2009-08-13

『蛍の光』は環境・人類を救えるか?

卒業式の歌のことではありません。夏の風物詩といえば、ホタル。以前はちょっとした小川があれば、その美しい光の乱舞を見ることができた日本人には馴染みの昆虫ですが、実はこのホタルの光、生物学だけでなく様々な分野で注目を浴び続けているのです。それは何故かというと・・・・・

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この涼しげな写真はやまびこ山荘さんからお借りしました

その秘密は、クリックの後で
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List    投稿者 s.tanaka | 2009-08-13 | Posted in ⑨おもしろい生き物3 Comments » 
2009-08-12

「日焼け止めクリーム」、何で塗るだけで防止できるの?

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暑い~日差し が降り注いでいますね
この日差しを受け止めている、最大の臓器は何だと思いますか
それは、「皮膚」なんです。
日光は、私たちの体には欠かせないものです
からだを温めてくれたり、カルシウムの吸収に欠かせないビタミンDの合成を活性化させたりしています。
だけど、当たりすぎると大変
日光の一部である紫外線はDNA に損傷を与えるなど細胞にとって害になるからです。
だから、生物は紫外線から自らの細胞を守るしくみを持っているのです。
人の場合、紫外線防御の方法のひとつが、いわゆる「日焼け」です。
実は「皮膚が黒くなる」という反応は、皮膚が紫外線からからだを守ろうとしてる証だったんですね!
ではでは、まずその「日焼け」の仕組みを簡単にご紹介 😀
いつも応援ありがとうございます
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List    投稿者 miwa | 2009-08-12 | Posted in ⑨おもしろい生き物2 Comments » 
2009-08-10

残暑お見舞い申し上げます:新会員が急増中です♪

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フウリンブッソウゲ(風鈴仏桑華)  アオイ科 
雄蕊が長く,花が垂れ下がっているところを風鈴に見立てて命名。
画像はこちらからお借りしました。oldマザーの花撮り記録帳

今年は空梅雨 かと思ったら、なかなか梅雨明け宣言が出ずに、蒸し暑~い 7月~8月になりました。
皆さん、夏バテの方はだいじょうぶですか?
ところで、今年の前半は、昨年までと比較しても、新会員として登録くださる方が増えていて、管理人としても嬉しい限りです 😀
これも当ブログの主旨に賛同して、日々記事をアップしてくださった会員の皆様の努力の賜物であり、この場をお借りして感謝の気持ちを伝えさせてください。
ほんとうにありがとうございました
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List    投稿者 staff | 2009-08-10 | Posted in ⑧科学ニュースより2 Comments » 
2009-08-07

上陸に伴って造血機関が骨髄へ移ったのはなんでだろう

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画像はこちらからお借りしました。
生物の陸上進化をテーマに追及していますが、今回は、硬骨魚類から哺乳類にいたるまでの造血機構の進化過程についてレポートします。
まず、硬骨魚類から哺乳類まで、それぞれどこで造血しているのかというと、・・
<硬骨魚類>
腎臓 脾臓で造血
<両性類> 
有尾目(イモリとか)は脾臓
無尾目アフリカツメカエルは肝臓 脾臓
無尾目ウシガエル、ヒキガエル、トノサマガエルは腎臓、骨髄
<爬虫類>
トカゲは脾臓
カメは骨髄 脾臓
<鳥類>
ニワトリは骨髄
<哺乳類>
骨髄 脾臓がほとんど。
ただしクジラのような水生哺乳類は腎臓で、骨髄造血は退化。
となります。
参考HP
肝臓も造血器官があるようですね。種によって何が標準なのかはいまいち確信がもてないですが・・
ちなみに、トノサマガエルのような無尾両性類は、変態前は腎臓、変態後は骨髄で造血しています。
ここから見えてくるのは、
 上陸を境にして、腎臓から骨髄に造血器官が移行。
 脾臓で造血しているのはほぼ共通。
という点です。
まず、1つ目。上陸を境に造血器官が腎臓から骨髄に移行したのは何でだろ? 🙄
両生類の変態前後で造血器官が変わることや、水生哺乳類では骨髄の造血器官が退化し腎臓に造血器官がある点をみれば、上陸と骨髄造血に関係があるとしか思えない。これは何だ??

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List    投稿者 nannoki | 2009-08-07 | Posted in 1)海から河へ、そして陸へ(魚類→両生類)No Comments » 
2009-08-06

動物の陸上進出

 こんにちわ。arincoです。今回は、動物の陸上進出について追及しました。s
まずは、前回までの投稿を踏まえて当時の地上の状況を整理してみましょう。
・植物の陸上進出は完了。
・オゾン層の形成。紫外線▽(とは言っても過酷である事には変わりが無い)
・酸素濃度上昇
・重力は存在

 
ざっとこんなものでしょうか?それでは、この条件のもと陸上適応しやすい条件はというと
・植物や有機物(死骸等)を食料として摂取する事が可能
・重力や紫外線に適応可能

等があげられます。あとは、体内に水分保護を行う事が出来るのも非常に重要です。我々もそうですが、生物は水なしには生存できません。
このような条件に当てはまる動物ってなんだろう?
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List    投稿者 arinco | 2009-08-06 | Posted in 6)“祖先の物語”番外編2 Comments » 
2009-08-05

菌類との共生が植物の地上進出を支えた

 マツタケやトリュフと言えば、高級食材として知られています。

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これらは、真核生物の一つである菌類の仲間で、植物の根に取り付き、植物と共生する菌根菌の一種です。

マツタケは松、トリュフは樫に共生し、植物から糖などの光合成の産物を受け取る一方、水分やミネラルを植物に提供しているのです。

ところで、実は松や樫に限らず、ほとんどすべての植物がこうした菌類と共生していることがわかっています。

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List    投稿者 blogger0 | 2009-08-05 | Posted in 6)“祖先の物語”番外編1 Comment » 
2009-08-04

植物上陸を促した『逆境』とは、なにか? (1)

■1:植物の上陸はいつごろか?
上陸初期植物として、クックソニアが上げられることが多いが、どうなんだろう? ということで、調べてみました。

顕世代の年代別にみた植物進化のおもなできごと

    クリックすると、大きく出来ます。
シルル紀に基準維管束植物であるクックソニアが出現し、デボン紀には維管束植物はめざましく多様化していったことを示している。オルドビス紀の微化石の存在から、陸上植物が最初に出現したのはクックソニアよりもっと前であることがわかる。
最古の陸上植物は、現生コケ植物の構造に似ており、維管束植物に比べて微生物による分解や化石化に弱かったと思われる。そのため最も古く陸上に分布していた楠物の化石証拠は断片的である。
—————————————-

◆陸上植生はオルドビス紀中期からシルル紀中期には成立していた◆
最近になって、完全に陸生だった2種の唇脚類と1種の妹型(クモガタ)類の動物化石が発見されたことから、最古の陸生勣物の化石はシルル紀後期の約4億1400万年前にまでさかのぽることになった。
この時代の捕食性節足勣物の存在はすでに複合した陸上生態系があったことを意昧し、植物の微化石の証拠と考えあわせると、もっと以前のオルドビス紀中期からシルル紀中期のあいだには、かなり複雑な陸上植生が成立していたと考えられる(Jeram et al., 1990;Gray&Shear、1992)。
陸上に出現したこの生物群集には必ずしも維管束植物が含まれていたわけではない。初期の陸上動物が生息していたところでは、最も高等な植物はコケ植物程度であり、さまざまな陸生藻類や、たぶんキノコや地衣類などが混生していたのではないだろうか。
微化石の知見と古代の陸上動物の研究から、クックソニアが出現したというシルル紀中期の画期的な時期よりもっと以前に、植物は陸上に分布していたと考えられるのである(Gray&Shear,1992 ;Edwards &Fanning,1985 ; Edwards et al., 1992 ;Taylor,1982)
(出店:「陸上植物の起源――緑藻から緑色植物へ」 ㈱内田老鶴圃 1996年発行)

その後の情報人よれば、・・・
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List    投稿者 staff | 2009-08-04 | Posted in 6)“祖先の物語”番外編2 Comments » 
2009-08-03

生物の地上進出~地上世界は変異の大きな環境

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大陸棚がよい漁場になっているのはなぜでしょうか?
大陸棚とは水深200m以内の海底のことで、太陽光が届き、魚の餌となるプランクトンや海藻類が豊富に生息するのでよい漁場となるのです。
現在の大陸棚は1万7000年前のウルム氷期に海面が低下して出来上がったとされていますが、生物が光合成を始めた時もこのような海底付近に生息していたと思われます。
例え海上で暴風雨が吹き荒れても海中では水流や水温は安定し、ミネラルも豊富で生物にとってはとても環境の良い世界です。
一方で、生物の地上進出を考える時、そのような安定した海中世界とは全く異なる地上の環境外圧を捉える必要があります。今回は重力や乾燥だけではない、地上の環境をいくつか取り上げます。

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List    投稿者 tsuji1 | 2009-08-03 | Posted in 6)“祖先の物語”番外編No Comments » 
2009-08-01

ミラー「システム」とは?

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「ミラーニューロン」について、その存在をご存知の方も多いと思いますが、改めてミラーニューロンというものを考えてみたいと思います。
最近、ちょうど 「ミラーニューロン」ジャコモ・リゾラッティ&コラド・シニガリア著(紀伊國屋書店)や、 「ミラーニューロンの発見―「物まね細胞」が明かす驚きの脳科学」マルコ・イアコボーニ著(早川書房)がほぼ同時に出版され、ぼくも「ミラーニューロン」を読み始めたところです。(忙しくてなかなか読む時間が取れていませんが… )この本を読む中で重要な気付きがあれば、また紹介させていただきます。
それに先立って、今回はその前座(?)ということで、ミラーニューロンについてと、ミラーニューロンに限らず、「脳」の問題について考える際に注意したい点を押さえなおしてみます。
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List    投稿者 hadou | 2009-08-01 | Posted in ①進化・適応の原理2 Comments » 
2009-07-31

肯定視や可能性発が脳内物質を働かせ活きる力を創り出す

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画像はコチラからお借りしました。
 
脳内物質は人の気持ちを操作します。だから感じ方は、脳内物質の分泌によると考えていましたが、どうやら違うようです。。。

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List    投稿者 tanizaki | 2009-07-31 | Posted in ④脳と適応1 Comment »