2007-04-30

最も古いサルの仲間:プルガトリウス

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●プルガトリウスの想像図
※画像引用元:「ヒトはどうやって誕生した?」(NHK高校講座「理科総合A・B」)

今日は、現在知られている最も古い霊長類、プルガトリウスの紹介です

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霊長類の進化は約6500万年前、白亜紀(1.45億~6,500万年前)の終わりから暁新世(6500~5300万年前)の頃に始まったと考えられています。
その最初期、霊長類の共通祖先と言われているのが、このプルガトリウス。
(ただし、本当に霊長類の祖先と言えるか否かはまだ決着がついていない模様ですが)

体長は10cmほど。
復元した見かけはモグラにもネズミにも似ていますが。(現在の食虫目の哺乳類、トガリネズミに似ています)、系統的にはネズミとは異なり、サルにつながるものです。鼻づらが長く、44本の歯(左右の上下顎骨それぞれに3本の門歯、1本の犬歯、4本の小臼歯、3本の大臼歯)を持ち、霊長類の特徴を備えています。

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●暁新世の原猿類の分布(当時のヨーロッパとアメリカはひとつの大陸をなしていた)
※画像引用元:「人類の起源」フィオレンツォ・ファッキーニ 株式会社同朋舎出版 1993年7月発行

ちなみに、プルガトリウスという名前の由来は、その発見場所にちなんでいます。北アメリカのモンタナ州のある地方で、そこは化石の発掘作業がとても困難な場所であったため「煉獄の丘(プルガトリー・ヒル)」と呼ばれていたそうです。

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●プルガトリウスのカギ爪
※画像引用元:「ヒトはどうやって誕生した?」(NHK高校講座「理科総合A・B」)

プルガトリウスは、するどいカギ爪を使って、木の上に登ることができました。
そこで昆虫や果物を食べていたと考えられています。

そして、このプルガトリウスから進化したのが、今のサルだといわれているのです :D

つづきはまた明日。。。

List    投稿者 iwaiy | 2007-04-30 | Posted in 3)地上へ進出した哺乳類(原猿から真猿へ)9 Comments » 

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コメント9件

 専門的見地より | 2007.06.15 18:30

 ネット上に転がっている情報を適当に繋ぎあわせて勝手な結論を導き出すのは危険です。特に最後の「薬に頼らないほうが懸命」という結論はうつの患者さんには色々なケースがあることを完全に無視しています。ある程度の責任を感じながら書いているのであれば少なくともこの部分は訂正すべきです。お願いします。

 雅無乱 | 2007.06.19 4:05

コメントありがとうござます。
脳内の神経伝達物質の量を左右するような薬物の副作用の危険性については、引き続き追求する必要がありそうですね。確かに結論を導くのは慎重にすべきだと思います。
もちろん、無責任に放言するつもりはありませんが、上に書いた通り、薬物の一時的な使用は重症の方にはいたしかたないケースもあるでしょうが、薬物への依存を野放図に促進するのは「治療」とは言えないのではないかというのが正直に思うところです。
より強い薬物が必要になり、現実から逃避するようになれば、最終的には廃人になってしまうでしょう。
脳内の神経伝達物質の量を左右するような薬物はむやみに使用すべきではない、というのは少なくとも同意いただけるのではないかと思うのですが…

 専門的見地より | 2007.06.22 13:05

>上に書いた通り、薬物の一時的な使用は重症の方にはいたしかたないケースもあるでしょうが、
初めは書いてありませんでした。その他の部分にも改変がなされています。アドバイスに従ってくれたのは嬉しいのですが初めから書いてあったかのような書き方はフェアではありませんよね。
>脳内の神経伝達物質の量を左右するような薬物はむやみに使用すべきではない、というのは少なくとも同意いただけるのではないかと思うのですが…
そんなことは当たり前です。その判断を素人が行う危険性を指摘したのです。上記の文章は治療薬を使うことは悪であるという意図的な誘導がなされています。

 雅無乱 | 2007.06.29 0:57

「専門的見地より」さま、コメントありがとうございます。
>もちろん重傷の場合は、脳が反射的に=自動的にパニック状態や不活性状態を作り出し、意思の力ではどうしようもないこともあるでしょうから、そういう場合は一時的に薬物の併用が必要なケースもあるとは思います。
このくだりは、最初にアップした時から書いています。手は加えていません。(他の部分は、文字の強調で一部手を加えたことは認めます)
上に書いたとおり、「背に腹は変えられない」という場合には使わざるを得ない局面があるかもしれませんが、患者を薬物中毒にしてしまうのは到底肯定できないと思いますが。
素人の分際で勝手な解釈を発信するな、ということがおっしゃりたいということはよく分かりましたが、専門家に任せておいたらとんでもないことになるのではないか、という事も多くの普通の人は感じていると思います。問題提起をしないわけにはいきません。
と思っていたら、案の定、このような報告も出ていますのでご紹介します。
============================
<抗うつ剤>「パキシル」服用の自殺者増加 副作用の疑い
(毎日新聞 – 06月28日 03:11)
気分障害患者数とパキシル推計売り上げ
 抗うつ剤「パキシル」(一般名・塩酸パロキセチン水和物)の副作用が疑われる自殺者が05、06年度と2年連続で2ケタに増えたことが厚生労働省などの調べで分かった。パキシルはうつ病やパニック障害などに有効だが、若い人を中心に自殺行動を高めるケースがあり、添付文書にはすでに警告や注意が明記されている。厚労省は医療関係者に「患者の状態の変化をよく観察し、薬の減量など適切な処置を」と呼びかけている。
 パキシルは世界で発売され、国内では00年11月から販売。製造・販売元の製薬会社「グラクソ・スミスクライン」によると、推計売り上げは01年は約120億円で、年々増え06年は約560億円。推定物流ベースでは抗うつ剤全体の約25%を占め人気が高いという。一方、厚労省の患者調査では、うつ病などの気分障害も増加傾向で、96年の43万3000人に対し、05年は倍以上の92万4000人に上っている。
 厚労省と独立行政法人「医薬品医療機器総合機構」によると、同機構への報告が義務化された04年度以降、パキシルの副作用と疑われる症例のうち、自殺をした「自殺既遂」は04年度が1件だったが、05年度は11件、06年度は15件と増加。自殺行動が表れた「自殺企図」も04、05年度の各2件に対し、06年度は24件に増えた。いずれも03年度以前は1ケタとみられ、06年度は厚労省が5月末現在でまとめた。
 増加の原因について、医療関係者によると、処方される患者が増える中、医師が投与後、経過を十分に観察していないことなどが考えられるという。
 一方、同社は「患者が勝手に服用をやめると、病状が悪化する恐れがあり、必ず医師に相談してほしい」と話している。【玉木達也】

 専門的見地より | 2007.07.02 19:33

雅無乱様
>問題提起をしないわけにはいきません。
 それはわかるのですが、その方法が問題だと思います。鬼の首を取ったかのように記事の引用をされていますが、理解力のある人ならパキシル自体に問題があるとはどこにも書いていません。うつ病患者が増える中で専門家の数が足りなくなり、手がまわらなくなってる中での悲劇です。薬自体の副作用はどんなものにだってあります。こういう小さな数字(一人一人の命は重いですが)でもキチンと出してくる製薬会社が、利よりも害の大きい薬を売ると本当に考えているのですか?
「患者が勝手に服用をやめると、病状が悪化する恐れがあり、必ず医師に相談してほしい」
 この点を正に強調したいと思います。農薬もそうですが日本は作用機構も理解できない人が、薬=悪と考える傾向が強いようです。

 yui | 2007.07.05 5:16

>適応
生態学では適応は遺伝的形質がその環境に適していることを指すので、生物という範疇だと「順応」の方がいいと思いました。
ただ、心理学等では「適応機制」という言葉もあるので、スルーでもいいかもしれません。

 雅無乱 | 2007.07.26 0:11

コメントありがとうございます^^)
『「合成麻薬」実は抗うつ薬 誤認逮捕招いた「真相」』(J-CASTニュース)より転載します。
http://www.j-cast.com/2007/07/25009668.html
————————————–
無灯火で警官に職務質問を受けた男性が「合成麻薬を持っている」として逮捕された。ところが、鑑定してみると、麻薬だとされたのは抗うつ剤だった。麻薬と抗うつ剤、警官が誤認するほど似ているものなのだろうか。
●試薬2つの結果をあわせて鑑定する仕組み
発端は2007年7月23日午前0時45分ごろ、警視庁築地署の警察官が、中央区銀座の路上で、無灯火で自転車に乗っていた男性(24)を発見したこと。逃走した男性を止めて職務質問をしたところ、自転車が他人の名義だったことが判明。所持品の提示を求めたところ、財布の中からビニール袋入りの黄色い錠剤98錠を発見した。錠剤が合成麻薬「MDMA」の可能性もあるとみて、署に任意同行し、簡易鑑定を実施したところ、試薬がわずかに変色する反応が出たため、2時半すぎに麻薬取締法違反容疑で現行犯逮捕した。
ところが、同庁科学捜査研究所で正式鑑定したところ「抗うつ剤」という結果が出たため、逮捕から約13時間後の15時半過ぎに男性は釈放された。
男性は錠剤については「知人から『気持ちが病んだら飲め』と言われてもらった」、自転車については「終電がなくなり盗んだ」などと話していたという。
簡易鑑定した署員2人がMDMAの簡易判定をするのが初めてだったのが誤認逮捕の原因だというが、MDMAと抗うつ剤って、そんなに似ているものなのか。
MDMAは、「エクスタシー」の俗称としても知られ、錠剤またはカプセルの形で密売される。セロトニンと呼ばれる神経伝達物質を過剰に分泌させ、一時的に幸福感が高まったりするなどの作用があるという。
麻薬捜査を専門に行っている、厚生労働省の関東信越厚生局麻薬取締部によると、簡易鑑定の際、一般的に「シモン試薬」「マルキス試薬」と呼ばれる2つの試薬を使用するという。MDMAの場合は、「シモン試薬」では青く、「マルキス試薬」では黒く反応するという。この2つの結果をあわせて鑑定する仕組みだ。
●MDMAと抗うつ薬の一部も、セロトニンに作用という点で共通
だが、同部では「このように反応する物質はごまんとある。簡易鑑定には限界がある」とも強調する。さらに、「誤認逮捕された男性に対してはお気の毒に思う」としながらも、
「今回の件では、財布の中に98錠も錠剤を持っているという非常に特異な状況なので、(簡易判定の結果を踏まえて逮捕するという)判断はやむを得なかったのではないか」
と、同情的な見解だった。MDMAと抗うつ薬の一部も、セロトニンに関係する作用があるという点では共通しており、米国では胃腸薬感覚で安易に抗うつ薬を服用し「ハッピードラッグ」なとど呼ばれることもあったが、これらの類似性については
「抗うつ薬と言っても詳細がわからないのでコメントを差し控えたい」
とした。
誤認された抗うつ薬の銘柄などを確認するため、警視庁広報課にも話を聞いたが、記者クラブ加盟社向けに発表したとみられる発表文を読み上げ「これ以外はコメントできない」との対応だった。
————————————–

 雅無乱 | 2007.07.27 20:41

いろいろご意見ありがとうございます^^)w
今日はこれを紹介します。
「医者にウツは治せない」織田淳太郎著(光文社新書 2005年8月20日初版)
以下、「神経症状の完治療法の紹介」より引用http://www3.ocn.ne.jp/~seishin/book-1.htm
————————————–
著者の織田淳太郎氏は、ノンフィクション作家として多数の著作があり、ジャーナリストとして活躍されています。本書は、著者自身のうつ病体験を元にして、医者の立場ではなく、患者の立場から記述しています。
うつ病・パニック障害等の神経症状になったら、まず心療内科・神経科・精神科を受診するでしょうが、そこは薬物療法が行われています。著者は自分と周囲の患者さんの経過から、「必ずしも薬はよくない」、薬物療法だけを行うような、 「医者にウツは治せない」と、真実を告発しています。
著者は、かつて、うつ病のために薬物療法を受けていましたが、医者が薬による治療だけをすることに疑問を持ちました。なぜなら、自分や他の患者さんにも、薬が効かないと、薬の量や種類をどんどん増やしたり、副作用に苦しむのも仕方ないとして、心身を真に癒す有効な治療をしないからです。
このように、医者に多種多量の薬を投与されても、症状はあまりよくならず、不快な副作用に苦しんでいるうちに、化学合成の薬づけで元気がなくなり、症状が完治しない不調な状態が続きます。
著者は、うつ病の闘病生活の途中で、「薬は、仮に症状を抑えても、根本的な解決にはならない」と自覚して、薬の服用を徐々に放棄して、真に効果のある本質的な方法を探求するようになりました。
試行錯誤を経て、心身の生命力・真の自然治癒力を高める各種方法を研究して実践することにより、本来の人間らしい健全な明るい精神状態を実現し、うつ病を改善して完治することができたのです。
(引用終わり)
————————————–

 雅無乱 | 2007.09.11 16:23

『抗うつ薬と自殺願望-副作用に留意 少量から服用』
(2007年9月7日 読売新聞)より
http://www.yomiuri.co.jp/iryou/medi/saisin/20070907-OYT8T00200.htm
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うつ病に使う抗うつ薬を服用すると、10、20歳代の若者を中心に、自殺したいという衝動を引き起こすことがある、と指摘されている。薬との因果関係ははっきりしていないものの、専門家は「副作用に留意は必要だが、うつ病を治療しないことは危険。適切に服用することが大切」と話している。(利根川昌紀)
うつ病は、気分が落ち込む抑うつなどの症状が表れる病気で、「死にたい」という考えが浮かぶこともある。こうした症状を改善するのが抗うつ薬だが、その薬でかえって自殺願望が起きるとは、どういうことなのか。
問題になったのは、1988年に米国で「SSRI」(選択的セロトニン再取り込み阻害薬)という抗うつ薬が登場したのがきっかけだった。
SSRIは、従来の抗うつ薬に比べ、のどの渇きなどの副作用が少なく、急速に普及した。だが、米国で90年、「SSRIを服用中に強い自殺願望が起きた例があった」との報告があり、「SSRIの服用により自殺した」などとする訴訟も相次いだ。
英政府は2004年、「臨床試験データでは、SSRIの服用で自殺願望などを起こす危険が少し高まることは否定できない」との見解を示した。米食品医薬品局(FDA)も今年5月、「65歳以上では、抗うつ薬で自殺願望などを起こす危険が低下するが、18~24歳ではこうした危険が高まる」と警告した。
国内でも昨年、厚生労働省が抗うつ薬メーカーに「18歳未満では、自殺願望を引き起こすことがある」との注意を薬の説明文書に明記するよう求めた。
うつ病は、脳内の神経細胞の間で信号をやりとりし、感情や思考をつかさどる神経伝達物質のバランスが崩れることが原因と考えられている。抗うつ薬は、神経伝達物質のやりとりをスムーズにし、活力を高める作用がある。だが、自殺願望がある場合、薬で気力が高まるなどすると、実際に行為に及ぶ危険もある。
杏林大保健学部教授(精神保健学)の田島治さんは「SSRIを服用して衝動的な行動を起こすことは、まれにある。特に若者は脳が発達途上で、衝動を抑える働きが弱いのではないか」と指摘する。
こうした恐れがあるため、適切な服薬が大切だ。田島さんは、〈1〉服用は少量から始める〈2〉ゆっくり増量し、不安感や焦燥感が増した場合、できるなら前の量に戻して医師に連絡する〈3〉効果が十分な量になったら、それを維持する――の3点を挙げる。
服用中に注意すべき症状をイラストにまとめた。最初の数日間は、特に注意が必要だが、1か月を過ぎると副作用の頻度は減る。服用して、イライラしたり落ち着かなくなったりしても、薬が効かないと思って増量しない。症状が良くなり、薬を減量する時も、数か月かけてゆっくり行う。
SSRIは、国内で使用される抗うつ薬の4割程度を占めるとされている。患者によっては治療に欠かせず、うつ状態や不安感などの症状が改善される場合は多い。
抗うつ薬を服用した患者の誰もが自殺衝動を起こすわけではなく、自己判断による服薬中止は、症状を悪化させることにもつながる。田島さんは「SSRIなどの抗うつ薬は、人によって効果や副作用の出方が異なる。医師と相談し、慎重に服用することが大切だ」と話している。
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かなりヤバそうな薬を平気でばら撒いていたという事のようですね。
しかも、日本人には「薬信仰」があるから…

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