人類の進化と脳容量の拡大 1 ~脳容量の推移
■はじめに
今年2009年は、ダーウインの「種の起源」発表150年にあたる年であり、ヨーロッパをはじめ各地でそれを記念したイベントが、学会ばかりでなく、市民レベルでも開かれています。
日本においても数年前、2004年4月から10月にかけてNHKスペシャル枠で放送されたドキュメンタリー番組 地球大進化(副題「46億年・人類への旅」)が放送され、2005年フランス・ジュール・ベルヌ映像祭にて、最優秀科学アドベンチャー賞を受賞。
番組のDVDセットや書籍など、いまだに高い人気を誇っています。
昨今の経済破綻~社会不安の高まりにより、人類はどのように進化をしてきたのだろうか?、どの段階で道を踏み外し、現在の社会的諸問題をつくりだしてしまったのだろうか?、さらにはこの先人類はどの方向に向かってゆけばいいのだろうか?・・・ということを多くの人が考えはじめています。
そういった意識が生物進化・人類進化への関心の高まりにつながっていっているのではないでしょうか?
さて今週のブログのテーマは人類進化についてシリーズでお届けします。
人類進化に関するHPや書籍は無数にありますが、今回は脳容量の拡大と、それをもたらした進化の源泉に着目してレポートします。
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ウイルス対策、何を考えればいい?
巷を賑わす新型(実は新型ではない)インフルエンザは弱毒性であり、感染者の死亡率はWTOそしてマスコミが騒ぎ立てるほどのものではない、ということがわかってきました。事例として引き合いに出されるスペインかぜのようにパンデミックを引き起こし、多数の死者が出ることは今回のウイルスでは考えられません。
それでも「ウイルスが変異して、パンデミックを引き起こす可能性は否定できない。今後も鳥インフルに対する備えは必要」・・・・と思っている人も多いと思います 😮
それは一理あるとは思いますが、そのような状況認識だけでウイルス対策は十分なのでしょうか?
いろいろ調査してみると、『鳥インフルエンザに感染しても死亡率は低い』という驚くべき論文を見つけました。
一体どんな内容なのでしょうか
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インフルエンザの「HA」と「NA」
前回の記事で、インフルエンザウィルスの概要が述べられています。
今日は、そのうちA型インフルエンザウィルスの分類上ポイント(H1N1Nなど)となっているHA(赤血球凝集素=ヘマグルチニン)と、NA(ノイラミニダーゼ)にスポット当てて、ウィルス感染の仕組みをなるべく簡単に概説したいと思います。
インフルエンザの大きさ、形、種類ってどうなってるの?
http://www.iph.pref.hokkaido.jp/Tokushu/Tokushu-Komoku/Influenza/index.htm
前回アストロバイオロジーについて追求していくといいましたが、今回はせっかくなので現在世間を賑わせているインフルエンザウイルスについて調べることにしました 😀
もし期待していた人がいたらごめんなさい 決してアストロバイオロジーに行き詰ったからテーマを変えたわけではありません(笑)
ではインフルエンザの大きさ、形、種類などを明らかにしながら追求していきたいと思います。
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新型インフルエンザ騒動 どーする?
なんだか騒がしいインフルエンザ騒動、ようやく落ち着きを取り戻しつつありますが、どうも違和感が沢山あります。そこで、
1.そもそも、ウィルスって何?(どんな構造?)
2.人類とウィルスとの闘いの歴史
3.同じウィルスでも、年代ごと、地域ごとに被害状況に大差が生じるのはなんで?
といった疑問を追求してみる事にしました。
今回の新型インフルエンザ(豚インフル)騒動、まずは何で騒がれているのか?を押えておきましょう。
現在警戒されているインフルエンザのパターンは、大きく2つの可能性に分けられます。
1.人型+鳥型のインフルエンザが豚の中で組み合わさったもの(混合型)
2.鳥型インフルエンザが人に感染し、人の中で変異して人⇒人型ウィルスとなるもの(変異型)
画像は新型インフルエンザはどうやって生まれる? より
これら二つを、さらに細かく見てみましょう。
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生物の起源と進化に学ぶ-7-☆これまでを振り返って☆
生命の起源と進化に学ぶシリーズ、 回までが終了しました
今日は、今までのシリーズを振り返って
ずばっ とそれらのポイントをつかんでいきたいと思います 😀
今までのシリーズ、読んでみたけどちょっとむずかしかったよ 、という方
面白かったけど一度に読んだから忘れそうだよ 、という方
短く まとめちゃいましたんで
ぜひぽちっ と押してからお進みください
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生命の起源と進化に学ぶ-6-多細胞生物の誕生
生命の起源と進化に学ぶシリーズも第6回となりました。今回はいよいよ多細胞生物の登場です。
減数分裂の機能を獲得し、安定と変異を両立することが可能になった、2n体の単細胞生物から、多細胞生物が登場します。多細胞生命の登場により、さらに進化が加速し私たち人類の登場につながります。多細胞生物の進化の秘密はどこにあるのでしょうか。
この画像はこちらからお借りしました。
今日は、多細胞生物進化の秘密を紹介します。
1.体細胞と生殖細胞の分化
2.体細胞の専門分化と統合
3.生殖細胞の精卵分化
4.オスメスの躯体分化
5.オスとは何か、メスとは何かのまとめ
6.動物と植物の進化戦略の違い
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生物の起源と進化に学ぶ-5-安定と変異の両立
「生物史の起源と進化に学ぶ」シリーズ 回目です
徐々に生物進化史が見えはじめてきましたね。
今回は生物史上最も大きな進化である『分裂・複製システム』について紹介します。
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生物の起源と進化に学ぶ-4-有糸分裂の統合者
みなさん こんにちは
「生物史の起源と進化に学ぶ」シリーズも4回目
生命とは何か?
生命の誕生
原核生物→真核生物誕生
を見てきました。
今回は、原核細胞から生まれた真核生物、それらの違いとは??
そして真核が編み出した有糸分裂を見ていきます
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生命の起源と進化に学ぶ-3- 原核生物→真核生物誕生
画像はコチラから。
前回の記事では生物史を学ぶ意義、そして原始生命誕生までをまとめてもらいました。
今日はその続きで、『原核生物→真核生物誕生』までをまとめます 8) 。
今回の記事を読んでいただくうえで、押えておいてほしい概念は、「生物は逆境により進化した。すなわち外圧適応態である。」ということです。実現論の前史にも同様のことが書いてありますね。
>生きとし生けるものは、全て外圧(外部世界)に対する適応態として存在している。(リンク)
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