群体であるボルボックスも、栄養状態が悪くなり飢餓状態になると、有性生殖をします。
(詳しくは、こちら [1])
えっ あの緑色のコロコロしたやつが? ホントに~? 8)
と思ったので、調べてみました。
ボルボックスの有性生殖の様子
有性生殖時における雌の個体。無性生殖時に比べ生殖細胞(卵細胞)が小さくまた数が多くなっています。
精子束
精子は精子束という精子の群体となって泳ぎだし、卵に出会うとばらばらになります。
受精が終わると、受精卵(接合子と呼ばれます)は厚い壁をつくります。ボルボックス自体は死んでしまいますから、接合子は池や湖の底に沈み、環境が生育に適した状態になるまで寝て過ごしています。
他の細胞と比べても一目瞭然。中央の細胞の中には、有性生殖によるオレンジ色の接合子が入っています。
ところで、何でオレンジ色になるんでしょう? 🙄
(葉緑体はどこにいった?)
最後に、ボルボックスに関する面白いサイト紹介☆
「京都大学遺伝子動態学研究室 [2]」
ボルボックスの娘細胞(生殖細胞)が成長し、最後に反転(インバージョン)する様子が、動画で見られます。
数々のボルボックスの変異体の中には、体細胞が生殖細胞機能を獲得した例もあります。
「ボルボックスの部屋 [3]」
ボルボックスの体細胞の拡大写真が数多く掲載されています。
数多くの体細胞同士が連絡糸で結ばれている様子がはっきりとわかります。
中でも、体細胞にまぎれてアメーバ状の細胞が連絡糸で結ばれている様子も観察されています。
(このアメーバ状の細胞はどんな機能があるのでしょう?マクロファージに代表される免疫の原型だったりして…???)
有性生殖で発生した接合子の画像もありました。
「微笑藻の世界 [4]」
ボルボックスの有性生殖の様子が画像で紹介されています。
ボルボックスが泳ぐ様子(移動の仕組み)もよくわかります。
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