2006-11-21

生き残っている原猿って?

「原猿」って、どんなサル?

原猿、真猿と言われていますが、今も生き残っている原猿ってなんで真猿に進化しなかったの?

って疑問に思っちゃいました~
sarujidai.gif
京都大学霊長類研究所の霊長類の進化の系統樹を参考にしてつくってみました。
それによると、現生の原猿って、真猿と分かれた種であることがわかるのです。|¥・д・)
ちなみに、上記でもわかるように、生物学の分類では、原猿と真猿は約4千年前に枝分かれし、ロリス、キツネザル、メガネザルへと枝分かれしたものを「原猿」、新世界ザル、旧世界ザル、類人猿へと進化した仲間を「真猿」と定義しています。
なるほど(≧∇≦)b
じゃあ、原猿として進化した種はというと・・・
原猿は、今ではごく限られた地域、マダガスカル島と東南アジアの一部に生息いるんです。
ドリームワークスの映画「マダガスカル」でも多くのキツネザルが登場しておりますが、そのキツネザルが原猿なんで~す。
あと、小学校のころに歌った「アイアイ」もこのマダガスカル島に生息しているんです。
でも、この原猿たち、なんでこの地域しかいないの?
っていうのがかなり疑問!(°Д°)ハァ?
なんでなの?
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Madagascar
マダガスカルにこれだけの原猿がいる理由の一つは、この島が約6500万年前にアフリカから分かれて離島となったことのようです。大陸の霊長類はやがて 真猿へと進化しましたが、マダガスカルではこれが起こらず、原始の姿を保ったまま独自の進化を遂げることができたのです。
もう一つの理由は、この島の環境の多様性です。日本の約1.6倍の面積の中には、熱帯雨林、乾燥した高地、半砂漠など日本より遥かに多様な気候が存在し、それぞれの環境に適応して進化した結果が現在の種類の多さだと考えられています。
原猿から真猿への進化のきっかけが樹上という安全域を獲得しことで、森林限界まで繁殖したことが挙げられていますが、何故マダガスカル島ではその例が当てはまらず原猿のまま独自の進化を遂げたのかという疑問が湧起こります。
(るいねっとより)
以上から
①6500年前から大陸から離されて独自に進化した
②生殖限界まで達せず、縄張闘争が激化しなかった
③外敵があんまりいない

と、このマダガスカル島は他の動物の影響を受けずに、また同類との闘争もせずに今まで生きていくことが出来た。
つまり、大陸の原猿は、樹上というもっとも安全かつ食糧の豊富な場所を手に入れてしまったがために繁殖限界まで繁殖してしまい、しかも縄張が確保できなくても生きていくことが出来た状態で、他の動物なら死んでしまうところなんだけど、死に切れない状態。
そこで、真猿に進化せざるを得ない状況。
マダガスカル島ではそのような外圧状況でなかったのですね。
だから、これ以上の大進化をせずに、諸々の機能を進化することで十分適応することが出来た!ということがいえるのではないでしょうか?

サリ =3 ニシタニG

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