2008-11-22
エピジェネティクスって、何?
今日は、11/19のエントリー:外圧→自己遺伝子組み換えの仕組みで言及されている「エピジェネティクス」に注目してみたいと思います 😀
エピジェネティクスというのは・・・「DNA配列の変化によらずに、遺伝子発現を活性化させたり不活性化させたりする仕組み」の総称。
セントラルドグマ=「DNA→mRNA→タンパク質→形質発現」では、遺伝形質の発現はDNA配列に規定されることになるのですが、現実の生命現象はそうではなく、DNA配列によらない発現の変異、発現の制御機構が明らかになっています
エピジェネティクスは、生命現象を司る精妙な仕組みのひとつなのです。
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レトロポゾンは哺乳類の脳進化を促した?!
11/17のエントリー:レトロポゾンこそ人類進化の鍵かもしれない! で紹介されている、いまからおよそ4,000万~5,000万年前の「レトロトランスポジションの大爆発」、興味深いですね
サル・人類の進化、共認機能の獲得に関わっているかもしれません
今日は、レトロポゾンと生物進化の観点から関連する情報を紹介します。
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レトロポジションとY染色体
変異転写の仕組みの解明はまだまだ続きますが、今日はレトロポジションがどのように他の遺伝子に転写されていくのか?について調べてみます。
ひょっとしたら、レトロポジションはY染色体が起源であり、Y染色体からX染色体へ転写される可能性があります。
<ヒト(男性)の染色体:ウィキペディアより引用>
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外圧→自己遺伝子組み換えの仕組み
原猿が真猿に進化する過程でレトロポジション爆発が起こっていることや、レトロポジションが起こる原因にストレス(外圧)が係っていることを見てきました。これらの現象は、生物が外圧に適応するために自ら遺伝子を変化させるシステムを持っていることを示唆しています。
この画像はRIKENの脳の進化からお借りしました。
これまでの進化論では遺伝子の変化は、突然変異と自然選択によるものと考えられてきました。生物が自ら遺伝子を変化させることが出来るとした、そのシステムはどうのようになっているのでしょうか。
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ストレス(外圧)からトランジション(点突然変異)へのしくみ
画像はコチラから
こんにちは。masamuneです 8) 。
今日はストレスが変異を起こすしくみについて記事にしようと思います。
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レトロポゾンこそ人類進化の鍵かもしれない!
みなさんこんにちわ
だいぶ寒くなってきましたね
そんな今日は、以前当ブログ記事にあった
●ヒトはレトロポゾンの爆発的増大によって進化した?(変異転写の仕組み?(中間整理)より抜粋)について調べてみました
ヒトはなんでヒトになったのか??
とても興味深いところですね
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世界発!親ウナギが海で捕獲されました!
なんと、親ウナギが海で捕獲されました~
ウナギはなぞの多い魚で、これまで卵を産む前後の親ウナギは、オス・メス共につかまえられたことがなく、その姿や、どこで卵を産んでいるかなどもわかっていませんでした
今回、日本の調査チームが、世界で初めて親ウナギをつかまえることに成功しました
画像はこちら http://popachi.exblog.jp/m2007-07-01/からいただきました。
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細胞内における区画と、分裂時の小胞化の意味?
◆分子シャペロンは、タンパク質のゆりかご?!
タンパク質は、アミノ酸が重合してできた長いヒモ(高分子化合物)だが、高次に折り畳むことによって、初めて、その機能を発揮する、という。
多くの場合は、自ずと畳み込むらしいが、ままならないときは、分子シャペロンのやっかいになるようだ。それというのも、細胞内は色んな物質で満ち溢れているので、例えば製造過程のタンパク質と反応してしまうと、こんがらかってしまうから・・・
やんちゃな息子を悪の道からガードする親が、同世代の悪ガキ仲間から遠ざけるように・・・なんて表現する向きもおった。
「理科ねっとわーく」からお借りしました。
◆膜という、細胞内区画の効用
真核生物細胞内の核、小胞体、ゴルジ体、エンドソーム、リソソーム、ミトコンドリア、葉緑体、ペルオキシソーム等は、生体膜で囲まれた細胞小器官だ。
これらの膜系細胞小器官は、細胞内を区画されることにより、色々な化学環境下での生化学反応を並行して行うことを可能になっているようだ。また、膜の内外で様々な物資の濃度差を作ることができるので、エネルギー生産(電子伝達系)や、物質の貯蔵などを行っている、という。
さらに小胞体、ゴルジ体、エンドソーム、リソソームは、小胞を介して細胞膜と連絡しあっており、このネットワークを通じて物質の取込み(エンドサイトーシス)や放出(分泌)を行うことで、他の細胞や細胞外とのコミュニケーションを達成している、同じファミリーに属している。
つまり、ひとつの小器官から出芽して別の小器官に融合する輸送小胞によって小器官の内部同士・内部と外部は相互に連絡している(=統合している?)、というわけである。
アクチンとチューブリン
原核生物の細胞骨格の話題が続いていますので、今回はアクチンとチューブリンの基本をおさらいします。
アクチンフィラメント(ウィキペディアより)
アクチンと言えば筋収縮を思い浮かべる方も多いと思います。ミオシンがアクチンを引っ張ることで筋細胞を収縮させる運動です。
もともと筋細胞で発見されたので「act+in」=アクチンと名づけられたようです。
筋収縮の図
しかし、アクチンの働きはそれだけではありません。
原始地球の材料を使って膜の起源に迫る!?
こんにちわ。アリンコです。今回は、かなーり前に調べていた膜について再度調べてみました。調べてみて分かったのですが、膜の研究ってDNAやタンパク質に比べて遅れているみたいですね。歴史的には、まず遺伝子研究があり、タンパク質研究があり、そして、膜、主に脂質の研究が始まり・・・・・という事の様です。今回は、「膜の起源」について、興味深い研究内容があったので紹介します。
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