2012-09-18
太陽系を探検しよう-19.地球生命の起源(4)生命のホットスポット・深海熱水活動域の発見
太陽系を探検しよう-18.地球生命の起源(3)地球での化学進化では、「深海熱水活動域こそが地球生命が生まれた最も可能性の高い場所」としましたが、今日は、このような生物学の方向を大きく変えることになった深海熱水活動域の発見を紹介します。
そこは、生き物がほとんど生息できない「暗黒」「低温」「高圧」という深海にあって、特別に生き物が密集して生息する「生命のホットスポット」とでも言うべきところで、しかも、光エネルギーを利用しての光合成によって作られた有機物をもとにした生態系とは異なり、化学エネルギーを利用しての化学合成によって有機物を作る化学合成生態系を形成しています。
下の写真は「しんかい6500」が300℃にもなる熱水に近づいているところ(左)と、煙突のように突き出たチムニー(右)。こちらからお借りしました。
最初に「深海ってどんな世界?」から見てゆきます。
応援、よろしく~
「小さな命が生まれる」体験レポ(3)~赤ちゃんは、何を感じ取っている?~
ついに、3回目まで来ました妊娠レポート。
現在、8ヶ月半すぎ、体重は1600gを越えました 😀
お腹の写真で~す。
胎動もかなり激しくなってきました
先日は、「トルコ行進曲」を聴いていたら、曲に合わせてリズム をとっていました
「どん、どん、どん」って一定のリズムでお腹を叩くんです。
(初めは「私の脈?」って思いました。でも、脈にしては遅いしなぁって感じていて・・・。曲が終わったら「ピタ」と止まったんです。)
聞こえているのですね
お風呂で、「気持ちいいね~♪」って話かけると「うん、うん 」と返してきます 😀
お腹の中でいろんなことを感じとっているのですね 😀
ということで、今回は、赤ちゃんの【五感】の発達を紹介します
腸のあまり知られていない顔①
今回の記事は前々から気になっていた「腸」について追求を始めたいと思っています
早速、腸のお話に入りますが、消化器官としての腸の役割はもちろん知っていますよね
大きく復習をしてみましょう
画像はコチラからお借りしました。
口から入った食物は、口内で砕かれ食道を通り胃へ送り込まれます。胃に送り込まれた食物は、胃液により溶かされます。更に小腸である十二指腸から空腸、回腸を通り順次栄養を吸収していきます。そして、大腸(上行結腸→横行結腸→下行結腸→S字結腸)を通り、最後は直腸を経て肛門から排泄物を外に出す。というのが一連の消化の流れです。
しかし、腸には消化とは別の、ある役割を担っているのをご存知でしょうか
あまり知られていない腸のもう一つの役割を知りたい方はポチッとお願いします
↓↓↓↓↓
太陽系を探検しよう-18.地球生命の起源(3)地球での化学進化
前回の“地球生命の起源(2)宇宙空間における化学進化”では、地球生命の材料(有機物)は地球外で合成されたとする説を紹介しましたが、今日は、材料(有機物)は地球でも合成されること、そして化学進化の総決算は地球の深海熱水活動域で成されたことを見ます。
(写真は海底にある熱水噴出孔の一種、ブラックスモーカー。こちらよりお借りしました。)
地球での化学進化は、原始大気圏、原始海洋、高温地殻内、深海熱水域などの場所で、宇宙線や紫外線、隕石の衝突エネルギー、火山、熱水などさまざまなエネルギーを用いて進行しました。
1953年のミラーの実験以来、多くのモデル実験を通じて、少しずつ化学進化過程が明らかになってきているので、これらの中から代表的な実験成果を紹介します。
応援、よろしく~
シリーズ 超極小『素粒子』の世界23 ~物質の反応も、静電気も、電流も、その源は【電子の移動】
(画像はこちらからお借りしました。)
皆さんこんにちわ 素粒子シリーズも23回目に突入しました。
今回からは【電子】に焦点を当てて行きます。
電子というとあまりに一般的過ぎて、【素粒子(物質を構成する最小単位)】という印象を持っていないかも知れませんが、電子は立派な素粒子なのです。
電子は、化学、生物、物理問わず理科を勉強していれば必ずと言って良い程登場します。
例えば酸化還元反応という一般的な化学反応では、その反応過程で電子の吸収や放出を行っています。また電流は電子が移動する現象です。
これらの事象から電子の移動は様々な現象を引き起こす事が予測出来ます。
そこで、今回は電子の【移動】に着目してその特徴を整理していきたいと思います
応援よろしくお願いします
ハダカデバネズミ~兵隊係にふとん係・・・役割分担して集団生活する『真社会性』の哺乳類
こんにちは~ 😀
突然ですが皆さん、「ネズミ」というと、どんなイメージがありますか?
ミッキーマウスやトムとジェリー、ガンバ大阪のキャラクターなどなど、、結構可愛いイメージがありますよね
ところで、同じネズミの中にもこんなのがいるんです
キャー!
(※ホラーではありません。画像はこちらからお借りしました。)
「ハダカデバネズミ」。
名前の通り、しわしわで毛の無い体に大きな出っ歯・・・こう見えて、ネズミの仲間なんです。
この特異な外見に加え、その生態もかーなーり変わっているんです!
君もシャーマンになれるシリーズ13~脳は「生命維持」「運動」「情動」「思考」の4層から成る
みなさん、こんにちは。残暑が残る毎日ですね
シャーマン脳の解明に向けて、お盆休み も忘れて追求してしまいました(^―^)
今回は、脳の基本構造について学んでいきます。
「脳の構造」と聞くと、たくさんの部位があり、各々役割があり…と膨大な情報に食傷気味になり勝ちです 😡
しかし、脳は生物進化の基本法則(塗り重ね構造)と同じで、何億年にもわたる進化の歴史のなかで、原始的な部分の上に新しい機能を塗り重ねる形で進化してきました。
ですから、脳の各部位に囚われるのではなく、「古い脳」の役割から「新しい脳」の役割を俯瞰して見ていくことで、脳の本質を理解することができるです
それでは、さっそく見ていきましょう
続きを読む前にクリック宜しくお願いします
シリーズ 超極小『素粒子』の世界22 ~最後の素粒子?!ヒッグス粒子って何?
皆さん、こんにちは 😀
今回は、連日新聞等をにぎわせているヒッグス粒子について取り上げてみたいと思います
ヒッグス粒子 🙄
あ~、そんな飲み物ありましたね~(いやいや、それはビックル。あるいはピルクル)というような人もいると思うので、まずは新聞レベルでヒッグス粒子がどのように言われているのかを紹介してみますね♪^^
日経新聞2012.7.5の記事より引用します
フェロモンって何?:集団統合力の進化に大きく貢献!
残暑お見舞い申し上げます
暑い日が続きますが、皆さん如何お過ごしですか
今日は暑い季節にふさわしい(???)テーマとして『フェロモン』について書いてみようと思います 😀
『フェロモン』と聞くと、異性を性的に興奮させる物質をイメージする人が大半だと思いますが、実は少し違います。
フェロモンの生物学的な定義は『動物または微生物が体内で生成して体外に分泌する分子群で、同種の他の個体に一定の行動や発育の変化を促す生理活性物質』です。語源的には、ギリシャ語の「pherein(運ぶ)」と「hormao(刺激する)」を合わせた「pheromone(刺激を運ぶもの)」として1959年に創案された造語です。
謎の多いウナギ、その生態を解明!
暑い日が続いていますが、夏バテしていませんか?
そんな時、精をつけたい時は、ウナギですよね。
突然ですが、ここでクイズです 😀
どれが「ウナギ」でしょう?
それ以外も何のお魚か考えてみて下さい。