2020-03-19

意識と宇宙の正体の解明

 

原始人類の自然認識と佐野千遥「大統一理論」~エーテル繊維の繋がりが、光も熱も重力も作り出す

との 興味あるブログ記事が有りました。今回は、生物史から少し離れますが、佐野千遥が唱えている説に「霊魂の厳密科学的存在証明」が有ります。http://www.rui.jp/tb/tb.php/msg_300601

>現代人は、霊魂の存在を認めようとしていません。これは「証明出来ない事は存在しない事である」とする近代科学の考え方です。しかし佐野博士の理論をもってすれば霊魂も科学的に証明できるのです。

 

そして、マックス・プランク研究所からの記事【意識と宇宙の正体の解明】をINDEEPで紹介されていました。

https://indeep.jp/our-consciousness-is-perfectly-eternal/

原始人類の自然観(自然の摂理)に現代物理学も近づいてきたのではと考えられる。

__________________________________________

意識と宇宙の正体の解明

マックス・プランク研究所というのはドイツの研究機関ですが、これまで、33人のノーベル賞受賞者を輩出している世界トップクラスの学術研究機関といえるかと思います。

なお、記事の中に出て来るロジャー・ペンローズ(Roger Penrose)博士という方は、英国の署名な宇宙物理学者であり、理論物理学者です。

ペンローズ博士は「量子脳理論」というものを提唱していまして、これもまた難しい話ですが、以下のように説明されます。

量子脳理論

ペンローズは、脳内の情報処理には量子力学が深く関わっているという仮説を提示している。放射性原子が崩壊時期を選ぶように、物質は重ね合わせから条件を選ぶことができるといい、意識は原子の振る舞いや時空の中に既に存在していると解釈する。

量子から見た死「人間の細胞は魂として存在する量子情報を運ぶ」

Quantum Death –“Human Cells Carry Quantum Information That Exists as a Soul” Daily Galaxy 2020/03/14/

私たちが生きているこの物理的な宇宙は、私たちの知覚に過ぎない。そして、私たちの肉体が死ぬと、その向こうには「無限」がある。

また、人間の死後、その意識が平行宇宙に移動すると確信している科学者たちもいる。ミュンヘンにあるマックスプランク物理学研究所の研究者たちは、以下のように示唆している。

「死後に広がるその《向こう》は、はるかに巨大な無限の現実であり、その向こうの中には、この今の世界もルート上にはあります。この現在の現実のような存在の平面での私たちの生活は、すでに来世に囲まれています。肉体は死にますが、精神的な量子場は続くのです。この考え方に基づけば、私たちは永遠です」

マックス・プランク研究所の物理学者たちは、英国の物理学者であるロジャー・ペンローズ氏の主張に同意している。

ペンローズ氏は、人が一時的に死亡した時に、微小管(細胞の中にある微細な管状の構造)から、この量子情報が宇宙に放出されると主張する。しかし、蘇生された場合、量子情報は微小管に戻される。それが臨死体験につながっていると。

「もし彼らが復活せず、死亡したならば、この量子情報は魂のように、おそらくは無期限に体外に存在し続ける可能性があります」とペンローズ氏は言う。

科学者スティーブ・ポールソン氏は、88歳のペンローズ氏のこの理論を、意識の量子の起源に関する「大胆かつ恐らくは実に奇妙な理論」としてとらえている。

ポールソン氏は、私たち人間が豊かな精神的生活を持っていることを説明するためには、神経科学を超えて、量子力学の神秘的な世界に進まなければならないと考えている。

この「量子脳理論」と呼ばれる理論は、理論物理学者のペンローズ氏とアメリカの麻酔科医スチュワート・ハメロフ氏のふたりにより提唱された。現状では、この理論をどうすればいいのかは誰にもわからず、また、この理論は間違っているとする科学者も多い。しかし、ペンローズ氏の物理学に対する貢献を考えると、この理論を理解できないと放置することもまた愚かなことだとポールソン氏は言う。

ペンローズ氏とハメロフ氏は、「意識」とは、量子レベルで保存された情報であると結論づけている。

そして、彼のチームは、「タンパク質ベースの微小管」に「量子情報」として、「原子以下のレベル」で保存された情報を運ぶことを発見した。

量子コヒーレンス(確率的に得られる二つの状態が決定されていない状態)は、微小管、脳のニューロン内のタンパク質構造で起こるというのがハメロフ氏の考えだった。

微小管とは、真核細胞(細胞骨格の一部)内部の管状構造であり、細胞の形状や細胞分裂を含む動き(有糸分裂中の染色体の分離)を決定する役割を果たす。

ハメロフ氏は、微小管がペンローズ氏の理論で探していた量子デバイスであることを示唆している。

ニューロン(脳を構成する神経細胞)では、微小管はシナプス接続の強度を制御するのに役立ち、そのチューブ状の形状は、より大きなニューロンの周囲のノイズからそれらを保護する可能性がある。

ペンローズ氏は、インタビューでポールソン氏に以下のように述べた。

「何というか、宇宙が存在する理由は、私たちの意識があるからなんです」

続けて、ペンローズ氏は以下のように述べている。

「私たち自身の宇宙が、意識に向かって好意的に処理されているかどうかはわかりませんけれどもね」

再生医療の専門家であるロバート・ランザ氏は、著作『生物中心主義を超えて』の中で、ランザ氏が提唱する新しい科学理論は、私たち人間は不滅であり、時間の外に存在すると言う。

ランザ氏は、死は時空を超えた世界では存在しないと言う。彼の新しい科学的理論は、死は私たちが考える最終的な出来事ではないことを示唆している。

ランザ氏はこのように言う。

「宇宙の数は無限であり、起こりうるすべてのことがすべての宇宙で発生します。これらのシナリオでは、本当の意味での死は存在しません。すべての可能な宇宙は、それらのいずれかで何が起こるかに関係なく、同時に存在します」

「個々の肉体は滅する運命にありますが、生きている感覚、つまり「私は誰だろうか?」という部分は、脳内で機能するエネルギーのほんの僅かに過ぎません。しかし、このエネルギーは肉体が死んでも消えることはないのです」

「科学の最も確かな公理の 1つに、エネルギーは決して死なないということがあります。作られることも消え去ることもあり得ません。しかし、このエネルギーが、ある世界から別の世界を超えられるのかもしれない可能性についてはわかっていないのです」

List    投稿者 seibutusi | 2020-03-19 | Posted in ⑧科学ニュースよりNo Comments » 

トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:
http://www.seibutsushi.net/blog/2020/03/5422.html/trackback


Comment



Comment