2014-09-23

健康・医療分野における微生物の可能性を追求する 06~医者にかからない体をつくる~

食事をする家族ジョギング夫婦

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 前回は<食品ラボ>、<肌ラボ>に分かれて微生物の効果の検証を行いました。

結果はどちらもそれなりに効果があることがわかりました。

特に<食品ラボ>は血液検査の数値が変化していたり、お便りの調子が良くなったりとかなり目に見えた形で結果が見受けられました。

 この検証の結果から更なる健康に対する微生物の可能性を食品や生活習慣の改善で検証していきたいと思います。

そもそも微生物を取り入れた食品や生活習慣の改善によって常在菌(微生物)を活性化させる最大の効用は「医者に掛からない生活」の実現可能性です。

本来お医者さんは人々が健康的な生活を営む上では重要、不可欠な存在であると考えられてきましたが、実は一概にそう言えないのです。

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下記の記事は医者の現状、人類の免疫力の凄さが書かれています。

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288189病気を治すのは医者でも薬でもなく、患者の免疫の遺伝子-1.現代文明の病気の原因は化学物質とヘルペスだけ。(リンク

私は他の優秀といわれる専門医が治せない様々な難病の全てを治すことができるのです。なぜだか不思議に思われるでしょう。(中略)答えを言いましょう。全ての患者さんが生まれたときから持っている免疫の遺伝子が完璧な専門医なのです!病気を治すのは医者でも薬でもなく、患者の免疫の遺伝子であるからです。

 皆さんは昔から病気を治すのは医者であり薬であると思っておられることでしょうが、というよりも医者たちや薬屋にそう思い込まされていますが、この思い込みは間違いなのです。もう既にお分かりのように、難病と呼ばれる病気を治したのは、(中略)患者さんの免疫の遺伝子が治してくれたのです。この真実を世界中の医者は誰一人患者に伝えることをしません。

 

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【最新「死に方」事典】医者にかかっても治らない病気は8割リンク

最近ようやく「医者はほとんどの病気を治せない」という認識が一般の方にも浸透してきたようだ。こう書くと、「そんなバカな」と思われるなら、あなたは病気というものの本質がわかっていない。
じつは私たち医者は、この本質にあるとき気づき慄然とし、その後、あからさまにはこのことを言わなくなる。医者という仕事が成り立たないからだ。

 医学は万能ではない。とくに西洋医学はほぼすべてが対症療法であり、薬は対症療法そのものだ。病気を治すのは、本来人間が持っている「病気に打ち勝つ力」であり、自然治癒力だ。医者の腕や薬ではない。だから、私は病気を以下の3つに分けて考えている。

1つ目は、医者にかかって治る病気。2つ目が医者にかかっても治らない病気。3つ目がかかってさらに悪くなる病気だ。医者にかかって治る病気は全体の2割で、あとの8割はかかっても治らないか、あるいはさらに悪くなる(副作用が大きい)病気だ。

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医者に掛からない生活を送るために、次なる取り組みとして、乳酸菌が入った食品はやその他の微生物を摂取して免疫力の向上やお腹の調子を整えていきます。

 微生物による免疫力の向上は常在菌の活性化が重要

常在菌が生体に働く作用―免疫系刺激作用―
 免疫系刺激作用とは、常在菌が免疫系を刺激して免疫能力や抵抗力を強くする作用のことです。実験で、常在菌をまったく有しない無菌室で飼育した動物は一般に細胞免疫が低いレベルにあることがわかっています。常在菌とともに共生する事で免疫力の強化につながることを知っておきましょう。

今回試す微生物は乳酸菌と酵母菌です。

     乳酸菌 酵母

 

 

 

 

 

 

 

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「酵母と乳酸菌」お互いに助け合う関係!リンク

酵母とは!

酵母(微生物)は、自然界の空気中にどこにでもいて、あらゆるところに生息しています。 地球上に存在する生物を大きく分けると原核微生物(細菌や藍藻)と真核微生物(動物・植物・菌類)に分けられ、酵母はこの真核微生物(動物・植物・菌類)です単細胞の微生物で、運動性はなく、細胞壁を持っています。光合成能はなく、栄養は周囲の栄養を分解吸収して増殖します。

酵母の大きさは、直径が510μ(マイクロメートル/1㎜の100分の1200分の1100億個が集まって1 g 程度の重さでかたちはつるりんとした卵形で、体の一部から芽を出しては増える出芽増殖で、この酵母の増殖時の形の違いにとよって出芽酵母と分裂酵母に分かれます(分裂した酵母の元の酵母には出芽痕、分裂した酵母には出生痕が残ります。) また酵母色は無色ですが光を拡散し、たくさん集まると白く見えます。

※私達がよく耳にする、パン酵母やビール酵母などが属するサッカロミセス・セレビジエは出芽酵母で、分裂酵母はスキゾサッカロミセス・ボンベです。
 





味噌ビールパン

 

 

 

 

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酵母の種類は約3 5 0 種類ほどありますが、一つの種類の中にもいろいろな酵母が存在しているため、実際はもっと多くの種類の酵母が存在していると言われています。でも現在活用してされている酵母はその中の3~4つ程度のようです。

酵母は、糖類(ブドウ糖、果糖、ショ糖、麦芽糖)やデンプン質・タンパク質(但し分子が大きいために麹や麦芽などの分解酵素の助けを借ります。)を分解吸収して発酵することでアルコールと炭酸ガスを排出します。この発酵という働きを利用活用すると酒・パン・味噌・チーズなどを作る事ができるのです。酵母は空気のある、なしで変わり、空気のある時はグリセロールやアルコール、乳酸、酢酸などの有機酸も分解吸収します。

酵母が発酵しやすい環境として、培養温度は2830℃、糖分は2%くらいで、酸素が十分ある好適な条件で約90分ごとに2倍ずつ増殖していきます。但し、ずっと増殖するのではなく、アルコールが10 %を越えた時や酵母の数が増え過ぎると自然に止まります。

※酵母は、空気中どこにでもいて、パンやワインは発酵した酵母が作り上げた代表的な食べ物ですし、身近な酵母を自分で育て食べられる、ヨーグルトや味噌、漬物、醤油などの発酵食品・・・これなら、皆さんにもチャレンジする事ができますよ!

 

乳酸菌とは!

乳糖やブドウ糖を分解して乳酸を生産し乳酸発酵をつくる細菌の総称で、この乳酸菌は糖質を発酵させ乳酸を生産し、エネルギーを得ながら生育する細菌の総称を乳酸菌と言います。
乳酸菌の主な働きとして、食べ物を腐敗させることなく、ビタミンの合成や消化・吸収を助け、感染の防止や免疫機構の強化を行います。
乳酸菌は、さまざまな発酵食品の製造に用いられており、主なものとしてはヨーグルトや乳酸飲料などの発酵乳製品、キムチや浅漬け、ピクルス、ザワークラウトなどの発酵植物製品、鮒寿司などが挙げられる。乳酸菌による発酵は、これらの食品に酸味を主体とした味や香りを与え、また乳酸によって食品のpHが酸性側に偏ることで、食品の腐敗や食中毒の原因になる他の微生物の繁殖を抑えて食品の長期保存を可能にしてくれますしかしながら、他の発酵食品の製造過程で乳酸菌が雑菌として混入して、問題になることもあります。(ラクトバシラス属のL. fructivorans、L. hilgardii、L. paracasei、L. rhamnosusなど)アルコールに強い乳酸菌は、酒類の醸造、発酵中に混入・増殖すると、異臭や酸味を出し酒の商品価値を下げてしまいます。

 

その為に、日本酒醸造の現場ではこれを火落ち又は、腐造と言い、これらの菌は「火落ち菌」として造り酒屋たちから嫌がられていましたが、混入した乳酸菌によって醸造後に腐敗するのを防止する手法として、火入れと呼ばれる低温殺菌法で、醸造した酒を65℃の温度で23秒間加熱すれば、これらの菌を殺菌する事ができます。(火入れは江戸時代頃から行われていました。)ワインも同様に保存中に乳酸菌発酵によって異臭や酸味が生じることがありましたが、ルイ・パスツールの研究によって、食物が腐敗するメカニズムが解明され、その結果パスチャライゼーションと呼ばれる低温殺菌法の発明につながりました。

この乳酸菌は酸素が少ない場所や酸素のない場所でも生きられます。ブドウ糖を分解吸収したり、酸素がある、なしに関わらず生きられるなど、酵母と特性が似通っていますが、乳酸菌と酵母は全く別の菌です。でも、発酵性のある酵母は乳酸菌と生息場所が同じなので助け合って仲良しなんです!乳酸菌の分泌物が酵母の成長を助け、酵母の分泌物が乳酸菌の成長を助ける関係なんです。

 

乳酸菌の働き 酵母の働き_2

 

 

 

 

 

 

 

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 乳酸菌と酵母を毎日摂取して、腸内の常在菌を活性化して、免疫力の向上に向けて取り組んでいきます。

List    投稿者 seibutusi | 2014-09-23 | Posted in ⑩微生物の世界No Comments » 

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