Y染色体の不思議:変異蓄積体か?変異促進体か?
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性染色体は変異の模索機構~第87回なんでや劇場より~の中に、「遺伝子変異はY染色体に蓄積」という説明があり、その仕組みを調べていたところ、Y染色体が変異を蓄積していると考えると、つじつまの合わないことが見つかって来ました。
Y染色体は変異を促進する役割を担っている、そして、変異の蓄積は他の遺伝子が担っていると考える方が、上手く説明できそうです。
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生物の地上進出時の逆境とは、なにか?(2)
前回のつづき です。
◆動物編
●「両生類:追い詰められ陸へ上った魚(1)」より《抜粋》
1.頭足類に追われ淡水域へ逃げ込んだ初期魚類
オルドビス紀中期、当時の海は体長5mにもなる頭足類(オウムガイの仲間)の天下で、体長10~20cm程度で満足なヒレもなく、藻類やプランクトンを餌としていた無顎魚類は、これら頭足類の格好の餌食だった。
シルル紀(約4.4億年前~)に入ると、カレドニア造山運動の影響で海が小さく浅く(=海退)なり、生存域が狭まり競争の激しくなった海で大型頭足類に追われた魚類の一群は、汽水域~淡水域に逃げ込まざるを得なくなった。
2.淡水域という逆境での進化:鱗・腎・肺機能の獲得
淡水域への逃避では、浸透圧の違いという壁に直面した。浸透圧で体内に水が浸入し破裂してしまうという逆境を、体表には固い鱗を、体内には血液中の余分な水分を濾過する腎機能を獲得したものが、淡水域に辿りつくことができたる。
淡水域は海に比べ水中の酸素濃度が低い。鰓だけでは不足する酸素摂取を補う空気呼吸の仕組みとして、食道が変化した肺を獲得したものが現れた。肺は比重の低い淡水での浮力調整装置にもなった。
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生物の地上進出時の逆境とは、なにか?(1)
★因果関係と収束関係(実現関係)の矢印
(前略)
進化(=実現)の歴史が、常に
逆境発の⇒探索(どうする?)⇒可能性収束⇒(新機能の)実現態の塗り重ね
であるとすれば、実現の摂理は常に、
逆境⇒課題(どうする?)⇒可能性収束⇒実現態
という収束関係or実現関係(⇒)で表現されることになる。
(かつ、時間軸上では、常に、古い左項から⇒新しい右項へと、⇒が引かれることになる。)
そして、因果関係などというものは、収束関係(実現関係)の中の、最初の逆境という項目の内部を説明するだけの摂理にすぎないということも、一目で分かる筈である。
(後略)→詳しく読む
ということを踏まえ、生物の陸上進出時代における『逆境』とは何だったのかを、「るいネット」などから探索してみました。先ずは、古生代の地球環境と生物進化を俯瞰してみます。
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雷の常識・非常識!
画像は兵庫と神戸の写真ブログからお借りしました。
梅雨の季節になりましたね~
これからの季節は、落雷 が発生しやすくなります
そこで、今回は、落雷の間違った常識についてお伝えします。
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殺菌・消毒って本当に効くの??
こんにちわ。arincoです。豚インフルも、もはやなつかしい?今日この頃皆様いかがお過ごしでしょうか
今回は、インフルエンザの流行に乗じて、殺菌や消毒について調べてみました。予防策として色々言われていました本当に効くのかな?と言うのが発端です。
さて、実際はどうなのでしょう?
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人類の進化と脳容量の拡大 6 ~食生活の変化と脳容量の拡大~
こんにちは、NISHIです。
全6回でお送りしてきた「人類の進化と脳容量の拡大」シリーズも、今回でとりあえず最終回。
第6回の今回は『食生活の変化と脳容量の拡大 ~通称『焼き芋』進化仮説』についてお送りします。
画像はこちらから頂きました。㈱クリヤマ
えっ 焼き芋?
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人類は暗闇で進化した?!
画像はflickrさんからお借りしました。
昨日の記事とも関連しますが、洞窟(暗闇)だったからこそ、人類(の脳容量)が進化したという説は考えられるかもしれません
そう感じるのは、以前、暗闇世界で不思議な感覚を経験したからです。非常に感覚的な話で、論理的に根拠があるわけではありませんが、何らかの役に立つかもしれないので、紹介します。
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人類の進化と脳容量の拡大 4 ~洞窟の生活~
画像はこちらよりお借りしましたhttp://archaeology.about.com/od/southafrica/ig/South-Africa/Sterkfontein-Entrance.htm
人類はその誕生と同時に洞窟生活を始めたわけではありません。洞窟生活がいつからはじまったのかを正確に推定することは難しいですが、概ね300万年前からと言われています。
洞窟生活の特徴や現在明らかにされている、史跡や年代についてレポートします。
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人類の進化と脳容量の拡大 3 ~過酷な外圧が脳進化を促した
250万年前、現生人類へと続く初期人類の脳容量は飛躍的に拡大しています。その変異がなぜ起こったのか?前回の自然外圧を元に考えてみます。
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人類の進化と脳容量の拡大 2 ~初期人類が暮らしていた環境は?
最初の人類は、今のところ700万年前にアフリカに登場したサヘラントロプスチェデンシス(トゥーマイ猿人)と言われています。猿人だった頃の脳容量は約400~500mL。これはほぼチンパンジーと同じ大きさですね
人類の脳は、その後大きな変化はなく250万年前ぐらいから、どんどん大きくなります。そして現生人類であるホモ・サピエンスの段階では、1350mLと、倍以上になっています。
今日は、人類が誕生した700万年前から、特に脳容量が拡大していく300~250万年前までの環境について見ていきましょう。
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