2008-01-08

原核生物にみる性の原点~マーギュリス「性とはなにか?」から

前稿に続いて、マーギュリス「性とはなにか?」からです。
性の起源については、真核生物が獲得した減数分裂を出発点として議論されるケースが多いのですが、マーギュリスはさらに原核生物段階にも性の起源があると説く。

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  投稿者 staff | 2008-01-08 | Posted in 未分類 | 14 Comments » 

免疫を考える意味

生物について学ぶ中で、自分の体が非常に高度な仕組みに支えられている事に驚きますが、
中でもよく出来ているのが、免疫機能。
異物の退治のみならず、自身の異常細胞を見つけてやっつけたりもします。
その仕組みのすごさいついては、また別途追求するとして、
今日は掲示板の「免疫機能の不思議」から、
『免疫を考える意味』について参考になる投稿があったので紹介します。
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  投稿者 zakky | 2008-01-07 | Posted in 未分類 | 4 Comments » 

開放系としての生物界では物質は循環し、エネルギーは散逸する

昨年から本格化した『性の探求シリーズ』今年も新たな発見に向けて追求を続けたいと思います。昨年はいろんな書籍にもチャレンジしたのですが、やはりドーキンス流の個人主義生物学の悪影響が思考を妨げているように思われます。そんな中、そのようなドグマにとらわれることなく生命の本質にアプローチしようとする学者さんも少数ながらおられます。
福岡伸一先生http://www.biological-j.net/blog/2007/06/000228.html 
武村政春先生http://www.rui.jp/ruinet.html?i=200&c=600&t=6&k=0&m=162026 
牧野尚彦先生http://www.biological-j.net/blog/2007/08/000268.htmlそしてリン・マーギュリス先生http://www.biological-j.net/blog/2007/12/000344.html です。
特にマーギュリスは、ドーキンス流の個人主義生物学を真っ向から批判し、同時に彼らがとらわれている神学的思考から自由になって生物学と物理学の断層を乗り越えようとする、本物の探求者ではないでしょうか?そこで今日はマーギュリスによる『性とはなにか(せりか書房・2000年1月刊)』及び『生命とはなにか(せりか書房・1998年4月刊)』から、『開放系としての生命』に関する考察を紹介したいと思います。ポイントは『開放系である生物界では物質は循環し、エネルギーは散逸する』という自然の摂理を明らかにしてくれている点です。
まずは、マーギュリスの個人主義生物学批判からはじめましょう。

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  投稿者 staff | 2008-01-05 | Posted in 未分類 | No Comments » 

謹賀新年

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会員の皆様、読者の皆様、
明けましておめでとうございます
本年もよろしくお願いいたします。
昨年は追求テーマがより鮮明になるようにと、「Biological Journal 」から「生物史から、自然の摂理を読み解く」にブログ名を変更させていただきました。
幸い改名後も、ブログをご覧になられた方、あるいは、るいネットさん主催の「なんでや劇場」に参加された方など、新規会員としての参加をいただき、無事年を越すができました。
応援いただたいた方々に、この場を借りて御礼申し上げます 😀
さて、本年も40億年に及ぶ生物史を紐解きつつ、現代人の道標にも成り得る自然界の構造や法則に少しでも肉迫できればなどと、身の丈に合わない遠大な構想を抱いております。
特に今年は、専門家の間では「定説」として検討が打ち切られた領域にも積極的にメスを入れていくことの重要性がさらに明瞭になってくるような予感がします。
論理的に検証し、論理整合性だけを頼りに思考するなら、自在な発想や切り口はむしろ「初心者」「素人」から生まれてくる可能性が高いと確信しています。
「生物史から、自然の摂理を読み解く」の本望は、言わば大胆な仮説の提示にあります。
本年もこの主旨に賛同いただける方々の新たな参加を期待し、面白い記事づくりへの協力をお願いたします。
 (by 管理人)

  投稿者 staff | 2008-01-01 | Posted in 未分類 | 1 Comment »