は死に直結し、その障害は呼吸不全を惹起します。呼吸運動は横隔膜などの呼吸筋の活動によりますが、呼吸筋の活動は、延髄を中心とする脳幹部で形成される呼吸リズム形成神経機構の働きにより維持されています。呼吸リズム形成のメカニズムについては、呼吸生理学上の最重要課題として長年に渡って研究がなされてきて、心臓のように自動的に周期的な興奮を起こすペースメーカー機能を持つ神経細胞(ペースメーカーニューロン)が駆動することによるとの説や、興奮性と抑制性のニューロンの相互作用によるとの説などが提唱されてきましたが、いずれの説もこれまでの実験データを完全には説明できず、呼吸リズム形成のメカニズムは、これまで未解明でした。
研究の内容
独立行政法人国立病院機構村山医療センター臨床研究センターの岡田泰昌室長、東京大学大学院薬学系研究科の池谷裕二准教授、佐々木拓哉博士、兵庫医科大学生理学講座の越久仁敬教授らを中心とする研究グループは、げっ歯類延髄のpre-Botzinger complex(注1)と呼ばれる呼吸リズム形成の中核となっている部位において、吸息性神経活動に先行して活動を開始するアストロサイト(注2)(グリア細胞(注3)の一種)を発見しました。さらに、pre-Botzinger complex領域のアストロサイトを選択的に興奮させると、吸息性神経活動を起こしうることを確かめました。
具体的には、新生ラットから作成したpre-Botzinger complexを含む延髄の横断切片標本(スライス状に切り出された生きた組織)を対象とし、細胞活動に応じた細胞内カルシウム濃度の変化をカルシウムイメージング法(注4)により観察し、吸息時に活動するニューロンに先行して活動を開始するアストロサイト(前吸息性アストロサイト)を発見しました。ニューロン活動のみを抑えるフグ毒のテトロドトキシンを投与するとニューロン活動および呼吸神経出力は消失しましたが、前吸息性アストロサイトの周期的な自発活動は残りました。さらに、光を照射すると細胞を活性化させるイオンチャネルであるチャネルロドプシン2をアストロサイトにのみ発現させた新生マウスを用い、そのマウスから作成した延髄スライス標本においてpre-Botzinger complex領域のアストロサイトを光照射で興奮させるオプトジェネティクス(注5)の手法によって吸息性ニューロンの活動を惹起させることができました。
これらの結果から、アストロサイトが呼吸リズム形成の中枢であるpre-Botzinger complex領域において吸息性神経活動を駆動していると考えられました。
本研究の成果は、呼吸リズム形成のメカニズムを詳細に理解するとともに、睡眠時無呼吸症候群など呼吸中枢の異常に因る様々な呼吸異常の病態の解明およびそれらに対する新しい治療法の開発に貢献するもの期待されます。
用語解説
注1)pre-Botzinger complex: 延髄腹側部で左右対称の部位にある領域で、呼吸リズム形成における中核部位と考えられている。
注2)アストロサイト: グリア細胞の一種で、星状膠細胞(せいじょうこうさいぼう)とも呼ばれる細胞。多数の密な細い突起を持ち、その突起がニューロンとニューロンの間のシナプスと呼ばれる情報伝達の場所を被っており、アストロサイトがシナプスでの情報伝達を積極的に調節していることが明らかにされつつある。
注3)グリア細胞: 神経膠細胞(しんけいこうさいぼう)とも呼ばれる神経系を構成する細胞であるが、神経細胞(ニューロン)と異なって活動に伴って活動電位と呼ばれる電気信号を出さないため、その活動は電気生理学的には計測が困難であった。グリア細胞は、最近まで、ニューロン周囲の細胞外環境を維持する程度の役割しか演じていないと考えられていた。しかし、最近、グリア細胞は、ニューロンとともに脳の様々な情報処理過程において能動的な役割を果たしていることが明らかにされつつある。
注4)カルシウムイメージング法: 多数の細胞を対象に細胞内の活動に応じて上昇するカルシウムイオンの濃度変化を動画像として計測することにより個々の細胞の活動をそれらの空間的な位置関係も含めて解析することができる方法。細胞内外の電位変化を計測する電極法では測定が困難なグリア細胞の活動も計測しうる。
注5)オプトジェネティクス: 光学と遺伝学を融合させた神経科学の新しい研究手法。チャネルロドプシン2などの光照射で活性化するイオンチャネルを特定の細胞に遺伝子工学的手法により発現させ、特定の波長の光を照射することによりそれらの細胞の活動をコントロールすることができる。
(以上)
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複素世界は実世界とつながっている(スミルノフ物理学)
■スミルノフ物理学で想定している「宇宙の構造」は「メビウスの帯構造の複素空間」である。
宇宙の対数螺旋構造(捻じれ空間)をメビウスの帯構造の複素空間とする仮設は現在の量子力学上の不可解な現象も説明できる。→新たな不整合が出るまで仮説は正しい。
【数学上の概念に過ぎないと思われていた二乗してマイナスとなる“虚” の世界こそ“本来の世界”である。二乗してマイナスの意味は、宇宙はメビウスの帯構造の複素空間で、虚数 i を 2 回乗じることにより、鏡像反転の負の世界を表現できるということである。】
★虚数や複素数については以下のサイトを参考にしてください
虚数とは何か?複素数とは何か?が一気に分かりやすくなる記事(https://atarimae.biz/archives/500)
要約:虚数とは「1つの数で座標を表す」のに便利な想像上の数である。i をかけることは「原点を中心に反時計回りに90度回転させる」ことを意味する。
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http://g-village.net/iyasaka369/スミルノフ物理学.pdfより
<スミルノフ物理学>
■宇宙の構造 の概要
宇宙は捻じれた空間で、エーテル繊維で満たされている。このエーテル繊維は、星と星とを引っ張ったり押しのけたりすることができる、超弦・超繊維である。宇宙空間をどこまでも一直線に進むと、いつの間にか、メビウスの帯を描いて帯の裏側に戻って来て、その後、再び元の位置に戻るメビウス空間である。
(中略)
(http://v.rentalserver.jp/morigon.jp/Repository/SUBI0/sya.html参照。)
メビウスの帯を一周してくると、右手系/左手系が鏡面的に逆(鏡面変換)になり、正の質量=反物質=陽電子と負の質量=物質=電子が背中合わせに対を形成している。分かりやすく言うと、メビウス帯上の 1 点に上向きの矢↑を立てる。面に沿って 1 周してくると裏側となり、矢は反転して↓となる。これが、“鏡面的に逆”の意味である。(更に1周すると元の位置に戻り、↑となる。)数学的には、メビウスの帯は複素平面と等価であり、メビウス帯面での 1 周は裏側、すなわち、複素平面上の180度変換に相当する。1枚の平坦な二次元の帯を 180 度捻ったものがメビウスの帯なので、当然と言えば当然であり、これは数学的には“i2 = -1”として表される。
ここで、複素平面での操作を極座標で見ると興味深い。
“虚数 i”を乗じるだけで、容易に座標が変換されている。これはまた、微分する操作と同義である。(指数関数 eiθは連続関数なので、微分を適用する。)
つまり、メビウス帯の鏡面変換は、複素平面上では“虚数 i”を乗じる、あるいは微分することにより容易に行うことができる。そして、メビウス帯上の矢の向きは↑↓↑↓…となるが、これは波動としての性質ということである。
また、複素平面に於いて、1回iを乗じる操作は、角度にして90度の変換(回転)になっている。(各座標と図形的性質から明らか。)つまり、角度が90度ずれ、4回繰り返すと元に戻る。また、波動に於いて角度(位相)が90度ずれるのは、sinθ⇔cosθの関係であり、電磁波では電場と磁場の関係でもある。
スミルノフ物理学に於ける電気と磁気の関係は、従来の電磁気学で言われているように電気が能動で磁気が受動なのではなく、その逆で、磁気が能動で電気が受動である。電磁波は電場と磁場が交互に相手を起動するのではなく、最初に単極磁石の電子が回転しながらの直線運動が磁場の変動を引き起こし、磁場の変動のみが電磁波を維持しているのであり、磁場は回転しながら進み、その場その場に於いて、磁場の変動が電場の変動を引き起こしている。
そもそも、電流が流れると磁場がその導線の周りに発生するのは、電流が磁場を引き起こしているのではない。単極磁石である電子が導線の方向に流れる結果、表面電荷に偏極が起こって電荷表面が破れ、電子の単極磁石としての本質が発現し、その回転する単極磁石が導線の周りに導線に沿ってネジの軌跡を描き、回転する磁場が発生するのである。(単極磁石:スピンする螺旋渦巻。)
>____________
https://blog.goo.ne.jp/ktonegaw/e/ed35400df27a2bc7e597531c08d99869」
より引用しました
オイラーの公式を立体的なグラフにすると次のようになる。複素数空間で螺旋を描いている。この螺旋を実数平面、虚数平面に投影すると、三角関数の波のグラフになっている。
>_______________________________
複素平面や虚数は数学上の概念に過ぎず、現実には存在しないと言われるが、このようにメビウスの帯は複素平面そのものであり、波動の性質も複素平面上では議論が容易となる。複素平面のメビウスの帯が現実に存在し、波動の性質が複素平面で容易に議論できることは、我々の現実世界が複素空間であるからに他ならない!
複素平面(空間)では、複素平面(空間)の実軸への投影が実数である。例えば、“z1=x+iy”の実軸への投影は“x”だが、“x-iy”の実軸への投影も“x” である。(これは簡単な投影の例だが、もっと複雑な行列式による投影(写像)も可能である。)つまり、我々が現実世界と思っている空間は、大きな宇宙(四次元)の本質を三次元世界に投影した、ごく一部の世界に過ぎないのである。三次元世界の“x”という現実に対する本質は、“x+iy”も“x-iy”もあり得るのである。
つまり、二乗してプラスとなる我々が“現実”だと思っている世界こそ“虚” であり、数学上の概念に過ぎないと思われていた二乗してマイナスとなる“虚” の世界こそ“本来の世界”である。二乗してマイナスの意味は、宇宙はメビウスの帯構造の複素空間で、虚数 i を 2 回乗じることにより、鏡像反転の負の世界を表現できるということである。(虚数:imaginary number)
以上です
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人類は進化ではなく退化する道へ向かっている ?
生物の系統樹ではヒトは最先端の生物となっている。
生物は、外圧に適応する為に、統合と分散を繰り返して進化(単細胞から多細胞そして哺乳類へ)して来た。その最先端がヒト(新たな統合様式の観念を獲得した)としている
しかし、20万年前に誕生したヒトはそれ以降進化しているのだろうか?
古代人類は、宇宙論・予知能力・精神機能・肉体機能 において、現代人を凌駕していたと思える。又、現代人は、思想(観念)放棄、活力衰弱、精子激減、免疫力後退等の状態になっており、進化しているとは言い難い。
その様な中で
「人類は進化でなく退化する道へ:現代人は遺伝子レベルで古代人より劣っている」との研究発表が有りましたので紹介します。
しかし本当に人類は退化する道へ向かっているのだろうか?
人類の最大の武器は観念機能であり、観念は「外圧適応する為に存在する」事なので、大きく外圧状況が変わって来た事実(自然外圧から同類圧力へ)を捉えきれてないからだと思う。
その突破口は? 生物史の歴史事実から、次回以降追求していきます。
https://japanese412.blogspot.com/2014/05/blog-post_6.html より転載
人類は進化ではなく退化する道へ向かっている。
– 人類は、ますます弱くなって、矮小され、愚かになっているという証拠が科学者により発見された。
私たちの肉体と精神(知能)両方が、先祖に比べて深刻に退化していることが科学者により発見された。今週、ケンブリッジ大学の非常に著名な教授が次の発表を行った。「今日の高度に訓練されたアスリートたちも、私たちの先祖に比べれば取るに足りない(物理的)程度の能力しか持っていません。」もちろん、この最大の原因は、人間の遺伝子(ゲノム)が退化していることによる。
コーネル大学のJohn Sanford博士と研究を共にした科学者たちは、「私たちの遺伝子は、すでに数万個の失敗した(突然変異した)遺伝子が含まれているが、世代を重ねながら、このようなエラー(突然変異した遺伝子)が加わっていく」という、画期的な事実を発見した。このような理論を照らしてみると、我々の祖先は、はるかに大きく、強く、速く、スマートだったという事実が信じられないほどではないというのだ。彼らは、現在我々が持つものよりも、より良い遺伝子を持っていたことが真実であると述べている。
このような情報は、多くの人々に衝撃を与えている。人類が「進化している」というのが、大衆が持つ一般的な考えである。私たちの肉体と精神が、祖先が持っていたものよりもはるかに優れていると、人々は考えている。しかし、研究の結果は、このような常識を覆している。
ケンブリッジ大学で主導したこの研究は、我々が以前(先祖)よりも弱くなっていて、今日の最も高度な訓練を受けた運動選手よりも、数千年前に住んでいた先祖と比較すると、非常に弱い存在であるということを示している。
記事原文>> Scientists Discover Proof That Humanity Is Getting Dumber, Smaller And Weaker
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注意力は呼吸法で高められる ― 認知心理学の手法で実証 ―
千葉大学の研究チームによる人の呼吸法と注意力の関係についての研究成果が発表されました。
これまで経験的に言われてきた息を吐くことの重要性が、認知心理学の観点からも正しいことが確認されたそうです。
千葉大学ニュースリリースより、以下に引用紹介します。
注意力は呼吸法で高められる ― 認知心理学の手法で実証 ―
千葉大学大学院人文科学研究院 一川誠 教授が率いる認知心理学の研究チームは、物体の動きの変化に対する人の呼吸が与える影響を調べ、動きの変化に早く反応できるのは息を吐いている時であることを初めて科学的に実証しました。これにより、武道などの指導でこれまで経験的に言われてきた息を吐くことの重要性が、認知心理学の観点からも正しいことが確認されました。今回の研究成果は、日本視覚学会の学術誌『Vision(ヴィジョン)』31号で発表されました。
●研究の背景
スポーツ科学において、呼吸法とパフォーマンスの関係は、研究者たちの注目を集めてきました。例えば、高い筋力を必要とするウェイトリフティングの場合、息を吐き切る瞬間にバーベルを持ち上げることが有効とされてきました。また、剣道の指導などでは、「吐くは実の息、吸うは嘘の息」と表現され、息を吸っている時には隙ができやすいことが経験的に共有されてきました。しかし、筋力のような身体能力ではなく、認知能力が関わる「注意力」に対して、呼吸法が果たす役割を調べた研究はこれまでほとんどありませんでした。
●研究手法
人の認知機能の解明を目指す認知心理学の分野では、視覚を介した注意には2種類あると言われています。バレーボールを例にとると、選手が予想外のフェイントによって思わず惹きつけられる注意(外発的注意)と、相手が打った球に自分で狙いを定める注意(内発的注意)があります。一川教授のチームは、これらの2種類の注意について呼吸の仕方が及ぼす影響を調べました。
実験では、16人の大学生を対象に、画面上の左右どちらかの四角の枠の中に提示される×印の位置をなるべく速く答えてもらう課題を用いました。
課題には、瞬間的に枠の明るさが変化する手がかりで強制的に注意を惹きつける外発的注意条件と、矢印による手がかりで意識的に注意を向けさせる内発的注意条件を設けました。また、これらの手がかりがターゲットに対して間違っている場合と正しい場合の2条件を設けました。呼吸については、呼吸の仕方(吸う時・吐く時)× タイミング(呼吸中・呼吸後)の4条件を設けました。
●研究の成果
実験の結果、矢印による手がかりで意識的に注意を向ける内発的注意条件では、手がかりが正しい場合の反応は、手がかりと×印の時間差が400ms の時、呼吸中か呼吸後かに関わらず、息を吐く時で反応がより早まり(①)、手がかりが間違っている場合の反応の遅れは、呼吸後のタイミングで、息を吸う時に大きくなることがわかりました(②)。一方で、明るさの変化による手がかりで強制的に注意が引きつける外発的注意条件では、手がかりが間違っている場合の反応の遅れが、呼吸中か呼吸後かに関わらず、吸う息より吐く息で大きくなることがわかりました(③)。
これにより、外発的注意と内発的注意では、反応を早める呼吸の仕方が異なるものの、自発的に相手の動きに注意を向ける場合には、息を吐いている時に反応がより早くなる傾向が認められました。剣道などの武道の指導では、「長呼気丹田呼吸法」という、下腹に意識を集中させ、吸う息を短く、吐く息を長くする呼吸法の重要性が強調されます。武道では、相手の動きに意識的に注意を向けることが求められる場面が多いため、こうした呼吸法は理にかなっていると考えられます。
●研究者のコメント
今回の実験の実施とデータ分析を担当した小池俊徳氏(2016年千葉大学文学部行動科学科卒)は、「認知心理学的なアプローチがスポーツパフォーマンスに貢献できる可能性を感じております。 本研究から派生する研究が駆け引きのあるすべてのスポーツに良い影響をもたらすことを願っています」と話しています。また、一川教授は、「呼吸の仕方が注意という一つの認知機能に影響を及ぼすことを見出したのは世界でも初めてのことです。今後は呼吸によって人間の認知的な能力をどこまで上げられるのか解明したいと考えています」と述べています。
(以上引用)
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オオマサガス~佐野博士による見解 常温核融合(物質の統合過程)が発生している
数年前、近い将来エネルギー革命の一つとして、オオマサガス(http://www.ohmasa-gas.org/大田区にある日本テクノ株:ブラウンガスと同一)可能性を調べていたが、発生装置を購入した人の話を聞くと「電気代が高く、採算に合わないので使用してない。装置を譲っても良いですよ」との事で追求を中断しました。
そのオオマサガスについて佐野千遥博士の見解が有りましたので概要を紹介すると同時に新たな可能性(常温核融合:S 極磁気単極子により、エーテルから原子核、物質そして生物まで創出される。)を今後追求します。
【新エネルギーとしての概要と評価】
・オオマサガスは水を振動攪拌で電気分解を行い、水素と酸素の混合気体をつくる。
・一部にフリーエネルギーと言われていたが、燃焼させた場合は、(燃焼エネルギー)÷(電気分解に必要としたエネルギー)≒0.5 と効率が悪い。
・メリットは、空気中の酸素と 爆発的に化合する危険な水素を使用する燃料電池よりも安全で、排気ガスは水蒸気であるため環境汚染が無い、という点にある。
【オオマサガス製法の常温核融合に対するスミルノフ物理学での説明】
使用されている高周波振動モーターのモーター部は螺旋型の電磁コイルだが、ここに電流を流した場合、外側の空間は正の透磁率、内側の空間は負の透磁率の空間となる。つまり、振動攪拌によって負の透磁率である負の世界が出現する。
振動攪拌によって発生した負の世界の S 極磁気単極子が作用し、負の透磁率の水が触媒となって、より多くの陽子や中性子が結合して大きな原子核が形成される。すなわち、常温核融合である。
この際に供給される陽子や中性子は、真空エーテル由来である。原子核内は負の誘電率で極低温ではあるが、メビウスの帯構造故に、透磁率的には全面的に負とはならず、正の透磁率と負の透磁率とが混合している。その結果、N-S-N の磁気単極子結合体として陽子が、S-N-Sの磁気単極子の結合体として中性子が真空エーテルから形成され、供給される。
よって、“電解時にナノ・マイクロバブルが生成して破裂する際に発する強力なエネルギー”が原因ではない。ちなみに、バブルが破裂する際に発生するエネルギーは衝撃波や超音波であり、決して“フリーエネルギー”やそれに関わる類のものではない。
例えば、特開2009-28667に依れば、振動板を100Hz以上の周波数(135Hz)で振動させる攪拌機によって超純水を常温で 200時間連続攪拌すると、マグネシウム、アルミニウム、亜鉛などの元素が増える。(分析値は、平成18年12月20に当時東京工業大学原子炉工学研究所所長だった有富正憲氏が、東京工業大学のICP質量分析計を使用して測定した結果。)
特開2009-28667の実験結果(ppb)
Mg | Al | e | Cu | Zn | Na | Ca | K | ||
1回目 | 振動攪拌前 | 0.00 | 0.00 | 0.00 | 0.00 | 0.00 | 0.11 | 0.12 | 0.00 |
振動攪拌後 | 583.47 | 6.30 | 0.36 | 6.74 | 133.44 | 3.53 | 12.17 | 1.84 | |
2回目 | 振動攪拌前 | 0.00 | 0.00 | 0.00 | 0.00 | 0.00 | 0.14 | 0.00 | 0.02 |
振動攪拌後 | 621.29 | 7.48 | 0.97 | 7.33 | 147.35 | 4.36 | 8.85 | 1.94 |
また、特開2015-55527に依れば、160Hzにてセシウム137、セシウム134を含む放射能汚染水を電気分解すると無害化され、カルシウム水を電気分解すると鉄、銅、コバルト、ニッケル等が生成する、という現象が発生する。(以上の詳細な実験条件については、各特許を参照のこと。)
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