2007-09-23

食生活が肉体を破壊する仕組み(消化器官編)

こんばんわー。tanoです。
私事で恐縮ですが来月に恐怖の健康診断なんです。数字を見るのが怖い!1年間の不摂生の成績が発表されるようで恐怖ですね。体重だけでなくコレステロール、脂肪、血糖値、γ-GTP、おそるおそる覗き込む。そんな経験をお持ちの方は結構多いでしょう。
好きなものを絶って長生きしたってしゃーない、たばこを止めてすぐ死ぬ人もいるし、今は元気なんだからまあ問題はないだろう・・・と立派な現実捨象を行ってしまうのです。
ではそうすれば現実を直視できるのか?自分の体重や姿の事ではなく今日は生活習慣病の根本原因の過半は食事にあるという現実から追求してみたいと思います。
生活習慣には食べる、寝る、起きる、運動をする、仕事をするなど毎日必ず行う生活行動があります。
その中でも食事は他の生活行動のエネルギー源となり、また物理的にも体外から直接食べ物を摂取するという意味で体にとっては大いに直接的な影響を与えます。

「継続は力なり」という諺がありますが、生活習慣病とは「継続は病なり」なのです。
では食事によって現代人はどのようなダメージを受けているか?今日は最近るいネットでも取り上げられている新谷弘実さんの「病気にならない生き方」から紹介してみたいと思います。
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List    投稿者 tano | 2007-09-23 | Posted in ⑤免疫機能の不思議1 Comment » 
2007-09-22

大いなる豆、ダイズ

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大豆の語源は「大きい豆」ではなく、「大いなる豆」だそうです。
豆腐、味噌、醤油、納豆、豆乳、きなこ・・・。
日本人の食生活とは切っても切れない食品群を形成してきました。
米食で不足しがちなリジンを補い、一方で大豆にやや不足気味のメチオニンなどの
含硫アミノ酸を米で補うなど、米食と大豆の組み合わせは、長年にわたる
日本人の暮らしの知恵として培われてきたのです。
かつてハレ食といえば、それは豆腐と魚であるといっても過言ではない程に、
豆腐は貴重な食物であり、塩とともに美味なる調味料としての味噌、醤油あるいは
塩納豆、糸引納豆は日常の食に不可欠な加工食品でした。
それゆえ、その原素材である大豆を大切に育て、さらにはそれぞれの加工食品を
貴重として親しんできた日本人の暮らしの中で、数多くの習俗が生まれ伝承されています。
節分にまいた豆は拾ってはいけない
豆を拾う夢は吉夢
三日月のとき豆を祭ると金銭の不自由なし 😛
大豆が平年より長く伸びた年は大雪
半夏生すぎの豆は播くな    等々
以上「日本の食文化 第3集 米・麦・雑穀・豆」(雄山閣)を参照
実際にどんな効用が期待できるのでしょうか?
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List    投稿者 trend | 2007-09-22 | Posted in 未分類 | 1 Comment » 
2007-09-17

環境と性決定の仕組み

哺乳類の場合、オス・メスの分化にはY染色体が大きな役割を持っています。その中でもSry遺伝子群の役割は大きい
また哺乳類は、胎内保育を行うために、オスとメスでは体のつくりが大きく違います。そして、オスメスの性転換はありません。不可能と言ってもいいでしょう。哺乳類は、性の役割分化をより特化させて進化してきた種です。

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一方で、哺乳類へ至までの脊椎動物を見た場合、環境条件によりオス・メスの性転換を行う魚類や、ふ卵の段階でオスメスが変化するは虫類は結構います。 🙄
ここでの環境条件とは、周囲の温度の違いや、一定のエリアにオスがいないと言う条件です。
種を存続する危機が発生した時に、性転換を行うのではないでしょうか。
(上記写真は、ベラの性転換・メスからオスへと性転換した2次オスです。)
そこで今回は、哺乳類へ至までの性転換について魚類について詳しく見ていこうと思います。
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List    投稿者 yooten | 2007-09-17 | Posted in 未分類 | 2 Comments » 
2007-09-15

闘う遺伝子 Y染色体

Y染色体が性決定に重要な役割を果たしている、という事は有名ですが、このY染色体はかなり特徴的な働きを担っているようです。
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List    投稿者 kawait | 2007-09-15 | Posted in ①進化・適応の原理No Comments » 
2007-09-13

「変異」と「安定」を実現する相同染色体

  こんばんわ。nannnokiさんが2日前に「安定と変異を兼ね備えた「性染色体」と「免疫細胞」の関係」というエントリーと投稿してくれていますが、本日もテーマは「安定」「変異」でございます。
進化の歴史は適応の歴史。そして「安定」「変異」の両立の歴史でもあるわけで。
今回の主役は相同染色体です。
相同染色体って???と思った方、ぽちぽちぽちとしてから続きをどーぞ。
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List    投稿者 arinco | 2007-09-13 | Posted in 未分類 | 2 Comments » 
2007-09-12

X染色体とY染色体の遺伝子数の差が14倍?! なのは何で??

ヒトの性染色体は、X染色体と、Y染色体です。
Xを2つ持っていたら女性(XX)。XとYを1つずつ持っていたら男性(XY)
基本的にはそういうことになっているようです。
(中には、Xが1つしかない女性(ターナー症候群)や、X2つY1つを持つ男性(クラインフェルター症候群)もありますが。)
ところで、X染色体には、1098個の遺伝子があることが分かっています。一方で、Y染色体にはたったの78個しか遺伝子が見つかっていません。約14倍もの差があるんです!!
(もちろん、Y染色体の中にも、どんな機能があるのか分かっていないというだけで、遺伝子自体は沢山存在していますが、それにしても、塩基対数でもYはXの1/3しかありません。)
これはいったい何故ゆえ に?
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List    投稿者 staff | 2007-09-12 | Posted in 未分類 | 1 Comment » 
2007-09-11

安定と変異を兼ね備えた「性染色体」と「免疫細胞」の関係

体内に細菌やウィルスなどの抗原が侵入しても健康でいられるのは「免疫細胞」が体内で抗原を排除してくれるから。この免疫細胞が正常に機能するのに不可欠な遺伝子が、性染色体であるX染色体に非常に多く組み込まれているようです。
女性よりも男性の方が感染症などの病気にかかり易いというのは、男性の方が女性よりもX染色体の数が1本少なく、男性がX染色体の異常による発症率1/1000の割合だとすると、X染色体2本もつ女性の場合では2本とも異常になる確立は1/1000000の割合になるということです。
はじめに免疫細胞の概略に触れておくと、免疫細胞には、血球系といわれる好中球やマクロファージなど、食作用によって抗原を排除する原始的な免疫細胞と、リンパ球系といわれるT細胞やB細胞など相互に連係プレーで抗原を排除する免疫細胞があります。
抗原が体内に侵入してくるとまず血球系の免疫細胞が食作用で排除し、それでも排除しきれない時は司令塔役のヘルパーT細胞が登場します。ヘルパーT細胞は抗原の性質を見極めその抗原に適したB細胞に伝令を発し、伝令を受け取ったB細胞は抗体を作って抗原を攻撃します。またこれと平行して組織だって抗原を攻撃するキラーT細胞も伝令を受け取りマクロファージと共に抗原を攻撃します。そしてその戦況の様子を見極め攻撃の停止命令を出すサプレッサーT細胞によって抗原との戦いは終結します。
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List    投稿者 nannoki | 2007-09-11 | Posted in 未分類 | No Comments » 
2007-09-10

雄ゴリラの子育てと性闘争

るいネット上で、雄ゴリラの子育てについて議論がなされています。
>感心したのは、『生きていくうえで必要な規律と知恵を習得』させ、大人の仲間入りが出来るように指導するというところです。人間社会で取りざたされている母親の育児のお手伝いや肩代わりではなく、社会の中で一人前になるための教育をゴリラの父親は担っていると知って、理にかなっていてすごいと思いました。
川田さんhttp://www.rui.jp/ruinet.html?i=200&c=600&t=6&k=0&m=154333
しかし、雄雄しいゴリラが子育て??という疑問の声も上がっています。
>“闘争存在”たる雄ゴリラが何故このように子育て行動に参加できるのでしょうか?そして“生殖存在”たる雌ゴリラはその間何をしているのでしょうか?
菅野さんhttp://www.rui.jp/ruinet.html?i=200&c=400&m=159943
>本当にマウンテンゴリラのオスは子育てをしているのでしょうか?
山崎さんhttp://www.rui.jp/ruinet.html?i=200&c=400&m=160687
そこで今日は、ゴリラの子育てについて考えてみます。

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List    投稿者 yama3 | 2007-09-10 | Posted in 未分類 | 2 Comments » 
2007-09-08

性ホルモンって何?

魚類の性転換や両生類・爬虫類・鳥類・哺乳類等の性決定には、性ホルモンが密接に関わっています。
馴染みの深いところで言えば、男らしさや女らしさというものにも性ホルモンは大きく関わっています。
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<惑星探索機パイオニアに乗せられた男女の絵
ウィキペディアより>

そこで、今日は、性ホルモンの基礎知識について調べてみます。

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List    投稿者 fkmild | 2007-09-08 | Posted in ①進化・適応の原理No Comments » 
2007-09-07

オスメス(性)決定の仕組み

人間にとってオスメス(性別)の分化は絶対的なものですが、生物界を見ると必ずしも性別の分化は明確ではありません。高等動物では、精子をつくるのがオスで卵子をつくるのがメスですが、原始的な生物では一つの個体で精子も卵子も作っています。
人間の性別が、性染色体=X・Y染色体で決定されていることは有名ですが、他の生き物ではどの様になっているのでしょうか。
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この画像は「沖縄GID集いの広場様々な性より転載しました。
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List    投稿者 nodayuji | 2007-09-07 | Posted in ①進化・適応の原理3 Comments »