2008-11-17

レトロポゾンこそ人類進化の鍵かもしれない!

みなさんこんにちわ
だいぶ寒くなってきましたね
そんな今日は、以前当ブログ記事にあった
●ヒトはレトロポゾンの爆発的増大によって進化した?変異転写の仕組み?(中間整理)より抜粋)について調べてみました
ヒトはなんでヒトになったのか??
とても興味深いところですね
ぜひ、ぽちっと押してから  ご覧ください
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『SINEとLINEによるゲノムの多様化機構』という論文で、
レトロポゾンこそ人類進化の鍵かもしれない!という文を見つけました
要約しながら、引用していきます

Ⅷ.霊長類祖先のゲノムで起こった爆発的なレトロポジション
哺乳類ゲノムには多数の偽遺伝子が存在する。プロセス型偽遺伝子とは、3種類に分類される偽遺伝子のうちの一つで、mRNAから逆転写を受けてそれらが再度ゲノムに挿入されたもののこと。
このプロセス型偽遺伝子の出現年代を推定する実験をすると、一定間隔で何回か出現している。その平均を取ると、ヒトゲノム上に数が多いAlu配列の出現時期と近いことが判明した。
偽遺伝子:DNAの配列のうち、かつては遺伝子産物(特にタンパク質)をコードしていたと思われるが、現在はその機能を失っているもの
ウィキペディアより
Alu:SINEの一種。ヒトゲノムの10%を占めるとされている。SINE(サイン)とは短いレトロポゾンのこと。ちなみにLINE(ライン)は長いレトロポゾン。

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画像はコチラよりお借りしました

これは、霊長類祖先のゲノム内でプロセス型偽遺伝子とAlu配列がほぼ同時期に爆発的な増幅を起こしたことを示唆する。さらに、この2つのレトロポゾンの増幅がピークに達した時期は、いまから4,000万~5,000万年前だと推定された。
この事実は、いまからおよそ4,000万~5,000万年前に「レトロトランスポジションの大爆発」が起こったことを示唆している。
化石記録によれば、この年代にさきがけて原猿類(キツネザル類やロリスなど)から猿人類(サル、類人猿、ヒト)が分岐し、新世界ザルの分岐や、残りの霊長類の拡散へと続いたのである。
ゲノムの10%に至るほどまでに急速に増幅したAlu配列と、莫大な数のPPなどの複製遺伝子群の生成が、近代的霊長類の拡散に分子のレベルから貢献したのかもしれない。

レトロポゾンがこれだけ多いヒトゲノム
それは何らかの役割を担っていると考えたほうが自然ですよね
人類進化上、レトロポゾンはどのような働きをしたのか??
研究成果が待たれるところです

List    投稿者 yukie | 2008-11-17 | Posted in 未分類 | 2 Comments » 

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コメント2件

 yooten | 2009.01.04 17:31

ミトコンドリアの構造を初めて知りました。これほど優れたエネルギー工場は、人が作った物で存在しないでしょうね。自然にもっと学ぶ方がいいのかも!と思いました。

 blogger0 | 2009.01.07 21:36

コメントありがとうございます。
生物は必要なエネルギーを、必要なだけ細胞単位で作っているのですね。不思議なのは、それら細胞群が強調して働いている、という点。エンジンたるミトコンドリアの頑張りは、単にグルコースの供給量だけ調整しているのではないようです。今後調べていきたいと思っています。

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