最新の中心体研究事情「γチューブリンの発見」
こんばんわ! 8) 中心体に関してさまざまな投稿が続いています。
中心体とは9対の三連微小管が環状に配置されて構成される中心小体が2対1組となったものの総称の事です。中心体は微小管形成中心(MTOC)とも呼ばれ、細胞を形成したり、細胞分裂を行う際の紡錘体を作り出す役割を担っています。
動物の細胞形成において非常に重要な機能が中心小体であるわけですが、最近その中心小体より注目されているのがγチューブリンと言う中心小体に付随するたんぱく質なのです。
今日はそのγチューブリンに注目して謎の多い中心体に迫ってみようと思います。
まずは中心体のウィキペディアの記事に書かれてあったγチューブリンの記述を紹介します。
中心小体の周辺には明瞭ではないが、光学的には明るくみえる中心体マトリックスと呼ばれる球状の構造がみとめられる。中心体マトリックスには、γチューブリン環を含む中心体に特異的なタンパク質が含まれており、中心体の微小管形成中心としての機能を司る構造としては、中心小体より重要な部分と考えられている。中心体:ウィキペディア
聞きなれない「γチューブリン」って何?
γチューブリンをもっと知りたい方
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Y染色体の不思議
こんにちは 😛
今日は、12月6日の記事「X染色体の不思議」、12月14日「ヒトはY染色体を失ってしまう!?」に続けて、「Y染色体の不思議」に迫りたいと思います。
X染色体に比較して、どのような違いがあるのでしょうか?
非常に気になるところですが、中身に入る前にポチっとお願いします。
精子の「成熟」過程
今回は11月28日のやっさんの記事「精子と変異」に引き続いて、精子の成熟過程と、特にその過程における変化について調べてみました
まずはクリックのご協力お願いしま~す 😀
1000万年後、ヒトはY染色体を失ってしまう!?
>今後は、なぜ相同染色体からX染色体とY染色体に分かれていったのかを追求していきたいと思います。
arincoさんの提起を受け、染色体の歴史を調べてみたいと思います。
その前にプチっとお願いします。
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精子と卵子の認識機能:先体反応
今日は受精の基本について調べてみました
ヒトの精子は、マウスやハムスター等、他の種の卵子と結合できるのでしょうか?
子供に質問されて、うっ!え~と~・・・て、なりそうな質問ですね。
結合できれば、とんでもない種ができそうだし・・・・??? 🙄
種の保存・維持とも矛盾するし・・・・??? 🙁
答えは、結合しない。
でも、なんで結合できないのでしょう?どんな仕組で?
では、ポチポチポチっと応援して、進みましょう!
遺伝子の不活性化による形質変化
哺乳類は、3億年程前に原両生類(=地上四肢動物)から分かれた単弓類の末裔である、その後、様々な生存域に適応し、多種多様化していった。我々霊長類もまた、自然外圧の中で、現在の形質を獲得している。その変化に伴い、遺伝子はどう変わったのか?他の哺乳類と比べ、霊長類の遺伝子はどのくらい違うのだろうか?
中心体が精子由来なのは、卵細胞の単為発生を押さえるため!
・卵生殖を行うグループでは、ミトコンドリア並びに葉緑体は
完全に母性遺伝の機構をとる。
・受精後の細胞分裂の機能を担う中心体は、精子由来である。
精子のべん毛基部近くにはエネルギー供給をするミトコンド
リアが集まり中片部を形成する。(リンク)
上記の2点は、相矛盾するようで、どうもしっくりしません。 🙁
なんで?
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X染色体の不思議
こんにちわ。aincoです 。今回は、性染色体、とりわけX染色体の不思議について調べてみました。
僕たちヒトの性染色体はX染色体とY染色体があり、男性の持っている性染色体はX+Y染色体、、女性の持っている性染色体はX+X染色体です。
さて、このX染色体にはどんな仕組みがあるのでしょうか。
続きの前に
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ワクチンよりも先祖の知恵に学ぼう
全国的にインフルエンザが流行期に入ったと発表が厚生労働省から発せられました。
実は私も先日風邪をひいちゃいまして、漸く立ち直りつつあるところです。
(今年は喉と頭痛と発熱が酷いです。特に喉は長引きそう・・)
そんな時期に一読しておいた方が良い記事を今回は紹介したいと思います。
中心体の起源を探る~マーギュリスの共生説より
11月28日のエントリー「精子と変異(仮設)」でも検討されている「中心体とは何か?」について引き続き掘り下げてみようと思います。
>中心体の主な役割は、細胞分裂(有糸分裂)時に精密な細胞分裂と、染色体を正確に複製するための分裂装置としての機能があります。さらに、鞭毛の動きをコントロールする等、司令塔の役割を担っています。
と28日の記事にもあるように、中心体の、ひとつ目の役割は有糸分裂におけるモーターであり、もうひとつの役割は鞭毛のモーターという点にあります。
ここで、あっと思ったこと・・・・中心体は有糸分裂=複製=保存機能の一翼を担いつつ、他方では鞭毛を動かす=運動=仕事機能をも担っている存在だということです!しかも精子は運動機能を生かして生殖(保存)の一翼を担っている!これは何を意味するのだろうか・・・ということで、調べていたら、「中心体はそもそも原生生物としての運動性バクテリアであるスピロヘータが細胞内共生した名残である」という仰天の学説に出くわしました。この説を唱えているのは共生説を唱えているリン・マーギュリスです。
以下、リンマーギュリス、ドリオン・せーガンの共著「生命とは何か」せりか書房1998年刊より。