2007-06-13
“うつ”のメカニズム③
雅無乱です。
さて、いよいよ“うつ”のメカニズム③結論。
①セロトニンと②ノルアドレナリン、この二つのホルモンの働きから、次のような仮説が浮かんできます。
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生物のかたちはどうやって作られる?
7日の毎日新聞に以下の記事がありました。
ニホンメダカのゲノム解読に国立遺伝学研究所と東京大などが成功した。約8億の塩基配列のうち現段階で読める7億を解読し、2万141個の遺伝子を見つけた。8割がヒトの遺伝子と類似していた。
メダカとヒトを比べても8割は類似しているんですね まさに進化は塗り重ねです。
では、メダカや私達ヒトなど、生物のかたちはどうやって作られているのでしょうか?
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(上記写真は、こちらからお借りしました)
“うつ”のメカニズム②「ノルアドレナリン」
前回の①ではセロトニンについて見てきましたが、②ではノルアドレナリンについて見ていきます。
というのも、うつ病患者では、セロトニンだけでなくこのノルアドレナリン系の活性低下も見られるらしく、ノルアドレナリンの再取り込みを阻害する薬剤で症状の回復が見られるからです。
※画像は、SNRI(セロトニン・ノルアドレナリン再取り込み阻害薬)の作用機序
出典はhttp://www5b.biglobe.ne.jp/~yakugaku/melancholia8.html
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“うつ”のメカニズム①「セロトニン」
どうも雅無乱です。
さて、最近仕事多忙でまともにエントリー書いてなかったので、ちょっとまとまった時間をとってまじめに書いてみます。
シリーズ①~③までです。興味ある方は、どうかおつきあいよろしく^^;)
うつ病が起こるメカニズムについては、いまだに解明されていないと言われています(検索してどのHPを開いても、はっきりしたことが書いていませ~ん)。
でも、抗鬱剤などの薬は開発されており、どうやら脳内のシナプス間隙のセロトニン濃度を上げることが、薬物治療の中心にはなっているよう。
もっとも、
>うつ病になると、自分がやるべきことができないことで他人に迷惑がかかってしまう、自分はなんて無能な人間なんだ、などと自分自身を責める思いが強くなります。この思いがあるかぎり、どんなに休養しても、どんなくすりを飲んでも効果はないか、あってもほんのわずかです。(横浜相原病院 院長・吉田勝明 http://www.asahi.com/health/soudan/jh031230.html)
“脳内の状態を薬でなんとかすればいい”、というだけの問題ではないとことは、医者自身の口からも語られているとおりですが…。
というわけで、まずは関わっている脳内物質の特徴をまとめてみます。
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