2011-05-13

今週の福島原発(5/1~5/10;5/8 3号機の黒煙噴出)

5/8の3号機の黒煙事件にあるように福島原発事故はまだ予断を許さない状況です。特に、直近の報道のおとなしさ(他の事件が多く、原発がほとんど扱われない)から考えても、マスコミ報道とは逆に事態の深刻さが増している可能性は高まっています。
今や自分達で確かな情報をつかんでいかなければ、安心して生活することもできません。
そこで毎週、東電やマスコミからの情報+そこで語られることのないネットの情報や仮説を整理し、福島原発の現状と復旧状況を発信していきます。
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  投稿者 MASAMUNE | 2011-05-13 | Posted in ⑪福島原発問題2 Comments » 

「放射性物質の拡散予測」シリーズ ~「放射性物質154兆ベクレル」から、核燃料の放出量を推定する

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核燃料破損の予想図(漏れた燃料は大きな水蒸気爆発を起こしていないことから、溶融して粉末状になっているのではないかと推測される)
画像は、ココからお借りしました。ありがとうございます。

 5日に福島第一原発から大気に放出された放射性物質の推定値は、ヨウ素131が毎時0・69テラ・ベクレル、セシウム137が同0・14テラ・ベクレル。(中略)国際的な事故評価尺度(INES)で使われるヨウ素換算値で、ヨウ素とセシウムの合計量を計算し直すと、放出量は同6・4テラ・ベクレル(24時間で154テラ・ベクレル)となることがわかった。http://www.yomiuri.co.jp/science/news/20110423-OYT1T00667.htm

上記の数値を元に、どの程度の核燃料が外部に漏れているのか、試算してみます。

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  投稿者 blogger0 | 2011-05-10 | Posted in ⑪福島原発問題2 Comments » 

「放射性物質の内部被爆」シリーズ~放射性物質は、どのような経路で体内に取り込まれるか?

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政府やテレビでは、放射線量の影響について、外部被爆のみに焦点が当てられていますが、本当に怖いのは内部被爆=放射性物質の吸入や摂取です。
体内に取り込まれた放射性物質からは、至近距離から全方向へ放射線を放射するため、臓器や器官に大きな影響を及ぼすといわれている。
今回の記事では、体内に放射線が取り込んだ場合、どのような経路を辿るのか、そしてどこに蓄積されるのかをまとめていきます

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  投稿者 andy | 2011-05-09 | Posted in ⑪福島原発問題1 Comment » 

福島原発事故~海外メディアはどう見ている?【1】

今回から海外メディアがどのように福島原発事故を取り上げているかを、数回に分けて紹介していこうと思います。
      
最初は、チェルノブイリの原発事故の“お膝元”・・・ロシアからの情報です。
      
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「Russia Today」というロシアの報道番組に4/26ゲスト出演したアーノルド・ゴンデーセン博士(フェア・ウィンド・アソシエイト役員)はその番組の中で以下のように語っています。日本政府の情報開示の姿勢には大変な危機意識を持っていることがひしひしと伝わってきます。

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  投稿者 staff | 2011-05-08 | Posted in ⑪福島原発問題2 Comments » 

本能構造の解明 原核単細胞から原猿までの本能を紐解く

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画像はコチラよりお借りしました。
     
 これまでの脳構造追求は共認脳ならびに観念脳の形成過程や部位、機能などを解明するために行ってきたが、改めて本能と共認、本能と観念という区分で見るときに、何が違いどのように形成されているのかを知る必要がある。
 共認機能が出来上がるまでの生物はどのような本能に可能性収束することによって外圧に適応してきたのだろうか?今回はそんな可能性収束先の本能郡に絞り、本能構造を解明していきたい。
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  投稿者 takesyo | 2011-05-05 | Posted in ①進化・適応の原理, ④脳と適応1 Comment » 

魚類の性闘争=メスの獲得を巡るオス同士の闘い=

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魚類のオス同士がメスを巡って闘うって、なかなか想像できない方もいるかもしれません。
 
そもそも性闘争って、なんなのでしょう?端的にまとまっている文章があるので引用します。

生物において、メスの獲得を巡るオス同士の闘いをさす。オスはメスを手に入れる為には、メスが安全に出産し、子育てする為の縄張りを確保しなければならず、従ってオス同士は縄張り闘争も闘わなければならない。性闘争本能はすべての動物に備わっているが、とりわけ哺乳類は、淘汰適応の必要から、性闘争本能をとことん強化した動物である。C.ダーウィンの提唱する、「性淘汰」の現象を、オスの闘争とメスの選択に分解したもので、その内の前者を指す。

新概念定義集
 
そういわれれば、哺乳類ではおなじみです。人間も例外ではありません。
意外と多様な両生類の世界では、両生類の性闘争を扱いました。魚類でも性闘争は見られるんです。
 
魚類の性闘争の基本は、繁殖期における縄張り(繁殖場)を巡る争いとなっており、オス・メスの数によって3つのタイプに分けられるようです。けっこういろいろあります。
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(上記以外に乱婚型や一妻多夫型があるが、例外的であり、性闘争の範疇外なので割愛)
 
では、それぞれどんな闘いが繰り広げられているのか。見ていきましょう。
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  投稿者 kumana | 2011-05-04 | Posted in ④脳と適応No Comments » 

緊急テーマ:『放射能の内部被曝とは?』 2

今日は縁あって、福島県飯野町から来られた方と少しお話をする機会がありました。
お話を伺って、安心感と危機感の両方を同時に抱きました。
飯野村は、現在ギリギリ計画的避難地域から外れたエリア。つまり、福島原発から30kmの外側に位置するところです。現地ではインフラもほぼ復旧し、通常生活に戻りつつあるが、子ども達はしっかりマスクを付けて外出しているそうです。しかし、大人は徐々にマスクを付けずに外出している方も増えつつある。放射能の危険性についても、さほど気にされない方と、まだまだ危険だ、という方とに分かれ始めているとの事。
電気は通ったものの、まだネットには繋がらない状態という話も伺いました。テレビでは、曖昧な安全宣言を多く見掛ける状況ですから、全く目には見えない放射能への対応をどうすれば良いのか?ますます不安が募るばかりです、と仰っていました。
そこで、今回は私たち素人でも根拠に基づいた判断基準を持てるように、改めて内部被曝に関する様々な情報の整理を行ってみました。

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  投稿者 kawait | 2011-05-03 | Posted in ⑪福島原発問題1 Comment » 

地球上で最も強い毒を持つ生物(細菌以外)は何?

る読者の方から『地球上で最も強い毒を持つ生物(細菌以外)は何ですか?』という問い合わせを頂きました。
       
毒性の強さを相対比較する指標は、
①その毒素の致死量はいくらか
②1回当たりの攻撃でどれだけの毒素を相手に注入できるか・・・など

の複数の要素の“掛け算”となります。
また、その毒素の強さと実際の被害件数が実は比例していません。したがって、完璧に順位付けを行うのはなかなか困難なのですが、主に①を明らかにすることを目指して書いてみます。
     
       
いつも応援ありがとうございます 😀
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  投稿者 staff | 2011-05-01 | Posted in ⑨おもしろい生き物No Comments »