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肯定視や可能性発が脳内物質を働かせ活きる力を創り出す

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画像はコチラ [1]からお借りしました。
 
脳内物質は人の気持ちを操作します。だから感じ方は、脳内物質の分泌によると考えていましたが、どうやら違うようです。。。


感情のコントロール [2] 

(1) 物事の受けとめ方を変える
物事の受けとめ方は人によって異なり,同じ悪い事があっても,大きく動揺してしまう人もいれば,平然としていられる人もいます。受けとめ方によって感情の発生が違うのです.これは脳内物質の種類と量によるもの。
 
(2)考え方を変える
イヤな事を考え続けているとイヤな感情がいつまで消えません。第一におこなわなければならないことは感情をうまくコントロールできることです。感情がコントロールした後にゆっくりとその原因究明や問題解決をしましょう。日頃から気分よく過ごそう、幸せに暮らそう、将来を夢見ようと心がけることだと思います。
 
(3)気分を変える
いいことがあればいい気分で過ごせるし、悪いことがあれば悪い気分になってしまいます。気分がよくない時やイヤな事があった時には自分の悪い気分に気づいて,気分を変えようと考える習慣をもつことが必要です。また、初期ですと充分な睡眠もいいですね。脳内物質は寝ている時に作られますから。

 
脳内物質は指令を伝える分子言語 [3] 

こころが「嫌いだな」と不快に感じれば、脳や身体の活動を停滞させるようなホルモンが分泌され、こころはいらついたり、憂うつになったり、孤独になったり、体も病気になりやすい状態に陥ってしまいます。
 
逆に、こころが「いいな」と快く感じれば、意欲はかき立ててくれるホルモンが分泌され、こころはますます「やるぞ!」と前向きになり、身体の方も健康が増進します。病気などははねのけてしまうような元気がもりもりと湧き出てくるのです。

 
最後にるいネット [4]投稿の紹介です。
 
認知と探索と統合 [5]

①何かの対象(外部情報)が視覚(もしくは聴覚等)に入る。それは皆さんが言っておられるようにおそらく視覚であれば「カタチ」の認知の状態でしょう。
 
②それを本能回路等(もしくは共認回路も?)に連なる、何らかの欠乏回路(内識機能)が曖昧に認知する。(その際アドレナリン・ドーパミン等の何種類かの伝達物質が複数分泌される)
 
③それによって更に欠乏回路が作動し、その導きによって、認知の対象を絞り込む。(絞り込み回路?の作動)
 
④絞り込み回路?に導かれて、視覚神経などの感覚神経によって捉えられた対象(外部情報)が、更に欠乏回路に連なる探索回路を駆動させ、それが体験記憶を呼び起こさせる。(「思い出し回路」とでも呼べるものが、それに当たるのでしょうか?)
この過程は複数回繰り返されるのでしょう。
 
⑤欠乏(内部情報)と絞り込まれた外部情報と更に体験記憶が付き合わされて、(統合されて)各運動回路に「○○の行動を起せ」という指令が伝えられる。=判断される。
大まかに言えばこのようなプロセスでしょうか。つまり欠乏(内部情報)と外部情報との中間にある(どちらかと言えば内部情報より?の)体験記憶が、探索や絞込みを通じて結びつけられること。そして最後は行動指令を運動回路に発するという事が脳が判断を下すと言う事の中味であり、この複雑な統合過程と探索過程の発達が脳の(神経回路の)発達の中味なのではないかと思います。

 
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始めは状況認識。これに沿って脳内物質の分泌という順序になっているようです。実は、最初の捉え方が問題となりそうです。脳内物質は、その捉え方に伴い、気持ちを増強したり、身体代謝機能に働きかけたりするブースターのような働きをしている可能性があります。
 
肯定視、あるいは可能性発が、脳内物質を働かせ、活きる力を創り出すのではないでしょうか。

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