2010-01-03
最古の人類「アルディピテクス・ラミダス」
昨年の12月18日にscience誌から「Breakthrough of the Year 2009」が発表され、「アルディピテクス・ラミダス」が一位に選ばれました。
15年前に化石が発見されながら、復元・分析に時間がかかりようやく全貌が明らかにされました。ラミダス猿人とも呼ばれるこの原始人類は当時の森林で発見され、サバンナ発生説が否定的になりつつあることは既に知られていました。
当ブログ2009年04月28日の記事にも触れられています。
「人類誕生:イーストサイドストーリーの草原説から、森林説へ」
さて、今回発見された身体的特徴とは?
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ネズミの集団自殺は本能なの?
食糧問題、環境問題、エネルギー問題などの社会問題が深刻している現在ですが、このような危機的意識が社会的な収束不全を引き起こし、性の衰弱に至っているということが、11月のなんでや劇場で議論されました 😀
一般的に社会問題の原因として、人口の増加が原因なのではと言う意見をよく耳にします。
そして、「集団自殺するねずみ」が存在するということをふと思い出し、種の存続のために自殺するという本能が、DNAに刻印されている可能性があるのではと心配になりました 🙁
仮に刻印されていて、かつ人類でも同じことが言えるとすれば、性の衰弱は自殺本能によるものという可能性が浮上することになります
ねずみの集団自殺について説明しているサイトがあったので紹介したいとおもいます。
あけましておめでとうございます!
新年明けましておめでとうございます
当ブログのこの1年を振り返ると、類グループ主催の「なんでや劇場:生物史シリーズ」のお力を借りながらの生命起源仮説(=中心小体原基から生物は誕生した)に始まり、「生物史に馴染んでもらおうシリーズ」(1、2)
、さらには、ネオダーウィニズムvs創造論の不毛な議論とは一線を画す新仮説「収束と統合」(1、2、3、4、5、6、7、まとめ)で幕を閉じる展開となりました
一方で社会状況に目を転じると、日本では60年も続いてきた自民党一党支配が終焉するというセンセーショナルな出来事がありました。これは、この20年を席巻してきた従米路線(≒グローバリズムという売国路線)から転じる兆しを感じさせるちょっと嬉しい出来事でした。
しかし国際社会全体には、一昨年の金融危機以来の暗雲は相変わらず立ち込めており、ドルや米債の大暴落が起こりそうで起きないという不気味な静けさに包まれた1年でもありました。
・今私たちを取り巻いている多くの社会閉塞とは、文明時代3000年間の過ちが一瞬にして噴出してきた事態ではないのか?
・いったい人類はどこで道を踏み誤ったのか?
あらためてそんな思いが脳裏をよぎります。
「生物史を紐解くことで新たな社会を導くための羅針盤が発掘できないか?」という当ブログのもともとの主旨が試されるのもこれからの1年間かもしれません。
だとすれば、今年の当ブログでは、生物史と人類史を繋ぐような内容をもっと増やすことが重要ではないかと考えています。
そこでその手始めとして、今年は「神経回路と認識機能」あるいは「性システムと雌雄分化」などの、現代も人類社会の基底部に位置する問題に迫る記事をアップして行きます
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