本能を超えた新しい機能(共感機能)の獲得①
今回は、樹上に逃げ場を求めた、原猿の不全と突破口に迫ってみたいと思います。 🙄
樹上に逃避の場を求めた原猿(正確には前身の原モグラ)は、肉体改造(後ろ足の指で手と同じ様に枝を掴める)を行うことで、樹上生活が可能になりました。
<写真はワオキツネザル>
同時に彼らは、最高の「防衛力」と「生産力」を手に入れることになります。
①樹上には、外敵がほとんどいない。→防衛力UP
②樹上には、栄養価の高い果実や木の実が沢山ある。→生産力UP
ということで、原猿たちは、陸・海・空とは別の樹上という第四の世界をほぼ独占 しちゃったのです。
しかーし、原猿たちは、樹上において大きな可能性を獲得すると同時に、大変な問題に直面することになります・・・・
それは何なのでしょうか
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原猿の樹上生活ってどんなだったの?
11月5日の記事『「原猿」って、どんなサル?』を読んで、じゃあ原猿の樹上生活って具体的にどんなだったんだろう?と興味を持ったので調べてみました 🙄
今日は、その原猿が真猿になるまでにどんな変化を経て進化していったのかを追ってみます
昼行性の原猿:ワオキツネザル
(参照:あっちいったり、こっちいったりして撮る)
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生き残っている原猿って?
「原猿」って、どんなサル?
原猿、真猿と言われていますが、今も生き残っている原猿ってなんで真猿に進化しなかったの?
って疑問に思っちゃいました~
京都大学霊長類研究所の霊長類の進化の系統樹を参考にしてつくってみました。
それによると、現生の原猿って、真猿と分かれた種であることがわかるのです。|¥・д・)
ちなみに、上記でもわかるように、生物学の分類では、原猿と真猿は約4千年前に枝分かれし、ロリス、キツネザル、メガネザルへと枝分かれしたものを「原猿」、新世界ザル、旧世界ザル、類人猿へと進化した仲間を「真猿」と定義しています。
なるほど(≧∇≦)b
じゃあ、原猿として進化した種はというと・・・
原猿は、今ではごく限られた地域、マダガスカル島と東南アジアの一部に生息いるんです。
ドリームワークスの映画「マダガスカル」でも多くのキツネザルが登場しておりますが、そのキツネザルが原猿なんで~す。
あと、小学校のころに歌った「アイアイ」もこのマダガスカル島に生息しているんです。
でも、この原猿たち、なんでこの地域しかいないの?
っていうのがかなり疑問!(°Д°)ハァ?
なんでなの?
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霊長類の視覚進化②
原猿の視覚進化の続きです。
完全に樹上適応した初期原猿類。樹上は地上と違い外敵が存在しませんでした。
木の実・葉・昆虫類など食料も豊富にあります。最高の防衛力と生産力を手に入れた、初期原猿類は、森林中を覆いつくします。こうして森林中を覆いつくした、初期原猿類は、性闘争本能による縄張り闘争へと突入します。
樹上を覆いつくす猿
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霊長類の視覚進化①
11月5日の記事、「原モグラが原猿に進化して何が変わった?」を読んで”立体視の獲得”について気になったので、霊長類(原猿→真猿→人類)の視覚機能について更に追求してみました。
”立体視”が出来るようになるには、両目が前向き についている必要があります。
現存する原猿類の目は・・・確かに前向きについている!
原猿類に進化する以前(原モグラ時代)は、目は現在のモグラやネズミと同じように顔の側面寄りについていました。原猿への進化途中(霊長目としての特徴をいくつか持っている)であるツパイ類の目も側面寄りについています。
原猿への進化途中 ツパイ
つまり、原モグラから原猿に進化する段階で、目が顔の側面寄りから完全な前面に移動したと言うことです。
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イヌとネコの分かれ道
はじめまして 。 路上で世直し「なんで屋」もやってるtanakaです。
今日は、なんで屋カードでもお馴染みのイヌとネコのお題を一つ・・・。
カードを買っていくお客さんを見ていると、世の中にはイヌ派とネコ派の2種類の人種が存在していて、お互い理解しあえる日は永久に来ないのでは?などと感じることもありますが、実は彼ら、もともとは同じ祖先から分かれた兄弟なのです。
イヌとネコの運命は、一体いつどこで分かれたのでしょう・・・・・ 。
イヌ好き、ネコ好きは続きを読む前にクリック
原モグラが原猿に進化して何が変わった?
11月5日の記事『「原猿」って、どんなサル?』を読んで、原モグラから原猿に進化して何が変わったんだろう そのあとどうなったんだろう ってちょっと疑問に思ったので調べてみました 😀
原モグラから原猿進化への第一歩を踏み出した動物「カルポレステス」
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遺伝子数って、実は…。。。
11/11の記事『ウニの遺伝子数はヒトとあまり変わらない!?』を興味深く読ませてもらいました 😀
で、読んでてふと疑問に思ったこと
ウニとヒトの遺伝子数があまり変わらないって、どういうことを示しているんだろう??
結構大きなニュース として取り上げられているようだし~。 なんか すごい 発見っぽい!!
というワケで、これについて調べてみましたぁ☆
すると、なんともビックリ仰天な結果が待っていました…
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草食動物は草だけで栄養大丈夫??
画像はこのページから借りました
http://www.goodpic.com/mt/asa/archives2/travel/
「草原に追われた?哺乳類」で草食動物の消化について触れていますが、ここでひとつ疑問を提起したいと思います。「草食動物ってそもそも草ばっか食って、栄養は大丈夫??」ということです。草食動物はその多くが肉食動物より大きな体をしてますよね。(象にしかり、キリンにしかり)でも草ってほとんど栄養なさそう。とくに体を作るために必要なタンパク質なんてほとんど含まれてなさそうですよね。じゃあどうやって草食動物は体を維持するためのタンパク質を摂取しているのでしょう?そこには草食動物たちの驚くべき適応の戦略がありました。
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哺乳類の進化 独自の進化を遂げた有袋類
「シリーズ10:収束進化(哺乳類の拡散適応)で少し登場した有袋類について書いてみたいと思います。
有袋類(胎盤が不完全で、育児嚢で子を育てる)と真獣類(現生の哺乳類のうち、単孔類、有袋類以外のもの。胎盤をもつグループ)は、約1億年前に分かれて約3500万年以前には北米に少なくとも3科5属13種の有袋類がいたとされてます。有袋類は原始哺乳類から早い時代に分岐し、有胎盤類とは異なる進化をしています。(ウィキペディアより)有胎盤類が胎内保育をするようになったわけは「シリーズ9原始哺乳類 哺乳類が胎内保育になったわけ?」に書かれていますが、寒冷化への適応という面が大きいでしょう。
ではオーストラリアの自然環境はどうだったのでしょう?
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