現代病:アルツハイマー型認知症の本当の原因に迫る①
睡眠と進化(2) 睡眠が脳の循環を生み出しているでは、睡眠によって、脳内に循環が生まれること。その循環の滞りによる不調の1つが、アルツハイマー型認知症であることを明らかにしました。
「脳内に、老廃物であるアミロイドβが長年かけて蓄積し、脳が萎縮することで引き起こされる」とされているアルツハイマー。しかし、アミロイドβの蓄積は、高齢になれば誰でもみられます。
ではアルツハイマーの本当の原因は何なのでしょうか。
それには、まず「アミロイドβの正体」を紐解いていきましょう。
アミロイドβは、脳内で生成される受容体タンパク質で、様々な物質と結合する性質を持っています。アミロイドβが脳内の毒物・排出物を吸着→睡眠によって流されることで、脳内の循環が保たれています。
この循環で流しきれないほどのアミロイドβが発生するのは、なぜなのでしょうか
●アミロイドβが大量に生成される理由
アミロイドβは毒物を吸着し、排出するために作られます。ということは、毒物が多ければ多いほど、大量に作られるということです。しかし、人間の体の中でも特に重要な脳は、病原菌も滅多に入り込めないように強固な関門によって守られています。
その関門をくぐりぬけられる毒物とは、関門を通るものに似ている(関門が騙される)もの。それが、『人工甘味料』と『アルミニウム』です。
脳の栄養の1つが糖分。この糖分に似せた構造で作られているのが人工甘味料です。人工甘味料は、「舌が甘みと誤認するので、甘みは感じるが、体内に吸収されない」ことを売りとして、低カロリー・ゼロカロリー食品に多く用いられています。が、しかし、実際は肝臓・腎臓・尿からも検出されています。
このように体内に取り込まれた人工甘味料は、糖分と似ていることから脳の関門も突破してしまうのです。
同様に、脳に不可欠な成分である血液でも、本来成分ではないものが紛れ込み、血液として脳関門を突破しています。その正体が鉄分に似た、アルミニウムです。
アルミニウムは本来金属のため、人間の体内に取り込まれることはありません。しかし、酸性雨によってアルミニウムがイオン化(水に溶け込む状態)となると、土壌を通して野菜もアルミニウムを吸収。それを私たちが食することで、血液中に鉄分の代わりに取り込まれ、脳関門を突破してしまいます。そしてさらに、アルミニウムは、脳内でアミロイドβ同士をより強固にくっつけ、流れにくくさせてしまうのです。
アルツハイマーは徐々に進行するため、初期症状から本格化まで20年かかる場合もあると言われています。
日本で酸性雨が問題になりだしたのが、1970年以降。
スクラロースのような人工甘味料が広がりだしたのが1999年。
日本でアルツハイマー患者が急増し出したのが1999年以降。その後15年間で18倍にも膨れ上がり、その後も増加の一方を辿っています。
最後に残る疑問が、アルツハイマー患者の症状です。
人工甘味料やアルミニウムによるアミロイドβ増加→蓄積だけであれば、高齢者の物忘れと同等のように思えます。しかし、アルツハイマーは徘徊・妄想・健忘、それらの自覚が無いなど、明らかに通常の高齢化とは異なる症状が現れます。
アミロイドβ増加→蓄積という直接的な原因以外のものがありそうです。
次回は、そのもう1つの原因を明らかにしていきたいと思います。
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