2014-07-31

【放射性物質を無害化する微生物vol.2】~放射性物質を分解する微生物編~

広島・長崎に関して、原爆を製造したアメリカの物理学者達は全員が被爆地は70年~150年間は不毛の地と化し、植物は一切生息できないと予測していましたが、広島・長崎ではわずか半年後には雑草が、翌年には野菜・米・果物が稔ったのです。この結果が、広島・長崎の土壌中の耐放射性細菌によって、放射能・放射性物質の分解消失が起きたものであることは、多くの学者が確認していますが、こういった事象は、チェルノブイリでも見受けられます。

チェルノブイリで放射線を食べる菌が見つかる

1986.4.26、ウクライナのチェルノブイリ原子力発電所4号炉が爆発、広島原爆の500倍の放射性物質を大気中に放出した史上最悪の原子力事故です。長期的に見た死者数は数百人とも数十万人ともいわれています。

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その史上最悪の原子力発電所事故を起こしたチェルノブイリで凄いものが見つかった。なんと有害な放射線を食べて成長する菌が生まれて いた。彼らは生き残るために、放射線を食べることを選んだのだ。

その菌はチェルノブイリ原子炉の壁に育っているのを、ロボットによって回収された。チェルノブイリはいまだに汚染から回復しておらず、人が入り込めるような環境ではないのだ。

回収された菌は豊富にメラニン色素を含んでおり、その表面を紫外線から守っていた。それはどの菌においても同じだった。 科学者は3種類の菌である実験を行った。通常、植物は葉緑素によって光エネルギーを吸収して成長する。

実験では回収した菌に日光の代わりに、有害な放射線を与えると菌たちは驚くことにこれらを吸収し、成長していった。

人間にとって放射線は有害なものだが、菌たちにとって放射線は無害どころか有効なものとなっていたのだ。普通では考えられないことだ。

※『放射能の分解消滅の原理の謎を考察する』(http://www.rui.jp/ruinet.html?i=200&c=600&t=6&k=0&m=291820

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前回、【放射性物質を無害化する微生物vol.1】~放射性物質を吸収する微生物編~ は広島・長崎の事例を紹介しましたが、チェルノブイリでも微生物は活躍しているようです。地球上に無数に存在する微生物たちは、人間が生み出した科学技術や想像を遙かに超える営みを行っているようです。今回は放射性物質を分解・消滅する微生物を紹介したいと思います。

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■微生物や植物は,放射線や紫外線をエネルギー源として活用している

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光合成細菌は放射性物質を捕食するために鞭毛で移動していきます。放射性物質が菌体内に入れば、α線は出てきません。また放射線がエネルギーとして利用されて放射性物質は「劣化」します。放射性物質が微生物の体内に取り込まれて「劣化」するとは、半減期が縮小するほどではなく、微生物の電磁誘導作用に「感化」され電磁粒子を放射してしまう現象です。

微生物や植物の放射線や放射能に対する耐性は強力です。のみならず、微生物や植物は放射線や放射能を生命エネルギーとして利用しています。その利用の仕方は、核種の高エネルギーの一発的瞬間的発射ではなく、時間的に遅延させて少しずつ発射させるという仕組みです。

※『放射能の分解消滅の原理の謎を考察する』(http://www.rui.jp/ruinet.html?i=200&c=600&t=6&k=0&m=291820

 

■微生物とっては紫外線も放射線も同じエネルギー

微生物や植物は、放射線や紫外線をエネルギー源として活用する。この放射線、紫外線は、じつは電波の一種で、波長の長い順から並べると、

長波→短波→マイクロ波→赤外線→可視光線→紫外線→ガンマ線(エックス線)。ここまでが電磁波で、アルファ線・ベータ線・中性子線などは「粒子線」。

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いずれにせよ、微生物や植物にとっては、紫外線も放射線も同じエネルギー。むしろ紫外線より放射線のほうがエネルギーが強いので、光合成細菌は喜ぶ!という。じつに頼もしい特殊な能力をもっている。 実際に、私は光合成細菌を培養する際、紫外線ランプどころか、ラジウムやラドンなどの放射性物質を光合成細菌や乳酸菌に与える。ここだけの話、じつは、コバルト57やコバルト60など、非常に危険な放射性物質を使ったこともある。いずれも光合成細菌と乳酸菌は大喜び、大変な増殖率を示した。ようするに、微生物の培養にとって放射能は役に立つ!  有用・有益なのである。

※『放射能の分解消滅の原理の謎を考察する』(http://www.rui.jp/ruinet.html?i=200&c=600&t=6&k=0&m=291820

 

■放射性物質を無害化させる「化学合成細菌」と「光合成細菌」が生成する“酵素”などの触媒物質の効果

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約10億年前、とてつもない隕石が地球に降り注いだ際、ぶつかった隕石により、原子爆弾の何億倍ものエネルギーが、地球上に飛散した。これにより、地球は全球凍結状態におちいった。地球表面の氷の厚みは1kmだったといわれている。地球上は真っ暗になり、日が差さなくなった。

すると、閉ざされた地球で、海底火山から微生物(A)が発生する。Aが腐ると、これをメタン発酵させる微生物(B)ができる。さらにBも腐ると、Bをきれいにしてくれるが、Aには弱い、微生物(C)が発生する。A-B―Cは、グー、チョキ、パーの関係。これらの状態を引き起こすのを、「化学合成細菌」という。

大昔から、現代も、この微生物の活動が確認されている。そして、化学合成細菌の活動により、メタン発酵がおこり、発生したメタンガスの地球温暖化効果(二酸化炭素の、約50倍の地球温暖化効果)で、地表の氷が解けたのである。

そうして光が差すようになると、「光合成細菌」という微生物がでてくる。主役は、この「化学合成細菌」と「光合成細菌」という2種類の微生物。まず、「化学合成細菌」が引き起こすのは、“触媒作用”。 重金属や放射線物質を消している。これは固体→(液化)→液体→(気化)→気体→消滅という触媒作用を、有機物に限らず、無機物でもおこしている。そして、「光合成細菌」は、炭酸同化作用によって、水素を作り出す。

しかし、放射性物質を消すのは、これら微生物ではなくて、微生物たちが生成する「酵素」「生理活性物質」「エンザイム」「酸」「ビタミン」「エステル」などによる「触媒作用」による。(口も肛門も持たない微生物が、放射性物質を食べるなんていうことは有り得ない。)この酵素などが、この世のあらゆる毒素(ヒ素、ダイオキシン、PCBなど)を触媒することで消してくれる。

また、化学合成細菌のなかの「耐放射線細菌」が生成する触媒物質が、放射性物質をつかまえることで、放射性物質が安定化し、放射線を出さなくなるということなのである。これを、“微生物の生物触媒“といいますが、これをやっているのは、先述したとおり、微生物ではなく、微生物が生成した、「酵素」他の触媒物質なのである。

※『【放射線を無害化する微生物】「化学合成細菌」と「光合成細菌」が生成する、”酵素”などの触媒物質が、無害化させる直接的要因!』(http://www.rui.jp/ruinet.html?i=200&c=600&t=6&k=0&m=288887)より引用。

 

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多くの様々な歴史的事実より、微生物が放射能をなんだかの方法で分解・浄化しているのは、もはや疑いようの無い事実のようです。 但し、その現象が現在の科学では解明出来ないのだと思います。今の微生物の大元の根源は、原始の世界での光合成細菌です。紫外線や放射線が雨あられと降り注ぐ中、それらの強大なエネルギーを、光合成細菌は自らのエネルギー源として誕生し、そして爆発的に繁殖していきました。事実、強い放射線ほどに微生物は、猛烈に繁殖するようです。こういったメカニズムは、今現在の科学のレベルをはるかに超えています。

微生物は、体内に放射性物質を取り込むと、上の記事にありますように、放射線をどんどん吸収し、外にあまり出ないようにしているのか!?

微生物ではなく、微生物が生成した「酵素」他の触媒物質によって放射性物質をつかまえることで、放射性物質が安定化し、放射線を出さなくする微生物の生物触媒なのか?

また、微生物の波動によって、放射能が少しずつ核変換を起こした恐れもあります。つまり、常温原子核転換が実際に起こったという事になります。この常温原子核転換は、既に科学的に実証済みのようです。

我々は、想像をはるかに越える微生物の様々な事象、こういった事実から我々は素直に学び、可能性を求め追求していかなければなりません。

 

・・・次回は、【放射性物質を無害化する微生物vol.3】~原爆と原発の違いと放射能耐性微生物の活躍~をお送りします。

 

List    投稿者 yidaki | 2014-07-31 | Posted in ⑩微生物の世界No Comments » 

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