2022-06-10

観念回路の形成過程④~なぜ初期人類は自然との一体化を可能にしたのか?~

前回の続き

初期人類は、全面受容の回路をつくったことで、同類との一体化が可能になりました。

ここでの一体化とは、相手(同類)と同期しエネルギーの増幅が高まることで、全面受容回路が開かれ、相手との境界がなくなっていくことです。

その後長い時間をかけ、全面受容回路と同期回路をさらに発達させ、人類は同類のみならず、自然との一体化を可能にするにまで至りました。

 

では、具体的にどうやって、自然との一体化を可能にしたのでしょうか?

その際、重要な役割を果たしたのが、「性」です。全面受容回路と同期回路によって、人類は性に収束していき、エネルギーの受容と増幅を高め、皮膚感覚をさらに鋭敏化させて、快感回路も増強していきました。

自然との一体化とは、自然=宇宙からの波動と同期し、エネルギーを受容することで、宇宙との境界がなくなっていくことです。

性収束し皮膚感覚がより鋭敏化したことで、同類の波動だけでなく自然の波動までキャッチできるようになり、宇宙との一体化(波動との一体化)を可能にしたのです。

 

では、一体化した自然のエネルギーとは、具体的にどのようなものでしょうか?
初期人類が自然からキャッチしたものは、宇宙のエネルギーの流れ(=宇宙の秩序)であり、その姿を探るヒントは原始人たちが描いた文様に隠されています。

たとえば縄文土器の紋様・洞窟壁画・肌のペインティング・入れ墨には、地域を問わず、螺旋や渦状の表現が多く見られます。この文様こそ、宇宙からの波動を表したものと考えられます。

なぜなら太陽系や生物の形(蔓や貝殻など)・台風・竜巻・(ミクロには)DNAなど、自然や生命は「螺旋形(のエネルギー)」によって構成されているからです。

  

これらの波の重なりが、初期人類に螺旋状や渦状のエネルギーを感じさせたと思われます。ここから観念機能の形成まで、どのような過程を進めていったのか。次回以降、この部分に迫っていきます。

List    投稿者 oku-ken | 2022-06-10 | Posted in ⑧科学ニュースよりNo Comments » 

トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:
http://www.seibutsushi.net/blog/2022/06/8112.html/trackback


Comment



Comment