2008-02-06
近代医療への疑問~免疫学からのアプローチ
最近は免疫の不思議について調べているのですが、免疫はアレルギーや癌といった現代病との関わりが深く、インターネット上にもいろんな情報があふれています。その中には、ヨーグルトの乳酸菌が免疫力を高めるetcの目先的な情報も多いのですが、真剣に免疫と向き合う中で「近代医療は本当に役にたっているのか」という疑問にぶつかったブロガーも多くおられます。今日は免疫学の観点から近代医療に疑問を呈している3先生の意見を紹介したいと思います。
まずは、最近注目を集めている「腸内細菌」と「免疫」の関係を掘り下げた上野川教授による「免疫と腸内細菌」。要約が「極東ブログ」さんに書かれています。
http://finalvent.cocolog-nifty.com/fareastblog/2003/09/post_25.html
カンブリア期前に繁栄したエディアカラ動物群って?
こんにちわ。arincoです。最近は、免疫に凝っているのですが、本日はちょいと趣向を変えてさくりと 、生物進化に関する投稿を。
僕らも生物進化に関する様々な追求をしていますが、EARTH, OCEAN, and LIFE というサイトが、時系列的な生物進化に関してうまくまとまっています。その中で見つけたエディアカラ動物群というのがなかなか興味深かったので紹介したいと思います。
続きに行く前にポちっとよろしくです。
ボルボックスの有性生殖
群体であるボルボックスも、栄養状態が悪くなり飢餓状態になると、有性生殖をします。
(詳しくは、こちら)
えっ あの緑色のコロコロしたやつが? ホントに~? 8)
と思ったので、調べてみました。
ボルボックスの有性生殖の様子
有性生殖時における雌の個体。無性生殖時に比べ生殖細胞(卵細胞)が小さくまた数が多くなっています。
精子束
精子は精子束という精子の群体となって泳ぎだし、卵に出会うとばらばらになります。
受精が終わると、受精卵(接合子と呼ばれます)は厚い壁をつくります。ボルボックス自体は死んでしまいますから、接合子は池や湖の底に沈み、環境が生育に適した状態になるまで寝て過ごしています。
他の細胞と比べても一目瞭然。中央の細胞の中には、有性生殖によるオレンジ色の接合子が入っています。
ところで、何でオレンジ色になるんでしょう? 🙄
(葉緑体はどこにいった?)
最後に、ボルボックスに関する面白いサイト紹介☆
「京都大学遺伝子動態学研究室」
ボルボックスの娘細胞(生殖細胞)が成長し、最後に反転(インバージョン)する様子が、動画で見られます。
数々のボルボックスの変異体の中には、体細胞が生殖細胞機能を獲得した例もあります。
「ボルボックスの部屋」
ボルボックスの体細胞の拡大写真が数多く掲載されています。
数多くの体細胞同士が連絡糸で結ばれている様子がはっきりとわかります。
中でも、体細胞にまぎれてアメーバ状の細胞が連絡糸で結ばれている様子も観察されています。
(このアメーバ状の細胞はどんな機能があるのでしょう?マクロファージに代表される免疫の原型だったりして…???)
有性生殖で発生した接合子の画像もありました。
「微笑藻の世界」
ボルボックスの有性生殖の様子が画像で紹介されています。
ボルボックスが泳ぐ様子(移動の仕組み)もよくわかります。
最後に、クリックお願いします。
カモノハシの不思議?
<カモノハシ 写真より引用 リンク>
今回は、面白い動物を紹介します
それは、『カモノハシ』です
カモノハシは、(一応)哺乳類に分類されています
しかし、上のイラストでみてもらってもわかるように、姿形以外にも、他の哺乳類に見られない様々な特徴を持っているのです。
今回は、そんな変わった哺乳類、カモノハシについての記事を書いてみます
その前にいつものやつお願いします
XYとZW~ツチガエルの性決定機構
『鳥類の生殖の秘密』でも話題になった、性決定の不思議~雄へテロと雌へテロについて、もう少し別の角度から考えてみたいと思います。
今日の主役はツチガエルです(上の写真)。
なんでもこのツチガエル、同じ種なのに地域によって雄ヘテロ型(XY型)と雌ヘテロ型(ZW型)の両方が存在するそうです
一体どうなってるの?
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羊膜が陸上での繁殖を可能にした
こんにちは 😀
今日のエントリーは「羊膜」に注目します。
一般的に、両生類と爬虫類以降の四肢動物との最大の違いは「羊膜」の出現と言われています。
この「羊膜」が乾燥した陸上での繁殖を可能にしました。
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造卵機能の進化過程
ニジマスの外観と解剖図(この画像は多様な生物たち(5)からお借りしました)
前回は卵の進化が紹介されていましたが、卵を進化させる為に体も進化させています。上の図はニジマスの体の構造ですが、生殖巣とあるのが卵巣です。おなじみのたらこや明太子はタラという魚の卵巣です。ご覧の通り水の中に卵を産む魚類は比較的単純な構造で、卵巣は短い輸卵管を通じて肛門(総輩出口)につながっておりすぐに外に出て行きます。
卵の進化にしたがって、造卵機能はどのように進化していくのでしょうか。続きを見る前に応援もお願いします。
両生類から哺乳類への卵の進化
卵ってどのように進化してきたのでしょうか?
卵生の生物と胎生の生物はどこで別れたのでしょうか?
その謎に迫るべく、もうしばらく卵にこだわってみたいと思います。
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卵の殻はどうやってできる?
卵が話題になってますけど、卵を包む殻って、日常的には良く見てるのに、どうやってできてるのかわからないモノの一つじゃないですか?
で、どうやってできるのか調べてみました。
知りたい人は、例によってポチッとお願い。
  
鳥類の生殖の秘密
こんばんわ、tanoです。まずは気持ちよく飛んでいる渡り鳥の映像をご覧下さい 😀
今日はオスメス分化でこれまであまり扱ってこなかった鳥類について少し勉強していきたいと思います。 8)
オスメス分化した生物の性決定の機構には2つの機構があります。
脊椎動物などにおける性決定機構は、多くの爬虫類や一部の魚類にみられるような温度などの環境要因によって性が決定される場合と、性染色体の組み合わせ(雄へテロ:XY 型あるいは雌へテロ:ZW 型)により遺伝的に決定される場合があります。
性染色体の組み合わせで決定される2つのケースですが、一般的にXY型は哺乳類のほぼ全て、ZW型は鳥類、コモドオオトカゲ等に見られます。
さて、この雄へテロ、雌へテロという分類ですが初めて聞いた人にはさっぱりわかりませんよね。 🙄 そこで生物学のヘテロとその対になるホモについてまずは簡単に説明したいと思います。
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