2007-04-14

実は触覚って重要!?

オキシトシンの話題が何度か出ていますが、今回はオキシトシンが分泌されることが確認されているスキンシップ(触覚) について書いてみようと思います。スキンシップ(触覚)によって安心感が得られることはたぶん殆どの人が実感できるところだと思いますが、一方で「触覚」って普段あんまり意識していない人が多いのではないでしょうか?
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画像はコチラからお借りしました。

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  投稿者 hadou | 2007-04-14 | Posted in ①進化・適応の原理No Comments » 

クラスに1人が食物アレルギー!?

文部科学省は11日、全国の公立小中高校に通う全児童・生徒を対象に実施したアレルギーの実態調査の結果を公表しました。
調査は、「アレルギーの子供が増えている」という学校現場の声を受け、全公立小中高3万6830校を対象に04年12月~05年2月にかけて実施(04年6月末時点の状況を調査)されたそうです。
アレルギー疾患の割合はこのように…。
・アレルギー性鼻炎  118万人(9.2%)
・ぜんそく         73万人(5.7%)
・アトピー性皮膚炎    69万人(5.5%)
・アレルギー性結膜炎  44万人(3.5%)
・食物アレルギー     32万人(2.6%) (Yahoo!二ユースより:参考1参考2
全員調査や、食物アレルギーに関する調査はこれが初めてとなるそうです。
ちなみに、一番割合の少ない食物アレルギーを例に考えても、
1学級40人のクラスに平均1人は食物アレルギーの子がいることに!
私の会社の先輩にも海老アレルギーの方が居るので、食物アレルギーって、結構いるのかも?
ちょっと気になったこの「食物アレルギー」のしくみについて、少し調べてみました☆
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  投稿者 zakky | 2007-04-12 | Posted in ⑤免疫機能の不思議No Comments » 

『擬人化』が意味するところ

私達は植物やペットを人のように可愛がったりしますよね。
植物や動物が人とは違うことはもちろん知っているんだけれど、会話をしてみたり動植物の気持ちがなんとなく解ったりして、それでこちらも癒されたりするものです
芸術の世界でも動物の擬人化はかなり初期の段階から登場しています。
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この擬人化という思考や行為は人間特有なものなのでしょうか
人類に一番近い祖先のチンパンジーと比較して考えてみたいと思います。

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  投稿者 nannoki | 2007-04-10 | Posted in 未分類 | No Comments » 

チンパンジーの父系転換

自然の摂理に立脚した社会原理を確立するためには、生物進化史の解明が必要になる~現代問題の解決の礎となるべく様々なテーマに挑戦する「biological-journal」。
さて最近話題の現代問題といえば「子育て不安にどうこたえるか?」今や「子育てパパ本の流行」から「少子化対策を目玉にする自治体行政」まで、もはや子育て問題は他人事なんていってられない切迫感を持って私たちに迫ってきつつあります。しかし、目先の子育てパパ本に流されていたのでは道を誤るだけ、まずは自然の摂理を学ぶこと・・・ということで、今日はサル社会の集団構造(特に類人猿における父系転換)にアプローチ してみます。

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  投稿者 yama3 | 2007-04-08 | Posted in 4)サルから人類へ…No Comments » 

大脳新皮質を著しく進化させたサル・人類

人類はとにかく脳がデカイが、そのデカさの理由は、主に大脳新皮質の進化による。
大脳新皮質って何だろう?
3-brain5s.jpg
左からヒト、チンパンジー、アカゲザルの脳 の外観(京都大学霊長類研究所:三上章允氏のお話より引用
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  投稿者 fkmild | 2007-04-04 | Posted in ④脳と適応No Comments » 

哺乳類の脳進化

今回も生物の脳進化をお送りしますっ

生物が脳進化を繰り返してきたのは、疑いようのない事実ですが、今日は「哺乳類の脳進化」に焦点を当てていこうと思います。

これまでの記事で、どの生物の脳も「脳幹」・「小脳」・「大脳」から成っていて、違うのは大きさだということがなんとなくわかってきました。 🙄

魚類・両生類・爬虫類では、脳幹が脳の大部分を占めています。脳幹は反射やえさを取ったり交尾するといった、本能的な行動を司どっていて、小脳は小さな膨らみにすぎません。大脳も小さく、魚類と両生類では、生きていく為に必要な本能や感情を司どる「大脳辺縁系」のみがあるだけです。

しかし、哺乳類になると、小脳大脳が大きくなってきます。特に大脳の発達は著しく、「感覚野」「運動野」といった新しい機能を持つようになります。

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(リンク:犬と猫と9つのタイプ
http://www.mirai.ne.jp/~ryutou-m/eneagram/active/page15/15-201~/15-216.htm)

それでは、なぜ哺乳類の段階になると、小脳、大脳が大きくなるのでしょうか

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  投稿者 marlboro | 2007-04-03 | Posted in ④脳と適応3 Comments » 

脳の幹

昨日のエントリーは「脳の起源」にまつわるお話でしたので、今日はその続きを。
脊椎動物(魚類、両生類、爬虫類、鳥類、哺乳類)の脳の中で最も原始的といわれている部分「脳幹」についてです。

脳幹には、呼吸や心臓の活動、体温調節など、生命を維持するための全ての神経が集まっています(眠っている間も、心臓を動かし続け、体温が調節できるのも脳幹のおかげ)。

またいわゆる「植物状態」とは、脳のうち、脳幹だけが生きていて他が死んでしまう状態のことです。脳幹が死んでしまった場合は、間もなく大脳も死んでしまうそうです。すなわち、生物の生き死には、脳幹の生死と直結していると言えます。

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  投稿者 iwaiy | 2007-04-02 | Posted in ④脳と適応No Comments » 

脳ってなんで必要なの?~脳の起源~

ところで原点に戻ってしまいますが、
「なんで脳って必要なのでしょう?」

同じ生物でも植物には脳がありませんよね。
ここにヒントがあります。

今回は脳の起源を探って行きたいと思います。

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図:脳の多様化の系統図
図はこちらよりお借りしました

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  投稿者 shimicho | 2007-04-01 | Posted in ④脳と適応1 Comment »