2006-11-03

収束進化(哺乳類の拡散適応)

有袋類は約1億年前(中生代白亜紀)に現れ、世界各地に分布しました。しかし、正獣類(有胎盤類)の増加に従ってそのほとんどが絶滅に追いやられてしまいました。
オーストラリアには、有袋類や単孔類といった原始的な哺乳類が多く生息しています。これは、オーストラリア大陸が6000万年頃、他の大陸と切り離されて隔離され、正獣類(有胎盤類)が進出できなかったためといわれています。(下の絵は約6500万年前の大陸の様子です。)
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では、オーストラリアは他の地域とは全く違った動物たちがいるのでしょうか
そうでもないようです。

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  投稿者 kumana | 2006-11-03 | Posted in 6)“祖先の物語”番外編1 Comment » 

進化とDNA変異について

生物の形態(かたち)や機能をみて行くと、進化とは、形態の基本構造を基盤にしながら、その先端部分を変化(変異)させて行っている。
例えば、脊椎動物を、魚類、両生類、爬虫類、鳥類、哺乳類とみて行くと。
魚類段階で、頭部(口、エラ、眼と鼻、脳)、胸部(前鰭、心臓のある部分)、腹部(消化器や生殖器がある部分)、尾部という大きな体節構造ができあがる。呼吸様式はエラ呼吸。
両生類の成体は、頭部(エラを失う)、胸部(肺ができ、前鰭が前肢に転換)、腹部(後鰭が後肢に転換)が地上生活に適応するために、大きく変化している。尾部は消滅する。呼吸様式は肺呼吸と皮膚呼吸に転換。
爬虫類と鳥類は、頭部、胸部(鳥類では前肢が翼に転換)、腹部の変化は少ないが、完全な肺呼吸を行う。(爬虫類のうち、蛇は四肢を失っているが。)
哺乳類は、頭部、胸部、腹部の器官種類は、爬虫類・鳥類とほぼ同じ。完全な肺呼吸を行う。
爬虫類・鳥類と哺乳類では、殻のある受精卵から子供が生まれるのか、雌の胎内で胎児が成長するのかで、大きな違いがある。
このように、生物は、一旦獲得した形態や機能原理の元に、直面した外圧に適応する、先端部分を転換して、進化していっている。
例えば、水中生活の魚類から、地上生活の両生類への変化(地上という外圧適応)で、先端機能(形態)の組み換えが大幅に行われている。
一方で、進化=形態(機能)転換 は、遺伝子(真核生物以降はDNAが主に担っているが)として、固定されている。
つまり、鳥類の受精卵にある「遺伝子=DNA情報」が、受精卵を、嘴の尖った頭部、翼を持った胸部、後肢を備えた腹部という形態をつくり上げ、鳥の雛を誕生させる。
では、真核生物から始まる、遺伝子=DNA情報の、原理獲得とその変異という構造が存在する筈である。
確かめられているものに、眼の進化がある。
単細胞段階で、眼点といわれる光を感知する場所があり、この眼点という構造(機能)が、延々と多細胞生物まで引き継がれている。

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  投稿者 leonrosa | 2006-11-02 | Posted in 6)“祖先の物語”番外編, ①進化・適応の原理4 Comments » 

ネアンデルタール人とホモサピエンスのハーフの化石?

またしても我々の祖先の興味深い化石が見つかったらしい。

「旧人と新人ハーフ?の化石 米などのチーム ルーマニアで発見35000年前の人骨」
=2006/10/31付 西日本新聞朝刊=より

http://www.nishinippon.co.jp/nnp/science/20061031/20061031_001.shtml

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