2013-08-10

ウイルスやがんから細胞を守る植物成分「インターフェロン・インデューサー」(前編)

「生き物ってすごい!」第8回~植物の防衛策~に続いて、今日は、漢方生薬からインターフェロン・インデューサー(インターフェロン誘発物質)を発見、(薬ならぬ)食品化に成功された小島保彦医学博士(NPO法人インターフェロン・ハーブ研究所長)を紹介します。
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左:小島保彦博士 こちらより。 右:漢方生薬の一つ、紫ウコン こちらよりお借りしました。
インターフェロンは、C型肝炎やがんの治療薬として知られていますが、もともとはウイルスに感染したときなどに体の中で作られる物質です。
1954年、東大伝染病研究所(現医科学研究所)の長野泰一博士と小島保彦博士によって発見され、「ウイルス抑制因子」と呼ばれたが、3年後、イギリスのアイザックス博士らによって、“ウイルスに干渉する因子”という意味の「インターフェロン」と命名され、世に知られるようになりました。
以後、インターフェロンはウイルスを抑えるだけではなく、がんの増殖を抑えたり、免疫を増強するなどのことがわかり、一時期“夢の新薬”とまでいわれました。
しかし、人工的につくったインターフェロンを大量に注射で投与する「インターフェロン療法」は、重い副作用がともなうなど問題もあります。
小島博士はこうした療法に疑問を感じ、人がもともと持っている力を引き出して、自分の力で病気と戦わせたほうが良いとの発想から、体内の細胞に働きかけてインターフェロンをたくさんつくり出すことのできるインターフェロン・インデューサーを探す研究に心血を注ぎ、漢方生薬に辿りつかれました。
以下、月刊「自然食ニュース」の小島博士のインタビュー記事から抜粋(一部加筆等あり)、2回に分けて紹介します。
応援、よろしくー

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  投稿者 okamoto | 2013-08-10 | Posted in ⑤免疫機能の不思議No Comments » 

超★天才シリーズ②子供の無限の可能性を引き出す七田式教育~後編

後編では、七田式が独自の教育法を確立するにあたって、最も影響を受けた、ユダヤ式教育について触れてみます。
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画像はコチラ

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  投稿者 haneda | 2013-08-09 | Posted in ④脳と適応No Comments » 

超★天才シリーズ①子供の無限の可能性を引き出す七田式教育~前編

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画像はこちら
アルベルト・アインシュタイン、エジソン、ジャン・ジャックルソー。
世界には天才と呼ばれる人々が、歴史に名を連ねています。彼らは如何にして天才と呼ばれる様な発明や発見をすることができたのでしょうか。もっと平たくいうと、天才の頭の中は一体どうなっているのでしょうか。
歴史上の大発明、とは言わないまでも、この世には周囲から見て特筆する能力を身につけたい人はたくさんいます。
そこで今回はオリンピック選手や医者など、周囲から“天才”と評される人材を数多く輩出している七田式教育を調べ、彼らの学び・教育環境を知るところから始めたいと思います。

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  投稿者 haneda | 2013-08-08 | Posted in ④脳と適応No Comments » 

シリーズ 免疫とアレルギー1~母乳とアレルギー

皆さん、こんにちは
今回より、チーム「免疫とアレルギー」を発足しました
近年、アトピーや花粉症や食物アレルギーが、どんどん増えてきています。
いろんな原因が取り上げられることは多いのですが、なんで?という明確な答えは出ていません。
特に食物アレルギーなどで、死にいたるケースが出ているなど、人類は新たな危機にさらされているかのようにも感じてしまいます
このシリーズでは、花粉症・アトピー・食物アレルギーの3つを中心に、あらゆる角度から、アレルギーの本質に迫ってみたいと思います
どうぞよろしくお願いします
では、早速第1回ですが、よくアレルギーに関連して語られることが多い母乳について調べてみました

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  投稿者 tateko | 2013-08-06 | Posted in ⑤免疫機能の不思議No Comments » 

子どものみずみずしい心を育む~シュタイナー教育の例 前編

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子どもの心の教育について、ルドルフ・シュタイナーの「人間理解からの教育」より、「子どものみずみずしい心を育む方法について紹介します。
 
ルドルフ・シュタイナーは、オーストリア帝国(現在のクロアチア)出身の神秘思想家、哲学博士。シュタイナーの関連ジャンルは幅広く、芸術、自然科学、哲学、教育、建築、音楽と多岐に渡ることも有名です。シュタイナーは人間の存在を身体(肉体=エーテル体)、心魂(ソウル:感受・情動)、精神(個我)に分析して考察する人智学(アントロポゾフィー)を創始した哲学者です
 
シュタイナー教育論は、人智学(アントロポゾフィー)に基づいたもので、1906年からヨーロッパ各地で「精神科学の観点からの子供の教育」について教え、最初のシュタイナー学校がドイツに設立されたのが1919年。
シュタイナー教育の特徴は、人間の一生全体を視野に入れ、子供の自然な成長に沿って、幼児期・学童期・青年期のそれぞれにふさわしい能力を伸ばそうとする教育です。
 
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        日本のシュタイナー学校
「教育(学)」という枠がまだ無かっただろう古来の子育てや躾などはこのようなものだったのでは?と想像させるものが見られます。
また、現代の教育と比較してみても、教育の原点は人と人のふれあいであることや、心と現実を繋げること、感謝の心についても考えることができ、子どものみずみずしい心 を育てる本体にも繋がりがありそうです。
前後編の2回に分けて紹介していきます
 

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  投稿者 yamatetu | 2013-08-02 | Posted in ④脳と適応No Comments » 

シリーズ 超極小『素粒子』の世界27~「色」の秘密vol2.0☆~


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皆さんこんにちわ。暑い日々が続きますがいかがお過ごしでしょうか。
今回は、色の秘密 第二弾です。
色の発生には、の存在が必要不可欠となりますが、前回は2種類ある光のうち太陽光に着目しました。リンク
その結果、は、物質が太陽光を吸収し再放出したエネルギー(電磁波)だという事が分かりました。
そこで、今回は物質自らが光を発している発光について追究していきます。
応援よろしくお願いします。

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  投稿者 arinco | 2013-07-31 | Posted in ⑬相対性理論・量子力学・素粒子No Comments » 

食事療法によりガンを治す方法③ ~ガンの主要因と具体的な行動方針(まとめ)~

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画像はこちらよりお借りしました。
 
済陽高穂氏の「今あるガンが消えていく食事」より紹介してきました。
食事療法によりガンを治す方法① ~現代医学に限界を感じ、「食事」に可能性を見出した医師~
食事療法によりガンを治す方法②~塩分の取りすぎがガンを引き起こす
 
最終的に知りたいのは本当にガンにかかったら、どうすれはよいかという実践方針だと思います。
今回は、ガンを起こす主要因と具体的な行動方針を示します。

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  投稿者 kumasuke | 2013-07-28 | Posted in ⑤免疫機能の不思議No Comments » 

アインシュタイン、その光と影 3

“光速度不変”は不思議?それともあたりまえ?

『光速度は発光体や観測者の運動にかかわらず常に一定・不変である』~これはアインシュタインが語った認識の中でも最も有名なものですが、今日はこの認識を切開して行きたいと思います

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古代以来光の速度は無限大だとずっと信じられてきましたが、光の速度に初めて着眼したのはガリレオ(1564-1642)だと言われています。しかし実際に光の速度の計測に成功したのは(それから100年以上経った)今から300年ほど前でした。デンマークの天文学者レーマー(1644-1710)が木星とその衛星イオの周期の差から導いた1676年の21万4,300km/sが最初の光速の数値です。その後19世紀のフランスのフィゾーの実験によって光速は31万3,100 km/sに修正され、20世紀以降の精密な計測を経て、真空中の光の速度は1983年の「国際度量衡委員会」で29万9792.458km/sとすることが決められました。

応援よろしくお願いします

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  投稿者 staff | 2013-07-24 | Posted in ⑬相対性理論・量子力学・素粒子No Comments » 

太陽系を探検しよう-35.火星は一つの大きな原子炉だった

 
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最近の火星探査の結果から、火星にはかつて海があったことがわかってきました。火星にあった水(H2O)は地球の軌道付近にあったもの(前記事参照)が混入したと考えられます。
 
では、海のように存在した水は、どうしてなくなってしまったのでしょうか。

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  投稿者 kumana | 2013-07-22 | Posted in ⑫宇宙を探求するNo Comments » 

太陽系を探検しよう-34.地球の水も生物も石油も宇宙由来

前記事磁化率理論・検証編~水星・金星の続きです。
 
  
太陽系誕生から地球形成まで
 
地球や太陽系を形成した物質群は、銀河系の中心などにあるブラックホール(超重力場)で生まれます。
 
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超巨大ブラックホールのイメージ
  
そこではあらゆる物質が引き込まれ、超高温・高圧空間の超エネルギー場となる入口付近では、あらゆる物質が形成されます。
 
一方、超高温・高圧に納まりきらないエネルギーが反動でジェットとして噴出し、あらゆる物質を宇宙空間に撒き散らします(上の絵がそのイメージ)。発散された物質がある場にとどまり、凝集した結果できたものが恒星系で、太陽系もそのひとつです。
 
恒星系は凝集の中心に核=原始太陽が形成されます(右がそのイメージ)。原始太陽は次第に大きくなり、その中心部に超低温・超高圧空間をつくっていきます。そこは絶対零度の超低温なので、超伝導⇒磁場が生じ、周辺の物質は磁場に包まれます。
 
あらゆる物質は、磁場に対して感応の仕方が決まっています。磁場に対して近づくか、遠ざかるか、ほとんど影響されないかという違いがあります。原始太陽の周辺の物質は、そのような“磁化率”に応じて、中心から一定の距離を周回するように整序されます。その結果、太陽系においては、現在の地球の軌道のあたりにくるのが、アミノ酸といった、地球に生命を生じさせた成分だったのです。
 

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  投稿者 kumana | 2013-07-15 | Posted in ⑫宇宙を探求するNo Comments »